二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動!
- 日時: 2012/11/21 17:30
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
藍紅です!ハッピーエンドプロジェクトです!
今回はソードアートオンラインの「アルヴヘイムオンライン」を
もじった世界観の「フェアリー・ティターニア」(略称FLA)での
お話です!
キャラ設定 >>1
新キャラ >>3
藍紅のハッピーエンドプロジェクト・前作達
・ハッピーエンド
・騎士の振る剣は、
・僕ダケ見テレバ良イノニ…
・幸せを終わらせたい陽炎は嗤う
・運命停止
種族はこちら↓
・火妖精族「サラマンダー」
・水妖精族「ウンディーネ」
・風妖精族「シルフ」
・土妖精族「ノーム」
・闇妖精族「インプ」
・影妖精族「スプリガン」
・猫妖精族「ケットシー」
・鍛冶妖精族「レプラコーン」
・音楽妖精族「プーカ」
・光妖精族「アルフ」
・天使妖精族「ルリア」
・悪魔妖精族「イリス」
・神妖精族「ゼウス」
・氷妖精族「シノン」
・死妖精族「アリス」
更新履歴
・本編更新
・新キャラ項目に「フェンネル」を追加
・新キャラ項目に「影ノ宮雷矢」を追加
・新妖精族追加
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- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.28 )
- 日時: 2012/11/16 17:26
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
クロ☆
フェンネルくんは今回のキーキャラ!
なんか謎めいてる無口な子を目指してるけど失敗(´・ω・`)
もう一話くらい上げてフェンネルくんがダークエレメントに入ったら
キャラ設定あげようかな。
うーん…ピクシブってカキコと違って夢小説とかあまりしないんだよね。
ほぼ腐女子だし…
だから、オリキャラとかそういうのが居るからかな?
カキコでやるならウケるネタなんだけど、ピクシブでやると
あまりウケない…かな。
ピクシブではだいたい男子×男子のBLがウケちゃうんだよね。
クロみたいな小説書くんなら夢小説扱ってる所かカキコかなーって。
夜桜☆
うおおおおおっ久しぶりやんね!!(抱っ←
俺の事覚えててくれたんだね!こんなしょうもない奴の事を!!
おう!テスト頑張れ!!
更新頑張るよ!忙しい中コメありがとな!
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.29 )
- 日時: 2012/11/16 17:30
- 名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id
藍紅へ
ん、了解。分かった。参考にして見る。
あと、新小説書いた。
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.30 )
- 日時: 2012/11/17 17:56
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
4話
(セシルside)
「フェンネル?」
「……」
彼はやはり何も話さない。俯き、黙っているだけだ。
「なにがあった?」
「……アルフ領から追放された」
「何故だ?」
「俺は、ずっと1人だった。それだけの事…」
フェンネルはそれだけ言い、後は何も話してはくれなかった。
「そうか」
俺は返事だけした。フェンネルは少々俺の反応に驚いたようだった。
「これ以上、話したくないのならそれでいい」
「それで、いいのか。もう聞かないのか?」
「あぁ、構わん。見ず知らずの他人には話したくないような内容なのだろう?」
俺がそう言えばフェンネルは黙り込む。
よほど辛い内容で領を追放されたのであろうことが悟れた。
「なぁ、アルフって事は武器は…」
「弓、俺は弓を使う」
「弓かぁ…結構レアは武器なんだね?僕弓見るの初めて!」
「私も…というか、アルフ自体最近少なくなってるから…」
「そうだな、アルフは最近見かけなくなってきたな」
「……お前達、名前は?」
「ん?あぁ、名乗ってなかったな」
そういえばフェンネルに一方的に名乗らせただけで、
俺達は全く名乗っていなかったことに気付く。
「俺はシルフのセシルだ、このチームのリーダーをしてる」
「僕はインプのリネル!僕はチームの前方をしてるよ!」
「私、サラマンダーのクレアだよ。リネルと前方をしてるよ」
「お、俺はウンディーネのツバサ!主に後方でヒーラーやってるんだ!」
「……バランスのいい種族で固めてるんだな」
「まぁな。バーサクのサラマンダー、暗いとこOKのインプ、
魔法と攻撃の両立が出来るシルフ、ヒーラーのウンディーネ。
これでフェンネルが入ってくれればまたいいチームになる」
「分かった、俺もパーティに加わろう」
「いいのか?」
「あぁ、勿論。俺を気遣ってくれた礼がしたい」
そう言ってくれたフェンネルは、自分でパーティに参加したい、
というカソールを俺に宛ててきた。
俺は「YES」と答え、フェンネルを引き入れる。
フレンドリストに「fenneru」の文字が現れ、タップしてリストへ乗せる。
フェンネルも他のメンバーとフレンド登録したようだ。
「悪い、俺もう落ちる」
「私ももうそろそろ落ちなきゃ…」
「僕もだよ。皆学生だし…」
「俺も落ちる!皆が落ちるなら俺も落ちるよ!明日学校だし…」
「そうか。じゃあ俺が皆のアバターが消えるまで警備をしてるから
ログアウトするといい」
「いいのか?フェンネル」
「あぁ、オーナー。俺は時間あるし、警備くらいいい。」
「そうか、ありがとう」
俺達のアバターはフェンネルに守って貰う事にし、
俺達4人はログアウトした。
「ん、ん……?」
現実世界<リアル>に帰って来た俺の精神と意識。
ベッドから起きあがり、アミュスフィアを頭から外す。
部屋から出ると、仁王立ちの白竜と遭遇した。
「遅い。今までなにしてた。もう9時だぞ」
「マジで?晩飯は?」
「お前と俺のだけ残ってる」
「そっか…悪いな、こんな時間までお預けで…一緒に食べよ?」
「そのつもりだ、早く行くぞ」
どうやら白竜は俺の帰りを待っていたらしく、
静かなリビングで、二人黙々と晩飯を取った。
「そうだ、白竜。FLAの中で4人、新しい友達作った」
「マジか…種族は?」
「ウンディーネの男とアルフの男。インプの女子とサラマンダーの女子。
これ以上は違法になるから言えないけど。
なぁ、白竜もFLA始めろよ。な?」
「そう言われてもな…」
「ま、考えとけよ。俺、ゲームん中でも白竜が居ないと寂しいんだ。」
「可愛い事を言ってくれるな、剣城」
「男に可愛いは禁句だゴルァ」
「はは、悪い悪い」
「悪いと思ってねーだろ、お前」
「バレたか」
<次の日>
「んん…良く寝た」
「そうか」
「なんで居るんだ」
「起こしにきてやったんだろうが」
「あっそ…おはよ、白竜」
「あぁ、おはよう」
何故か部屋に居た(起こしにきてくれた)白竜とあいさつをかわし、
リビングへと降りていく。
「学校めんどい」
「駄々を捏ねるな。ちゃんと行けよ?」
「ふぁーい…くぁ〜……」
豪快に欠伸をした後、「はしたないぞ、剣城」などと言われ
少し恥じらったが、まぁ如何せん男なので気にしない。
「なぁ、剣城」
「ん?」
「FLA、楽しいのか?」
「そりゃあ、楽しいさ。翅があるから飛べるし」
「はね?」
「あぁ、翅。妖精だから飛べるんだよ。空を」
「ほぅ…面白そうだな、」
「だろ?やってみろって」
「だが俺はアミュスフィアもFLAのゲームソフトも持ってないぞ」
「ゲームソフトが要るな…アミュスフィアは俺の予備があるから
貸してやるよ。ソフトどうしようか、俺今月マジピンチ」
「お前は無駄使い多過ぎだ」
「うっせぇ」
俺はだるい体を動かし、いつもの紫の学ランに着替えようとするが、
白竜に「今日はかなり寒いぞ」と言われた事を思い出し、
正規の雷門の学ランを羽織る。
いつもは紫のほうを着る為、妙に真新しい。
この格好だといつもの髪型が合わないから今日は立てずに降ろす。
ゴムで無造作に縛った髪を丁寧に解く。
俺の少し長い藍色の髪は重力に従って首元まで降りた。
そういや寒いとコンタクト乾いて痛いんだっけ、とか思いながら
俺は愛用の赤ブチ眼鏡をかける。
ズボンにベルトを通し、正規の鞄に物を詰め込み、
指定された靴を出してきて、それを玄関に出した。
部活の鞄には変わらずジャージやユニフォーム、スパイク、タオル、
ボトルなど使うものを全て詰め込んだ。
「本当にその格好してると可愛いが誰だかパッと見分からんな」
「可愛い言うな…この間この格好で行ったら倉間先輩に誰だって言われてさ。
剣城ですって言ったら悲鳴上げられたよ」
「マジか…」
「あぁ、もうそろそろ出ないと朝練遅れるからもう行く」
「分かった、気をつけてな。」
「んなこと分かってるっての…行ってきます」
「行ってらっしゃい、剣城」
白竜と挨拶を再度交わし、俺は家を出た。
だいたい白竜は朝練には来ず、ギリギリまで家に居る。
ハッピーエンドの奴らを連れて放課後の練習に来る。
「あざーす…」
俺はやる気のない声で部室へ入る。
「あぁ、おは………おはよう」
「どうしたんですか?神童先輩」
「いや、剣城か…見違えたぞ」
「はは…良く言われます…今日は寒いって聞いたんで…」
「あ、あぁそういうことか。着替えてくれ」
「はい、……神童先輩、いつもは霧野先輩と一緒に来ますよね?
霧野先輩は……?」
「ん?あぁ、霧野か。霧野なら遅れてくるそうだ」
「そうですか」
俺はロッカーを開け、中に鞄を突っ込む。
鞄からユニフォームを出してハンガーに引っかける。
着ていた学ランを脱ぎ、ハンガーにかける。
Yシャツのボタンを外し、ユニフォームを被る。
いきなり半袖にしたせいか、暖房が効いている部室でも薄ら寒い。
ベルトを外してズボンを脱ぎ、下も履き替える。
半ズボンはさすがに寒い。
靴を脱ぎ捨てるようにして長いソックスを履き、スパイクにとりかえる。
ユニフォームの上から強引にジャージを着る。
学ランは綺麗に伸ばしてからハンガーに引っかけた。
ロッカーを閉めて、神童先輩の隣に座る。
「なんか、静かですね」
「あぁ、そうだな」
俺は神童先輩と他の皆を待つ。
……あぁ、これはいつもの事だ。
続く
文字数の関係で(ry
次回、リアルでのクレアとリネルに出会います!
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.31 )
- 日時: 2012/11/17 18:38
- 名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id
藍紅へ
思ったんだが、ハッピーエンドのメンバーの中で異性カップルは『剣城×月実』、『零鬼×無月』、『真紅×九六』の三組しか居ないと思った。
あと、これはアイデアだが、このフェアリー・ティターニア編が終わったら次は未来編でハッピーエンドの前に10年後のハッピーエンドが現れるってのはどうだ?
10年後では円藤監督のようにさっき言ったカップルが結婚していたりとかどうだ?
- Re: フェアリー・ティターニア イナクロ ハピプロ再始動! ( No.32 )
- 日時: 2012/11/17 18:54
- 名前: 藍紅 ◆JTyw4zQ2h. (ID: TaF97fNV)
- 参照: 藍紅のハッピーエンドプロジェクト再始動!
5話
(剣城side)
無事朝練も終わり、部室でささっと着替える。
「寒…」
そう呟くと、後ろから寒いねーと聞き慣れた声が聞こえた。
振りかえると、二人の少女。
もしかして、と思った。
「なぁ、」
「は、はいっ!?私達になにかようでしょうか!?」
「あはは、紗也テンパりすぎだよー。僕はなんも怖くないよ?」
「夢魔はのんきすぎるのよ…」
「夢魔…?紗也…?も、もしかしてお前らリネルとクレアか…?」
「え?なんで僕達の事知って…あ、もしかして…」
「あぁ、シルフのセシルだ。…初めまして、って言った方がいいんだよ、な?」
「あ…う、うん。なんだぁ、セシル君かぁ…私吃驚しちゃったよ」
「はは、えっと…剣城京介って言います。初めまして」
「あ、あの、雪城紗也です。本名は火谷沙姫。あ、でも紗也って呼んで?」
「了解」
「僕は幽鬼夢魔!夢魔でいいよ!」
「分かった」
「えぇと…京介くん、でいいかな?」
「じゃあ僕もそう呼ばせてもらうねー!」
「分かった。お前達、随分とボロボロだが…」
そう聞くと、二人は俯いた。
「どうした?」
俺はそう聞くと、二人は目を合わせてから「ついてきて」と言われ、
腕を引っ張られた。
もう一時間目が始まっている頃であろう。
後で影山にノート移させて貰おうそうしよう。
「ここは…?」
「私達の家だよ」
「はぁ!?」
そこは何もない路地。
そこが「家」だと言う。
「もしかして、お前ら…」
「うん、僕達には帰る家がないんだ。
元々…僕だけだったんだけど、紗也…いや、沙姫が両親に殴打されて
僕の所に逃げてきたから、僕達って意味なんだけどね」
「どうして夢魔は…」
「あぁ、僕ね…親に虐待されて。しょうがないから外で暮らしてるんだ。
制服とかは沙姫が買ってくれて…えへへ、いつもお世話になってて。」
「どうやってFLAに入ってる?」
「ここの路地、電気とか水とか色々あってさ。そこのワイファイ回線から
アミュスフィア使って入ってるんだ。ゲームの中だと辛いこと感じないから…」
夢魔の目には涙が浮かんでいた。
紗也…沙姫も涙ぐんでいた。
「なぁ、俺今1人暮らししててさ。俺の家にハッピーエンドの皆が居候してる状態なんだけど…
……お前らも来ないか?部屋まだ空いてるし」
「ほんと!?いいの!?」
「あぁ、いいよ。アミュスフィアも持ってこいよ。
部屋はあと5個くらい空いてるし…」
「ど、どんだけ広いお家に住んでるの…?」
「そこまで広くないぞ?二階建ての一軒家だが」
「えぇ!?中学生が1人で…二階建ての…一軒家に……」
「京介くん…それすっごく羨ましいんだけど…」
「はは、そうか。じゃあ、後でまた会おう?とりあえず学校戻ろう。
荷物運びは放課後やればいい。俺も手伝うから。
運び終わったらFLAの中で立ち会おう。オーケー?」
「うん!僕は全然!僕達、授業料とか払えないから授業ほとんど出てないし、
今から物運ぶよ。家何処?」
「地図やるから行け」
「うん!地図なら私に任せて!」
「さっすが沙姫!」
「外では紗也って呼んでって言ってるのに…」
「あ、ごめん紗也。じゃあ行こ!」
沙姫は夢魔の元気さに支えられているような状態だった。
そういや、リアルでのフェンネルやツバサは今授業を受けているのだろうか。
……気になる。
放課後、俺は部室へ足を運ぶ。
「お疲れ様です」
そう言い、部室へ入ると天馬と西園が俺に向かってダッシュしてくる。
「つるぎつるぎ!!俺フェアリーティターニア買ったんだよ!!」
「はいはい…後で聞くから着替えさせ……ん?FLA買ったのか!?」
「だからそう言ったでしょ?」
「……なぁ、」
「何?」
「もしかしたら、の話なんだが…種族ウンディーネか?」
「え!?なんで知ってるの!?」
「!?」
「え、剣城?」
嘘だろ。ツバサ=天馬の確率が上がってしまった。
続く
もうそろそろバレそうなツバサくん。
フェンネルのリアルはもう少しで出ます。
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