二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜
日時: 2011/01/29 16:54
名前: 璃音 (ID: j94.kxUq)

こんにちは。スランプから回復した梨音改めて璃音です。漢字をもじっただけです。
シリアス系小説です。書き方が違ったりうんぬんです。よろしくお願いします。

荒らしは来ないで下さい。そして、ともかく読んだらちょくちょくコメント下さい><協力お願いします。。

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Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.6 )
日時: 2011/01/31 17:56
名前: 璃音 (ID: D1ySZU7X)

第四章〜風紀委員ジャッジメント内での噂〜


とある日の午後。4人の中学生が木の下のベンチに腰掛けて、クレープを食べていた。

「お姉様。この噂、ご存知ですの?」

と栗色のツインテール少女・・御坂の後輩、白井黒子が言う。

「何が?」

クレープの中のクリームが頬に付いていてかわいらしい御坂。

「最近、裏通りで研究員や学生が重傷を負っているんですの」

奇妙なクレープを食べながら白井は説明する。

「あ!それって・・・」

これは頭の花飾りが特徴な初春飾利である。

「えぇ。沢山の能力でやられていますのよ。傷からして、想定レベルはレベル5の集団ですの」


「学園都市の書庫バンクを調べた結果、なんだか怪しい能力者達を見つけ出しんですけど、彼らは全く友人関係なんかがなくて・・・・」


「へぇ・・・大変ねぇ」

「呑気に言ってますけども、お姉様。お姉様にも充分関係ありますのよ?」

不安げな顔をする白井。御坂が相当心配なのだろう。

「大丈夫よ。私が襲われる事なんてないから」

とクレープを口に運ぶ御坂。

「そーですよ!白井サン!この御坂さんがやられちゃったら世界が終わるくらいにびっくりしますよ?私」

冗談を交えつつ話すロングヘアーの少女は佐天涙子だ。

「いやいや・・そんなに大げさにしなくても・・」

思わず吹きそうになる御坂を尻目に

「実はこの重傷を負った被害者の中にお姉様のクローンがいますのよ」

と真剣そうな白井。

「「御坂さんのクローン??」」

初春&佐天は顔をくっつけてこちらに聞いてきた。

「———!」

御坂は思わず食べていたクレープを口から離す。


「傷のほうは?」

とこちらも真剣そうな顔をする。

「今までの被害者よりは軽いですわ。左腕を火傷していましたの。でも彼女は裏通りじゃなくて、公園のベンチに寝かされていたんですのよ。綺麗に。しかもご丁寧に濡らしたハンカチが巻いてありましたの」

さらに険しくなる御坂と白井。それに吊られて初春と佐天も真剣になる。

「しかも不自然な事に、被害者の皆さん、その事に関して記憶が消されてるうえに傷の処理がされているから、死んでないんですよ」

みんなそろって険しくなる。

「記憶が無い?でも妹達はミサカネットワークってのがあって、記憶を共有してるんだから今いるミサカを調べればどこかに一件くらいはヒットするんじゃ・・・」

御坂はそう唸るが、

「だめでしたわ」

「どこにもないんです。その記憶が」

とジャッジメントの2人組は口をそろえて言う。


「次はお姉様かもしれませんわ」

と白井。

「気を付けて下さいね!」

と初春。

「裏通りは通っちゃだめですよ!」

と佐天。


「えぇ・・・」

その頃には御坂がクレープを食べ終わっていた。

Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.7 )
日時: 2011/01/31 18:17
名前: 璃音 (ID: MxRrFmUb)

第五章〜上条の苦痛 前編〜

あの4人が会話した夜の事。上条はかなり ドキドキ していた。とゆうか、ハラハラしていた。


その事情はあの転入生、瀬梛憂理が原因だった。

インデックスが昨日の夕方、

「いつでも来ていいからね!」

などと言ったため、本当に夜に

「私・・・1人じゃ寝れないんです・・・」

とやって来てしまい・・・・。せっかく今日はインデックスからベッドを奪い返して、寝れるのに、彼女に譲る事になった。しかし彼女は

「いいですよ。無理やり来たんだから・・・・」

と拒否したので上条は平和に寝れる。


しかしそれだけでは終わらなかった。
彼女は11時頃に

「あの・・・寝付けないんで・・・・・・一緒に寝ちゃっても・・・・・いいですか?」

と現れたのだ。

しかし上条は寝ぼけていたため、適当に返事をしたのだ。しかも、その返事をした直後に

「はぁ!?」

と眠気が今更のように覚めてしまい、しかも不幸な事に彼女はすでに隣にいた。


そして彼女と一つのベッドで寝ているわけだ。

「うぅぅぅ・・・不幸だ・・・・!」

上条は顔が真っ赤で冷や汗が吹き出して、頭の思考回路はショート寸前だった。

しかも最悪な事に彼女はさらに近づいてきた。

(うわうわうわ!来るなよぉ!)

Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.8 )
日時: 2011/02/01 19:01
名前: 璃音 (ID: c1Cj7oJq)

第六章〜上条の苦痛 後編〜

「・・・・よし」

上条はある意味開き直り、起き上がろうとした。が、やはり彼女が側にいるため起き上がれなかった。

「・・・っはぁぁ」

と深いため息をつく。

「・・・・アレ」

上条はハッとして彼女を見る。
彼女の頬には涙が流れていた。


(なんで泣いてんだろ?・・・・まさか1人で寝れない理由ってコレ?)

なんて、考えていた。

「ぅ・・・・・ぅぅぅ・・・」

と瀬梛から小さく唸る声がする。彼女は唸りながら上条にうずくまった。

「・・・・・・」

その後、なんとなく眠くなってきて—————————————————————————————



気付けば朝になっていた。


「・・・・んぁっ・・・」

上条は半分寝ぼけながら起き上がろうとする。しかし、起き上がれなかった。
何が起こっているのかと横を見ると、瀬梛がいた。

(うわぁぁぁぁぁッ///ななななッ・・・・何が起こってるんだ!?って、コレはヤバい!インデックスに見つかったら間違い無く・・・・噛まれる!)


「・・・・あ!・・・・と・・うまぁ?な〜んで隣にゆうりがいるのかなぁ?」

嫌み気に言うインデックス。顔は笑っているが、なんだか恐ろしいオーラが漂っている。そんな時に限って、上条は身動きがとれないのだ。

「いやいや!誤解だって!コレにはいろんな事情が・・・!」

上条は弁解を試みるが、インデックスには通じない。

「と〜う〜ま〜!」


インデックスが大声で叫んだ後に

ガブッ

と変な音がしてさらに

「ぎゃぁぁぁぁ!」

と言う上条の叫び声が響いた。その衝撃で瀬梛は目が覚める。

上条は沢山噛まれていて、頭が特にひどかった。

「すっ・・・すみませんっ・・。私のせいで・・・・」

瀬梛は起きてすぐに謝りながら上条を手当てした。

「いや・・・・・・」

上条はうんざりしながら噛まれたあちこちを見て「うわぁ」とぐったりする。


「とうまのバカ!ふんだっ」

と可愛らしく怒るインデックス。



(ったく・・・朝から不幸だ・・・—————)

Re: とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.9 )
日時: 2011/02/01 19:04
名前: きらら ◆MMWhrZ10XI (ID: 5mye3e0/)
参照: http:// id31.fm-p.jp/189/inndextukusu/

来るの遅くなってもうしわけないです(・。・;
超神文じゃないですかっ!私のは、一般人の格下ですじゃっ
コメしつれいしますです。

Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.10 )
日時: 2011/02/01 21:00
名前: 璃音 (ID: JOS6d.XR)

第七章〜実験〜

夕方・・・いや、すでに夜と言った方が良い程薄暗い時刻・・・。上条は1人、寮に向かって歩いていた。

「あ〜あ。暗い暗い」

上条は空を見上げながら裏通りに入る。

すると

「まてぇ!」

と聞こえて来た。

(え!?オレかよ?)

と思い、ふと立ち止まる。

「誰が止まるもんですか!」

なんだか聞き覚えのある声が聞こえた気がして、上条は上を向いた。すると・・・

「えぇ!?えぇぇぇぇ!?」

と上条の叫び声とほぼ同時に空間を切り裂くようにして《何か》が落ちてきた。


ドサッ・・・・と上条の体に何かが乗っかっている。

「ったたたた・・・何だよ・・・」

「いたたた・・・何?」


と何かは下を向き、上条は上を向いた。その時、目が合って

「「あ」」

思わず叫んでしまった。その何かとは瀬梛だったのだ。しかし、それも束の間。

「よし!止まったぞー!かかれぇ!」

と掛け声らしきものが聞こえ、こちらに近付いてくる。

「っ・・・!こうなったら空間移動テレポートで・・・!でもッ・・上条君の右手が・・・・」

瀬梛は考えた末、

「こっち来て!」

と上条を引っ張って裏通りの奥へと進んでいった。

「え?え?何?何が起こってんの??」

いきなりの出来事に理解が追いつかない上条。

「説明は後でね!」

全力疾走をする2人。


「まてぇぇ!」

更に追ってくる誰か。ふと後ろを見ると、白衣を着た研究者達が追ってくる。

(なんで研究者が?そもそもなんで瀬梛が追われてるんだ?)

「・・・———ッ!ごめん。上条君。ちょっと向こうに行ってて」

上条をドンッと押して、次の角へと行かせる。

「ちょ・・・少女1人を置いて逃げれるわけねぇだろ!?」

と後退りする上条。しかし、瀬梛はお構い無しに

「早く!!」

と叫ぶ。

「・・・・」

上条は気に食わないようだったが、そのまま進んでいった。しかし、角からこっそり瀬梛を見ていた。流石に放っておけないのだ。

「・・・・ハァ。別に、私はこんなDNAマップになんか興味は無いわよ。でも・・・・っ。実験・・・なんですよ」

瀬梛はそう言い残して、手の甲から青白い炎が放たれる。

(実験?てか瀬梛って無能力者じゃ・・・なんで発火能力パイロキネシスを・・!?)

「まさかっ——!お前は《あの》!?」

と研究者達が言い終える前に彼女が炎を当ててしまう。しかし、運良くその電撃は外れた。

「私だって・・・やりたくてやってる・・・わけじゃないんだから・・・・。せめて協力して下さいよ・・・・!」

怒り紛れに今度は空間移動テレポートまでして電撃を放電する。

(今度は空間移動テレポートにビリビリ!?なんなんだアイツ!?)


「ぐぁぁぁ!」

次々に倒れていく研究者達。

「・・・・・・・どこ怪我したんだろ」

そう言って彼らに近付く。

「やっ・・・止めろ!殺さないでくれ!」

「大丈夫ですよ。私にそんな主義はないですから。どこを怪我したんですか?」

ポケットからバンソーコーを取り出す。







「さてと、記憶も消したし・・・・」

そう言いながらこっちに走ってくる。

「あれ・・・上条君?」

「いや・・・・あの・・ごめん。見てた」

上条は頭を掻きながら謝る。

「・・・そっか」

瀬梛は少し落ち込むが、

「説明は帰ってからしますから!」

と走って向こうに行ってしまった。

「え!?帰ってから!?てかオレの家でかよ!」


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