二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い 更新未定
日時: 2012/04/08 17:27
名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)

『10年のトキは、ウンメイを変える



                   これは、キセキに等しい出会い———』







☆★————————————————————————————————————☆★
〜読者の皆様へ〜
このスレの作者、桜花火です。
知らない人の方が多いと思いますが、8か月くらい前に、カキコで小説を書き始めた者です。

また調子に乗り、新しいスレを立ててしまいました…
この物語は頑張って完結させたいと思います!

応援よろしくお願いします!!
☆★————————————————————————————————————☆★



*注意*
荒らし、または中傷はしないでください。
「イナズマイレブン」シリーズを批評するつもりはありません。
小説を書き始めてばかりで、本文に奇妙な表現、分かりにくいものが含まれる可能性があります
気に入らない、不愉快を感じる場合は、戻ることをお勧めします。

無断転載は禁止です。
以上を承諾してくれる方は、本編へ▼





♪Prologue♪
出会いは偶然?それとも必然? >>5


♪Story♪
第01話 スベテの始まり >>10 
第02話 ジクウの超越 >>12
第03話 10年前のセカイ >>14
第04話 最悪なテンカイ >>28
第05話 始まるシアイ >>29-30
第06話 化身のレンケイ >>34-35
第07話 十年後のジブン >>37-38
第08話 後悔のシセン >>45-46
第09話 管理組織フィフスセクター >>47

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Re: イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い ( No.29 )
日時: 2011/12/06 20:34
名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)
参照: 理科、意味わかんねぇ……orz

5 始まるシアイ

「ったく…お前という奴は…」
「いいじゃんかよ〜別にぃ〜」

ぶぅと頬を膨らませて、円堂は腕を組んでいる鬼道に答えた。

「まぁ、いいんじゃないか?十年後の雷門が、どのくらい強いのか体験できるじゃないか」
「なっ!風丸もそう思うよな!」

来年で高校生になると言うのに、円堂の幼さは一体いつになったら消えることができるのだろうか。まさか、十年後も同じなのであれば、それはそれで生きていけるのかが心配だ。
しかし、ここ最近、あまりいいチームとの練習試合がなかったし、このような展開は何度もの体験したことある。今更円堂を責めるのも悪い。

「まずはお手並み拝見だな」



「相手はあの伝説のイナズマジャパン…気を抜くな!」
「「はい!」」
「「あぁ!」」

靴ひもをきつく結び直し、万全な体制でこの試合に挑む。
これは今までのサッカー試合とは違う。フィフスセクターの管理がないこと、そして、あの円堂守率いる伝説のイナズマジャパン……こんな形で試合することになるとは、夢にも思っていなかった。
勝敗を決める戦いじゃない。存分に楽しめばいい。これが今、自分たちが取り戻そうとしている“本当のサッカー”


「準備はいいか?」
「はい、いつでも」

チラッと鬼道は音無の方へ視線を向けると、彼女は首にかけてあった笛を強く吹いた。


「先攻はこっちだ!剣城!」

小柄な倉間と目つきの悪い剣城が走り上がっている。
キックオフと共に、剣城へとボールが渡される。
それを抑え込むために、真正面から豪炎寺が止めに入った。
すかさず、剣城もボールを取られまいと、足で後ろへ移動させたり、左右に転がらせたりして、豪炎寺の攻撃を躱そうとする。しかし——

「遅い!」
「なっ…!?」

規則的な一通りの動きを見切って、予想した場所に足を入れ、ボールを奪い取った豪炎寺は、そのまま相手チームの陣地へと突っ走っていく。

「うわ〜やっぱイナズマジャパンすごいなぁ〜」
「浜野くん!そんな事言ってる場合ですか!?」
「分かってるって!」

一人で走ってくる豪炎寺に対し、こちらは浜野と速水そして、神童の三人係で止めに入るが、相手もそんなに甘くはない。
そのままこちらのディフェンスを避けながらシュートを撃つかと思われたが、急に方向転換をして、背後にいる鬼道へと強いパスを出した。

「やべっ!」
「天馬!信助!」
「「はい!!」」

一年生の二人が、今度は三人に代わって、ボールを奪おうとするが、鬼道の華麗なボールさばきに、手も足も出せないでいる。

「イリュージョンボール!」
「うわっ!」

二人が翻弄している隙に、その場を軽々と突破する。
後、ゴール前に残っているのは、ディフェンスの三人だけとなる。
先程、説明をしていた霧野、天馬を抑え込んでいた狩屋、やたら体のでかい天城の三人。いずれも、戦力は分からない。しかし、ここは前進あるのみ。後は前を走っている豪炎寺と虎丸にパスを出すだけ。

「ザ・ミスト」

ゆっくりと慎重に歩き、気配を完全に白い霧の中に霧野は隠れこんだ。
突然の技に、鬼道は周りを見渡すが、どんな時でも冷静を保っていなければならない。集中して、霧野の居場所を突き止める。その時に、霧野が背後から鬼道のボールへと狙いを定めるが。

「フッ、甘いな」
「ッ!!」

背後の気配にすぐに気が付いた鬼道が身を翻し、霧野の技を見事に突破してみせた。
そのまま、パスを出そうとすると、すでに目の前には狩屋が先回りをしていた。

「甘いのはそっちだッ!」

綺麗な形でスライディングを決めて、ボールを奪い返した。このまま、体制を立て直して、円堂の方へと向かっていく。

「行かせるな!」

鬼道の掛け声に反応し、吹雪が駆け上がってくる。

「アイスグラウンド!」

スケートの技を決めるようにして、一回転からの着地。足が触れた地面の部分から、狩屋に向かって氷が一気に襲い掛かる。

「悪いけど、ボールはもらうね」

恨んでしまうほどのいい笑顔を残し、吹雪は疾風の如く走り去っていく。
チッ、と小さく舌打ちをして、目を猛獣のような獰猛な色に変え、ボールを奪った奴に向かっていく。

「豪炎寺くん!」
「させない!」

Re: イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い ( No.30 )
日時: 2011/12/06 20:34
名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)
参照: 理科、意味わかんねぇ……orz

ボールが上空へとあがる直前に、神童が抑え込み、ボールをまた自分のものとした。

「行くぞ!皆!」

神童の真剣な掛け声に、天馬たちは強く応え、彼の腕の動きへと視線を移す。

———“神のタクト”の発動だ。

「狩屋!!」

神童は自分の手を何かを描くかのようにして、軽やかに動かす。
その直後に、ボールが黄色い軌道に沿って、狩屋の元へと渡っていく。

「倉間!!」

狩屋の次には、倉間へと、転々として軌道はフィールドを駆け巡る。

「風丸!吹雪!」

ディフェンスに戻っていた吹雪と、近くにいた風丸が、ボールを追って倉間へと近づいてくる。ボールを取られるかと思われた時、神童の目には、フォローのついていない剣城が目に映った。

「剣城!!」

ボールを受け取り、そのまま流れるようにして剣城へとロングパス。
小さくジャンプをして、胸板でボールを止め、再び円堂に向き直る。

「ハァァ!」

力を体の底から呼びあがらせる。少し前かがみになると、背中からは、剣城の体の何倍はあるであろう、全身甲冑に赤いマントを羽織った騎士が姿をした影が出現した。

「なんだ!?」
「これが、化身だ!剣聖ランスロット!!!」

驚きを隠せず円堂達は声を漏らした。しかし、強力なシュートが来る、とわかったのであろう。すぐに低く腰を落とし、両手を前に突き出して、円堂は体制を立て直した。

「ロストエンジェル!!」

剣城がボールを強く蹴り飛ばす。その後に、“化身”と呼ばれた影が、その剣で剣城のシュートを後押しするかのように、強力な突きを放った。

「ゴットキャッチ!!」

魔神が円堂の背後に佇み、迫りくる強力なシュートを止めようと、手を突き出す。
当たったボールは、回転しながらも、だんだんと力をなくして、最後には大人しく円堂の腕の中に納まった。
シュートは止めたものの、足は元の位置からわずかに動いている。受け止めた掌も、火が燃え移ったかのように、熱くなっていた。グローブの白い表面についた焼き焦げた跡が、剣城のシュートの威力を物語っている。
それを見ると、円堂は心の底から、興奮してきた。こんなにも強いシュートを放てるわずか中学一年生の剣城や、見事な指揮をした神童たちと戦えるのが、とても嬉しいのだ。

「スッゲー!!化身だか何だかよく分からないけど、お前ら本当にすごいな!!」
「いや、イナズマジャパンの皆さんと比べたら、まだまだですよ」

遠慮がちに神童は答えるが、円堂の瞳は依然とキラキラと光り輝いている。
十年後の世界では、彼は大人のような(実際的に大人なのだが)雰囲気を醸し出していて、今のような幼さはあまり伺えない。
だが、中学の円堂の笑顔は透き通っていて、ただ単にサッカーを純粋に楽しんでいる少年。管理サッカーなどの、馬鹿馬鹿しい規則になど囚われずに、のびのびとして好きなことに撃つこむ彼らの姿は、神童たちにはとても新鮮な感じをとらえさせていた。

「本番はここからだ!」

円堂は手の内のボールを青空へと高く蹴り上げた。

Re: イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い ( No.31 )
日時: 2011/12/07 06:52
名前: るい (ID: vlinVEaO)

読んだよ、第五話。うん、やっぱサッカーだよね☆

あと、いちおう自分側も更新しておいたから、よかったら見てね。なんどもいうけど、宣伝じゃないよ〜;; あたし吹雪大好きなんだよね〜(←…;;)
出てくれて超うれしい!!

Re: イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い  更新停止中 ( No.32 )
日時: 2011/12/10 13:48
名前: 桜花火◇16jxasov7 (ID: /HyWNmZ0)
参照: 理科、意味わかんねぇ……orz

>るい

来てくれてありがとう!!
テスト期間だから、PC禁止でなかなか来れなかったんだ;
更新も、来週の水曜日までお休みになるし……orz

更新したの!?
じゃあ、見に行きます!
今はさすがに無理だけど……
テストが終わったら絶対に行くからね!コメントも書きます!!

Re: イナズマイレブン/GO  時空を越えた出会い  更新停止中 ( No.33 )
日時: 2011/12/12 19:56
名前: るい (ID: vlinVEaO)
参照: 理科、たしかに意味分かんねえ!!!!

えっ、更新中止!? いや、おどろくことじゃないよね。こういうときは……

YES、ボス! だよね(←ぇ。もちろん待つよ。えっと、来週の水曜までってことは……あとだいたい四日後くらいには更新はじまるかもってことだね! うん、待ってるからね。


それじゃ!


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