二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜
- 日時: 2011/03/01 22:41
- 名前: 勾菜 (ID: lINKjdYA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode
はい、初【ぬら孫夢】にようこそ。
ここは、私の妄想により、つくられます。
主人公の相手はリクオになっています。
それが嫌なら、戻ってください。
原作沿いの話にしようと思います。
荒らし、チェンメはお断り。
—————オリキャラ—————
名前:琴葉
読み:ことは
偽名:雹月 琴華
読み:ひょうげつ ことか
容姿(妖怪):闇にはえる腰ぐらいの長さの銀色の髪に、透き通るような紅い瞳。
容姿(人間):肩より少し長い黒髪に、灰色の瞳。
性格:普段は優しいけど、キレるとものすごく怖い。
能力・武器:時・時空を操る。武器は、扇子と短剣。
その他:リクオの世話係(許嫁)。
時・時空を操ることができるので、手に入れれば世界さえも手に入ると言われている。
奴良組とは、長い付き合いのため、信頼も厚い。
組では、お嬢かお姫と呼ばれている。
『時司』という妖怪で、琴葉という名前は、ぬらりひょんからもらった。
琴葉は、【時姫】とよばれている。
設定は、あとあと増えるかも…?
更新は、気が向いたときにします。
読んだらコメントくださいね♪
- Re: ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜 ( No.8 )
- 日時: 2011/03/25 22:11
- 名前: 勾菜 (ID: JgiXnGnD)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode
了解です!
題名教えてくださいな。
あ、言い忘れてたけど、タメでよろしくです!
- Re: ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜 ( No.9 )
- 日時: 2011/03/26 19:38
- 名前: 朱音 (ID: afDkyVXv)
分かりました。
- Re: ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜 ( No.10 )
- 日時: 2011/03/26 21:56
- 名前: 勾菜 (ID: wkhjenUE)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode
〜第一幕〜 魑魅魍魎の主である④
『ただいまー。』
夕方になり、散歩から帰ってきた琴葉。
屋敷にリクオの気配がする。
が、すぐに琴葉のもとへやって来ないのは珍しい。
不審に思い、琴葉は気配をたどる。
ついた先には縁側に落ち込んだようにして座るリクオの姿。
『おかえり、リクオ。』
「あ…琴葉。」
いつもとは、様子が違うに疑問に思った琴葉は、リクオに問いかける。
『どうしたの、リクオ。元気がないわよ?』
「うん、ちょとね」
以前と落ち込んだ様子のリクオ。
無理に問いただす気はないが、なんだか、こちらまで不安になる。
琴葉が、もう一度口を開こうとすると、首無がやってくる。
「どーしたんですかリクオ様。元気がないですよ。」
「うん、ちょっとね。」
先ほどと同じ返事を返すリクオ。
「今日は親分衆の寄合があるんですから元気出して。
あ、そうそう。リクオ様とお嬢、総大将が呼んでますよ。」
「おじいちゃんが?」
『あぁ、忘れてた。いこうか、リクオ。』
不思議そうな様子のリクオの手を引いて総会の場へと連れていく。
実際にリクオは総会に出たことがない。
琴葉は初代のぬらりひょんのころから、奴良組に仕えてきたため、毎回出席している。
つまりは、琴葉の地位は総大将の次と言っても過言ではない。
- Re: ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜 ( No.11 )
- 日時: 2011/03/26 21:59
- 名前: 勾菜 (ID: wkhjenUE)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode
〜第一幕〜 魑魅魍魎の主である⑤
総会の行われる部屋に入ると、各地の妖怪達が自分の悪行自慢をしていた。
リクオはその様子を凝視する。
「まま一杯」
「拙者今禁酒中での」
「しかさ最近はダメじゃな…人間がまったく妖怪をおそれなくなってしまってな…」
「古いのかのぅ…」
「とはいえあらたま町の火事…あれはワシの悪行ですぞ」
「何?ご存じない?」
「いやいや拙者も先日…」
「まぁしかし悪行といえばガゴゼ先生でしょう」
そこに、静かに入る。
「おお、総大将に時姫様!それに、リクオ様も!」
気づいた妖怪達が一斉にこちらを見る。
『リクオ、こっち来てなさい…』
「うん…」
そばにいたリクオを琴葉が呼び寄せる。
リクオはそばにより、琴葉の服の裾をつかむ。
それをみて、ぬらりひょんが口を開く。
「やぁやぁごくろう、どうじゃい?みんな最近。妖怪を楽しんどるかい?」
全員の顔を確認してぬらりひょんが口を開いた。
「へへへ…シノギは全然ですな」
「ところで総大将今回はどういった?」
その言葉にぬらりひょんは意味ありげに、にやりと笑う。
「うむ…そろそろ…三代目を決めねばと思ってなぁ」
それに、すぐ反応を示す妖怪達。
特に反応したのは、奴良組系ガゴゼ会頭領ガゴゼだ。
「おお…それはよいですなぁ。二代目が死んでもう数年…いつまでも隠居された初代が代理では…おつらいでしょう…」
(そんなことは、微塵も思ってなかろうに…)
そう思う、琴葉は冷めた目をガゴゼに向ける。
そんなこととは、思わずガゴゼの周りにいた妖怪達はガゴゼに媚びを売る。
「総大将!悪事ではガゴゼ殿の右に出る者はおりますまい!」
「なんせ今年におこった子供の神隠しは…全てガゴゼ会の所業ですからな!」
「いやいや…大量に子を地獄に送ってやるのがワシの業ですから」
「いやーさすが妖怪の鏡ですなー!!」
それを聞いたリクオの手に力がこもる。
『リクオ…?』
小さく声をかけるもリクオは反応せずただガゴゼ達を見ている。
達磨達は心葉と同じく冷めた目でガゴゼ達を見ている。ガゴゼ達はそれに気づかない。
それを聞いていたぬらりひょんが口を開いた。
「なるほどのう。あいかわらず現役バリバリじゃのうガゴゼ…」
「おまかせ下され…」
『(お前に任せることなんてないんだけど。)』
ガゴゼの言葉に内心で毒づく心葉。
「だが…お前じゃあダメじゃ。三代目の件…このワシの孫リクオをすえようと思ってな」
ぬらりひょんはリクオの頭に手を置いた。
その言葉に妖怪達はざわめきだす。
「な…なんじゃとぉ〜〜〜」
「なんとっ…リクオ様とは………」
「まだ幼い子供ではござらぬか…」
「たしかに…総大将の血は継いでいるが…」
ざわめき出した妖怪の中でも様子のおかしいガゴゼ。
『どうかしたのかしら、ガゴゼ。』
持っている扇子で口元を隠して問う心葉。
「そっそんなことはないですぞ…時姫様」
『そう?』
怪しげな笑みを浮かべて言うと琴葉は口を閉ざした。だがその目は鋭くガゴゼを見ている。
ガゴゼは琴葉から目をそらすと、殺意のこもった目でリクオを睨む。
『(あいつは、注意しなければ…)』
ざわめきの中、リクオがぬらりひょんに声をかけようとした。
「じいちゃ………」
「どうしたリクオ…喜ばんか。お前が欲しがっとったもんじゃろ」
「え」
「ワシの血に勝るものはない。お前はワシによーく似とる。本家の奴らもそれは十分承知。さぁ採決を取ろうではないか!!リクオ…お前に継がせてやるぞ!奴良組72団体構成妖怪一万匹が今からお前の下僕じゃ!!」
「い…いやだ!!」
高らかに宣言したぬらりひょんに異を唱えるリクオ。
「何?」
『リクオ?』
「こ…こんな奴らと一緒になんかいたら人間にもっと嫌われちゃうよー!!」
「リクオ…?」
叫ぶリクオにぬらりひょんが不思議そうに見る。
「妖怪が…こんな悪い奴らだって知らなかった!おじいちゃんになんかぜんぜん…似てないよ——!!」
「あ」
『リクオ!』
リクオはそう言うと勢いよく部屋を出ていった。
「………総大将……」
ざわめく妖怪達の中、奴良組相談役木魚達磨が口を開いた。
「失礼ながらリクオ様は…本当に血のつながりがおありか…?姿形はもとより考え方もまるで人間ですなぁ…」
「アーン?」
木魚達磨が言うと、いい募るようにガゴゼも口を開いた。
「カカカ… こまったもんですな。どうやら若は…まだまだ遊びたいさかりのお子様のようじゃな…」
「………」
『黙れよ』
今まで黙っていた心葉が口を開いた事にその場の全員の視線が集まる。
それに臆した様子もなく心葉は続けた。
「(……心葉がキレおったわいι)」
総大将の気もしらず、心葉の視線は木魚達磨とガゴゼに向けられた。
『口を慎め。達磨、若はちゃんと血が繋がっている。取り上げたのはこの私だ。』
呼び方が“リクオ”から“若”になっているのは、琴葉の時姫としての顔だ。
「では…時姫様はリクオ様の三代目就任にたいしてどうお考えで?」
その問にさも愚問だというように鼻で笑った後琴葉は言った。
『私ははなから若以外の者の側近になる気などない』
心葉は堂々と言いきる。
そこで、再びガゴゼが口を開いた。
「………総大将、言姫殿…我々にとって…つらいこの御時世、今一度代紋に立てた誓いを確認すべきではありますまいか。
我々…妖怪は…"人間に畏れられる"ものとして存在せねばならんということを———」
『……失礼。私はリクオのところに行ってくるわ』
心葉はガゴゼの言葉を聞くと、静かに部屋を出ていった。
- Re: ぬらりひょんの孫〜リクオ夢だよ〜 ( No.12 )
- 日時: 2014/01/10 22:58
- 名前: 菊一 蘭乃霊 (ID: d8lWLfwU)
〜第一幕〜魑魅魍魎の主である⑥
『(ん?)』
「若!!風邪ひきますよ」
『リクオ・・・そんな落ち込んで…。』
「ほっといてよ!!」
「・・・・・・・・・」
「若・・・・・・・・」
『(なにかあったのかしら?あるとしたら学校で・・・・)』
次の日・下校〜
「あ・・・か…帰ってこられた!!」
「若!!御無事で」
『リクオォ!』
「?どーしたのじゃ皆の衆・・・」
「だって・・・だって・・・」
《中継です!!浮世絵帳にあるトンネル付近で起きた
崩落事故で路線バスが 生き埋め に・・・
中には浮世絵商の児童が多数のっていたと見られ・・・》
「!?」
「え・・・?何で!?バスが」
「おぉリクオ帰ったか・・・お前悪運強いのー。」
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