二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ONE PIECE/大海賊時代放浪記
日時: 2011/12/13 01:11
名前: 七虹 (ID: ff/SEmxn)

名前:ロロ・アルフォンス=ディアス

愛称:ロロ

性別:女性(男装中)

年齢:17歳


肩まで伸びた、ストレートの鮮やかなピンクの髪をもつ。
目はいつも眠そうで、瞳は淡碧。だが能力発動時では容姿が変わる。
無表情なときも多いが無口ではなく、寧ろ結構お喋り。ナミに次ぐツッコミの才能の持ち主。
気付かないときが多いが、笑うとバックに花が見える可憐さを見せる。
男装の腕はゾロに気付かれないほどで、チョッパーにも気付かれない。

世界を飛び回る放浪者で、その首に掛けられた賞金は8億9千万ベリー。
情報屋という顔もある。

異名も数多く存在する。
数多くの奇術を魅せることから『奇術師ロロ』。
邪魔だと判断したもの、怒りに触れたものを容赦なく殺していく冷淡さから『処刑人ロロ』。
抗争が起きるとどちらかの海賊に加入して好き放題暴れて帰っていくフリーダムさとそのありさまから『破壊神』。
その他色々。本人は結構複雑。

最近赤犬とドンパチやっているらしく、本部から懸賞金を上げようという会議が行われていることに虚しさを感じる今日この頃。



設定増えます

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Re: ONE PIECE/大海賊時代放浪記 ( No.4 )
日時: 2011/12/15 17:36
名前: 七虹 (ID: ff/SEmxn)

おおおおおっけーです!!(オイ大丈夫か

ワンピース中毒なんです←

月那さんありがとうごさいます!

Re: ONE PIECE/大海賊時代放浪記 ( No.5 )
日時: 2011/12/15 18:00
名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)


こっちこそありがとー!!

おぉ!ロロ仲間になった!!これから楽しみ♪

Re: ONE PIECE/大海賊時代放浪記 ( No.6 )
日時: 2011/12/16 23:18
名前: 七虹 (ID: ff/SEmxn)

ありがとうございますー♪

ちょっと本編見直してきます←

Re: ONE PIECE/大海賊時代放浪記 ( No.7 )
日時: 2011/12/17 14:16
名前: 七虹 (ID: ff/SEmxn)

「———あー、こういう天気のいい日は何にもしたくなくなるな」
「「「黄昏てないでとっとと手を動かせロロォォォ!!」」」

黄昏てぼけーっと水平線を眺めていたロロに、ウソップ・サンジ・ナミのツッコミが炸裂した。
そこに8億9千万ベリー、約9億ベリーの賞金首の威厳は無い。
傍から見ればぼっーっとしているただのニートだ。

「黙れマダオ作者ァ!さり気なく悪態つく暇あったら才能無い文章を脳みそ絞って考えろ!」

《んだとテメェ!期末テスト学年6位をなめんなよ!!あと俺はマダオじゃねぇ!銀魂パクんな俺は女だ!》

「ツッコミ所違ぇだろ!そもそも文才無い所は認めるのかよ」
「ごちゃごちゃ独り言いってないで手伝いなさいよピンク頭!!」

生意気なピンクは放っておいて話を続けます。

ロロは渋々ナミ達の元に向かう。
ナミによると嵐が来るらしく、帆を畳めとのことだった。
ゾロやルフィは手伝ってないのに何故自分だけ、と思う。
それを見透かしたように、

「戦うことしか能の無い馬鹿どもに頼んだら船が壊れるわ」

とナミが言い放った。酷い。
だがその想像を容易にできてしまう自分も中々酷い。
結構ナミも考えている。ちょっぴり尊敬した。
たたんだ帆を持ち上げようとすると、サンジに止められる。

「お前のその貧相な腕じゃあ持ち上げられねーよ」
「貧相!?お前、俺これでも今まで賞金稼ぎしてたんだぞ!?」
「悪魔の実の能力で、だろ」
「ちゃんと能力使わずに戦ってましたー。能力持ちな子とばれたら更に懸賞金上げられるんだよ」

よいしょ、と帆を持ち上げるロロ。
サンジはびっくりしたような目でこちらを見ていた。

「…なんだよ」
「お前懸賞金かけられてたのか」
「失礼な!!紹介の時言ったろ!?俺だって人並みの賞金稼ぎの腕くらいあるわ!!」

そう言うなり部屋に駆け込んでいくロロ。
暫くすると帆をおいて来た代わりに何やら紙を持って大股でやってくる。
その鬼気溢れる姿に若干引くサンジ。
ロロはサンジの目の前に紙を晒した。
その紙は懸賞金の張り紙だったが、そこに映っている顔を見て唖然とした。
そして、その勢いのまま下のかけられた懸賞金をも見る。

「俺は、偉大なる航路と新世界の海を渡り歩く8億9千万ベリーの賞金首…

ロロ・アルフォンス=ディアスだ!!」

「「「「「は、8億9千万!?」」」」」

いつの間にかいた他のクルー達もその桁外れな金額に唖然とした。
するとナミがハッ、と思い出したように、光の速さで紙をひったくる。

「ま、間違いない…
“奇術師”“処刑人”“破壊神”、その他数多くの異名を掲げ、偉大なる航路や新世界の海を渡り歩く億越えルーキー…
王下七武海や四皇の海賊船長とも顔見知りどころか勧誘まで受ける始末。
その実力は大剣豪ミホークや白ひげ、赤髪のシャンクスから一目置かれ、海賊史上初「エニエス・ロビー」「インペルダウン」「海軍本部」に進入して逃れた大物。
海賊王が生きていれば、副船長だって勤められると言われ神童とも言われていた。

舞うように、されど激しく戦うその姿に心酔する者も数多く、彼の支援者や情報提供者は世界中に散らばっている。
彼自身も情報屋であり、四皇や王下七武海に的確な情報を与えている。

また世界超一級の犯罪者・ドラゴンと手を組んでおり、詳細は非公開だがどちらも海軍本部から非情に危険視されている。
そんな奴が束ねる犯罪兼革命集団の幹部を務め、そのボスである奴の右腕とも言われている。
今もどこかでコンタクトをとっているらしい。

海軍本部からドラゴンと並ぶ超一級犯罪者として見られ、大将の三人と戦って唯一無傷で帰った男とも言われている。

……私が知っている情報は以上よ」

「あれ、もうそこまで情報流れてたんだ。参ったなー。
…さて、こんな俺を引っさげてたら間違いなくお前達は超大物…億越え海賊からも狙われることになる。
どうする?俺を船から降ろすか?」

「降ろすわけねぇだろ」

ルフィは、きっぱりと言い放った。

「俺もルフィに賛成だ」
「俺もこんなクソマリモに同意したくねぇが賛成だ」
「右に同じ意見ね」
「おおお俺も、さ、賛成だ」

「お前は俺達の仲間だ!誰にも渡さねぇし、降ろす気もねぇ」
「ルフィ……」

場違いな事を思うようだが、今ならホストに惚れる女子の気持ちが分かる気がする。
ヤバイルフィにキュンとしたよ。

「…………ありがとう…」

少しはにかみながら、礼を言った。

その言葉を言ってくれて、ありがとう。
本当は降ろされたくなかった。君達は俺の望む言葉を言ってくれた。
だって俺は、この家族のような温かさを知ってしまったから。
だから俺は護ろう。
この大切な家族を。温もりを。

たとえ腕をもがれようと、腹を抉られようと、彼らを護ってみせよう。
悪魔と言われようが、夜叉となろうが、関係ない。

彼らのためなら夜叉になろう。悪魔にもなろう。



————これでいいんだよな



———————————母さん。

Re: ONE PIECE/大海賊時代放浪記 ( No.8 )
日時: 2011/12/18 16:50
名前: 七虹 (ID: ff/SEmxn)

「皆、次の島が見えてきたわよー!!」

怪しい雲行きになって来たところに、ナミの声が轟いた。
確かに、はっきりと島が見える。

「…確か、偉大なる航路の入り口のローグタウンだったな」
「そう。海賊王が生まれ…死んだ町」
「…だ、そうだ。行くか?ルフィ」

答えなどあって無いようなもんだった。

———————————————————————

港に下りた麦わら一行は、姿の見えないロロを待っていた。
「ちょっと待っててくれ、準備があるから」と船に戻って行ったっきり帰ってこない。

「ったく、遅ぇな」
「ナミー、俺早く処刑台行きてぇよ」

サンジとルフィが急かしてきて、ナミが半ばキレそうになって来たところでようやく船からロロが降りてきた。
一行が「遅い!!」と怒鳴り散らそうとしたところで、一行は固まった。

「悪い、遅くなった」

そこにはもう絶世とも言える美少年がいた。
腰まで伸びた黒髪を一つに縛り、切れ長の淡い紫の目は色気をも感じさせる。
その姿は一見少女のようにも見えて、サンジをも一瞬ときめかせた。
残念ながら遅くなった、と言われてもご一行には彼に見覚えなど欠片もありはしなかった。
唯一正体を感づいたゾロが口を開く。

「…ロロか」
「おっ、当ったりー♪よく出来てるだろ?」
「一瞬誰か分からなかったがな」
「ほら、俺って懸賞金半端無く高いし。
手配書も公だし素顔でその辺歩くと海軍とリアル鬼ごっこしなくちゃいけなくなるしさ」
「「「「「あぁ、なるほど」」」」」

それは変装なのか、と一同納得。
だがそれは素顔で歩くとはまた別の意味で目立つのでは、というのは狙撃手談。
どこまでもウソップは常識人の道を歩む平和主義者であった。

(…そういえばハンコックやローにこの姿見せたら、メロメロの実の能力使ってないのに石化したような…)

ある意味超重要な事を思い出しているロロ。
その最中に、クルー達は何やら話し合っていた。

「ちょ、どーすんのよあんなんじゃ海軍どころかその辺の変態まで寄って来るわよ!?」
「とりあえず誰か一人がアイツと行動して連絡取り合うとか…」
「よしウソップ、それ採用だ。ナミさんはどうです?」
「採用よ。ゾロ、ルフィ、ロロに近づく輩を片っ端から捻り潰して頂戴。女性が寄ってきた場合は私とサンジ君が追い払うわ」
「「了解」」

お馬鹿なルフィは珍しく状況を理解したようだった。
ナミやサンジやゾロ、そしてルフィまでどす黒いオーラを振りまいている。
そして何故か変態な輩の中に女性は含まれていない。
唯一の常識人のウソップは、もう既にロロを意識し始めているその辺の輩に合掌した。

((((男千人殺そうが何としてもロロを守らねば!!))))

クルーの心が一つになった事は、その原因であるロロだけが知らなかった。
そしてウソップはその事を伝えないほうがいいだろう、と本能で感じ取った。
知らぬが仏、である。

「ロロ、お守りよ」

ナミはロロに歩み寄って、その綺麗な耳にシルバーリングのイヤリングをはめる。
しかもちゃっかりGPSと盗聴器付き。どこで手に入れたのかそんな事ナミには通用するはずありません。
きっと聞いたら金を要求するでしょう。
更にナミはクルー全員に声をかける。

「皆!私の目が黒い内は輩を指一本ロロに触れさせないつもりで!」
「「「「了解」」」」
「?ナミの目は黒くねぇぞ?」
「アンタは黙ってなさい可愛いわね」

ナミは自分より背の低いロロの頭をわしゃわしゃと愛しそうに撫でる。
背が低いのが気に入らないロロは結構複雑そうだ。

唯一の平和主義者ウソップは、何も起こらないことをただただ祈った。


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