二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 友って何？生死を越えた友情 八話 イナイレ
- 日時： 2011/01/04 15:28
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
朝蛾といいます。
題名で友という言葉とおり「友達」という限界はどこなのかというのがテーマです。
あとここで宣伝なんですが、私がやってるもうひとつの「曲がった心」のほうもぜひ見てください。吹雪とアツヤの物語です・・・
- Re: 友って何？生死を越えた友情 五話 イナイレ ( No.8 )
- 日時： 2010/12/30 15:28
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
６話
土曜日の朝。いつもの土曜日より多くの人が学校に集まっていた。
「なんかすげぇ人だな」染岡はあたりを見渡す。
「この中にＦＦＩ優勝国のメンバーが居るからな。あとキャプテンもな。」半田がいうと
「それで肝心の円堂はどこにいるんだ？」俺は肩をすくめていう。
「集合時間は確か８時半だよね？」柊は校舎の時計を見る。
校舎の時計はまもなく８時半を過ぎようとしている。
そして向こう側にはすでに印照中のメンバーが集合している。
「もう時間がない・・・・・」『遅刻だ〜！』
全速力で走ってきたのはもちろん円堂である。
「円堂！遅いじゃないか。」俺が言うと
「悪い悪い」とハアハアと息をついていう。
「よし全員集まったな」周りを見回して響がいう。
「今日の試合に柊を入れようと思う。」
「！？ 柊を？」皆驚愕する。
「いいんですか？響さん。俺なんかを」柊が問うと響は
「お前の実力を知っとくには丁度いいだろうＤＦに入れ」とそっけなく答えた。
「ありがとうございます。がんばります。」
「今日のスタメンは円堂、鬼道、豪炎寺、染岡、柊、半田、風丸、壁山、松野、闇野、栗松だ。行って来い。」
「はい！」全員で返事をすると１１人はコートに向かっていった。
- Re: 友って何？生死を越えた友情 六話 イナイレ ( No.9 )
- 日時： 2010/12/30 15:37
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
７話
「よしっみんな気合いれていくぞ！」
メンバーが集まり輪になっている。
「おおー！」
そういってみんながコートに散らばる。
雷門メンバー
ＦＷ
豪炎寺 染岡 闇野
ＭＦ
鬼道 松野 半田 栗松
ＤＦ
風丸 壁山 柊
ＧＫ
円堂
印照メンバー
ＦＷ
制覇 徳概 画家地
ＭＦ
笹間 淡位 館夏
ＤＥ
制封 矢対 幅縞 七井
ＧＫ
正統
向こうのチームもコートにすでにはいっている。
「なんか賢そうな人ばかりでヤンスねぇ〜」
栗松がいうと
「サッカーは見た目じゃねぇし頭がいいだけじゃかてないぜ」
染岡が悪そうな笑みをこぼした。
「そんなこといってたら痛い目にあうさ」
染岡の声が聞こえたのか制覇はにやっと笑った。
そして奥にいた柊を見やると柊はあの冷たい目を返したのだった。
- Re: 友って何？生死を越えた友情 七話 イナイレ ( No.10 )
- 日時： 2011/03/13 20:30
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
８話
「さあ、やってまいりました！雷門中対印照中の親善試合。会場はここ、雷門中グラウンド。そして今回は２週間前に入部した柊がいきなりのスタメン。どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。」
角馬が実況し始めると一斉にピリッとした空気が流れ始める。
メンバー全員が真剣な表情する。
ピィーー
笛が鳴ると豪炎寺は染岡にパスを送り、皆前に駆け上がる。
ボールは次々とパスがとおり、印照イレブンを次々と抜き去る。
「おっと雷門中、これはスムーズだ。あっという間にゴールに近づいていくぞ！」
すぐさま印照中のＤＦ、七井と矢対がボールを持つ闇野の前に立ちはだかる。
「リーフカッター！」印照中の二人は華麗に周り周囲を葉で包み、闇野からボールを奪う。
「しかし、印照中がカット！七井はそのまま徳概にパス！これはロングパスだー！」
徳概は円堂をキッとにらむと必殺技を出す。
「凝結雹水！」
氷のつぶてのなり、ゴールに向かって突っ込んでいく。
「イジゲン・ザ・ハンド！」
「結構強いわね印照中。入らなかったとはいえ、最初からシュートしてくるなんて」
ベンチ席で夏未がいう。
「ホントですね。」音無がいう。
「円堂君たちなら勝てるわよ。とっても楽しそう」
木野は円堂をみる。
「いいシュートだったぞ！」とニコニコしていい、徳概が驚いた表情で円堂を見ている。
「円堂君たちはいいですけど・・・」
秋の隣にいた眼鏡は
「柊君、あまり動いてませんね」
じっと柊をみる。
確かに柊はあたりを見回しているだけで元の位置からほとんど動かない。
「きっとまだ緊張していて、どう動けばいいのかわからないのよ」
秋は柊をフォローする。
柊はなんともあらわせない表情でフィールドを見つめていた。
- Re: 友って何？生死を越えた友情 八話 イナイレ ( No.11 )
- 日時： 2011/03/13 20:40
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
９話
前半が終わり、雷門が先制点を染岡のドラゴンスレイヤーで獲得している。
「いい感じだ。後半もこの調子でいこう。」
鬼道もまずまずという表情をしている。
「そうだな」
ドリンクを飲んでいた豪炎寺も応じる。
「よ〜し！後半もがんばろうぜ！」
円堂は空に拳を高く上げる。
「おお！」
歓声も上がり、みんな一心同体。
その傍らでドリンクも飲まず、タオルも手に取ろうとしていない柊を円堂は見つける。
「飲まないのか？春冬」
「大丈夫。飲まなくても平気だから」
そういって断る。だが、まなざしは皆のもとに戻っていく円堂をみつめる。
「フッ。まずはひとつ」
- Re: 友って何？生死を越えた友情 八話 イナイレ ( No.12 )
- 日時： 2011/03/18 12:06
- 名前： 朝蛾 （ID: nvLkUcGh）
１０話
ピィー
後半開始の笛がなり、印照中のキックオフで試合が開始する。
画家地は制覇から受けたボールをもってオーバーラップしてくる。
「おおっと印照中、すごい勢いで駆け上がっていく。」
「通さない！」
風丸は勢いよくスライディングを繰り出す。
「ふんっ」
画家地は風丸と飛び越える。
「くっ」
「あっと！画家地ゴール前！シュートだ！」
「こい！」
パンとグローブをあわせると円堂は構える。
「驚愕天地！」
画家地はシュートをうってくる。
「これは画家地の必殺技驚愕天地。フィールド全体を使ったシュート。円堂防げるか！」
「いくぞっゴットキャッチ！」
「円堂もフルパワーの必殺技これは！」
ガシィィイイ！
「ぐっ」
キャッチしてもなお威力はあがり続けている。
「くそがぁぁあ！」
ガン
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