二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ジェンガ 【ボカロ曲小説化集】
- 日時: 2012/06/18 22:05
- 名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://出来るか不安なのです……
はい、どうも
また一度、最初からやり直したいとあらぶってこれを作ってしまったスレ主ですよ
相変わらずの注意事項
*全部続くか分かりません
*荒らしは来ないで;;
*チェンメとか絶対止めて
*スレ主が嫌いな方はUターン
*駄作
*DA☆SA☆KU
*だ+さ+く
*=結局駄作
以上がおkな方はお進みくだせぇw
過去の完結作品 【曲名のみ】
*ココロ*
*WORLD'S END UMBRELLA*
*魔女*
- Re: 魔女 【ボカロ曲小説化集】 ( No.25 )
- 日時: 2012/05/26 19:01
- 名前: (`・ω・´) (ID: MsIbxfYV)
す、凄い…(・д・`)
チョー面白いです!(・ω・´)
頑張ってください!!(・∀・)ノシ
- Re: 魔女 【ボカロ曲小説化集】 ( No.26 )
- 日時: 2012/06/16 00:18
- 名前: 夜坂 ◆/mY1Y8jdz. (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://ameblo.jp/yasaka1109/
(`・ω・´)殿>>
おおふ、返信遅れてすみません&初めまして。
魔女についてはやはり尊敬するすずきP様の作品ということで恐れ多くも執筆させていただいているという状況なのですが、私の文才があまりにも皆無ということで全力で土下座をしたいところであります。
応援、有難う御座います
- Re: 魔女 【ボカロ曲小説化集】 ( No.27 )
- 日時: 2012/06/18 16:31
- 名前: 夜坂 ◆/mY1Y8jdz. (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://ameblo.jp/yasaka1109/
ACT 4
十字架に架けられた魔女というのは何処の御伽噺でも神話でも見られる。なら、きっと私も御伽噺の住人ね。だけど、悪役。悪役なの。正義なのはあの魔道師のほうで。結ばれるのは魔道師と王子で。
「魔女、ルカーナ。魔女狩りの基に捌きを! 悪しき呪文を叫ぶ前に処罰を!」
凛としたような、幼いような魔道師の声。その隣に居るはクーガ王子。嗚呼、今から火炙りの刑だというのになんでそんな顔をしているの。なんで今にも泣き出しそうな顔をしているの。籠もっていた私を無理矢理に連れ出してきたのは貴方じゃない。屋敷にわざわざ訪ねてきて、その鋭いレイピアの刃を向けて、私に処刑場へと促したのは何処の誰なのよ。
「…………王子。」
「分かっている。この女は魔女だ。魔道師、ミカエリスに命じる。この女に最大の捌きを」
「了解。」
簡潔に返事をして魔道師はなにやら呪文を唱え始める。不気味だ。我らが嫌うような。
死を覚悟して、空を見上げるとカラスが飛んでいた。もうすぐ、私もあの空へ……。
いや、何故私はあの空へと行かなければいけない。全ては私のせいではなくて。魔女に産んだ母親のせいであって。私が王子に魔法をかけたとデマを言った魔道師が悪いのであって、魔女がいけない存在だと決めた住人共が悪いのであって、私に恋に落ちて、恋に落ちさせた王子が悪いのであって。
この世界を私は憎もう。全ての者へ。
私の物語は永遠だ。
そして、死することなどない。
自分の短くなった髪が風に靡く。
「嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!」
声が、響く。
風に、靡く。
羽が、轟く。
背中から現れた羽根はあたりにより一層強く風を巻き起こして。みな、その風に飛ばされないようにと踏ん張っている。滑稽な姿。
「愛していた、王子。さようなら。もう私はここには戻らない。戻れない」
魔女の最後の苦痛は、遠く彼方へと消えていったとさ。
さあ、誰かこの話を語り継いでくれるものはいるかね?
ああ、君。随分と興味を持ったようだ。黄色い髪の男の子と女の子。さあ、世界へ憎しみと愛を。
-END-
- Re: 魔女 完結 【ボカロ曲小説化集】 ( No.28 )
- 日時: 2012/06/18 22:04
- 名前: 夜坂 ◆/mY1Y8jdz. (ID: HyhGJdk5)
- 参照: http://ameblo.jp/yasaka1109/
ACT 0
いくつも積み重ねてきたものは、
罪でした。
本当の愛情が何なのか分からずに、
だけど、それは確かに愛でした。
確かなものが見えるのに、私達は嘘をついて
お互いを傷つけないように、下手に笑って
苦しかったのでしょう
耐えられなかったのでしょう。
あの日、別れを告げた時に思った事は何だったのでしょう。
不確かな感情だけが、私達を侵食していきます。
これは、私と貴方の積み重ねる寂しさのゲーム。
終わりは、何処でしょう?
- Re: ジェンガ 【ボカロ曲小説化集】 ( No.29 )
- 日時: 2012/06/30 01:48
- 名前: 狂音 ◆/mY1Y8jdz. (ID: 7eFo.4YP)
- 参照: http://ツイッター呟きが怖い^q^
ACT 1
愛していたのは確かに君で。いや、でも……。途中で其れがよく分からなくなったのはほんの数日前だった。その前はきちんと君を見るとドキドキと鼓動が脈打って、顔が火照る感覚がしたのに。何故だか、今は何もしない。だけど、人を愛する事しか自分にできる事は何もなかったから。自分にできる事が思いつかなかったから。
「大好き」
本心かどうか分からない言葉を吐き続けた。すると、君は有難うって精一杯に微笑んでくれたから罪悪感がのしかかってくる。
「ごめんね」
意味もないけれど、そう言うと相手は無邪気に首をかしげる。
苦しい。
逃れたい。
だけど、自分ができる事なんてそんなものだと知っているからこれ以上できないことを増やしたくない。
それは、単なる自分のわがままだって分かっているんだ。わがままであの人を好きになってるだけだって分かっている。だけど、自分が何もできないという事は存在意義なんてありはしなくて、自分の存在を此処に留めておきたいから。
「ごめんね、ごめんね。」
何時の日か、私は泣きながら相手にそう謝ったときがあった。無論、相手は理由なんて知らないからただ優しくほほ見ながら私の頭をなでたけれど、その優しさでもっと悲しくなって寂しくなって。
苦しいんだ。
息も、出来なくなるほどに
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