二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戦国BASARA リク受付中!!
- 日時: 2010/10/24 21:19
- 名前: びたみん (ID: X.h0sN1M)
こんにちは、はじめまして(。・ω・)ノ
びたみんと申します( ´艸`)★。、
このサイト様では、ハンター×ハンターの二次小説も書かせていただいております。
どうぞ、よろしければ構ってやってくださいヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
物語のリクエストを受け付けております!!
BASARAのキャラに限ってですが…(´・ω・`)
詳しくはNo.4をご覧ください( ´艸`)★。、
◆取り扱い説明書◆
・恐らくBASARAの二次小説となります。
・「BASARA?まじないわ」という方、不快感を感じられる恐れがおおいにございます。
・短編長編入り混じります。
・もしも管理人が困っていたら助けてあげましょう。
・管理人は、チキンで鶏なので、驚かすとすぐに逃走しますので驚かさないようにしましょう。
・トリップものからパロまで、非常に雑食です。
・長文なのに駄文となります。
…精進いたします+。・(Pд`。q)゜。+
。。以上。。
上記に承諾しかねると言う方、このスレッドで不快感を感じられるこかと存じます。
静かにブラウザ左上のボタンをクリックすることをお勧めいたします(´・ω・)ノ
お付き合いくださる方、ありがとうございます+。・(Pд`。q)゜。+
では、どうぞ駄文ですが、ご覧ください∑d(゜∀゜d)
PS.コメントなどの返信は、コメントして下さった方のスレに、直接返させていただいております(´・ω・`)
スレを持ってらっしゃらない方への返信は、自スレでさせていただきます( ´艸`)★。、
- Re: 戦国BASARA リク受付中!! ( No.12 )
- 日時: 2010/10/25 22:56
- 名前: 魔堂 (ID: HqV/JBQA)
はじめまして。
自分もBASARA大好きです。
更新頑張ってください。
- Re: 戦国BASARA リク受付中!! ( No.13 )
- 日時: 2010/11/07 23:07
- 名前: 戒魔 ◆TpifAK1n8E (ID: /..WfHud)
びたみんへ☆
最近、瀬戸内海組と猿飛佐助にはまりまくってるからどっちか作ってくれない?
- 佐助の、なんだろう?えっと…??わっかんね。★戒魔様リク★ ( No.14 )
- 日時: 2010/11/11 04:02
- 名前: びたみん (ID: 0giHCmeh)
「うおおおおおおおおおおおおお!!!
佐助ぇぇぇぇええええ!!!」
全身を赤い甲冑で覆い、その下に覗く布まで赤い。おまけに何やら暑苦しい。
甲斐の虎、武田信玄の随一の臣下、戦国一熱い男。真田幸村は、己の部下である忍びの猿飛佐助の名を叫びながら突進していた。
「はいはいっと。
旦那そんなに大声じゃなくても聞こえるって」
黒い影のような空気を身体に纏い、瞬時に現われたのは、真田家に仕える真田十勇士が一人、猿飛佐助だ。
「おお、佐助!!
饅頭が、饅頭なんだ!!」
「あー、旦那、俺には残念ながら理解できねーよ」
ポリポリと頭を掻く佐助に対し、幸村はなお言い募る。
「だからな、饅頭がな!才蔵でな!!」
「ん?才蔵?
才蔵がなんだって?」
すると、ドドドドッと物凄い音が聞こえてくる。どうやら足音のようだ。
どんどんと近付いてくるその音に、幸村は「うわッ」と声を上げて佐助の後ろへと飛び入る。
「ゆきむらぁぁぁああああ!!!!」
「(才蔵か)」
廊下の曲がり角の向こうから聞こえてくる声に、佐助は自分のライバルの存在を認識する。
「ゆ・き・む・らぁぁぁ〜〜〜!!!」
声音からは怒りを感じ取れるが、また幸村が何かやらかしたのであろう。
廊下の曲がり角から現れた人物は、女。
高い位置に纏め上げられた髪の色は、濡れたような黒。身に纏っている物は、防御力を完全無視の露出したものだ。
胸に拳程の幅のある布を巻き、腰には非常に短い布が股の形に縫われた物を履き、極細の鎖を網状に交差させたものが足を覆っている。手甲と具足が辛うじて当てられているものの、それ以外は素肌だ。
腰布に大量に下げられた手裏剣とクナイで、忍であることが窺い知れる。
「ま、待て!!
某は悪気があったのでは…ッ」
幸村が焦って言い訳をするも、くノ一は佐助の後ろに控える主に猛突進してくる。
「申し開きなど聞かん!!
漢が漢の背後に隠れるなどと、情けないとは思わんのかッ」
「な、なにッ!?
それもそうだ、よ、よし才蔵!勝負だ!!」
才蔵と呼ばれた忍の言葉に弾かれたように佐助の背中から飛び出した幸村は、才蔵に向かって二槍を突き出す。
「笑止っ
対等な勝負などできんぞ!!」
猪の勢いで突進してきた才蔵は、そのままの勢いで幸村を突き飛ばした。
空の彼方で光る星となった幸村を見て、佐助は才蔵を諌める。
「ちょっとー、旦那を拾いに行くのは俺なんだぜ?
あんまり遠くに飛ばしなさんな」
「ふんッ
虎の若子は、女子の扱いを心得ておらん!」
「そりゃなぁ〜、もうちっと言葉遣いとか改めりゃ違うだろーさ」
鼻を鳴らしてそっぽを向く忍は、真田十勇士の一人である。
霧隠才蔵、伊賀忍軍頭領をも務める、佐助の宿敵だ。
「やかましい。
尻に噛み痕を付けられれば、女子だろうがなんだろうが殴り飛ばすだろうが」
「ホラっ」と言って腰の履物をずらして噛み痕を見せようとする。慌てて佐助はそれを阻止すると、
「女なら尻をみせるなよ」
思わず苦笑も洩れるというものだ。
「ああ、そうか。
これははしたない行為となるのだな」
納得したようにずれた履物を戻す。佐助はほっと息をついた。
「んじゃぁ、ちょっくら旦那を拾ってくるとするかね」
「ああ、すまんな
饅頭なんかに化けるものではないな」
はぁ、と溜め息を吐く才蔵の様子に、佐助はなんとなく想像がついた。
「旦那は甘いもんが好きだからなー
なんでまた饅頭なんぞに化けたんだ?」
「いや、どれだけ小さく変化できるかと思ってな。
鼠に化けても良かったんだが、女中に叩き出されてはかなわんからな」
だから饅頭と言うのもいささか疑問に思うのだが、それはさておき、幸村の行方を捜さなければいけない。
片手を挙げて、鳥を呼んで飛び立つ。
「佐助ー!」と後ろから掛かる声に振り向く。
「幸村なら寅の方角にある大杉に引っ掛かっておるとおもうぞーー!!!」
離れた距離を埋めるように大声で幸村の居場所を告げる才蔵は、闇に生きる忍ではなく、太陽の光を浴びて花開く蒲公英の様だと思う。
「りょうかいっ」
才蔵から目を引き剥がして前を向く佐助の顔は、己の想像の恥ずかしさに、赤面していた。
……おわり?
い、いいえっそんな訳ないじゃないですか;)))
いや、もう終わりでもいいかなーとか、おも、おもった…り……
はい、ダメですよね。
取りあえずここで切ります( ゜Д゜)
今回は、佐助でいきたいと思います(。・ω・)ノ
ここでBASARAを書いてて思ったこと。「あれ?自分、忍者好きなん?」ということ。
ええ、恐らくすきなんでしょうね。俄然ヤル気が違いますから(´・ω・`)
以前、凛様にいただいたリクで、「伊達&毛利」ということだったんですが、「え、この二人って何か接点あんの?;;」
勉強不足過ぎて書けず、仕方がないので伊達男の異名を取る政宗で書こうとしたんですが、止まってます。
ええ、最初の300文字くらいで止まってます。
なのにどういうことでしょう!!
忍だと思うと進む進む((亀の速度で
今回の「霧隠才蔵」お聞きになった事のある方もいらっしゃるかと思います。
真田十勇士の中でも更に有名な、真田三勇士「猿飛佐助」、「由利鎌之助」、「霧隠才蔵」の、佐助のライバルだとされている才蔵さん(作中では女)を使わせてただきました。
前回がシリアスで、「綺麗な文体」((全然なりきれてない
を目指したものでしたので、今回は、お馬鹿な上に単文にしちゃろーということで、こうなりました。
おそらくまだ続きます……
ああ、完結どうしよう……(´・ω・`)うっ
- 佐助の、なんだろう?えっと…??わっかんね。★戒魔様リク★ ( No.15 )
- 日時: 2010/11/11 17:58
- 名前: びたみん (ID: YSv.Ne/k)
「なぁにが、蒲公英だってーの」
先程の自分の想像に恥ずかしくなって、佐助は一人ごちた。
戦場での才蔵は、その名の通り霧だった。
じわじわと辺りを覆い、気が付けば、もう抜け出せない、先の見えない濃い霧。
一寸先も見えないその本質は、闇に似ている。
佐助は笑った。
先程は太陽のような強かな花を思い浮かべ、今度は闇そのものを連想する。なんという矛盾だろうか。
「まぁ、俺らは結局、闇に生きるもんだ」
茶化したように言う佐助は、知っている。
才蔵の使う霧は、全てを覆い隠すものであると。戦場の彼女の表情を、自分以外に誰が知っているだろうか。
否、彼女の存在そのものを知る人間は、ごく僅かだ。
「俺なんかは大っぴらに出ちゃってるからねー」
佐助は表に出すぎた。それもこれも、全ては若き主君の所為なのであるが。
暗躍するには、既に知られすぎている。
要は見つからなければいいだけの話なのだが、最近は、風魔小太郎だのと、最早伝説と化された忍まで出てくる始末。
才蔵はその点、暗躍のみを活動としている為、佐助よりは動きやすいのだ。
佐助は、歯痒く思う。闇の、暗い、汚い仕事を、全て才蔵に押し付けている様で。だが、今の佐助に出来ることは、幸村と君主である信玄の側に付き、周囲を牽制すること。
闇の中では出来ないことも、糸も容易く出来てしまう。
「旦那はほんっと、世話が焼けるよな」
幸村を空から探す。
一本の、一際大きな杉の木の半ば辺りで、何やら赤い物体が見える。
まるで見つけやすいような場所に、わざと飛ばした様だった。
思考を振り切って、幸村が引っ掛かっている側の木まで鳥を繰る。
「おーい、旦那〜?」
枝に降り立ち呼びかけてみるが、返事はない。完全に伸びている様だ。
「仕方ない、運ぶとしますか」
「よっ」と言って幸村を肩に担ぐと、上空で待機させておいた鳥に指笛で合図を送る。佐助が片手を掲げると、器用にその手を掴んで飛び立った。
何とはなしに感傷的になっている今、佐助はやはり後悔の言葉を零すのだ。
「なぁ旦那、俺が代わってやりたいよ…」
肩から脇に抱え直された真田十勇士の忠誠を受けた若者は、「饅頭…」と呟きながら意識を別の次元へと放り出していた。
「佐助はどうにも考えすぎる節があると思うのです」
茶をすすりながらそう零す才蔵と、顔を突き合わせているのは、甲斐の虎と称される、戦国でも一、二を争う実力とされる武士、武田信玄その人だ。
「ふん、ワシからすれば、どちらもまだまだ青いわ」
信玄は、はははと、豪快に笑う。
「お館様とは年の功が違います」
「そうじゃの
何一つ我等と取り巻く状況は変わっておらん
じゃが、ワシ等はこの大地に根付き、多くの木々を抱えておる」
この甲斐の国に住む人々。
群雄割拠のこの時代、忍の役割は大きい。
「はい。」
「我等は土の丘となり、木々の苗床とならざれば然り。
丘を取り囲む川となり、木々を育む水、道を阻む大河の流れとならねばならん」
静かに語る信玄の言葉を、一句一句噛み締める。
「はい。」
「そして更にその我等を支えるものが分かるか?」
「……?」
「大地じゃ」
まぁ、それは大地がなければ、そもそも始まらないだろうが。
「大地として、常にその上にある物を支えてきたものは、忍ぶ者たちじゃ」
そこまできて、才蔵ははっとする。
この大きな、大きな大局を見据えた我等が君主は、これからも忠誠で支えてくれと、そう言っている。
「お館様……」
「才蔵よ
お主なしでは今の武田はない。
佐助も、幸村も、お主と共にある
お主がおらねば、ワシ等は太陽を浴びれぬ
佐助はな、それを誰よりも感謝しとるんだろ。
本来ならば、自分が居る場所を、お主の存在があるからこそ、あ奴はこの刻も笑っていられるのだ」
「……はい」
草、木、家、畑、山、川、生き物たちが生きる上で必要な存在の下には、必ずそれを支える大地がある。
その大地は、自分だと、君主は言ってくれた。
これ以上の労いの言葉があるだろうか。
影として暗躍する自分は、存在を殆ど知られていない。
武田の中でも才蔵を知っているのは、本当にごく僅か。
だが、それは全てを支える大地のように、意識などされずとも、確かに存在するのだ。
虎は見抜いていた。
影として闇に溶ける様な恐怖を抱いている自分に。
そして、この上ない労いを掛けてくれた。
十分だ。
これからも闇の中で生きていくには十分。
「恐悦至極にございます。
この才蔵、この身が粉々になり、霧となって風に散るそのときまで、肥沃な大地を支え続けると、ここに忠誠をお誓い致します。」
片膝を立て、頭を深く下げる。
そうだ。ここには、守るべきものが抱え切れないほどある。
ならば、抱えるのは佐助たちに任せよう。
ただ自分は、その足元が、沼に嵌らぬように、そっと支えればいい。
そっと、影のように。
光を際立たせる闇のように。
自分は、支え続けていくのだ。
- Re: 戦国BASARA リク受付中!! ( No.16 )
- 日時: 2010/11/11 18:07
- 名前: びたみん (ID: YSv.Ne/k)
はい、まだおわりません。
佐助とラブラブさせるまでは終わらない!!!( ゜Д゜)ウオオ!!
はい、こんなくだらないことにスペースを使って申し訳ありませんでした+。・(Pд`。q)゜。+
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