二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜
日時: 2011/01/29 16:54
名前: 璃音 (ID: j94.kxUq)

こんにちは。スランプから回復した梨音改めて璃音です。漢字をもじっただけです。
シリアス系小説です。書き方が違ったりうんぬんです。よろしくお願いします。

荒らしは来ないで下さい。そして、ともかく読んだらちょくちょくコメント下さい><協力お願いします。。

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Re: とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.1 )
日時: 2011/01/29 09:36
名前: 璃音 (ID: cEkdi/08)

第一章〜とある出会いと転入生〜


ウィーンとコンビニの自動ドアが開き、ツンツン頭の少年・・もとい上条当麻が出てきた。

「うわ・・暗ッ!そんなにコンビニに居たのか?オレ」

とブツブツ呟きながら歩いていると

「ハァッ・・ハァッ・・・」

と健気に走る少女が居た。

(元気だなー・・)

とか呑気に思っていると後ろから

「待ってくれ〜〜」

とふざけたような声のスキルアウト達が彼女を追い掛ける。

「しッ・・・しつこい!」

と彼女は言い放つが、彼等は追ってくる。

そんな光景を目の当たりにした上条はもちろん黙ってはいない。彼女を追う、スキルアウト達の前に立ちはだかる。

「なんだお前!」

とデカい奴が上条に向けて言う。

「てめぇら、1人の少女相手に大群で追いかけ回すなんて、ヒドいとか思わないのか!」

といつもの説教をかます上条に

「どけろこらぁ!」

とムカつくデカいスキルアウト。しかし、上条はそれだけの事でビビったりはしない。

「あッ・・あの・・・」

と彼女が後ろからチラリと上条を見つめた。

「早く逃げろ」

と上条は彼女の顔も見ずに言う。

「あ・・りがとうございます」

と言い残し、走り去っていった。上条はふと、後ろを向いた。彼女は霧ヶ咲高校の制服を着ていて、深緑の髪色で腰までのハネたロングヘアーだった。

(へぇ・・・ちょっとかわいい・・・)

と思い、ぽけっとしてしまった。

「何やってんだコラァ!」

と怒るスキルアウト達。それでようやく我に帰る上条。


そして事態は急転。さっきまでカッコよかった上条も、彼等の前ではただの無能力者。

「うわぁぁぁ!」

と叫びながら全力疾走する上条はもはや無様としか言いようがなかった。






そんな事があった次の日——

ざわつく教室に1人シーンとする上条に声をかける2人組。

「やっほーー。上ヤン」

と青い髪の青髪。

「しってるぜよ?上ヤン。今日、転入生が来るらしいにゃー」

と変な喋り方をするのは土御門である。

「は?転入生?」

謎だらけの顔をした上条に

「なんでも、霧ヶ咲高校から来るらしいぜよ」

と付け足す土御門。

「霧ヶ咲高校?」

とさらに謎だらけな顔をする上条だが、

(霧ヶ咲高校ってまさか昨日の?まさかまさか。)

と考えていた。

「女子かな〜〜。やと嬉しいんやけどな〜♪見た目が幼稚園児くらいなのに脳は高校レベルのかわいい女子〜」

青髪はあいかわらずのロリコンだ。

「さすがにそりゃないだろ」

とウンザリしつつツッコミを入れる上条。

そんなザワザワした教室のドアが開き、幼稚園児か小学生か・・・ギリギリな背丈の子供・・ではなく1年7組の担任、月詠小萌が入って来た。

「はぁ〜〜い♪皆さん、おはよぉございま〜すぅ!」

となんとも子供じみた喋り方をする小萌にクラスの上条を除く男子達が

「センセー!転入生は女子ですか!?」

とワイワイする。

「あらまー・・もう情報が来てましたかぁ??ではでは言いましょう!・・・・・喜べ〜!野郎共ぉ!残念でした〜。子猫ちゃん。さぁさぁ入っちゃって下さ〜〜い♪」

とドアの方をクラスの全員が向くと・・・その先には昨日の少女が居た。

(やっぱりか・・。てか、かわいい・・・)
やはり上条はぽけっとしていた。

「じゃぁ、自己紹介して下さい〜♪」


「あ・・ハイ。私は瀬梛 憂理です。無能力者ですけど、よろしくお願いします」

少女の名前は瀬梛憂理と言うらしい。

「じゃあ、瀬梛ちゃんは上条ちゃんの席の前に座って下さいね〜〜♪」

小萌は瀬梛に指示をした。

「わかりました」

そう言って上条の前の席に着いた。

「あ・・アナタは昨日の・・・上条当麻さん・・」


「え!?なんでオレの名前を・・」

(しかもフルネーム・・・)

「あッ・・・!いえいえ・・噂で聴いただけです。気にしないで下さい」




これが彼女、瀬梛憂理との出会いだった———


Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.2 )
日時: 2011/01/29 16:50
名前: 璃音 (ID: m/WW0M6t)

第ニ章〜妹達シスターズ実験道具おもちゃ


とある夕方、まだ上条が補習を受けている時間でのちょっとした出来事である。




とある少女は黒猫を抱いて歩いていた。

その目の前に現れた誰か。夕日の真ん前なので影がシルエットでしかわからない。


「アナタは誰ですか?とミサカは問いかけます」

彼女は妹達の一体、13033号だ。

「えっと・・・私?」

と言って、フッとシルエットが消える。

13033号はハッと後ろを向く。そこにはさっきのシルエットの正体と思われる少女・・・瀬梛憂理がいた。

「私は瀬梛憂理。アナタと似たような存在かも。えーっとアナタは・・・13033号?」

と瀬梛は首を傾げる。

その仕草と同時に13033号は黒猫を手放す。

「よく見分けられましたね。そうですよ。ミサカは13033号です。たいしたものですね。とミサカは拍手を起こしてみます」

と彼女は言葉通り拍手を起こす。

「まぁね。私もいろいろと研究者とコネがあってちょっと噂に聞いたことがあるだけなんだけど・・・まさか本当だったとは思わなかったよ。妹達を見分ける方法が」

とそこで瀬梛は激突に口を閉じる。

「何のご用でしょう?とミサカは首を傾げます」

「私ね、今実験中でね。ちょっと試さなくちゃいけない事があるの」

瀬梛は13033号をじっとみつめる。

「実験・・・ですか?とミサカは問いかけます」

と彼女は不思議そうな顔をする。

「うん。実験。それで13033号に協力してもらおうと思うの」

瀬梛はそこまで言い切って、うつむいてしまう。

「なぜ私なのですか?とミサカは不思議になります」

「いや、本当の事を言うと、妹達なら誰でもよかったの。アナタがたまたまいたから・・・それに実験の事を理解してくれそうなのが妹達だし・・ね」

と説明する。

「ごめんね」

そう言って瀬梛はシュッと消えて、13033号の後ろへまわる。

空間移動テレポート・・!?」

彼女は即座に頭の軍用ゴーグルを取り付け、サッと逃げる。

瀬梛は額から青白い電撃を放つ。

「・・・・!?」

13033号も電撃で対抗する。

さらに炎が13033号に向かい飛んでくる。

その瞬間に

(ごめんなさい・・・殺したりはしないから・・・ちょっとだけガマンしてね・・・・・)

と声が聞こえたかと思うと13033号にジュゥッッと炎が腕に当たる。

「ぅああああ!」

そう叫んだ直後、彼女はドサッと道端に倒れてしまった。


「・・・・・」

瀬梛は13033号を背負い、人の居ない公園のベンチに座らせた。そしてハンカチを水に濡らし、炎の当たった部分に巻きつけてやった。
そして彼女は公園を出て、裏通りに入る。そこでケータイを開き、電話をかける。

プツ・・っと音がして

『ちゃんとできたか?』

と変声機を通したような声がした。

「・・・・はい」

『そうか。ちゃんと電撃使い(エレクトロマスター)のチカラも使えたか。脳への負担が減ってきたな。』

と向こう側から聞こえる。

「・・・・」

『喜べよ。学園都市に1人も存在しない能力を持ってるんだぞ?お前は。じゃ、次はどーなるかねぇ。楽しみだ。んじゃ』

と言ってブツッと切れた。

「な・・・にが楽しみよ・・・・」

とケータイを握りしめる彼女の頬には涙が光っていた・・———。

Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.3 )
日時: 2011/01/29 17:20
名前: 璃音 (ID: c1Cj7oJq)

第三章〜新しい出会い〜

「あーあ!つっかれたぁ!」

と叫ぶ上条。

「てか、何で無能力者なのに瀬梛は居ないんだ?センセーも思いっ切りとぼけてたしな。見た目ほど脳は若くないのか?」

1人ブツブツと呟きつつ、カバンからカギを取り出す。が何か変な感じがしてそのままガチャッと開けてみる。

すると、普通にドアが開き、中からは

「とうまとうま!」

と可愛らしい声が聞こえる。しかし上条はその可愛らしい声に向かって

「コラァ!インデックス!お前またカギ閉め忘れて・・・る!?」

とびっくりしてカバンを落とす。
そこには昨日助けた・・・じゃない、転入生の瀬梛憂理がいた。

「ア・・・レ?なんでいるの?」

恐る恐る指差す上条。

「えと、昨日助けてもらったお礼・・に渡したいものがあって・・・」

と瀬梛は後ろから紙袋を出し、その中から箱を出した。その中にはチョコが入っていた。どれも高級そうであり、美味しそうだ。

「え?お礼?んな物別にいいのに・・・」

上条はスニーカーを脱ぎながらリビングに向かってくる。

「わぁ!すごーい!チョコだぁ!ねぇねぇとうま!食べていい?」

とさっきの可愛らしい声の正体のシスター、インデックスはヨダレを垂らしている。

「ダメだダメだ!」

と上条は反対するが

「いいですよ。でも、あくまでも上条君への差し入れなんで、あんまり食べないでね。シスターさん」

と瀬梛はインデックスにチョコをあげる。

「わーい!アナタってとうまよりイイ人だね!なんて言うの?」

とインデックスはすでに口の周りにチョコが着いている。

「私はね、瀬梛憂理って言うの」

「へぇ!じゃあ、ゆうりでいいかなぁ?」

「うん。いいよ!」

「あのね、私はインデックスって言うの!よろしくね!」

と2人が自己紹介を終わらせるとインデックスが

「いつでも来ていいからね!」

と付け足す。

「いやいやいや!ダメだろそれは!」

と焦る上条。

「じゃあ・・・申し訳ないですけど、そうさせて頂きます。1人は不安なんです」

と少し申し訳なさそうな顔で言う瀬梛。

「・・・ま、いっか」

と上条はハァとため息を付く。

「じゃ、チョコ貰うぞ」

上条は一つチョコをつまんで口に運ぶ。

「あ!それは・・」

と瀬梛が言いかけたが、上条はもう食べていた。


「うわ!苦ッッ!」

と咳き込む上条。

「すみません!注意するの忘れてて・・・・」

瀬梛はとにかく謝った。

「ケホッ・・不幸だ・・・・」




この先・・・。こんなに和んだ空気を壊すような出来事があるとは、誰も思わないだろう・・・————

Re: とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.4 )
日時: 2011/01/30 10:13
名前: 死神 (ID: VBgkspJi)

どうも死神ですm(_ _)m。

コメありがとうございました。

自分、瑠音さんの小説読んでいるので!!頑張ってください!!!

Re:とある魔術の禁書目録〜実験道具の少女〜 ( No.5 )
日時: 2011/01/30 20:28
名前: 璃音 (ID: j94.kxUq)

ありがとうございます!コメントを宣伝にしてしまいまして・・・・・・;;★葵★にも宣伝してもらってしまいました;;罪人並だ。。

ありがとぅございます!本当にありがとうございます!!


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