二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【真実ト嘘】 稲妻長編小説
- 日時: 2011/10/05 23:24
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
「禁止よ、禁止。あたしの国に居る以上、それは守ってもらうから」
*。+。*。+。*。+。*。*。+。*。
この名前では、初めまして。<紅闇>と言います!
あ、上のは気にしないでください。
この小説の一種のプロローグみたいなものなので。
このスレは、イナズマイレブンの小説です。
思いっきり話がずれているので、大丈夫な方だけ読んでください!
○注意○
・駄文なのは見逃してやってください
・更新速度決まってません
速いときもあれば遅い時もあります
・キャラは…なるべく壊れないように頑張ります
・戦闘シーンあり=流血表現ほんの少しあるかも
いや、そういうの書くの苦手なので心配ご無用
・誤字脱字等あったらお知らせください
・荒らしさんはお帰りください
・パクリさんもさようなら
・その他意味不明な事を書く人もおさらばです
皆!荒らしコメは無視しよう!
○小説○《各章によって話の数が違いすぎるとか気にしたら負けです(キリッ》
・>>2設定 ・>>3設定2
★一幕「不穏な影 過ぎる人形」〜終〜
主人公出てきません。多分
中心人物等もご自由に考えてください
大体、始まり〜出発までのお話です
目次
・>>182
★二幕「人形の思い 仲間の想い」
長らく(?)お待たせしました、主人公出てきます
……多分だけど
二組に別れ、捜索、詮索しちゃいます
①詮索、捜索
・>>191 <はずれの図書館> ・>>197 <月花> ・>>198 <悪化>
②桜の王
・>>205 <桜> ・>>218 <春夏秋冬にて> ・>>219 <扉>
・>>230 <緑> ・>>236 <フェニックス>・>>243 <双子>
③異変
・>>249 <脱走姫> ・>>250 <黒> ・>>259 <空>
・>>260 <昔> ・>>268 <人格> ・>>276 <妹> ・>>277 <桜の迎え>
④桜との戦い
・>>294 <禁止> ・>>326 <最高の部下>
○その他○
・>>208 第二回 オリキャラ募集用紙
○現在の様子○
・更新再スタート
○応募キャラ○
<ダルヌ国隊員>
夜桜様
・>>36 月風 かがり(戦闘隊) ・>>37 優樹 つらら(親衛隊)
月影様
・>>38 時空 未来(戦闘隊) ・>>41 時空 過去(親衛隊)
ドロップ様
・>>42 紅 依林(戦闘隊)
向日葵様
・>>46 飛火 炎愁(親衛隊) ・>>60 草崎 深緑(戦闘隊)
<桜ノ国隊員>
ろくもり様
・>>224 睦実 梓
アラン様
・>>239 蓮川 憐
さくら様
・>>304 七瀬虹彩/コイロ・シーウェル
<春夏秋冬スタッフ>
夜桜様
・>>212 桜乃 心葉
<悪役>
向日葵様
・>>214 美川 風華
※何か間違いがあったらお知らせください。即行で修正します※
○お知らせ○
暫くの更新停止申し訳ありませんでした……
これから頑張ります!
5.2 スレ作成日
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- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン 一幕終了! ( No.194 )
- 日時: 2011/06/27 22:19
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 二幕スタートォォ!!
夜桜
始まるよぉぉぉ!!((
図書館てほぼ俺得((((((
その辺はノーコメントです、フフフ。
月花さんについて、ぎりぎりまで設定決まってなかったとか☆←
気になってた?嬉しいよ^^
頑張るよ!!
イナズマン
うん!肝心だよね!頑張るよ!
ありがとう!
- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン 一幕終了! ( No.195 )
- 日時: 2011/06/28 19:57
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 二幕スタートォォ!!
暇なんでキャラたちの詳しいプロフでも。第二弾。(結構続く可能性大)
未鈴「更新しなさい」
——あ、分かったわ! 貴方を殺しちゃえばそれで済むのよね!——
名前【氷梨亜 未鈴 ヒリア ミレイ】
性別【女】
年齢【20】
性格【大体優しい性格。変なところですっ呆けたりする。笑顔で危ない事を言ったりもする。イコール馬鹿……いや、天然】
容姿【茶色の髪。肩辺りの長さで先のほうがちょっと巻いてる。目の色は薄い水色】
人称【一人:私 二人:貴方・アンタ】
武器【氷霊 ヒレイ(何十本ものナイフ)】
魔法【その都度更新】
所属【レジスト親衛隊隊長 兼 新米隊員育成部門校長】
称号【氷の使い】
備考【鬼道と戒里の幼馴染。誰よりも戒里の事を大切にし、その為か周りが見えなくなることも。
実力は高く、茜と大体平等に戦える数少ない一人でもある。】
- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン 一幕終了! ( No.196 )
- 日時: 2011/07/01 20:14
- 名前: イナズマン ◆Q97iQYQCL2 (ID: 7TIkZQxU)
- 参照: 「XX」「無限の破壊」「思い出づくり」7月ごろ更新!待たせてすいませぇん
ねぇしってた?特別選考家族体験会のプレイ映像の配信回数でぢナズマイレブンGOのこれからを見れるって!たとえば円堂の奥さんとか…
たまに →
出てくるからアクセス!
- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン 一幕終了! ( No.197 )
- 日時: 2011/07/16 00:33
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 遅くなってゴメンなさい。コメ返し、明日やります
①第二話<月花>
軽く睨みながら、その名前を言った未鈴。
一方、予想しなかったのか、前の男は細めていた目を開いた。
「……僕に、かい?」
「一体、この狭っ苦しい部屋の何処に“月花”なんて名前があるのよ」
「(何気に酷い事言ってる……)」
男——月花は溜め息をつくと、黒い細淵眼鏡をかけ直した。
「僕に……ねえ。また面倒事にならなきゃ良いけど」
「聞こえてるわよ」
「まあ、うん。お客様だよな、一応。一応な」
「五月蝿いわね」
「あーあー。このギャーギャー騒ぐ奴が“また”来るなんて、僕もついてないなあ」
「この図書館ごと吹き飛ばすわよ」
未鈴の言葉を無視すると、月花は漢数字の一を書くように空を切る。机に沢山積まれた本に向かって。
「——え」
依林が、驚きの声を上げた。
何かに持ち上げられた様に本は空中に浮き、自らを置く本棚に向かって飛んでいったからだ。
本は、開いていた場所に身を収めると、そのまま動かなくなった。
机の上の本は片付けられ、奥に先程までは見えなかった黒い椅子も見えた。月花専用の椅子だろうか。
「掃除完了。さあ、話をどうぞ」
椅子があるにも関わらず、月花は机に腰掛けた——と、言っても軽く寄り掛かるだけの様だ。
男にしては長髪だろうか。青の髪に膝辺りまである、黒いマントのような物を羽織っている。その服装に似つかわない優しい笑顔。
笑みを浮かべながら、月花はゆっくりと口を開いた。
「もう一度訊こうか、未鈴。一体、この図書館……いや、僕に何の用かな?」
「……相変わらず変な魔法を使うのね」
「四季家代々伝わる特別な力だから、仕方ない」
未鈴の口は、言葉こそは発しなかったものの、微かに動いた。
後ろの方にいた過去は眉を潜めた。未鈴がなんと言おうとしたのか、分かったのだ。
「…………」
「本題に入る前に、確かめることがあるわ」
「なんだい?」
唐突に、未鈴は向きを変えた。
「皆、何か分かったかしら? この場所について」
「……いきなり、だね」
「分かりそうな気はする」
「何かが詰まっちゃってるんだよね〜」
「……未鈴、話して良いのか? と、言うか話して無かったのか?」
「まあ、思い出してくれる方が良いじゃない。その方が色々都合が良いのよ」
「……君には掴み所が無くて困る。昔から、ずっと」
「それはどうも」
「褒めてない」
「あのね、“図書館”って場所を考えるから駄目なのよ」
「いや、そんなこと言われても……」
「……此処は、別の名前があるって事なのね」
「そう。まあ……
『試練の間』とでも言いましょうか?」
「あーー!!」
炎愁が大声を出した。
「それって、俺達が隊員になる前に行った場所じゃないか?」
「……あっ」
「確かに……私も行った、か」
「なるほど。隊員になる前なら、誰でも行くわね……」
試練の間、とは。
この国は、隊員になる前に一度度胸試しの様な事をする。
いくら実力があろうとも、ここを抜けなければ正式な隊に入ることが出来ない。
隊員だけではなく、国にとって大切な役割を持つ者も、だ。
「あれ……でも」
「何? つらら」
「どうして、私たちはその事を忘れてたの? ……あんなに大変だったのに」
最後の方は、声が小さくなった。
未鈴は、ビシッと月花を指差した。
「それが、コイツのせいなのよ!」
「——?」
「……変な濡れ衣を着せるな」
・
- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン 一幕終了! ( No.198 )
- 日時: 2011/07/16 00:36
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 遅くなってゴメンなさい。コメ返し、明日やります
①第三話<悪化>
「まあ……記憶は確かに僕が“もらった”けどね。確かそっちの本にしまってある筈……
あ、返して欲しかったら返すけd「結構です」
ほぼ無表情で返した過去。
「つまり、嫌な記憶……って言うと変だけど、まあ、そんな感じのを月花に“渡して”あるのよ」
「それで、思い出せなかった、のか」
未鈴は頷くと、隣に居る月花に話しかけた。
「じゃあ、本題。ある人を探して欲しいの」
「……はあ?」
すっ呆けた声を出した月花。眼鏡をかけ直した。どうやら、癖らしい。
「だからね」
「——……あーはいはい。分かりましたよ」
急に立ち上がり、黒の椅子に座った月花。
さっきと同じように、今度は一つの本棚に向かって、空を切った。
本は、いつのまにか月花の手元にあった。
「で? 誰をお探しかな?」
「か「戒里!」……依林」
身を乗り出して叫んだ依林。
周りには、もう全員が集まっていた。
「戒里……拝戒里か。……その内来ると思ったよ、彼女探し」
月花は、本を開いた。
紙が茶色くなっていて、少し古い物のようだ。
「……『拝戒里。四季月花の名の下に、彼女の居所を示しだせ。』!!」
事は終わり、城の裏庭に戻っていた。見送りとして月花も一緒に。
過去たちは先に行くと言って水溜りをも気にせず走り去り、此処に残っているのは、未鈴と月花のみとなった。
「ありがとう。助かったわ。この場所を、すぐ皆に知らせなきゃ……!」
「……くれぐれも、気をつけてくれよ? 僕のカンだと、きっと何かが起きる……様な気がする」
「アンタのカンなんて当てにしないわ。あたしたちは、絶対に大丈夫」
「そうか。……早く、行って、来い」
「ええ! ——アンタ、“悪化しない”でよ?」
未鈴は手を振ると、濡れた髪を守るようにして、駆けて行った。
姿を見送った月花は、その場に崩れるようにして座り込んだ。
息は荒く、苦しそうだ。
「……ったく、力、使いすぎ、なんだよ。自分の弱さ、知ってる、だろう……」
その言葉は、自分に言ってるようにも、他の誰かに言ってるようにも聞き取れる。
「さっさと、中に入りますか」
城壁を伝いながら、ゆっくりと立ち上がった。そして、空を見上げた。
「久しぶりに空の色を見たが……
真っ青だ。こんなにも空は綺麗だったか……」
月花は、空を見上げたまま、目を瞑った。
次の瞬間、月花の姿は、跡形も無く消え去っていた。
残ったのは、しきりに続く、雨が降り注ぐ音だけ。
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