二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.gray-man -存在の証-
日時: 2012/07/17 20:15
名前: 快李&ラン (ID: qs8LIt7f)

 初めまして。またはこんにちは!二人揃って、初の二次小説合作です。
 快李が主に話し言葉を。ランが行動描写・情景描写の付け加えをします。

******************************************

・荒らしはご退出お願いします
・主人公はアレンじゃないです
・キャラ崩壊有り
・駄文です
・誤字脱字があれば、教えてくれたら幸いです

******************************************

 以上が宜しければ、どうぞm(_ _)m

———————*目次*———————

プロローグ.>>2

オリキャラ.>>7
オリキャラの似顔絵.>>68

第01夜 - 存在する者 - >>9
第02夜 - 爆発と共に - >>16
第03夜 - 訪問者との - >>20
第04夜 - 印された日 - >>27
第05夜 - 止まらぬ血 - >>33
第06夜 - 盲目の辛さ - >>39
第07夜 - ルークの親 - >>44
第08夜 - ロボの暴走 - >>56
第09夜 - 追いかけて - >>61
第10夜 - 別れがきた - >>62
第11夜 - ついに外出 - >>67
第12夜 - 意味は有る - >>69
第13夜 - 言葉の重み - >>83
第14夜 - 仲間外れの - >>86
第15夜 - 闇の少年が - >>87
第16夜 - そよ風唱え - >>88 ←**NEW**

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Re: D.gray-man -存在の証- ( No.82 )
日時: 2012/07/06 21:33
名前: ラン (ID: qs8LIt7f)


 お知らせメールついでに、ネタ来たので更新します。私が更新するのは今日で最後だと。後は全部快李に任せます。

Re: D.gray-man -存在の証- ( No.83 )
日時: 2012/07/06 21:52
名前: ラン (ID: qs8LIt7f)

         第十三夜 -言葉の重み-


 ルークは、ロードが最後に残した言葉が気になっていた。

「ルークは一人で旅をしてる。でも、ルークのお父さんも、一人で旅をしてる。」

 意味がわからなかった。自分の父も自分と同じ人生を歩んでいるのか。それとも一人で何処かに、千年伯爵の命令で行っているのか。何もわからない。

「教えてくれよ」

—誰か...俺の生きる意味を教えろ。母の病に気がつかなかった。それは俺が殺したに等しい。俺は殺人器なんだ。産まれてはならないのに産まれてしまった。それだけで罪なのにもかかわらず。幼い頃にまた...罪を犯した。母を殺したという罪を。俺の存在の意味はあるのか。

 そんな暗闇にくれるなか、ルークは交換ノートの○月△日を開いた。それは、アレンと共に修行生活を送っていた日々。
 その日に、アレンに言われた言葉が記されていた。

「俺...生きてる意味ないよ。何の為に産まれてきたんだろ」
「世界を」
「?」
「世界を。アクマを。人を守るために産まれてきたんですよ」

 短い会話がそこに記されていた。でも、思い出せない。イノセンスという魔が俺の記憶を食らう。その記憶と、ルークの心の闇がシンクロ率へと繋がる。

「ばかばかしい」

 そんな言葉、ルークは信じていない。人は誰でも口では簡単に言える。嘘が言える。何が真実なのか。詳しく調べなければわからない。それが人間の恐ろしいことだ。

—俺ハ人?アクマ?.........<何者>ダ?

 ただ夜の街を一人歩く。ひたすら前に進む。そんな時、町中に時計の模様が映った。家・壁・道路全てが。時計に侵食していた。

「っ!!」

 足に激痛が走った。イノセンスに直接触れたからなのだろう。壁に手をあずけるにしても、手まで激痛が走る。この街に入る時に出来た傷が疼く。なぜこんな目にあわなければいけないのだろうか。
 直に模様は消え、ルークの痛みも少し経って消えていった。

「...............頭痛い」

 任務がこれ程厳しいとは予想外だったらしい。なんせ初任務だから仕方ない。でも、初任務早々仲間とはぐれるのは明らかにおかしい。

—それ程俺が足でまといって事か

 ルークの心の闇が大きくなる。それと同時に、王様ゲームの罰も大きくなっていく。強くなればなるほど人を傷付ける。

「アレン・ウォーカーに命令。2時間以内にルークの元へ戻る。命令に従わなかったら罰を与える」

 ルークはまだそれを理解していない。

Re: D.gray-man -存在の証- ( No.84 )
日時: 2012/07/07 18:45
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)


 パラッパッパッパー アイラーブニッ((飛び蹴り


(´∀`*)
(´∀`*)
(´∀`*)
(´∀`*)
(´∀`*)
(´∀`*)
(´∀`*)

         ただいま〜(*´∀`*)

 ウヒョホヨヒョオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Re: D.gray-man -存在の証- ( No.85 )
日時: 2012/07/07 20:53
名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/

この日をまちわびて
おりましたw



三回目ーw

Re: D.gray-man -存在の証- ( No.86 )
日時: 2012/07/08 17:19
名前: 快李 (ID: qs8LIt7f)

         第十四夜 -仲間外れの-


 この世界の何処かに、一匹のアクマがいる。そのアクマは潮風にあたりながら砂場座り、周囲を警戒しながらも手にある小さなビンを見つめていた。中には羊皮紙が入っており、文字が書いてある。

「...」

 アクマは静かにそれを海に流した。羊皮紙に書いた内容を思い出しながら。
 「この世界の何処かにいる我が息子へ。きっと怒っているだろうな。でも...嫌われていたっていい。私はお前をずっと探している。いつか会うときが来るかもしれない。が...私は決して名を名乗らない。遠くから見守っているぞ」
 アクマは瞳から血色の涙を流した。足元の砂がみるみる血色へと染まっていく。小さなカニやヤドカリは逃げ、アクマだけその場に立ちすくんだ。

「ルーク...」

 巻き戻しの街はもう朝になり、この前と変わらぬ情景となっていた。ルークはその街をただ歩き回り、途方に暮れていた。

「もしあの三匹がお父さんだったら」

 全てのアクマを警戒していた。誰がお父さんなのかもわからない。写真も何もないので、思い出しようがない。もしイノセンスが記憶を戻してくれたら...。

「戻してやろうか」
「!?」

 脳内に直接聞こえてきた声。聞いたことのある、懐かしくて、怖い声。

—イノセンス...?

「そうだ」

—何のよう?

「記憶を戻したいか」

—別にいいよ

「...そうか」

 たまにイノセンスは、ルークに内密で命令を下している事がある。さっきの命令...「アレン・ウォーカーに命令。2時間以内にルークの元へ戻る。命令に従わなかったら罰を与える」というのは、イノセンスが下した命令だった。

—イノセンスって名前ないの?

「ない」

—付けてやろうか

「いらん」

—わかった

「...」

 仲間のアレンとリナリーがロードに襲われていることにも気付かずに、ただ呆然と街中を歩いているルーク。もうすぐ命令をして2時間が経つ。どんな罰を与えるかは、全てイノセンスが決める。ルークは決めることが出来ない。

「命令に従わなかった為、切り傷の罰を与える。アレン・ウォーカー」

 ルークに意識はなく、イノセンスがルークの体内に入り込んで罰を下した。もちろんその時に、イノセンスはルークの記憶を餌にして食べる。その為、ルークは覚えていない。イノセンスが勝手に命令を下している事を。
 かつて闇のイノセンスと呼ばれた、一つだけ仲間はずれのイノセンス。この歴史はある二つの一族しか知らない。


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