二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! 七夕騒動篇
- 日時: 2011/02/25 19:46
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
ポルタと申します。
二次小説を書くのは初めての初心者です。
さて今回は「銀魂」の二次創作小説となります。
文章っていうか、文才が死ぬほどない奴なので、どうか手加減をお願いします……。
この小説を見て下さったあなたは偉人です。
コメントを下さった方はマジ神様です。
どうぞ、ごゆっくりしていってください!
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- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.65 )
- 日時: 2011/01/25 17:04
- 名前: 甘夏 (ID: YaQzuwJ5)
三、四人ですか!
え〜と…高杉、また子、万斎(←漢字こうだっけ?)ロリコン、かなぁ?
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.66 )
- 日時: 2011/01/25 17:11
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
第一話
「依頼というのは、王子の警護です」
使用人の女性数人が言った。
今は五月。万事屋で働き始めて、ちょうど一ヶ月になる頃。
ここは江戸有数の資産を持った家、天野城へやってきていた。
江戸で知らない者はいない、絶大な力を持った家だ。
「よっしゃい、天野家から依頼だ!」
「「「いえーい、大金持ち! 給料上がるぜ!」」」
と、単純な期待をしてここへやってきた。
「護衛って何よ? 何から守るわけ?」
銀さんは、耳をほじりつつ問う。
そんな態度で大丈夫かとひやひやしたが、さほど気にする様子もなく、使用人の女性の一人が、
「天野家が、数年前から……吉良家と対立しているのはご存知ですね」
と、少し言いにくそうに答えた。
私達は、静かに頷く。
吉良(きら)家。
天野家と同じく、江戸有数の莫大な資産を持った家。
数年前のある出来事がきっかけで、天野家と対立した状態が続いているらしい。
「天野と吉良の対決も本格的になってきて……その吉良家から、彦星様を守ってくだされば良いのです」
「なるほど……護衛ですね」
「そういうことになります」
新八の問いかけに、使用人はかぶりを振る。
「じゃあ、早速行くアル!」
「そうだね」
「んじゃま、行きますか」
「よしっ、気合入れていくぞ!」
立ち上がって、廊下を進んでいく。
使用人に案内されて、王子の部屋へと向かった。
まさか、この軽い気持ちの警備が、命がけの死闘に繋がるなんて——このときはまだ、知る由もなかった。
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.67 )
- 日時: 2011/01/25 17:14
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
>甘夏さん
万斎の字、あってますよ。
……ぶっちゃけ言うと、その通りです!
ロリコン(笑)! 変平太のことですね……。
見てのお楽しみってことで……。
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.68 )
- 日時: 2011/01/25 17:20
- 名前: 甘夏 (ID: YaQzuwJ5)
あってますか!良かったです。
楽しみに待ってます。
でも、いくらでも私は待ち続けるので無理はしないでくださいね!
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.69 )
- 日時: 2011/01/25 17:25
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
第一話(零Side)
「依頼というのは、姫の警護です」
使用人の男性は、少し改まった感じで言った。
今は五月。あれからしばらく壱里には会っていない。
一緒にいると離れたくなくなるんですよね……前、変態かって怒られましたけど。
閑話休題……それはさておき。
僕は江戸有数の資産を持った家、吉良城へやってきていた。
江戸どころか、日本でも珍しいほどの金持ちである。
「……儲かりそうじゃないですか(黒笑)」
と、かなりの期待をしてほいさっさとやってきた。
うーん、上司から単純だって怒られますけれど……僕、怒られまくりじゃないですか。
「やはり……天野家ですか?」
「ええ……その通りです」
使用人の男性は、小声で言った。
天野家。
吉良家と並ぶ資産を持った家、天野城。
数年前の事件で、完全に決裂したと聞く。
「吉良と天野の対決も、大詰めというか、ね……少し、均衡が崩れつつあるんですよ」
お茶を濁すような言い方。
つまり、戦争直前のような状態なのだろう。
「なるほど……承知致しました」
「では、織姫様の部屋はあちらです」
「ご丁寧にどうも」
僕はすっと立ち上がり、廊下を進み始めた。
男の僕が織姫……年頃の女性の警護なんてできるんでしょうかね?
仕事柄、ウザがられるのは慣れていますけれど。
そんな心配なんか、まとめて揃えて吹き飛ばすかのような——重大なことに発展していくとは、僕は予想だにしていなかった。
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