二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜
- 日時: 2012/02/04 20:12
- 名前: アリス (ID: z5Z4HjE0)
こんにちわ!!!
まだ初心者なのでよろしくお願いします。
今回はジョーカーの国のアリスのパロディーを書こうと思います。
少し人物像が違うかもしれませんが、ご了承ください。
〜設定〜
主人公:アリス=リデル
髪の色:きれいな栗色
瞳の色:アクアマリン
性格:勝気な性格だが、実は自分に自信がなく、恋愛に懐疑的。
ペーター=ホワイト
髪の色:真っ白
瞳の色:真っ赤
性格:アリスのことを慕うあまり、不思議の国につれてきた本人。アリスには甘い顔を見せるが、他の人には、腹黒で冷たいと評判。
エース
髪の色:茶色い
瞳の色:真っ赤
性格:いつも笑ってばっかりいるが、不運の持ち主でかなりの方向音痴。時計屋のユリウスとは、比較的仲がいい。
ビバルディ
髪の色:黒い紫
瞳の色:紫
性格:絶世の美女だが、傲慢で冷酷な人。主な台詞が、「首を刎ねよ。」
・
・
・
まだまだ設定は続きますが、今回はここでさよならです。
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- Re: ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜 ( No.126 )
- 日時: 2012/04/06 21:14
- 名前: フルーラ (ID: BnWHiz3B)
第八話「新しい白ウサギ」
私たちはみな失ったものが多かった。
それぞれが重くて冷たい思いを抱えながら長い沈黙が続いていた。
・・・・・・・・。
誰だっただろうか。
一人が歩くとまた一人と私たちは長い長い道のりを歩いた。
「ねぇ、これからどうするの?」
「どうするも、エリクを守るしかねぇだろ」
エリクも何か言いたそうだったが、口をつぐんだ。
「ですが・・・・新しいゲームがもう始まっています。どうすれば・・」
『ミナサンオヒサシブリデス』
「?!お、お前は・・」
突然聞こえてきた声は、ここにいる(ジョーカーを除く)全員が憎む相手だった。
「私はあんたを決して許しはしない」
いつものアリスでは考えられないほど冷酷な声と表情を出したアリスはハンプティートリガーでいきなり発砲した。
______しかし
相手もタダものではなかったため、なんなくかわされてしまった。
「アブナイデスネェ〜。コンカイハシロウサギニヨウガアッテキタトイウノニ」
「僕はあなたと話す義理なんてありません」
「アナタヲシロウサギトイウヤクモチニシマス」
「僕は役持ちになんて・・・・?!」
ならないとペーターが声を発する前に黒い渦がペーターの周りを渦巻くと、ペーターの体の中へと入っていった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁ」
「っペーター!!」
けたたましいペーターの声が響いた瞬間そこにはアリスの知るウサギではなく、真っ白い髪にウサギ耳をはやした少年が倒れ伏せていた。
「ハイ、オワリマシタヨ」
「ペーター!っペーター!!」
「ダイジョウブデスヨ。タダチョットフタンガオオキカッタカモシレマセンガ・・・」
アリスは男の声には反応せず、ただただペーターのことを揺さぶり続けた。
「おい!大丈夫かペーター!!」
「ペーター起きて!!」
バーズやエリクも一生懸命呼びかけたらむくっっといって起き上ったペーターだがいつもとなんだか違った感じだった。
「・・死ね」
そういって出したのは金時計。
しかし次の瞬間それは短銃へと変化を成し遂げていた。
「無駄なことをしてるんだねぇ」
ジョーカーはまるで意味のないことをやっているかのようにいった。
バァァンψ
勢いよく打たれた弾丸は、ちゃんと男を狙ったはずなのに全く別のところにあたっていた。
「っち」
ペーターは舌打ちとともに断がなくなるまで発砲した。
バン。バン。バァァン
いくらやっても当たらなく、するりとかわしていく男はしびれを切らしたのかいきなり消えた。
「ソレデハマタノキカイニ」
「まて!!」
アリスたちも我に返ると・・・
「待ちなさい!!!」
「てめぇを殺してやる!!」
「逃がさない!!」
といったがその言葉はシーンと静まり返った森に悲しく響くだけだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪あとがき♪
久しぶりの更新でしたが、いかがだったでしょうか?
ついにペーターを役持ちにすることに成功しましたが、この後の展開がどうなるかは作者の私もまだわかっていません(・д・;)
それからなんとなく誰の視点かわからなくなってしまったので読みづらいかもしれませんが、ご容赦を・・・(涙)
駄文になってしまって本当にすいません(;ο;)
最後に感想やご意見、リクエスト等がございましたら是非コメントをよろしくお願いします♡♡
- Re: ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜 ( No.127 )
- 日時: 2012/04/06 21:55
- 名前: ルナ (ID: YvnkZX8x)
とても面白かったですっ♫
ペーターいきなりキャラ変わりましたね(笑)
あと、質問!
この時は帽子屋が勝った…と、書いていましたが役持ちは今の3人だったんですか?
もしそうでなければ、ディーとダムが役持ちになった理由とかをリクエストしたいですw
- Re: ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜 ( No.128 )
- 日時: 2012/04/07 20:54
- 名前: フルーラ (ID: BnWHiz3B)
うん、わかった!
それじゃあ、ディーとダムの役持ちになった理由も載せてみるねww
(たぶん読みにくいかもしれないが・・・)
そ、それはその・・・・ね・・・・。
(言い訳の仕様がないだろ)
う!
ええと頑張っていい物作るから!!!
- Re: ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜 ( No.129 )
- 日時: 2012/04/07 21:15
- 名前: ルナ (ID: YvnkZX8x)
ありがとう☆
楽しみにしてるねっ♫
- Re: ジョーカーの国のアリス〜逃れられない鎖〜 ( No.130 )
- 日時: 2012/04/21 09:20
- 名前: フルーラ (ID: asn158NG)
第九話「ゲームプレイヤー(帽子屋編)」
_____________その頃ほかの所では__________
「もう行かなくては・・・」
雪が深々と降っている。
「嫌だ!!!」
弟はわらわのことを引き留めようと必死になっている。
可愛いことだ・・・。
「幼くともそれがルール。貴族の娘の務めなのだ」
「だからって」
わらわだって離れたくなどない。
だけどこれを言ったらいけない。
「大丈夫だ。わらわ達はハートでつながっている」
「ハー…ト?」
「ああ、ハートでね」
嘘だった。
わらわ達にはハートなど存在しない。
その心の蔵にあるのはかたい時計だけ。
「もう、お時間です」
「ああ。…………わらわのことは忘れろ」
「!!忘れたりなんか」
____パシン
馬車のドアが閉まると目から暖かいものが流れた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「このクソガキがっっ」
今日も僕らは叱られた。
ただちょっと物に触っただけなのに。
「俺たちはお前らの保護者・・・いや親なのがわかってんのか!」
「ふん。僕たちには親なんかいないね」
「そうだよ。大人のくせに子供をいじめるなんて・・」
バン∑
思いっきり顔を殴られた。
どうして僕らがこんな目に合わなくちゃいけないんだろう。
「・・・・ねえ兄弟」
「わかってるよ」
僕らの導き出した答えはただ一つ。
_____こいつを殺そう
シュパ・・・
苛立った僕たちはあの男を殺した。
帽子屋ファミリーの双子の門番を。
カツーン、カツーン
誰かが近づいてくる音が聞こえた。
ばれる前にそいつのことも殺してやろうかと思ったら・・
「おやおや、これはまた派手にやったものだな」
「ふん。僕たちは何も悪くない」
「そうだよ。悪いのはこいつらさ」
帽子屋ファミリーのボス、オデット=クロス。
「ふむ・・・殺してしまったなら仕方がない。お前たちに門番をやってもらうしかないな」
「・・・・・わかったよ帽子屋」
「仕方ないしね」
「それから、今から私のことは『ボス』といえ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜
「たの…………む。お…れの、とけ…いを壊し…て、くれ」
「…………わかった」
俺の大切な親友ファウスト=ロニアは今、息を引き取ろうとしていた。
(俺がファウストの時計を壊さないといけねぇ)
もうすぐ時計屋の部下が時計を回収しに来るからそれまでには終わらせなくちゃなんなかった。
「ファウスト………今までありがとうな」
「エリ……オット、も…い、きるんだ…ぞ」
「ああ、今楽にするからな」
ファウストが息を引き取った瞬間、俺は引き金を引いた。
_____バァン
ためらいなどなかった。
ただただファウストの願いをかなえようと必死だった。
_________その時までは
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