二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜
日時: 2012/04/27 22:55
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

「えー、と・・・;」


静かな森、ドアだらけな木。

それしか存在しない、謎の場所。



「ここ・・。」


見覚えがない・・・。
諦めてやれやれのポーズを取った。


「どこ?;」



なんとなくメルヘンな感じ。

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Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.88 )
日時: 2012/06/10 21:32
名前: ペールラ (ID: jKp3x2X8)

第34章、後「強い刺激を。」

バン!バン!



二発。


ゆっくりと立ち上る硝煙。

呆然としている三人。


志「もし、やめないならここで、」



「殺す。」



自分の言葉を自分で驚いた。

まさか、自分がここまで口にできるようになっていたとは・・。



ダ「なっ・・;」
ペ「お、落ち着いて下さい!」

スッと銃を下して、

志「・・・はあぁ・・」

その場でしゃがみこんでいつもの落ち込みパターン。


志「ゴメン、呆れたよね・・。」


ディ「そ、そんなことないよ!でも、いつの間に・・。」

志「うん、一度、顔なしの人、殺したことあるんだ・・。」

隠し続けるのは疲れた。
暴露してしまおう。

ペ「そうなんですか?」
志「ナイトメアさんに銃をもらって・・その帰りに襲われて・・。」


ズーン、という効果音がつきそうなくらいの落ち込み具合に三人は必死のフォロー。


ダ「ええぇ!?そうだったの・・。」

早く言ってくれれば・・と言ってくれたが、もともとあたしは普通の人間。だから簡単に暴露出来るわけないでしょ・・。



・・・・・・・・・・・結局戻る事になった。・・・・・・・・・・・

志「(解せぬ。)」


結局帰ってきたのはいいが、帰ってきて正座して説教を受けています。

双子に。


なんという、拷問。
ハートの城の事を全部暴露したら怒られた。


志「あのさ、なんであたし、こんな怒られてるの?」
ダ・デ「「え、そりゃぁ・・。」」
志「確かに、撃ったのは悪かったよ?でも、あの時は止めるために・・。」

ダ・デ「「ちがうよ!!」」

志「じゃあ何!?」

若干怒り気味に声を張り上げる。

ディ「あの白ウサギと仲がいいことが気に入んないの!」
志「え、なに!?ペーターさんの事好きなの?それ、ホm((」
ダ「違う!もー、忘れたの僕らと恋人同士の事!」

志「あー、そいえばあったね。そんな設定。」


ダ・デ「「何その反応。」」


ダ「夜の時間帯になったら、一緒に寝るから。」


志「(・ω・;)!?おい、まて!」







結局夜は一緒に寝る事になりました。




あとがき
第35ぐらいになったら主人公は・・w
さて、暴露です。すっかり恋人設定を忘れてました。

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.89 )
日時: 2012/06/10 23:42
名前: ルナ (ID: bEKYC/sm)

面白かったーーーー!
続き待ってるよ〜
テンションが変でごめん!

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.90 )
日時: 2012/06/14 21:07
名前: ペールラ (ID: jKp3x2X8)

ルナ様
ありがとー!
がんばる!
コメありです^^

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.91 )
日時: 2012/06/14 21:36
名前: ペールラ (ID: jKp3x2X8)

第35章「いつも六匹目で記憶がないんだよね。なんでだろう?」




志・ダ・デ「「「スー・・・スー・・・。」」」


静かに眠る三人。
でも、その手はしっかり握られています。
こうみると、この子たちも可愛いものです。

それを優しい目で見守る保護者達。




・・・・・・・・・・・・・・バタン・・・・・・・・・・・・・・・


眠る前・・


志「むー・・。」


三人で仲良く川の字で寝る。
これは友達が泊まりに来て以来。

ダ「そんな不満そうな顔しないの!」
ディ「そーだよ。いいじゃん、たまにはこうゆうのも^^」

志「まぁ、そりゃそうだけど・・。」


枕に顔をつっこむ。
ふわふわしていて気持ちい。

志「男子って言うのが不満!」
ダ・デ「「えー・・・。」」

志「だってさ、女子の場合、恋バナとか気軽にできるじゃん?」

ディ「男子でも出来るよ!」


志「簡単なもんじゃないの〜。」

枕に向けていた顔をディーに向ける。

寝っ転がっているあたしの上に、ダムが「かまって〜」と言いながら、上に乗っかってきた。

志「ぐえっ;」

ダ「あはは!」
ディ「あ、いいなぁ〜!僕も!」
志「ちょっ;それは勘弁!」

さすがに男子二人はむりだ。
抵抗のつもりで足をばたつかせる。
そうすると、ダムはしぶしぶどいてくれた。

志「ふあぁ〜・・。」
ディ「あれ、眠い?」

思わず出た欠伸に笑いながら、

志「んー・・まぁ。」
ダ「僕も眠い・・。」

志「まぁ、今回は色々あったもんね^^;」

明り消すねーと合図が来た後、電気が消える。
真っ暗な空間。

ディ「ねーねー。」
志「ん〜?」

ディ「手ぇ繋いでいい?」

志「え?う、うん・・。」
ダ「あ、僕も!」

そう言うと、二人が片方ずつ、いつも通りに手をつなぐ。

ダ・デ「「じゃ、おやすみ〜。」」

チュッ


頬にやわらかい感触・・

志「へっ!?///」

二人を交互に見るとニヤニヤしている。

ディ「こんくらいはしないと!」


頬にキスをされた。
こんな体験は初めてで、眠気は吹っ飛んでしまった。


志「あ〜も〜・・///眠気吹っ飛んだ・・。」
ダ「じゃあ、ひつじでも数える?」

志「そうする?」

ディ「羊が一匹〜・・。」
まず眠そうなディーの声からスタート。

ダ「羊が二匹ィ。」
次に少し楽しそうなダムの声。

志「羊が三匹。」
単発に言うあたしの声。

ディ「羊が・・四匹・・?」
なんか微妙に疑問形。

ダ「羊がぁ・・五匹・・。」
もう寝てそうな声のダム。

志「羊が・・。」


そこから記憶がない。





どうしてだろう?








あとがき
主人公はすぐに寝るタイプ。
しばらく最新出来なくてすいませんでした><;
何気にひつじのやつって、眠気消えるんですよね。うちの場合。
ちなみにうちはパジャマ歴14年です。

Re: おもちゃ箱の国のアリス〜君を探して〜 ( No.92 )
日時: 2012/06/18 19:31
名前: ペールラ (ID: jKp3x2X8)

第36章「深海の戦うマーメイド」


ブ「さて、我ファミリーに入ってもらおうか。」
志「は?」


お茶会の途中、急に変な事を言いだしたブラッドさん。
しかも、それにエリオットさんも双子も受け止めている。

志「え、ちょっ;ちょっと待って;」


志「それってエリオットさんや双子や皆に了承得たの!?;」

まぁ、静かだが、念のために聞いてみたところ。

ブ「あぁ。(素晴らしい笑顔)」


聞くまでもなかった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



志「はー・・・。」

グ「なるほどな・・;君も大変だ・・。」


誰かに聞いてもらうためグレイさんのところに来ました。


志「でもさ、これって期待してるってわけだよね?」
グ「まぁ、そうなるが・・。」

そう言うと、大きな手をあたしの頭にのせた。


グ「悪いと思わなくても大丈夫さ。」

グ「きっと、帽子屋も無理して入れと言っているわけではないし。」


あ・・。

すごく暖かい手だ。
きっと小さい子供がお父さんに撫でてもらうとこんな感じなのかな。


志「そうかな・・。」
グ「あぁ。嫌だと言えば・・簡単にはいかないだろうが、意思を貫けば、きっと帽子屋も分ってくれる。」

よしよし、と撫でてくれる大きな手。


志「・・なんで、あたしにファミリーに入れって言ったんだろ?」

少し顔をあげてグレイさんの顔を見る。
その顔は少し優しく笑っていた。

グ「前にハートの城に乗りこんできたんだろう?」

志「うん。」

グ「じゃあ、きっと君を繋ぎとめるためだと思う。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



志「繋ぎとめるため・・。」

そうだ。あたしは余所者。いつか、この世界を去らなければいけない。
そう思うと空しくなってきた。

木箱の中に入っている銃。

志「・・・。」

それをぼんやりした感じに手に取ってみる。

カチャ・・

決めた。

あたし・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ガチャ

ブ「・・。」

待ってましたと言わんばかりに読みかけの本を置いてニヤリと笑う。

志「・・・。」

大人の姿であたしが真剣な顔で、銃を両手に訪れる。
もう、返事はその時点で決まっている。
置いていたステッキを手にすると、ステッキはマシンガンになった。

志「・・我が命、ここにとどまる限り。」


志「貴殿に付合おう。」



ふっと笑うと、銃身と銃身をちょうどXになるように合わせる。




そして、ブラッドさんが沈黙の中、あの時の言葉




「『帽子屋屋敷にようこそ』」








あとがき
とうとう、ファミリー入り。
幹部です。
結構活躍すると思いますよ。
戦闘時はきっとイケメンww(^ω^)w


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