二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。
- 日時： 2011/10/27 20:29
- 名前： うっさー ◆OOs7K0umK. （ID: TWKNIdJ1）
- 参照： 大好きな君へ。“ありがとう”
はっじめましてー!!
それとも、こんにちは、ですかね??
うっさーッス!!!
………、うっさーッス!!!
大事な事なんで、二度言いましｔ((←
いやぁ、この機会に覚えてくれると、嬉しいッス!!
おっほん。
此処では、テニスの王子様の小説を書かせていただきます。
更新は遅かったり、早かったり、です。すんません。
コメント、感想、誤字などはバンバン言ってください!!
あ、辛口過ぎると、真面目に凹みます。
それと、1ヶ月に一回は>>0を見てくれると有難いです。
プロフなど付け足すことがあるので;;
*+お知らせ+*
★4月21日 21時頃にスレ立て★
*+end+*
【Chapterⅱ ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○】
↓ただいま、ゆっくりながら更新中。
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=18559
【*+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様●】
↓とうとう完結させていただきました!!
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15673
↑のの、少し前のヤツ。5話ぐらいしかありません。
ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=15437
皆様に、感謝を込めて。
***
ねェ、君と僕は違うよ??
別々の生き物、さ。
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- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.10 )
- 日時： 2011/05/27 00:03
- 名前： うっさー ◆OOs7K0umK. （ID: RAGGUceS）
- 参照： 鬼ごっこしましょー?? ほらほら、逃げ切れないと×ゲーム。
*+第3話+*
「ゆーし!! こっちに居たぞ!!」
赤い髪をした小柄の先輩が大声で叫ぶ。
「何でっ!!」
“こんなコトになってしまったの!!”
なんて、悲痛な叫びは誰に言えばいいのだろう。
***[1時間前]
琉祈は、クラスメイトの鳳長太郎に引っ張られ、テニス部の部室に来ていた。
「久し振りじゃねぇの」
なんて、笑って言う男に、琉祈は見覚えが無い。
「誰ですか。“私”帰りたいんですけど」
琉祈は、嫌そうな表情を隠さずに、鞄を肩に掛け直す。
(あれ。何か、違和感が…)
鳳は隣に居ながら、不思議そうに眉を寄せた。
「悪い話じゃねぇよ。今から、お前とレギュラーで“鬼ごっこ”すんだよ」
跡部が勝ち誇って言うと、琉祈は「は??」と言う声と呆れた顔。
「もし、部活終了の6時30分までに、お前が捕まったら、“臨時マネージャー”になってもらう」
跡部の声に、琉祈の眉が一層寄った。
「お前に拒否権なんざねぇよ」
「ふざけないでくれませんか?? 第一、私はテニスのルールなんて」
「“知らない”?? 今日の体育の授業であんなに動いてた奴の言う台詞じゃねーな」
琉祈は、驚いてから鳳をチラ見する。
「兎に角、今から15分後にスタートだ。おい、樺地」
ウス、といつも通りの声で返事をすると、少し何かを伝えた。
「さてと、お譲ちゃん。跡部な、こうなったら聞かへんねん。逃げた方がええで??」
胡散臭い笑顔を見ると、琉祈は鞄を近くにあった机に投げて置いた。
上着のポケットに、携帯一個と少しのモノを忍ばせて。
***
“ルールは、10秒間掴まれたらお前は捕まったことになる。場所は校内全部だ”
先ほど、樺地に言われ、全員の写真とメルアドを貰った琉祈は、苛立った様子で校内を彷徨っていた。
「つか、鬘を貰ってもねぇ?? 僕はこんなの被んないっつの」
貰ったのは、銀髪の鬘。
嗚呼、まるで昔の自分の色みたいだ。
「家に帰りたい」
誰かが居るわけじゃない。
でも、だからこそ。
「こんな場所よりも、美しいんじゃなぁい??」
僕は、いつから、君を見なくなってしまった??
***
「っ!! 現役に追いかけられたら、捕まるって!!」
と言いながら、岳人から逃げる琉祈。
「っと、捕まえた!!」
ぎゅっと掴めば、琉祈は表情を歪めながら「痛っ!!」と声を漏らす。
慌てて、謝りながら岳人が話せば、思いっ切りスネを蹴る。
今度は、岳人が声を出す番だった。
「絶対に、なりたくないんですよー」
へへへ、と彼女は得意げに笑ってから、外に走っていく。
***[屋上]
「雨咲先輩。もう最悪ですよー」
“あー。仁王はいつもそんな感じだよね”
「どういう意味ッスか…」と、琉祈の溜息交じりの声が響く。
“今、鬼ごっこ中??”
雨咲は聞きながら飲み物の飲んでいる音。
「まぁ。ってか、またフルーツオレ、飲んでるんですか?? 好きですよねー」
あははー、と琉祈は笑って言う。
“これに敵う飲み物は無いでしょ”
「僕にはよく分かんないですけどね。あ、今の制服着心地良いんスよ」
琉祈は、メントスを一つ口に放り込む。
「男子制服ですけどね。流石、氷帝」
琉祈は電話をしながら、下にある屋上唯一の扉を見た。
因みに、琉祈が居る場所は、給水塔の上。
“へぇー。良いじゃん。あ、私部活あるから。じゃ”
慌てて切った雨咲を、琉祈は少しだけ笑う。
「さてと、此処も危ないから逃げよっと」
トン、と軽やかに降りると、ポケットに手を突っ込む。
「馬鹿相手だし、最後まで騙してあげるよ」
ニヤリ、と彼女は口角を上げた。
***[終了まで後17分]
「おい、そこのお前」
跡部はすれ違った、男子生徒に声をかける。
「あ、えっと。跡部会長、何ですか??」
目が見えないメガネをかけていて、短めの髪の男。
「此処で、女子生徒を見なかったか??」
振り返った跡部と、呼び止められた男。
「女子生徒、ですか??」
不思議そうに首を傾げる男子生徒。
「あぁ、そうだ。男子制服を着ていて」
跡部はそこで区切ると、ニヤリと口角を上げた。
「“お前”と同じ奴だ。“仁王 琉祈”」
跡部の言葉に、一瞬にして彼の雰囲気が変わる。
「へぇ?? 分かってたんだ。大失敗」
メガネを外せば、そこには見知った顔。
「俺様のインサイトなめんじゃねぇよ」
ふ〜ん、と琉祈は小さく呟いた。
「でも、残念だね」
「何がだ。俺様はお前を捕まえられる」
「はは。やっぱ、見破っても馬鹿じゃん」
跡部が眉を寄せると、彼女は跡部を見る。
「“詐欺師”の妹がそう易々、貴方達に引っ掛かるとでも??」
此処は一階。
窓から出て、全速力で走れば、風が髪を触っていく。
「後、ごっ、ふん!!」
走って走りまくった後だった。
ふいに、誰かに腕を掴まれる。
「無理に走ってるみたいだけど、大丈夫〜??」
掴まれた腕の力は強すぎて、琉祈は足を止めてしまった。
「あ、い、急いでるんで!!」
そう言っても彼の力は緩むことはない。
「ジローが、協力するなんて珍しいやん」
ふいに、琉祈の後ろから現れた彼は、不思議そうに金髪を見てる。
「んー?? 良いじゃん、俺だって欲しいＣー」
金髪がニコニコ笑って言うのと同時に、鐘が鳴り響く。
「残念だったなァ、お譲ちゃん」
胡散臭い笑顔で忍足が言えば、琉祈は睨み付ける。
忍足は、手を伸ばして、琉祈の鬘を外した。
「まさか、ポケット中にそないなもん、しまっとったなんてな」
「小道具使ってはいけない、と言われてませんからね」
ジローが手を離せば、琉祈は忍足から鬘を奪い取る。
「ま、とにかくや」
ニッコリ、と忍足が笑うのと同時に、琉祈の眉間のしわが増えた。
「お譲ちゃんは、今日から“男子テニス部マネージャー”決定や」
“貴方は人を不愉快にさせるのが上手いのね”
彼女は、ニコリともせず、僕に向かって言う。
“そんな貴方には、×ゲームがないと、ね??”
ルールは簡単。
僕が生徒に捕まったら、そこで終わり。
逃げ切ったら、僕は許してもらえる。
捕まったら、もっともっと酷い罰を与えられるんだ。
雅治と雅治の友達の、怒鳴り散らす声が耳から離れてくれない。
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.11 )
- 日時： 2011/05/05 13:46
- 名前： 扉 ◆A2rpxnFQ.g （ID: ycpBp.uF）
2話と3話途中、見ましたよー!!
何か、すごく2話鳥肌だったｗｗｗｗ
カッコ良いよ、ハンパないよ!!
3話も、保留取り楽しみにしてますー
扉が鬼ごっこやるなら、宍戸サンに捕まりにいきます←
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.12 )
- 日時： 2011/05/06 20:27
- 名前： うっさー ◆OOs7K0umK. （ID: bG4Eh4U7）
- 参照： 鬼ごっこしましょー?? ほらほら、逃げ切れないと×ゲーム。
マジッスか!!
何故にwwww
最後は、何故か鳳視線になってしまった←
でも、扉がカッコいい、って言ってくれるなら、2話もありだなwww
うゆー!! 頑張るぜぃえvv
wwwwww
しっしっどさーん!!!
ならならなら、うっさーは敢えて忍足に←
＞扉
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.13 )
- 日時： 2011/05/30 22:10
- 名前： うっさー ◆OOs7K0umK. （ID: RAGGUceS）
- 参照： どーぞ。頑張ってくださいね。(別に、思ってないけど)
*+第4話+*
「あさ、れん」
ピピピピピ、と煩く鳴る目覚まし時計を、苛立ちながら止めると、琉祈は起き上がる。
「だる」
ゆっくりながらも早めに着替えると、琉祈は鞄を取る。
ドアを開ければ、そこには誰もいないリビング。
「いってきます」
基本的に、朝何かを食べることはしない。
前はよく、兄に作ってもらったりしていたが、今はもうない。
高いマンションを出ると、深呼吸を一つ。
此処は、よく分からないが、かなりの階数があるらしい。
琉祈にとっちゃ、自分の部屋以外に興味は無いが。
「あれ、お前は、マネージャー??」
呼ばれれば、琉祈はゆっくり後ろを向く。
そこに居たのは、青い帽子を後ろ被りにしている人。
「あぁ、確か。鳳くんと一緒に居た」
異常にテンションが低い彼女を見て、宍戸は首を傾げる。
「三年の宍戸亮だ、宜しくなっ」
ニカッと彼が笑うが、琉祈の視線は彼の乗ってた自転車。
「ん?? あぁ、俺はいつも自転車で来てんだよ」
乗るか、と宍戸が聞けば、琉祈は無言で後ろに乗る。
「琉祈です。以後、お見知りおきを」
ぎゅっと、宍戸の制服を握りながら、琉祈は目を瞑った。
「んじゃ、朝練に遅れないうちに行くか」
歩きでも遅れないであろう時間に、自転車の二人。
(嗚呼、絶対に早く着くんだろうな)
それでも、歩きたくない、と言う欲には、勝てないのだ。
「………や」
小さく小さく、琉祈が呟く。
「ん?? 何か言ったか??」
宍戸が赤信号で、後ろを向けば、彼女は眠っていた。
「寝言か」
はぁ、と宍戸は溜息を付く。
後ろで眠られていては、スピードが出せない。
「いつもより、遅くなっちまうな」
平部員と打ち合う約束してたんだが、と宍戸は心の中で溜息を付く。
そのとき、ふいに、ぎゅっと、強く服を握られた。
「琉祈??」
宍戸は彼女の苗字を知らない。
跡部は、いつか分かる。と嬉しそうに笑っていった。
「あ、かや。ごめ、んなさい」
宍戸は驚いて、赤信号が青に変わっていくのが分からなかった。
***[部室]
「おはようございます」
さっき着いた琉祈はもう既に着替え終わっていた。
宍戸は、と言うと、琉祈の後に着替え、後輩達の所へ。
(自転車降りたときから、様子変だったけど、なんだろう)
ボールを磨きながら、琉祈は考える。
その間も手が止まることもなく、扉が開けば「おはようございます」と勝手に開く口。
「…い、おい!!」
誰かの叫び声に、現実に戻ってきた琉祈は、そっちを向く。
向けば、相手は驚いてから、じっと見る。
「何か??」
琉祈が不思議そうに、いや、と言葉を濁す相手。
「何ですか、跡部さん」
じっと、待っていれば、相手から聞こえたのは溜息。
「来ねぇと思ったのに、居たから驚いただけだ」
「君が言ったんでしょう?? 朝も来い、と」
「本当に来るなんざ思ってねぇよ」
「“私”も酷い言われようですね。そこまで腐ってないですよ」
イラついてる跡部と、無表情な琉祈。
周りから見れば、異様な口喧嘩、みたいなものだろう。
「りゅーきちゃん!!」
珍しく、朝練に出てきたジローは笑って琉祈の前に出てくる。
「おはようございます」
琉祈は跡部から、ジローに視線を移す。
「あれ、琉祈ちゃん??」
不思議そうに、ジローは琉祈を見た。
「今、起きた??」
ジローの言葉に、首を振る琉祈。
「じゃぁ、」
そこで区切れば、ジローは右手で目尻を触る。
「泣いちゃった??」
真剣にそれでいて、眉を下げてジローが言う。
だが、
琉祈はそれを聞くと、ジローの右手を叩く。
驚くジローと周りの人物。
「私、顔触られるの嫌いなんです」
ただ一言。
それだけ言えば、それじゃぁ、と言ってボールの入った籠を外に持っていく。
(馬鹿馬鹿馬鹿!! 此処では、“騙す”って決めたじゃん)
ぎゅっと、籠を強く握りながら下唇を強く噛む。
“お、おい!! 泣くなよ、琉祈には俺が居るし、先輩達も琉祈の味方だって!!”
それは、ニコニコと太陽のように笑っている君が、僕の泪を拭ってくれた時に言ってくれた言葉。
***
「口、切れてるぞ」
練習が終わった後、日吉が琉祈に向かって言う。
琉祈は、右手で拭ってから、あ、と薄い反応。
「あ、ってお前なぁ」
隣に居た向日は、溜息混じりに言う。
「お嬢さん、大丈夫か??」
忍足が聞けば、直ぐに琉祈は頷く。
「こんなの暫く経てば、消えちゃいますよ」
平然と言う彼女と、心配顔の周り。
「俺らが気になるんだよ」
宍戸は言うと、タオルで相手の口を被せた。
「んが」
「女らしくねぇ声だな」
「っ!! うっさいですよ。息苦しいんですけど、宍戸さん」
ギロッ、と言う効果音付きで、琉祈は宍戸を見る。
「こういうの洗うのめんどくさいんですよね、だる」
はぁ、と溜息と共に、タオルを自分のロッカーに入れた。
「これ、洗って返しますから。あぁ、放課後のタオルはこれ使ってください」
代わりに出したのは、右端に「RYUKI NIOU」と小さく書かれたタオル。
「え、いや、俺は」
宍戸が戸惑いながら受け取る。
「放課後使って返してくださったら、結構です。使ってなかったら、返品不可です」
琉祈は、では、と言うと、部室から出て行く。
それと同時に、校舎から朝練終了の鐘が鳴り響く。
「口切れても痛くないなんて、僕も相当、おかしくなっちゃったなぁ」
へへへ、と彼女は笑って言った。
凄く暖かい太陽は、まるで立海に居た、彼のようです。
- Re: *+テニプリ+*君の白い翼 と 僕の黒い翼。 ( No.14 )
- 日時： 2011/05/30 19:51
- 名前： 右左 （ID: 8hgpVngW）
- 参照： http://ameblo.jp/kaenclone
赤也……だと？
アッ!! すいません、初めまして?? ユーサです、右左です
タメ呼び全然オッケーなんでっ!!
いつも、楽しく眼福させてもらってます(*´ω`)ミューン
んと、スゴク文才がおありですね＼(^o^)／
フォレストの方も、いつも覗かせて頂いてます
貴女の作る作品はとても内容が深いモノばかりで、魅入ってしまってるのです^×^
なので、もっと親しくなる為にお友達きぼーしてます!!
うっさーｓの小説を読むと、脳内でもふもふしちゃいます←どーゆー状況だよ
つまり、フワフワっと、和やかになります笑
これからも、よろしくお願いしますね!!
また覗かせて頂きますっ^-^ゞ♪
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