二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- けんぷファー。 オリジナル小説
- 日時: 2011/09/25 17:51
- 名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
こんにちは、空音さくらと申します。
けんぷファーに近頃ハマってきたので、『ちょっとオリ小書こうかな?』
なんて、宜しくお願いします。
登場人物、
※白のけんぷファーは居ないことになっています。
すみません、
※それと、けんぷファーがはめている腕輪。これには宝石がついていて、それを奪うため戦う、という設定になっています。ちなみに、宝石を取ると死にます。
※白のけんぷファーのかわりに、黒と黄色があります。
木下さくら(きのした さくら)
黒のけんぷファー
柚蜜柑 (ゆず みかん)
黒のけんぷファー
野上結城(のがみ ゆうき)
黄のけんぷファー
遠野凛(とおの りん)
黄のけんぷファー
オリではないキャラは、主に。
瀬能ナツル
美嶋紅音
三郷雫
佐倉楓
近藤水琴
となっています。
- №1 黒のけんぷファー ( No.1 )
- 日時: 2011/09/25 17:47
- 名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
「ふえ………っ?」
朝、あたしは自分の姿を鏡で見てびっくりした。
茶色の髪が、ピンクになっていて、肩に少しかかるくらいの髪が背中の真ん中までの長さになり、それがツインテールになっている。そして、瞳の色が水色からピンク色になっている。
「あー、あー、」
そして声が、女の子っぽくなっている!!
「なんじゃこりゃぁあーっ!!?」
びっくり仰天、当たり前だ。ここでびっくりしない人はどれだけの冷静さを兼ね備えている?
『やっと目覚めたかこのくそ女。です。』
「…………?」
ロボットみたいに、ガガガガ……。とその声がした方向を向く。
『初めまして、首つり猿です。』
「は」
『せっかく自己紹介してやってるのになんだよ、そのはとが豆鉄砲喰らったみたいな顔はよぉ〜です。』
「……じめまして」
『よお、木下さくらだな?です。』
「そうです」
『腕を見ろ』
見ると腕には黒い腕輪、それにピンクの宝石がはめられている。
「え」
とれない、
「なんなのっ!?」
『あんたは今日から黒いけんぷファー。戦士だよ。です。』
「…………ぅええんっ!!」
『なんで泣くんだよ飲み込みわりぃよ、です。』
「ぅ……にゃぁっ…」
- №2 柚蜜柑 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/25 18:00
- 名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
—気がつくと、そこはベッド。
「なあんだ、……夢か。」
まさか、楓ちゃんからもらったぬいぐるみが喋るなんて、ね。
鏡を見るとちゃんといつも通り。ふう、
「悪夢だったあ、」
『やっと目ぇ覚めたか。です。』
…………………。
………………誰もしゃべるな。
「—あははははははっ、どこだ?どこに機械が取り付けてある?」
ぬいぐるみをつかんで、探る。
「どこから声が出てるんだろう?」
『あたしの中なんだよ。です。』
「そっか、口の中に腕を突っ込めば—。」
『ぅぇっ!?やめろっ!!、でぇす!!』
「………ぅう……で?黒のケンパーってなに?」
『やっと現実逃避をやめたか。ケンパーじゃない。けんぷファーだ。です。お前は黒のけんぷファー。です。』
「なんでもいいから、んで?あたしが黒のけんぷぅになって?」
『けんぷーじゃなぁあい!!け・ん・ぷ・ふ・ぁー!!です!!』
「へいへい〜んで?」
『……他のけんぷファーらと戦って、腕輪についてる宝石を奪え。』
「は?」
『とにかく戦うってことだ!!です。さあ、変身してみろ!です。』
「……んーっ!!んーっ!!」
『—まだ使いこなせてないみたいだな。です。』
「ぉりゃああっ!!」
ぴかん、
と体中が光る。
髪がいきなりながくなって、ツインテールに。
感じないけど、たぶん目の色も変わっている。
「……おお、」
さっきは驚いたけど、よく見ると可愛いかも。
「………にゃふー。」
鏡を見てうっとりしていると。
「ねえ」
「へ?」
窓から声がする。
振り向くとそこには、黒髪で、肌が青白いおかっぱな女の子が居た。
「………どなた、ですか?」
「これ、」
女の子が自分の腕を見せつけるようにする。腕を見ると、あたしと同じ黒い腕輪がはめられていた。
ついでに、彼女の宝石の色はオレンジだった。
「……ということは、」
「あたしとキミが仲間ってこと。」
「………ほほう、」
仲間?仲間ねぇ。
「自己紹介しよ」
「え、あ。うん!」
「…………柚蜜柑」
「え?」
「ゆ ず み か ん!!」
「ゆずみかんちゃん?」
「違う!ゆずが名字でみかんが名前!!」
「よっ、よろしくね!!みかんちゃん。ええと、あたしの名前は木下さくら、」
「うん」
「………あは、あはははは……。」
「変身してみてよ。間違えるから。」
「いいよ、」
「………あたしもする。」
蜜柑ちゃんが、光る。
まぶしくて少し目を細める—と。
「蜜柑ちゃん…?」
蜜柑ちゃんは、すごい変身だった。
黒髪が茶髪になって目がつり目になって、目色が黒から青になっていた。ちなみに肌色は変わらない。なので、印象があたしみたいにがらっと変わって、なんだか可愛くなっている。あ、それと髪は、ちょっと癖がかりになっちゃってるけど、長さはたぶん変わってない。
「………何、変身はやくすれば?」
「えっ、うん。」
頷く、ええと—。
「んーっ!!んーっ!!」
「………。」
「んーっ!!!ぅがああああああッ!!!」
「……………。」
「む、無理………。」
「はあ、」
「ぉ、りゃあああ!!!」
変身完了、
「……………」
蜜柑ちゃんが少し驚いた様子であたしをじろじろと見てくる。
「ど、どう?」
「フツー」
「ええッ!?(涙)」
「イケメンにしか興味ないし。」
「そ、そっかあ……。」
なるほど、面食いか。
「その様子じゃあ、まだけんぷファーになったばかりだよね?」
「うん」
「よく話しはきかせてもらった?」
「ううん」
「じゃあ説明してあげよう!」
- №3 けんぷファー ( No.3 )
- 日時: 2011/09/26 15:52
- 名前: 空音さくら (ID: Pr1SsiXj)
蜜柑ちゃんに、けんぷファーについて説明を聞いた。蜜柑ちゃんの話しだとこう—。
あたしたちがはめてるこの腕輪。についてる宝石。これを奪い合うためにあたしたちは戦わなくちゃならない。ちなみに、これを取られたら死んでしまう。相手の宝石をとったら、自分の腕輪にはめる。はめると、パワーアップする。腕輪のくぼみは5つ。5つ集めれば、願いが叶うと言われている。
「……………ふあぁあ」
いきなりの話しで頭が混乱する、
はっきりいって、叶えたい願いなんてないし、戦うなんて嫌。それでも、運命という—?
「………ま、こんな感じかな?」
「ぅう、あッ!戦うとかなんとか言ってたけど、武器ってあるの??」
「え、武器—?あ、もってるじゃない。」
「あ」
あたしの両手には二丁拳銃が握られていた。そっか、両効きってこういうときに役に立つ。
「蜜柑ちゃんのは?」
「あたしのは—。」
「武器、もってないね。格闘技とか?」
「外にでよ」
「? いいよ」
外に出た。
「あたしのは—。」
? 水の音が聞こえる—。
「て、えええええッ!!!?」
蜜柑ちゃんが水を持ってる(?)と思うとこっちに水ボール(?)を投げてきた。え?何?蜜柑ちゃん、一瞬見えたけど、水のボールみたいなのを手に浮かせて、投げてなかった?
「………魔法」
「つあばー?」
なんじゃそりゃ。
「けんぷファーにはそれぞれ3つの武器があるの。一つは、シュヴェアト。ドイツ語で"剣"。2つ目は、さくらちゃんみたいなゲヴェアー、ドイツ語で"銃"。それで最後は、ツァウバー。ドイツ語で"魔法"。ちなみにけんぷファーは、ドイツ語で"戦士"を意味するの。」
「へえ」
「それであたしはツァウバーの、水。」
「ほほう、」
なるほど、水のドラゴソボールを出せるというわけか!
「勉強になりました。」
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