二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者
- 日時: 2012/03/11 15:43
- 名前: みがしみ (ID: gKDg3f0F)
ハロー☆ みがしみです☆
今回初めてのトライです。
あたたかい目で見守ってください。
以下のことが守れない人はどうぞお帰りください。
・素人の小説はヤダという人
・怪盗がヤダという人
・怪盗ジョーカーが知らない人
・あらしに来た人
・悪口を言いに来た人
守れる方はどうぞ
「輝く夜へようこそ。」
- Re: 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者 ( No.14 )
- 日時: 2012/06/09 16:55
- 名前: みがしみ (ID: cakHq5Qm)
「お前ら、いったい誰だ!」
ジョーカーたちにライトの光を向けた人物が近づいて来た時、ゴンッと鈍い音がした。
ジョーカーとハチは目を開けた。
そこには、頭を押さえ、うずくまっている金髪の少年とその横に立っている190センチはあるサングラスをかけている男がいた。
「こらぁ、耕祐、だめじゃないか、初対面の人に『誰だ』なんて言ったら。」
耕祐と呼ばれた少年は頭をあげ、反論する。
「でも、頭殴らなくてもいいじゃねーか。」
サングラスをかけた人物の左腕には大きなリュックサックが握られていた。
「あの・・・」
にらみ合う2人にハチは声をかける。
ハッと気づいた男はにっこり笑って言った。
「どーも、先ほどはすいません。オレ、探偵事務所をしています、亜田と言います。」
「「探偵?!」」
ジョーカーの頭の中ではリストアップされる。
アリババ、ビリジアン、速水京太郎・・・・・・
ジョーカーとハチの頬に冷たい汗が流れる。
作者:スマン、時間がないためここで切ります。
- Re: 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者 ( No.15 )
- 日時: 2012/07/03 12:53
- 名前: みがしみ (ID: cakHq5Qm)
—なんだ?
耕祐は頭の痛みを我慢しながら、疑問を持った。
—こんな人が寄ってこない場所に2人も来るなんて・・・。おまけに亜田が、『探偵だ』って名乗ったら、顔が引きつっているし・・・怪しい・・・。
耕祐がジョーカーたちを怪しげな目で、しげしげと見る。
「あっ、そういえばお名前聞いていませんでしたね。」
亜田が無邪気に聞いてくる。
「お、オレ、ジャック。」
「オイラは太郎というっス。」
「ジャックと太郎君かー、よろしく。」
—何でよろしくなんだ?
亜田以外そう思ったが、誰も言わなかった。
「えっと・・・、なんで探偵の亜田さんがこんな所にいるんっスか?」
ハチが亜田に聞いた。
「お仕事なので」
ジョーカーが眉にしわを寄せて言った。
「探偵ってどんな仕事するんだ?」
亜田が指折りしながら言う。
「浮気調査でしょ・・・あと、人探しに犬探し、猫探しに・・・」
「簡単に言えば、便利屋」
耕祐が締めくくる。
「「・・・・・・。」」
ジョーカーとハチは2人に危険性がないことを、感じた。
「なんか、以外と地味っスね。」
ハチが素直に感想を述べた。
- Re: 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者 ( No.16 )
- 日時: 2012/07/04 17:28
- 名前: みがしみ (ID: cakHq5Qm)
「そーいえば、ジャックと太郎君は何でここに来たの?」
亜田が細い腕で懐中電灯をジョーカーとハチに渡して言った。
洋館には電気が通っていないため暗い。
そして、今、4人は足元にライトを当て、廊下を歩いている。
「えっえ〜と、友達がここに行ったきり帰ってこなくて・・・。」
ジョーカーが半分本当、半分うそで言った。(ちなみに、うそと言うのは『友達』という部分である。)
「えっ!マジ!マジ!!本当?!」
亜田が子供のような目で聞いてきた。
「あ、あぁ。」
ジョーカーはなぜ亜田がこんなに目を輝かせて聞いてくるのか分からなかった。
「あの、どうしたんっスか?」
ハチの質問に答えたのは、亜田ではなく耕祐だった。
「ここの洋館、何人か人が消えているんです。」
「えっ!」
ハチの顔が真っ青になる。
亜田が明るい声で言う。
「この洋館に入って、捜索願を出された人、75名。」
「多っ!」
「そして、見つかった人、73名。」
「見つかった人?」
「うん、失踪してから数日後、発見されるんだ。」
「見つかったんっスね。良かった。」
ハチに顔に安心のいろが浮かんだが、
「まあ、全員、死んで見つかっているんだけどね。」
ハチの顔の色が安心から不安に変わる。
「全身焼かれたりー、全身傷だらけだったりー、溺水だったりー。」
嬉しそうに言う亜田。ホラー好きなのが分かる。
- Re: 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者 ( No.17 )
- 日時: 2012/08/08 22:03
- 名前: みがしみ (ID: cakHq5Qm)
しまった!亜田と耕祐の紹介を・・・。
亜田 明(あた あきら)21歳
探偵事務所をしているが休んでいるときが多い。
すごく、お気楽。
亜田 耕祐(あた こうすけ)16歳
戸籍上の兄弟なので血はつながっていない。
明にすごく厳しい。
こんな感じかな・・・。
- Re: 怪盗ジョーカー 捕らえられし勇者 ( No.18 )
- 日時: 2012/08/16 13:01
- 名前: みがしみ (ID: cakHq5Qm)
耕祐が急に止まる。
「どーした?」
亜田が振り返った。
ジョーカーとハチも足を止めた。
「誰か来た・・・。」
「へ?」
亜田が「何で?」と聞く前に耕祐が走り出す。
行き先はまっすぐ玄関に向けられている。
そして、手に持っている、懐中電灯を玄関から入ってくる人物に向ける。
「誰だ!」
そのとき、亜田が持っていたリュックサックを投げた。
耕祐の頭に当たり、ゴッと音がした。
「つっ〜〜〜〜〜」
頭を押さえてうずくまる耕祐。
—どっかで見たことあるぞ、このやりとり・・・。
ジョーカーはそう思った。
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