二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- らくだい魔女と〇〇〇
- 日時: 2012/02/03 18:37
- 名前: rimi (ID: AAEf2Lwl)
誰でも好きな時に『らく魔女』を書けます。
題名と何話目かを必ずお書き下さい。
雑談は極力避けて下さい!!
誰かが書いた小説に関しての話なら大丈夫です!!
- らくだい魔女と人間界2 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/26 19:57
- 名前: rimi (ID: AAEf2Lwl)
ピピピピッピピピピッ
頭の中に何か大きい音が鳴り響く。
「…様…め様…」
誰? 誰かの声が聞こえる。
「フウカァ————!!」
「わぁっ」
さっきの音とは比べ物にならないほど、大きな音があたしの耳の近くで鳴る。
白い天井…眩しい光…
あたしの部屋のベットの上だ。
「フウカァ!今日から修学旅行じゃないのか?」
ママが直接起こしてくるなんて珍しい…
…そうだ!昨日、楽しみ過ぎて眠れなかったんだ…
「今…何時?」
「8時」
…学校集合なのが…8時15分…
箒でダッシュしても…10分かかる…
今から用意したら…
「遅刻ぅうううううううううう!」
「何をやっているのだ…まったく…」
ママは大変なあたしを見捨てて、部屋から出て行った。
修学旅行の日まで遅刻するなんて…
パティ先生の怒鳴る声が聞こえてきそう…
「姫様。髪くくりますよ」
侍女のセシルが少し笑いながら言う。
「そんな時間ないから…もう行く!」
あたしはパンをかじりながら、窓から箒に乗って、飛びだした。
少し冷たい風があたしの頬を撫でる。
そんな呑気にやってる場合じゃない!!
「おいっ」
「ぎゃあ!」
誰かに名前を呼ばれて、箒から落ちそうになる。
この声は…
「チトセっ!ビックリさせないでっ!」
「じゃあどうやって声かけたらいいんだよ…」
チトセはもう一つの大陸青の城の…一応王子。
一三番目の末の末のそのまた末っ子。
お兄ちゃん達にいじめられて、すぐおじいちゃんのところに家出する、哀れなやつ。
一応幼なじみ。
昔は可愛いかったのに…
「遅刻か?」
「そう言うあんたもじゃない。どうせお兄ちゃん達に目ざまし止められたんでしょ?」
「っ…」
図星か…
って急がないと…
「お先に—!」
これ以上遅刻したら…本当に置いて行かれるかも知れない。
「おいっ!待てっ」
チトセがなにか叫んでいたようだけど…
無視して、箒を走らせる。
- らくだい魔女と人間界3 ( No.4 )
- 日時: 2012/02/26 21:17
- 名前: rimi (ID: AAEf2Lwl)
「フ—ウ—カさぁあん!!!」
「ぎゃぁあああああ!!」
パティ先生の怒鳴り声が鳴り響く。
チトセより怖くない?
「では、みなさん集合しましたね。それでは、人間界の穴へ入ります。ペアの人と手を繋いで入って下さいね」
女の子と男の子で行かないといけない。
なんとペアはチトセ。
「行くぞ。」
チトセと手を繋ぐなんて…何年振り?
ゴゴゴゴッ——
さっきより激しく、冷たい風が吹く。
穴の奥は真っ暗で、魔法で出した光だけ。
チトセの顔しか見えない。
カリン…怒ってないかな?
なぜかカリンはチトセが好き。
こんなののどこがいいんだろう?
「なんだよ…」
「?」
「嫌そうな顔してんぞ…」
「そんな顔してた?」
チトセは頷く。
「ファ〜…眠…」
「寝坊で遅刻してきたのにか?」
「なんで寝坊って知ってんの?…ストーカー?」
「バカっ!…髪の寝ぐせで分かる」
あたしは金色に光る自分の髪を見る…
どうして…銀色じゃないんだろう?
ママや…歴代の人達は銀の髪なのに…
チトセはあたしの頭に手を乗せてクシャクシャにする。
「なにっ!?」
「別に〜」
きっと心配してくれたんだ…
「おっ光が見えてきた」
「行こう!!」
あたしはチトセの手を引っ張り、走る。
「おいっ!待てよ!」
- らくだい魔女と人間界4 ( No.5 )
- 日時: 2012/02/26 21:30
- 名前: rimi (ID: AAEf2Lwl)
「集合して下さい〜!」
そこは…魔法界とあまり変わらない…
太陽があって、雲もあるし…木や草もある。
でも…高い堅そうな建物がいっぱいある。
「いいですか?魔法は人間の前では、絶対に使わないこと」
「「「は〜い」」」
初日は先生についていく。
「カリンここなんてとこ?」
「もぉ〜パティ先生言ってたじゃない!」
「ごめん…で?」
「東京って言って…中心の街みたい…」
「トウキョーか…今からどこ行くの?」
「もぉ〜何にも聞いてないんだからぁ!」
「ぅ…すみません…」
「東京スカイツリーって電波塔に行くの」
「でんはんとう?」
「電波塔!」
カリンは電波塔のことを説明してくれたけど…
町の風景を見ていて聞いてなかった。
「着きました!ここが東京スカイツリーです」
「デカぁ!!!」
世界で一番高い塔らしい…
「ここにのぼります」
「いでよ!箒!」
「フウカさん!!魔法は禁止ですよ!」
「え…じゃあなにでのぼるの!? 手…?」
「バカっ」
チトセに頭を叩かれた。
結構痛いんだから…
魔法がなかったらどうやって行くんだろう?
「中に入りますよぉ」
なんと…エレベーターだった。
なるほど…
あと、階段が動いているものもあった。
「すごいね!カリン!」
「そうねぇ〜!!」
上は展望台になっていた。
人間ってすごい!
- Re: らくだい魔女と偽りの記憶 ( No.6 )
- 日時: 2013/02/24 21:01
- 名前: 風紀シノ (ID: xurEHj3I)
- 参照: http://www.or.jp/(>∀<)/アニョハセヨ/
みんなげんき? あたしフウカ!
れっきとした魔女なの!
(見習い中だけど)
でもいまはいそいでるの!
あと6分32秒したら遅刻なの〜!
~空からふってきた子~
「ちーこーくーだーー!」
あたしはもうスピードでほうきを走らせた。
「・・ぁ・ぁ・・ぁ・・!」
「ん?上からさけびごえが・・・」
女の子のような声だった・・
「きゃぁぁぁぁあああ!」
「悲鳴!?」
上を見上げたつぎの瞬間
ゴチン!
いたい音がはしった・・・
そうこれがある少女とのいたい出会いだった
- Re: らくだい魔女と偽りの記憶 ( No.7 )
- 日時: 2013/02/24 21:30
- 名前: 風紀シノ (ID: xurEHj3I)
- 参照: http://www.or.jp/(>∀<)/アニョハセヨ/
~かわいい少女の正体~
「う〜んここは?あれ?女の子は?」
ストン!
「やっとおきた〜!しんぱいしたんだよ!」
女の子はあたしの目の前まできて手を出した
「たてる?」
「あっ・・・うん
あのさぁ・・なんで・・銀色の髪してるの・・・?」
「なんでって・・・ねぇさん、わたしのことおぼえてないの?」
「そういわれても昔から一人っ子だったから・・・」
そのとき、あたしの頭にある映像がながれてきた
『フウナ!いっしょにあそぼ!』
『フウナどこいったの?』
『フウナ フウカおねぇちゃんが本よんであげる!』
この声はまさしく自分の声だ・・・
「わたしいえをでていろんな世界をみてきたの!そのお話がしたいの城にかえろ!ねっ!」
「う・・・うん!」
あたし兄弟がいたんだ!
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