二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レッドレイヴン —からっぽの人形—
- 日時: 2012/05/11 17:40
- 名前: 黒猫 (ID: okEdKXH3)
- 参照: http://www,kuroneko.cc/novel
小説、書きまーす。
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- Re: レッドレイヴン ( No.38 )
- 日時: 2012/02/08 16:11
- 名前: 黒猫 (ID: okEdKXH3)
アンディの年齢を誰か教えてください。
僕の予想では…15くらいだと思うんですけど
- Re: レッドレイヴン ( No.39 )
- 日時: 2012/02/09 15:53
- 名前: 黒猫 (ID: okEdKXH3)
『明日からあなたを別のところに移すわ。しっかりほかの人の言う事を聞くのよ』
母が突然、私にそう告げた。ほかの人の言う事、つまり母はそこにいない。
別にどうでもよかった。結局、ここから出ても監視がいるに決まっている。
『言う事聞かなきゃ、処分されるからね。力を手に入れてここに帰ってきてくるのよ』
それ以外は、帰ってくるなと言うのか。
これが最後のチャンスかもしれない。私は、いままでずっと、ずっと聞きたかったことを、聞いた。
母は、にっこりと笑う。
とたん、辺りが暗くなった。
- Re: レッドレイヴン ( No.40 )
- 日時: 2012/03/29 20:43
- 名前: 黒猫 (ID: XsTmunS8)
アンディは先ほどの夢のせいか、施設を出たときのことを思い出した。
飛び交う銃声と怒声。それら全てアンディに向けられいていた。
そんな中唯一、アンディを助けてくれた少女がいた。
『私があなたを出してあげます』
珍しい藍色の髪と紅い目をもった愛らしい少女は言葉通りアンディを出してくれた。その際、重傷を負った少女を背負いながらアンディは施設を出た。
生まれてはじめて助けてもらった。自分をかばってくれた。どうしても見捨てたくなかった。
少女はアンディを慰めるように、あるいは死ぬ前の願いを言うようにアンディに話しかけた。
『私は雪が見たいです。あと夕日も見たいです。あなたは何が見たいですか?』
答えられないアンディに少女はクスッと弱々しく笑った。
『一緒に見ましょう。私初めて、友達ができました』
その後、友情の証だと言って指輪をくれた。
それからどうしたか覚えてない。いつの間にか少女はいなくなっていて、残されたのは半透明の黒い指輪だけだった。あの時は悲しくて、少し泣きそうになった。
「何ボーッとしてんだ、アンディ!」
ハッと現実に引き戻されたアンディはシャルルに頭を突っつかれた。
「痛い」
「まったく、少しはウォルターを見習え!」
アンディは頭をさすりながら、少女の名前を思い出そうとした。しかし
(あれ、なんていう名前だったっけ)
変わった名前だと言うことは覚えている。なのに名前を忘れてしまったらしい。
さすがにヤバイと思った。向こうに自分の名前を言うのを忘れていたので、会える確率0に等しい。おまけにあの少女が生きているかさえ怪しいものだ。
アンディはそれらをいったん忘れようとライアーを捕まえる方法を考えることにした。
もし2人(と1匹?)がライアーについて考えなかったら気付いていただろう。
2人を見張るように建物からジッと見ていた男の存在に。
- Re: レッドレイヴン ( No.41 )
- 日時: 2012/02/22 18:45
- 名前: 鴉咲 (ID: fCAUmeG6)
話がだんだん広がって来ましたね…
少女にライアー…
続きが気になります!!!
- Re: レッドレイヴン ( No.42 )
- 日時: 2012/02/25 08:43
- 名前: 1語・オレ (ID: fpEl6qfM)
はじめましてー。
1語・オレ(いちご・おれ)ですー。
この小説、おもしろいですね。これからの展開がたのしみです。
オレもこんなのかいてみてー。
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