二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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大空は翔けた—REBORN— 黒曜編始動!
日時: 2010/04/26 16:21
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—お前の覚悟—

—見せてもらうぞ—

—Ⅹ世—《デーチモ》


消失です。
最近中二病が・・・(汗)
今回は《沢田綱吉》が、《沢田綱吉》の幼馴染に転生します!
頑張ります!


登場人物設定

・沢田 錬
沢田綱吉の幼馴染。
男装で女子だとばれないように誤魔化しているがばれそうに何度もなるので寿命が縮まるとか何とか。
容姿:ツナ似の容姿だが、初代似で結構凛々しい。髪の色は金色に近い茶髪。(風紀に勘違いされる・・・)
ハイパーモード時は目が橙色に変化する。
暴走時は髪色が黒く変化し、目が赤く変化する。
武器:グローブ・大空の炎・影の炎。
能力:超直感(?)
所属:ボンゴレファミリー
年齢:不明
体重:ツナと同じ
身長:ツナと同じ
・詳細
影の炎について。
漆黒の炎だが、属性的には大空の炎とは変わらない。
だがこの炎は錬の暴走時に発動される炎で、別名『闇の炎』とも言われる。
特徴は、《支配》《破壊》。
実は転生者で前世は《沢田綱吉》だった。



オリキャラ

・沢田ナツ
ツナの双子の兄。
錬の存在に不振を感じる。
容姿:ハイパー寄り。
年齢:ツナと同じ
武器:グローブ。
属性:大空
能力:超直感《弱い》






・目次
序章
プロローグ
第一話 転生した大空 『見つけた・・・』
第二話 未来の守護者 『雲雀さん・・・』
第三話 ピアノ協奏曲 『俺なんか』
第四話 ボンゴレ九代目 『イタリア』
第五話 幻影の霧 『骸、楽しみに待ってるよ』
第六話 始まる物語 『始まる』
《中学生編》
第七話 最強の家庭教師 『獄寺君』
第八話 大空の駆け引き 『山本』
第九話 未来のキミ達 『凪』
第十話 雷少年と晴れ少年 『祈ろう』
第十一話 夏祭り 『炎』
—アトガキ—
《黒曜編》

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Re: 大空は翔けた—REBORN— 中学生編開始 ( No.10 )
日時: 2010/04/26 11:18
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第八話 大空の駆け引き


「雲雀さん。コーヒーです」
「ん。」

あれから俺は雲雀さんの秘書担当をしている。

なんでか知らないけど、俺のコーヒーが美味しいらしい。

未来では、俺のお茶が好きだったんだよなぁ・・・その所為かも知れないな。
俺はそう呟いて何気なくカレンダーを見た。

そこで、俺は完全に動きを止めた。

6月29日。

山本の、屋上ダイブ。

「雲雀さん・・・俺、屋上行ってきます」
「?うん」

俺は応接室を飛び出した。


————


屋上に付けば、まだ誰も来ては居なかったが。

山本がフェンスの向こうに立っていた。

「山本!」

「・・・錬か」

山本の目は、絶望していた。
手には包帯。

野球が出来なくなって、自殺・・・だったな、確か。

「止めないでくれよ。俺は「野球が出来なくなって自殺なんて俺が許さない」!?」

山本は驚いて俺を見た。
そこで、屋上の扉が開いた。

「山本!?」

野次馬が集まる。
俺は続ける。

「山本、自殺、俺は絶対に許さない」

「・・・」
「お前が自殺すれば、全員が悲しむ。それに俺には、お前が必要だよ。綱吉にも、ナツにも。」

「・・・だけど、俺は・・・」
「ッ山本。お前は死にたいのか?」
「・・・え?」

「お前は、野球がしたくないのか。死んで野球を終わらせたいのか」

そこで。

山本が困惑を浮かべた。

そして、綱吉とナツが入ってきた。
「錬・・・!?」
「山本。お前は、どうしたいんだ」
「俺は、俺は野球がしたい・・・!」
「そう。じゃあ——」

俺は後ろを見た、そこで——。

「待てよ」
「!」


フェンスが、壊れた。




(山本)(お前に出会えた)

Re: 大空は翔けた—REBORN— 中学生編開始 ( No.11 )
日時: 2010/04/26 11:31
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第九話 未来のキミ達


「キャァァァアアアアア!」

生徒全員の声が響いた。
綱吉は顔を真青にさせ、フェンスの外側に駆け寄り、下を見た。
俺も下を見る。

そこに居たのは——。


オレンジ色の炎を纏った、錬だった。


————


「・・・錬・・・?」
「・・・山本。大丈夫か」

俺は静かに言う。

山本は俺の腕から降り、俺を見た。
「ああ、大丈夫だ・・・それより、その、姿は——」
「錬!山本!」
「お前・・・何して・・・!」
ナツと綱吉が近づいてきた。

俺は炎を咄嗟に消し、彼等の顔を見る。

「アハハ。俺、本当に馬鹿だよな。」
「・・・俺」

山本が俺の顔を見る。

「おれ、どーかしちまってた。わりぃな、錬・・・」
「いや、いいよ。山本。一緒に骨折、治そうね」
「・・・ああ!」

山本はエガオで笑った。


————


その影で。
リボーンは真剣な表情でスコープを除き、錬を見ていた。

「アイツ・・・何者何だ?」

そう、呟いて。


————


帰り道。

俺は一人の少女とぶつかった。

「わっ!」
「あ・・・」
バサッと落ちる少女の鞄。
俺はその鞄を持つ。
「ゴメンね。ハイ」
「・・・有難う」
そこで、俺は眼を見開いた。


『凪』


俺は口元が吊りあがる。
少女は急いで去って行った。

「骸・・・お前は、アイツに変わるんだ。」

運命は変えられないけども。

未来は、変えられるかも知れない。

俺は、そう願った。



(もう直ぐだ)(骸)

Re: 大空は翔けた—REBORN— 中学生編開始 ( No.12 )
日時: 2010/04/26 12:14
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第十話 雷少年と晴れ少年


7月2日。

俺はボぉーッと家に居た。

今日は何も無い。
雲雀さんも他の仕事があるらしく、何処かへ行ってしまった。

しょうがないので外をうろうろしていると公園に見慣れた牛ガラの少年が居た。

「俺っちランボさんだもんね!」
「俺、沢田錬って言うんだ。始めまして」

そう言って笑った。

ランボは俺の腕の中に入ってきて、嬉しそうにはしゃぐ。

「ランボ。リボーンを追いかけてきたんだろ?」
「そうだったんだもんね!錬、俺っちの子分にしてやってもいいもんね!」

俺はアハハ、と笑ってランボを見た。

「じゃあ、ランボ。リボーンの居る家教えてあげるよ。沢田家っていう家だよ」

「わかっただもんね!」

ランボは俺の腕から抜けて沢田家へ向かっていった。

俺は公園にしばらく居ると、ボクシングのジャブの音が聞こえてきた。

「お前は沢田錬ではないか!」
「お兄さん・・・」

久ぶりに見るお兄さんは相変わらず太陽のようで光っていた。

逆境を返す晴れ・・・か・・・。

「ボクシング部に入らないか!?」
「俺、無理です」

一応女だし。
そう言っても無駄だと思うけど。

「そうか!だが俺は諦めんぞ!」

そう言ってお兄さんは去って行った。

公園の向こう側を見ればハルが歩いていた。

俺は自然と笑う。

綱吉もナツもこれから大変な事になるな・・・。

だけど、きっと乗り越えられるだろう。
俺はその覚悟と確信を持って、この世界で。
この運命で動ける。

「出来るなら来て欲しく無い運命も」

きっと、いいように来てくれることを。

「祈ろう」




(今の俺には)(祈るだけだけど)

Re: 大空は翔けた—REBORN— 中学生編開始 ( No.13 )
日時: 2010/04/26 12:57
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第十一話 夏祭り


「ねぇ錬。明日夏祭りだけど一緒に行かない?」

それは、綱吉からの提案だった。

イーピンとも出会ったらしく、何故かやつれ気味に見えた。
「夏祭り?・・・いいの?」
「うん!ね、ナツ!」
「ああ。」

寝不足そうなナツは曖昧な返事をした。
俺は苦笑いをして。

「じゃあ明日、綱吉達の家に行くから。待っててね」
「ああ。」
「うん!」


————


夜、午後7時。

俺は雲雀さんに貸してもらった(というか貰った)着物を着て沢田家を訪れた。

「錬・・・」
「錬さん・・・かっこいい・・・」
「・・・え?」

綱吉が何故か尊敬の眼差しで見てきた。

俺は首をかしげる。

「とにかく、早く行こう。遅れるよ」


————


並盛神社前にて。

屋台が色々あった。
俺は久しぶりだなーとか想いながら。
うろうろしていた時、雲雀さんが居た。

・・・屋台を潰していた。

「雲雀さん・・・何してるんですか?」
聞かなくても判るけど。
判るけどさ!
「やぁ、錬。諸場代だよ」

払えなかったら潰すって言うアレだよね。

そう想いながら俺は深い溜息を付いた。
「雲雀さん。あそこのチョコバナナの屋台も行かないんですか?」

「ああ、そうだね。」

そう言って雲雀さんはツナとナツ、獄寺、山本がやっている屋台だった。

俺は再び溜息を付き、ハッと隣を見た。
リボーンが居た。
「何の用?」

「お前、何者何だ?」

いきなりの質問だなぁ・・・。

まぁ、そう思われる事はわかる。
俺は苦笑いをして、
「だから、今はいえないんだ。ゴメン」
「・・・そうか」
残念そうにリボーンは顔を歪ませ、俺は歩き出す。
「何処に行くんだ?」

「もう直ぐ、始まるんだ。」

共同戦線が。
俺はニヤッと笑って答えた。


————


「やっちまえ!」

行けば雲雀さんがニヤッと笑って戦っていた。
ああ、嬉しいんだー。
戦闘狂ですもんね、雲雀さん。

「雲雀さーん」

「「「「「錬!?」」」」」

全員が声を上げて俺に向いた。
「こいつも仲間だ!やっちまえ!」
引ったくり犯が俺に向かって襲ってくる。

「だてに」

だてにリボーンに、鍛えられて無い。
雲雀さんに鍛えられて無い。

「ガハッ!?」
「!」


—ボァァッ


オレンジ色の炎が夜空にはじける。
両の手に炎を灯し、俺は戦った。



(その後。)(俺はすぐさま、)(戦う準備をしていた)

Re: 大空は翔けた—REBORN— 中学生編開始 ( No.14 )
日時: 2010/04/26 15:41
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

——アトガキ——

あぁぁぁぁ・・・。
次・・・黒陽編行きます!
だけど黒陽編、きっと短すぎると思います!
では。黒曜編で!


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