二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある科学の一方通行
- 日時: 2011/05/05 20:35
- 名前: 紗羅 (ID: JNqhe2AA)
どうも始めまして 紗羅 と申します
とある魔術の禁書目録が大好きです
小説を書くのは初めてで、下手だと思います
が、読んでいただけると幸いです
- Re: とある科学の一方通行 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/05 21:23
- 名前: 紗羅 (ID: JNqhe2AA)
プロローグ
季節は冬。
日はとうに暮れて、空が夜色に変わりつつある午後6時頃。
歩道のど真ん中でいかにもガラの悪そうな男たちが一人の少年を囲んでいた。
「あのさァ、お前さァ、人突き飛ばしておいて、知らんぷりはねぇだろ?あァ!?」
男たちのリーダらしき金髪の大男が少年に詰め寄る。
だが、少年は微動だにしない。
「ぶつかっただけなンですけどォ…」
「ハァ!?ぶつかっただけで何で2メートルも吹っ飛ぶんだよ!?」
金髪の大男は、少し離れたところで呻き声をあげている茶髪の小太りの男を指さして言った。
「ぶつかっただけであんなに吹っ飛ばされる訳ねぇだろうが!!馬鹿にしてんのかテメエ!!」
「うっせえなァ。耳元でギャンギャン喚くンじゃねェよ」
「ンだと…!テメエ等やっちまえ!」
「まあまあまあ。暴力はよくないよ。暴力は。」
男たちが今まさに少年に襲いかかろうとしたとき、ツンツンした黒髪の少年が割って入った。
これが、全ての始まりだった。
- Re: とある科学の一方通行 ( No.2 )
- 日時: 2011/05/05 23:11
- 名前: 紗羅 (ID: JNqhe2AA)
第一話 最弱の少年と最強の少年
一方通行視点
「何だテメエ?ぶっ殺されてえのか!?」
「と、とりあえず落ち着きましょうよ」
何だコイツ、と少年———一方通行は思う。
唐突に現れたツンツンした黒髪の少年は男たちに怒鳴られ、オロオロとしている。
見ているこっちが情けなくなるようなありさまだ。
(もしかしてコイツ、俺を助けようとしたのか?)
ツンツン頭の少年は、自分が助けに入ったにもかかわらず、こっちに目配せで助けを求めている。
「正義のヒーロー気取りかぁ?笑わせんなよ。オイ、お前らまとめてやっちまえ」
男たちは懐からナイフやスタンガンを取り出し、構える。
「あ、はははははは。そ、それは冗談ですよね。冗談。」
ツンツン頭の少年は引き攣った笑顔を浮かべた。
「やれ」
「ふ、不幸だぁーーー!!」
そう言うと、ツンツン頭の少年は一方通行の腕をとり一目散に逃げ出した。
上条当麻視点
「こ、ここまで来れば大丈夫だろ」
ツンツン頭の少年———上条当麻は目の前の白い髪の少年を見ていった。
その少年は、とても目立つ容姿をしていた。
まず一番目を引くのが、その白い髪。さらには赤い目。まるでアルビノのようだ。
女の子と見間違えられるような細い手足。白く繊細な肌。灰色を基調とした衣服を纏っている彼は、かなりの距離を走ったのに、全く息を乱していない。
「怪我とかしてない…よな?」
見る限り怪我はないようだが、一応確認をとる。
しかし、少年は答えず、上条の右手を不思議そうに凝視している。
「?どうしたんだ?俺の右手に何か付いてるか?」
少年はしばらく考え込んでいたが、やがて口を開いた
一方通行視点
「何でもねェ…」
一方通行は学園都市第一位の超能力者だ。
その能力は、熱量、電気量、運動量をとわず、あらゆる『力』の『向き
』を皮膚上の体表面に触れただけで自由自在に操る、というものだ。
普段は、この『向き』操作によって、重力や空気といったもの以外はどんなものも反射、つまり跳ね返すように設定してある。
だというのに。
この少年は一方通行の腕を触ることができた。
普通ならあり得ないことだ。
普通なら今頃、この少年の右手は変な方向に折れ曲がっているいるはずだ。
なのに。
それなのに。
なぜ、この少年の右手は折れ曲がっていない?
(演算をしくじったかァ?)
一方通行に限ってそんなことは万に一つもあり得ない。
(億に一つくらいはあンだろ。たぶン。)
「そうか。あ、俺、上条当麻。お前は?」
一方通行は、俺の本名ってどンなンだっけ?、と少し悩み、結局、
「……一方通行だ」
いつもの能力名を名乗った。
上条当麻視点
「アクセラレータ…?もしかして外国人…?」
「生憎と俺の出身は日本ですゥ。アクセラレータってのは能力名だ。」
「本名は?」
「忘れた」
は?
今、ちょっとおかしいことをさらりと言われた気がするが…まさかね。
「本名は?」
「だから、忘れたって」
ワスレタ…?まさかあの忘れた?え?は?ちょっと待て。訳わかんないわすれたて…どうゆうこと?
待て落ち着け上条当麻。
忘れた、とかあり得ない。冷静になれ。冷静に。
よし、もう一度。
「本名は?」
「だからさっきから忘れたって言ってンじゃねェか」
「き、記憶喪失!?」
「馬鹿かオマエ」
馬鹿扱いされた。おまけに睨まれた。
「本名で呼ばれてたのは、5歳ぐらいまでだ。それ以来ずっと能力名でしか呼ばれてねェから、本名なンて覚えちゃいねェ」
もっと聞きたいことはいくらでもあったが、会ったばかりの人にあれこれ聞くのは失礼と思い引き下がった。
それにもう時刻は、6時半だ。完全下校時刻を完全に過ぎている。
これ以上付き合わせるのも気が引ける。
上条としてもこれ以上遅くなるのも避けたかった。
「じゃ、俺はこれで。ああいう不良には気をつけろよ!」
「一応、今回は礼を言っておく」
「気にするなって。じゃあな!」
「ああ」
一方通行視点
上条当麻と名乗った少年は小走り去って行った。
一方通行は思う。
あんな風に話しかけられたのは、一体何年ぶりだァ?、と。
しばらくそこに佇んでいた一方通行だが、やがて踵を返して去って行った。
- Re: とある科学の一方通行 ( No.3 )
- 日時: 2011/05/06 20:09
- 名前: 紗羅 (ID: zYknR.nB)
ちなみに、この話は一方通行がまだ『実験』に参加していません。
上条もインデックスに会ってません。
- Re: とある科学の一方 ( No.4 )
- 日時: 2011/05/06 20:37
- 名前: 華 (ID: xnzmqlIT)
私だよ私〜!
即見つけたよ!てか本当に題名でわかった!!
ちなみにこの名前は雑談で使っている名前でーす。きにしないでね!
感想
黒髪の少年(誰とはいわない)不幸フラグがたってるwww
あと一方通行強いw普通2mも飛ばねーよ
…というのが感想(笑)感想になってない
続きまってるよ!!!
私も…小説かこうかなぁ。
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