二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【銀魂】闇と、
- 日時: 2010/02/24 17:58
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)
クリック有難う御座います^p^
春に映画化するみたいなんで、そのお祝いに小説作ってみた。((
管理人、シリアス・ダーク小説で活動中。
探してみてね((((逝
因みにオリジナルです。
+注意+
・駄文です。
・荒し止めてください。管理人折れます((
*目次*
人物 >>1 序章 >>2
一章 >>3 >>4 >>7
二章 >>8 >>9 >>10
三章 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15
四章 >>16 >>19 >>24
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.2 )
- 日時: 2010/02/03 17:44
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
*序章*
————血生臭い
昔からそう言われてた。
自分では分からなかった、そんな匂い。
昔から嗅ぎ慣れた、一族の匂い。
戦いで疲れ、流れた己の汗と血。
そして、傷つけた相手の血が交じり合った匂い。
其れが自分たちの匂いだと知っていた。
そんな匂いが嫌いで、皆離れていった。
自分の一族は一人ぼっち。寂しい一族。
でも戦わないと生きていない。
それは自らの血が言う本能。
本能には逆らえない、
————其れが生き物の本能
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.3 )
- 日時: 2010/02/03 23:53
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
*一*唐突-01
侍の国。
そういわれた『江戸』という町。
季節は暖かくも、涼しくも無いただ寒いだけの真冬の2月。
しかし、今日は珍しく春のように暖かく陽が雲の切れ間から覗いていた。
そんな日には、少し何時ものより薄めの服を着て公園でガk……子供が公園で遊んでいる。
サァサァという風の音が鳴るここらで一番広い公園で一人浮いている存在の人影。
彼女の容姿は年15・6くらい。今日の日には不釣合いな暗い紫の髪が風に揺れている。
そんな彼女は陽を避けるように日傘を差し、ただ立っていた。
***
「うっひょ〜い!!!定春ぅ!!待つアルヨ〜〜!!!」
背後から無邪気な声が聞こえる。
彼女は声のする方へ目を向けるとそこには自分に似たチャイナ服を着た女の子が巨大な犬と追いかけっこをしていた。
ボーっとその光景を見ていると、『定春』と呼ばれた巨大な犬がこっちへ向かって走ってくる。
「ちょ、神楽ちゃん!!前々!!危ないから!!」
女の子の後ろを頑張って追いつこうと必死に走っている眼鏡の地味な青年が叫んでいるのと同時くらいに、
定春は自分の目の前まで近づいてきていた。
「……ったく、江戸ってこんなに面倒で賑やかな町なのかねぇ……」
ブツブツと呟きながら彼女はひょいっと軽やかに巨大犬を避けた。
「おわぁ!?だ、大丈夫アルか!?」
さっきの女の子が目の前まで駆け寄って心配そうに聞いてくる。
「あぁ、大丈夫だ。其れよりあの犬を放って置いて良いのか??」
そう言うと女の子は思い出したように、巨大犬を追いかけて行った。
「あぁ〜……スミマセン!!大丈夫でしたか!?」
女の子を追いかけていた地味少年が今度は息を切らしながら聞いてくる。
「新八ィ、テメェは神楽追いかけろ。これ以上被害を出すな、面倒だから」
少年の後を面倒くさそうに歩いてきた銀髪の天然パーマの男が気だるそうに言うと、少年は頷き女の子を追いかけていった。
「お〜い、大丈夫ですか〜〜??怪我してても銀さんたち慰謝料払えないからね??」
「……安心しろ、何処も怪我はしていないし。俺は『ヒト』よりも体が丈夫だからな」
差してた傘から顔を覗かせながら彼女が言う。
それと同時に男の表情が凍りついた。
「……っ!お前っ……!!!」
何か言いかけた男の横を通って彼女は消えた。
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.4 )
- 日時: 2010/02/05 14:27
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
-02
***
……、暑い。
初めて江戸に連れてこられたときの江戸に対しての第一印象だ。
晴れの日は何時も昼は陽が、夜は月が空を照らしている。
自分の故郷の星を思うと、此処は自分達の一族には適してない土地だと思った。
————けど、此処で暮らすと自分で決めたんだ。
両親を殺した奴らに媚び諂い生き、其の時が来れば両親の敵を討つために……。
****
彼女が陽を避けながらボーっと歩きながらうわ言の様に思いながら歩いていると、
急に車のクラクションが耳に飛び込んできた。
「お〜い、そこの日傘の女ぁ!!危ねぇぞ〜????」
瞳孔の開ききった目で彼女を見ながら言う男。
そう言うと同時くらいに頭に鈍い音が走った。
****
音と共に崩れ落ちる彼女を見て、車に乗ってた男が加えてた煙草を地面に落とした。
「あ〜ぁ……何やってんですかぃ、土方。ちゃんと前見て運転しやがれってんだ」
助手席に座っていた、運転してた男よりも若い青年が車から降りながら他人事のように男に話しかける。
「おっおぉぉおおおおお落ち着けぇ〜……と、取り合えずだな、た、タイムマシンを……」
『土方』と呼ばれた男が車のしたに潜り込みガタガタ震えながら言う。
「土方さん、先ずはアンタが落ち着きなせぇ」
****
そんな気ままな言葉を行き交わしていると、
引かれた死体が動き出した。
「俺なら、平気だ」
土方と若い男は絶句した。
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.5 )
- 日時: 2010/02/05 14:37
- 名前: ★勇羅★ ◆ZnBI2EKkq. (ID: 3xnkBRQd)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
初めまして^^
小説拝見しました☆
すっごく上手です!!プロみたい……
私も銀魂の小説書いてるんでよかったら見に来て下さい♪まぁ、瑠亞さんみたいにうまくないですけど…;^^
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.6 )
- 日時: 2010/02/05 16:00
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
>>勇羅様
コメント有難う御座います^p^
そ、そんな恐縮です;
了解です。
合間を見て勇羅さんの小説も拝見しに伺いますね。
この掲示板は過去ログ化されています。