二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新!
- 日時: 2012/01/20 21:05
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
貴方は『愛』を信じますかーー?
私は信じません。
貴方は『恋』を知っていますかーー?
俺は知りません。
何故、『愛』を信じないのですか?
何故、『恋』を知らないのですか?
それはーーーー
私はこの世の余計な『ゴミ』だから
俺はこの世に必要な『存在』だから
いらない感情は『ゴミ』に必要無い。
いらない感情は『存在』に必要無い。
『裏』と『表』の『世界』を行き来する
それが私の壊す『反転』
それは俺の求めた『反転』
反転者達は愛を知らないーーーー。
- Re: 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新! ( No.36 )
- 日時: 2012/04/01 11:42
- 名前: 影空 ◆C6ncUqhR7k (ID: 5fqeGTW2)
- 参照: Skyでございます。
+お知らせ+
今回、改名することにいたしました。
理由としては…まぁ、ある場所で僕のHNをパクる上に僕のHNを中傷されまして…あまり抗議をしても意味がないということで、ここではそんなことなかったのですが今回改名することになりました。
新たなHNは、「影空」です。
まぁ、中の人は同じなのであまり変わらないかもしれませんが。これからもよろしくお願いいたします。
- Re: 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新! ( No.37 )
- 日時: 2012/04/04 10:29
- 名前: 影空 ◆QS1u8UNLHM (ID: 5fqeGTW2)
=表の世界【二話】=
ーーー『妖精と反転者と足跡』ーーー
「………ッ…」
「目が覚めた?」
要がぼんやり瞳を開けると目の前にはドアップな臨也の顔。普通ならここで赤面して退ける所だが、要は状況は少し整理するとそのまま頭を臨也の方へ持っていき
「やかましーわ」
と頭突きを食らわせた。驚いた臨也は額に手を当てて少し苦虫を潰したような顔をしたがため息をつくと、「俺が昨日要が気絶するから俺んちまで連れてきたのにさ」というと「私は頼んでねーよ」と少し臨也を軽蔑する目で見ると、要の服が臨也の服に着替えさせられていると分かった。
すると、要は目を少し泣きそうな目で赤面しながら臨也から遠ざかった。
それに気づいた臨也はけらけらと笑って
「大丈夫だよ、着替えさせたのは俺じゃない波江さんだよ」
「………矢霧か」
少しほっとしたように、要は起きたての頭でベットを出てあたりを見回した。久しぶりに来る臨也の家だが、臨也の家に行ったのは臨也がまだ池袋に居る頃だった。引っ越しをすると随分間取りは変わるが、部屋の内装は置き場所が変わっただけであまり変わっていない様な感じが要にはあったのだ。
- Re: 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新! ( No.38 )
- 日時: 2012/04/21 10:10
- 名前: 影空 ◆QS1u8UNLHM (ID: 5fqeGTW2)
要はちゃっちゃっと着替えてしまい、何処かへ出かけるような準備までしてしまった。それを見た臨也は、未だに変わらないなぁというようなため息を出した後に
「ご飯食べに行こうか…」
と誘うと、要は目を左右に泳がせた後に
「マック、臨也の奢りで」
と一言言った後に、ソファにドカッと座り臨也が支度するまで猫のように待っていた。
臨也は財布を見た後に、「まぁ、大丈夫か」と呟いて。
で、マックに到着すると臨也はコーヒーとチキンフィレオ、要はコーラとチキンフィレオを頼み席に座ると
【何だ、お前等か】
と隣に黒バイクのセルティが座っていた。
それを見た要は、「セルティ!」と言って思いっきり抱きついて
「久しぶりー!」と嬉しそうに子供のような表情になった。
- Re: 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新! ( No.39 )
- 日時: 2012/05/01 16:50
- 名前: 影空 ◆QS1u8UNLHM (ID: 5fqeGTW2)
- 参照: Skypeって便利だけど、誰もいないとかなり寂しい。
【昨日はすまなかったな、行けなくて】
セルティがケータイをあげる。それを見て要は首を横に振り
「セルティこそ…災難だったね、新羅は?」
要の質問にセルティは少し考えると高速でケータイを打って行き
【全治二週間】
という文字を。
それを見た要は「まぁ…ザマーミロだよね」といいながらハンバーグを食べ終え、トレイを戻した後に
「臨也、ごちそうさま」
と一言呟いて、マックを出て行ってしまった。
ちなみに臨也は、まだ食べている真っ最中で要が颯爽と去る後ろ姿を見てる事しか出来なかった。
要は臨也を撒けた事に少しほっとすると、池袋西口公園前できょろきょろと辺りを見回した。
普通の人には分からない感覚を要は今、感じていた。
反転者達が世界を行き来すると、空間や次元に少しだけズレが生じる。そのズレは確実に反転写達は消去しなくてはいけない。
しかし、折原真は反転者ながらそのズレをまったくもって消去せずむしろ垂れ流しして表の世界を確実に崩して行っている。
このままだと、裏の世界が“元の世界”とされてしまい自分の存在さえも消えてしまうのだ。この世界にいる“本物の存在”が完全に消え失せてしまう。
(…………あった)
ズレをなんとなくの感覚で見つけた要、それは目に見えるといえばいえるものではあるが、小さいズレは感覚と自分の耳だけが頼りになってしまう。
今回はかなり大きく、茂みの所で誰にも見えないはずなのにゆらりとゆらめいている。
要はケータイを取り出すと、そこをパシャリとカメラ機能で写した。
そしてケータイの画像を保存し、要は一度保存した先程の画像を消去し茂みを確認するとも既にゆらめきは無くなっていた。
これがズレを消す唯一の手段なのだ。
- Re: 【デュラララ!!】反転者達は愛を知らない /番外編更新! ( No.40 )
- 日時: 2012/05/08 15:06
- 名前: 影空 ◆QS1u8UNLHM (ID: KNtP0BV.)
要が一つ目のズレを消してほっとしていると、後ろから見知った声が要に話しかけた。
「……要か久しぶりだな」
帽子を被った少し怖い青年である、門田京平。
「あれー?かなちゃん!!!」
黒い服に凄いスマイルの狩沢絵里華。
「ほんとッスね!久しぶりっス!!」
そして細い目が特徴の遊馬崎ウォーカー。
門田が乗れと差しくれているので、要はフードを被りながら勢いよくワゴン車に乗り込み乗り込んだ瞬間に遊馬崎と狩沢に囲まれた。
「いやーやっぱかなちゃんは不思議で独特なオーラがあるわよねぇ」
要に抱きつきながら至福の笑みを浮かべる狩沢。
「そーッスよね!なんかこう神々しくて黒執事の世界だったらアロイス並ッス!!跪きたくなるッス」
遊馬崎が少し調子に乗って、要の手を自分の方へ引き寄せ手の甲へ軽くキスをする。
その間、要は頭がパンクしそうな状態だった。
顔文字で表すと多分(@_@;;?)こんな感じで、今にも頭がオーバーヒートしそうだった。
すると門田が「お前等ヤメとけ」と促し、要の頭を撫でる。
元クラスメイトに向かってそれは無いだろうとか思いながら、要はオーバーヒート直前だったため、何も言えなかった。
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