二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】桜吹雪の舞う頃に。
日時: 2011/08/13 08:46
名前: 圭 (ID: Q8MrRCmf)

はじめまして、圭というものです。
ホント、真面目にクリック感謝です←

さて、タイトルにもあるように銀魂の作品ですw
そして、真選組がメインです^^
さらにオリキャラもご登場です(藁

この時点で何言ってんのこの人の方、あーこういう系無理ーの方、荒らしの方は回れ右でーー


これらに当てはまらない人はどうぞ夢の国へ———…

>>1紹介,プロローグ
>>4愉快な仲間たち
>>7出会いは唐突に
>>9矛盾
>>10略奪
>>31日常は崩れ出す
>>33仲直りなんて必要ない
>>36>>37期待
>>38>>42>>44偶然?必然
>>45約束
>>48輝く(沖田side)
>>49いつも
>>50染まる
>>53予兆
>>57崩壊
>>62もう、戻れない
>>63桜舞う
>>64君に恋焦がれる
>>70きっといたずら



◆◇訪問者様◇◆

まろんけーき様
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森永 心愛様

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Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.42 )
日時: 2011/04/13 20:13
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

**偶然?必然。続**

走る。走る。

ただひたすらに———…


『空さんのお父さんがっ…辻斬りに!!!!』

草履が脱げても、構わず走り続ける。

ズシャァァッ…


道を歩いていた人とぶつかり、派手に転んだ。
両ひざからは出血。
頬も多少切れ血がにじんでいる

ぶつかった人は優しく手を差し伸べてくれたが、今はそんな暇はない。



「父さんっ———…」
やっと家に着き、父さんが寝ているとされる寝室へ急ぐ。


父さんの周りには近所の人たちが集まっていた。

「そ、らちゃ…」

私が来たのに気付いた一人が振り向く。
目には涙がたまっている


まさか———…


「そ…ら…」
かすれた小さな声が私を呼んだ。
間違いない

           
      父さんの声だ

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.43 )
日時: 2011/04/13 20:11
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

まろんけーき>>

うん。結構進んだ—(´∀`;)フゥー
またしても中途半端なところで中断

応援ありがと^^がんばるよっ(*´・ω・`)ノシ

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.44 )
日時: 2011/04/15 21:29
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

**偶然?必然。続**

「父さんっ!!」
すぐさま父さんのもとへ座り、父さんの手を握る。

その手を父さんは握り返してくれたけど、弱弱しくて
崩れ落ちそうだった。




「空…よく、聞きなさい…」
苦しそうに話す父を見るのは辛かった



「空、もし父さんがいなくなっても泣くな。
泣いても、父さんは戻ってこない…

お前の名前でもあるように、笑って空のようにみんなの事を見守るような人になりなさい。」


この言葉を聞いて、私は出そうになった涙を頑張って食いとめる。


          「はいっ!!」


震える声で返事をする。
すると、父さんはよくできましたと言って頭をなでてくれた。


いつものように、微笑みながら———…






そして撫でていた、父さんの大きな手はついに、


          力なく私の頭から落ちていった。



「父…さ…?」



待って、いかないで
あと少し。あと少しでいいから…

神様——…どうか、時を止めてください







父さんは、それからピクリとも動かなかった—————…

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.45 )
日時: 2011/04/16 20:21
名前: 圭 (ID: jd/Z3uOx)

**約束**

「お悔やみ申し上げます…。」

父のお葬式には、たくさんの人が来た。
近所の人、友達、親戚、

そして真選組の人も。




葬式は終わり、続々と人が帰っていく
家の外まで見送り、家の片づけをしようと振り返ると沖田さんが立っていた。

「沖田さん…?」


呼びかけには答えず、ただじっと私を見ている。
再び呼びかける

「沖田さ…  「空」


いきなり名前を呼ばれ、体がびくっと震える。
沖田さんの目はいつも以上に真剣で、どこか心の中を見透かされているようで———…

          怖い。



「無理するんじゃねィ…」



あぁ、分かってしまったか…
確かに辛かった。

父さんが亡くなり悲しむ人を慰めるのは。



私に、母さんはいない。
私を生んで死んでしまったそうだ。

父子家庭で育った私は、よくからかわれることもあったが別に辛くなかった。
父さんがいれば、それで良かったから



———…でも、今は私の生きる支えとなってくれる人が誰もいない。



だからといって、他人に甘えるのはよくない。
父さんとの約束を、「泣かない」ことを守るために…


「大丈夫ですよ…?無理はしてません。」

沖田さんの目を見て、微笑みながら言う。



「じゃぁ、何で涙が出てるんですかィ?」




おかしいな…今、笑ったはずなのに…


私の頬に一筋の涙が流れる。



父さん、ごめん
やっぱり笑えないよ…

       


        悲しい、悲しいよ———…

Re: 桜吹雪の舞う頃に【銀魂】 ( No.46 )
日時: 2011/04/17 15:58
名前: 菫 (ID: bkovp2sD)


やっと来ました!

遅くなってごめんね(泣

どうしてこんなに書けるの!?

ちょ→羨ましいです!

続きが楽しみです!

そういえば誰だかわかる?

更新がんばっネ☆彡


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