二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜
- 日時: 2011/11/24 18:18
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 3IH6VK8y)
- 参照: エクストリームもグリフォンもダークもシャインも欲しくなるよなっ!
はい、大幅に予告と違いますが皆さんこんにちはorおはようございますorこんばんわ。
藍紅と申します。
DMKK!(←読者よ まとめて かかって こい)
いきなりですが……アンケ取りたいと思っています。
これは剣城京介くん(当然だろ)とオリキャラ(え)の恋愛ストーリーにしようと思ってるのですが…。
ライトorシリアス、どちらがいいと思いますか?
宜しくお願いします。
※ライトorシリアス以外のご回答もお待ちしております!
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- Re: 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜 ( No.112 )
- 日時: 2011/11/29 18:05
- 名前: 桃咲 優梨 ◆.2EvCYIRZc (ID: CnuWh.SU)
- 参照: 最近倉間と夜桜が大好きなksです!←
藍紅☆
おうw
分かったw
一言良い?
桃「聖都が可愛い」←
- Re: 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜 ( No.113 )
- 日時: 2011/11/29 18:30
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: q0osNPQH)
- 参照: エクストリームもグリフォンもダークもシャインも欲しくなるよなっ!
5話
俺はその後、剣城の笑顔が忘れられなくて練習に集中出来ていなかった。
「聖都!しっかりしろ!」
「……すみません」
主将に一括される。
……なにやってんだ、俺。
俺はここでは男なんだ。剣城に恋しちゃいけないって分かっているのに。
それでも、好きになってしまった。
どうして…アイツに魅かれたんだ……?
「聖都、ボール行ったぞ!」
「えっ!?わ…ッ!!」
ボールが俺に当たって………ない?
「ってぇ……どーしたよ?上の空で。」
「剣城…」
かばって、くれた……。
「やめてくれ…」
「は?助けてもらった癖にその口かよ?」
「悪い…気晴らしに走ってくる……ッ」
「は!?お、おいっ聖都!?」
バッ、とグラウンドに背を向けて走り出した。
ダメだ、意識しちゃ……。
意識しちゃ……ッ。
『そっか。…ありがとう。この事、誰にもいわねぇから。じゃあな。』
………好き。
いつの間にか惚れていた。
ダメだ、男が男に惚れちゃ……ッ
(剣城Ver)
アイツ…顔真っ赤にして走ってったけど…。
一人で大丈夫なのかよ…?たしか、アイツは……。
「剣城ぃー!」
「あ?どうした?松風。」
「テルの事なんだけど…」
「聖都か?」
そうだ、松風なら何か知ってるかもしれない…。
「テル…きっと剣城の事好きだよ」
「………は?」
「だから、テルは剣城の事好きだって!きっとそうだよ!」
「はあぁぁああぁああぁああぁぁあぁぁああぁああぁああぁああ!?」
あの男装女が…俺を……!?
「お前は馬鹿か…?男が男を好きになる訳ねーだろ」
「もしかして…知らないの?テルが女だって事……」
「は?」
「そういや、テルが女だって皆に話した時剣城いなかったっけ…」
皆にも言ってたのかよあの男装女…。
アホばっかりだな。このサッカー部。
ってか…テルって呼んでるがアイツたしか美麗って名前じゃなかったっけ。
……仮名か?
「……知らなかった」
俺は一応「知らなかった」と言った。
「剣城、テルに惚れちゃった?」
「んな馬鹿な事あるか」
「そっかぁ…テル、剣城に優しくされるたびに惚れてくって言ってたよ?」
「……俺、優しくした覚えねーんだけど」
俺が、アイツに優しく?んな馬鹿な。
「え?テルがそう言ってたよ?」
「あっそ……」
恋愛?んな馬鹿なことしてられっかよ。
アホらしい。恋愛なんてしたくねぇししらねぇ。
聖都の事が、好きだなんてありえない。
第一、中学生が恋なんてする時点で馬鹿だ。
中学生の仕事は勉強だ。恋愛なんがじゃねぇ。
聖都の気持ちに、同情するわけがない。
(聖都Ver)
10分くらい走って、俺はグラウンドへ戻って来た。
「テル!」
「天パか、どうした?」
「天馬だって!あのさ…剣城に告白ってしないの?」
天馬にボソッと呟かれて、俺は顔を真っ赤にする。
「はああああああああああああああああああああああああ!?」
声を荒げてしまった……。
「聖都?どうしたよ?うっせぇよ男女」
「黙れ校則違反」
「はいはい…もうその渾名定着してる訳ね…もうそれでいい…。」
「え……?」
否定、してくると思ってたのに。
「練習に戻れよ。先輩達に迷惑かけてんじゃねぇよ。」
「あ、あぁ…悪い……。」
なんだよ
なんだよ、馬鹿。
俺は、お前の事好いてるんだぞ。
なのに……お前は俺の事嫌いなのかよ……?
「聖都、早く来いよ」
グイッと手を引かれる。
手……!?
「お、おいっ…は、離せ……ッ」
「嫌だ」
「はぁっ!?」
「こうでもしねぇとピッチに入んねぇだろうが」
「は、入ればいいんだろう!離せ校則違反!」
名前で、不意に呼んでやろう。
どんな反応するのかな。こんなことする俺はおかしいか…?
まぁいい。
「オイ、校則違反の京介」
「んだよ、名前で呼ぶんじゃねぇ。それともなんだ?俺に惚れちまったとか?
ホモかよ男女野郎が」
「……」
俺は、黙り込んだ。
ホモ、なんかじゃない。俺は女だ。
……でも、好きな奴に冷たくされるだけで…こんなに泣きたくなるのはどうしてだろう。
俺は…本気でコイツを…剣城京介を、好きになってしまっていた。
罪な女だな、俺は…。
「いきなり黙り込んでどうした?」
「……くたばれ」
「泣きそうな声してどうした?…あぁ、冷たくし過ぎたか?」
なんで、なんでだよ…そんなに優しい顔をするな…。
悪いのは全部俺なんだ。お前に惚れてしまった俺が悪いんだ……。
「悪かった」
剣城から、謝罪の言葉が降って来た。
「……は…?」
「だから、俺の言葉…冷たく言い過ぎたなと思ってさ。
……それだろ?お前が泣いてる理由。」
気付けば、俺の瞳からは涙がこぼれおちていた。
「気付くのが、遅い……馬鹿京介」
「名前で呼ぶんじゃねぇよ」
その否定の言葉さえ、剣城…いや、京介は笑って許してくれる声色をしていた。
「なぁ、京介」
「なんだよ」
「……俺、お前の事好きみたいだ」
「冗談はよせ」
即答されたし…。
「冗談じゃないぞ、あとその改造制服どうにかしろよ。」
「うっせぇ…学校に女装してきてくれんならいいぜ?正規の制服着てってやるよ」
「女装だぁ!?」
「いいじゃねぇの。本来のお前なんだろ?天翔ちゃん」
「なっ……ッ」
京介から……天翔って……名前で…。
なんで、こんなに嬉しがってる。俺。
思わず自分に突っ込んだ。
「俺は…恋愛とか興味ねぇけどな。」
「死ね校則違反」
「出た、テルの名言」
「その渾名やめろ京介」
あーあ…またこれか…。
でも、いいや。
……フラレたけど、告白は出来たから。
続く
- Re: 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜 ( No.114 )
- 日時: 2011/11/29 18:33
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: q0osNPQH)
- 参照: エクストリームもグリフォンもダークもシャインも欲しくなるよなっ!
優梨☆
マージか!あ、テルちゃんって呼んだげてw
テル「あ、その…優梨。俺は可愛くなんかないぞ…。」
京「そうそう」
テル「死ね校則違反」
- Re: 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜 ( No.115 )
- 日時: 2011/11/29 18:36
- 名前: 桃咲 優梨 ◆.2EvCYIRZc (ID: CnuWh.SU)
- 参照: 最近倉間と夜桜が大好きなksです!←
藍紅☆
おうw
分かった!
テルちゃん…、俺のこと「優梨」って呼んでくれたっ!←
マ「お前も死ね」
桃「ヒドっ」
いーや、可愛い。
テルちゃん見てると癒される←
京介、テルちゃんにそんなこと言っちゃだめだよ?w
- Re: 君と俺と、信じた夢と 〜イナズマイレブンGO〜 ( No.116 )
- 日時: 2011/11/29 18:48
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: q0osNPQH)
- 参照: エクストリームもグリフォンもダークもシャインも欲しくなるよなっ!
6話
「おい、テル」
「なんだよ、校則違反」
「お前名前で呼ぶか苗字で呼ぶか渾名で呼ぶかどれかにしろよ」
「じゃあ名前」
「あっそ」
「お前が聞いたんだろ!?」
京介とその後30分くらい喧嘩してて、主将にこっぴどく怒られた。
「ったく…お前のせいでキャプテンに説教されたじゃねぇかどうしてくれる」
「うるさいぞ京介。お前もうエースナンバー俺に譲ってから死ねよ」
「酷ぇな…いいのかよ?ホントに俺が死んでも。」
「……前言撤回」
「……サンキュ。」
ふわっ、と笑う京介が…その、かっこよかった。
……あぁ、俺はもう男になりすますのはやめだ。京介の彼女になりたいと全力で思った。
でも、それが甘くない事だと知るのはもう少し後の話だ。
〜後日〜
「今日は、紅白戦を行う。俺と剣城のチームに分かれるぞ。」
と主将が言っている。
「じゃあ、俺は京介んとこで。」
と俺は京介の方へ行く。
「いいのかよ、化身使い二人とか。あぁ、松風がキャプテンのトコいきゃあいいのか」
「えぇっ!?俺も剣城と同じチームがいいっ!」
「死ね松風!キャプテン泣くぞ!?」
「うぅっ…分かったよぉ……」
ドンマイ、天パ。
……よかった、京介と一緒じゃなきゃ不安だ。
って、何思ってるんだ俺。馬鹿馬鹿馬鹿……。
「やっぱ、聖都は剣城と一緒じゃなきゃダメなのか?」
と車田さんがニヤつきながらこっちを見ている。
「……一緒じゃなきゃダメじゃダメですか?」
と、京介にひっつく。
「…くっつくな。ロストエンジェルかますぞ。」
「それは痛い」
バッと離れる。……京介、あったかかった。
「京介…好きだ」
「はいはい、ホモの相手はしませんよーっと……。」
「死ねよ。俺は女だ校則違反野郎。今日はちゃんと女子の制服着てきたのに
お前なんで校則違反のままなんだよ」
「うっせぇ。唐突に着てくんのが悪い」
「もういい…。俺はこんなにお前が好きなのになんで分かんないんだよ校則違反の馬鹿野郎」
「分かんねぇ訳じゃねぇよ」
唐突にその言葉が出てきて驚いた。
「……は?」
「だから、お前が俺の事好きなのが分かんねぇ訳じゃねぇって言ってんの。」
「じゃあ素直に付き合えよ」
「もう一生やってろバカップル。リア充爆発しろ…。」
倉間先輩が「耐えられない」と言う顔で部室を出ていった。
やっちゃった……。
「付き合う訳ァいかねぇんだよ」
「なんでだ」
「……俺、好きでもねぇ奴と付き合ってんの」
「は?」
「だから、親が勝手に許嫁作ったんだよ。」
マジか。ってかコイツ許嫁ってことは……。
「お前、家…」
「あぁ…まぁ、大会社の社長の息子だし。俺。」
「はああああああああああああああああああ!?」
「だから恋愛する訳ァいかねぇの。理解したか?」
「あ、あぁ……」
まさか、コイツにそんな理由があったとは……。
でも、そんなのただの「許嫁」に過ぎない。
俺は京介にキスをした。
「せ、聖都…ッ!?」
「はぁ…ッ。これで、諦めてやる…」
……短い、恋だった。
バッ、と何かに捕まえられる。
「待てよ」
いつの間にか部員が全て外に行き、静まり返った部室。
響いた低い声。
……俺は、京介の腕の中に捕まった。
「キスした責任、取って貰おうか」
続く
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