二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 無事完結!
日時: 2012/06/22 19:02
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。

どうもどうも!藍紅です!
リア友に人気だった「不思議の国のアリスinイナクロ」の続編です。

そちらを呼んでいない方は「不思議の国のアリスinイナクロ」をご覧になってから
お伺いして頂けると助かります。


注意!
・上記のとおり、不思議の国のアリスinイナクロを呼んでいない方は
 そちらから呼んで下さい。
・かなりの藍紅得クオリティです
・雷門イレブンのメンツはカオスです。(藍紅の嫁しか居ない)


耐えられる方はプレストターンで中へ。
耐えられないよ!と言う方はそよかぜステップでブラウザバック。


6月22日
完結致しました!
ご愛読ありがとうございました!
今後とも宜しくお願いします!

私の自作も宜しくお願いします!

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Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.18 )
日時: 2012/06/09 19:29
名前: 華奈 ◆268i9tslsM (ID: RqJf1b70)
参照: 7月まで俺うつになります←

藍紅オチちゃったか…次はいつ会えるやら…はぁ

Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.19 )
日時: 2012/06/10 17:17
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。

華奈☆

レタープリーズ!!(カッ←

京「うるせぇなお前は」
藍「サーセン」
京「天馬可愛過ぎて最近眠れない」
藍「メランコリックでも歌って来い変態」
京「べ、別にツンデレって訳じゃないんだからな!!勘違いするなよ!」
藍「じゃあ思い切り勘違いしておくよ(2828」
京「死ね」
藍「サーセン!!」

Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.20 )
日時: 2012/06/10 18:33
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。

五話「最後の記憶」


(天馬side)


「剣城、大丈夫?」
「あぁ…もう心配ない」
「そっか…よかった」
「天馬、お前こそ大丈夫か?」
「もう…剣城!自分の心配してよ…」

俺はなんかもう色々あり過ぎて泣きそうだった。

「泣きそうな顔してどうした?」
「つるぎ…俺の誕生日何月…?」
「8月」
「じゃあ、俺の背番号は…?」
「8番」
「じゃ、じゃあ俺の好きな人は!?」
「は…?そこまでは知らない」

剣城の顔はポーカーフェイスなのかいたって普通だ。
俺は泣きじゃくってるうえに顔は真っ赤だ。

「ねぇ、俺の出身どこか知ってる?」
「知らねぇけど。…なんで聞いてくるんだ?」
「記憶戻ってるかどうか」
「戻ってるに決まってるだろ」
「ホント?」
「本当だ。……ごめんな、天馬。」
「ううん…よかった」
「フェイとバトルしてたんだったか。フェイにボールぶつけられて
  そのショックで記憶戻ったみたいだ」

フェイ、剣城を傷つけたのは許せないけどグッジョブ。
内心そう思いながら剣城にぎゅってする。

「天馬、好きだ」
「うん…俺も、好き……」

剣城と目があった。
キス、するんだなとか思いながらぎゅって目をつぶる。

もう少しで触れる、と言う所でキャラバンのドアが開く。
俺と剣城が高速で体を離す。

「天馬ー!練習の時間だよー!……って、あれ?僕お邪魔だった?」

入って来たのは信助だった。俺と剣城を見るなりにやにやしていた。


「し、信助っ!」
「剣城といい感じだね〜?じゃあお邪魔な僕は出てくねー?」
「信助…そういうこと言わないでよ」
「天馬顔真っ赤だよ?そんなに剣城と仲良いの?」
「そ、そりゃそうだよ!」

俺が信助に茶化されて言いあってるうちに、傍から剣城が居なくなっていた。

「剣城が…居ない……」
「えっ!?ちょっ、天馬!?泣かないで!?」
「つるぎがいないよぉ…つるぎぃ…どこ…?しんすけぇええぇえっ」
「天馬!?どしたの!?」

俺が泣きだしたのを聞きつけてフェイも入って来た。

「あ、フェイ。天馬が愛しの剣城の消失で泣いてるの」
「あぁ、そういうこと」
「い、愛しの剣城って…」
「だってそうでしょ?」
「うんうん」

二人からそう言われて何も言い返せなかった。


「おぉい!フェイ、天馬、信助!ちょっくら来て欲しいぜよ!
   …天馬!?なんで泣いとるぜよ!?」
「剣城くん見なかった?突然姿を消しちゃったらしいんだけど」
「わしは知らんぜよ!」
「えぇー…」
「どうかしたのか?」

なんか、どんどん大騒動になっていってる気がする。

「神童くん、剣城くん知らない?」
「剣城?あぁ、剣城なら森にある湖に行くと言っていたぞ?」
「神童先輩ナイスです!」
「湖なんかあったっけ?」
「こうなったら皆で探すぜよ!」

おー!と声を張り上げて、いきなり喪失した剣城を探すことになった。


(剣城side)

俺は、「誰にもわからない、俺にしか分からない湖」に居た。

服の着たまま、湖の水に入っていく。
濡れる、のが一般的だが服は不思議と濡れなかった。


「なにをしている」

不意に声が聞こえ、振りかえる。
そこには、アルファとベータ。エイナムとレイザは居ない様だ。

「エイナムとレイザは…」
「未来…200年後に居る」
「帰ったのか」
「Yes、そうだ」
「無責任…」
「所で、京介。」

いきなり名前で呼ばれたのは気に障るが気にしない方がいいと思った。

「なんだ、アルファ」
「湖に浸かっているお前は何故一切濡れていない」
「この湖は特別なんだ」
「どうしてですか〜?」
「…教えられない。というか、俺をつけて来たのか?」
「そうですよ?貴方を一人にするわけにはいきませんから」
「Yes。君は我々と一緒に居てくれ。一人になろうとしないでくれ」

何故、俺を「一人」にしたくないのだろうか?
その意図が見当たらない。

「何故一人にしてくれないんだ。ほっといてくれ…」
「湖に入っていこうとしたのは何故?貴方はどうしてここに来たの?」
「答えられないな」
「どうして?何故貴方は私達を拒むの?」
「じゃあ、逆に聞くがどうしてアルファ、ベータ…お前達は俺を一人にしたくないんだ」

俺は「湖」については答えたくない。

「あの秘密」が知られてしまったら…俺は……。


「私達は、貴方の「病気」を心配してるんですよ?」
「な、何故それを……!!」
「君の病気は非常に重いもの。その病気は「心臓」の病気。
  君はその発作を抑える為、水に浸かりたがる癖があった…そうだろう?」
「……あぁ、全部合ってる。兄さんにも、激しい運動は禁じられていたんだけどな。
  せめて「死ぬまでの間」は好きなことしてたいんだ」
「……記憶を失ってしまった事により、君の寿命はあと二週間だ」
「二週間しか、ないのか…?それじゃ足りないじゃないか…」
「Yes、あと二週間は、短い。」
「そうですよね、でも…人間の病気をなかった事にするのは私達の時代でも
 無理なんです。歴史を変える事は出来ますけど。」
「……分かってる。二週間後…俺が死んだあとの雷門は任せた」
「Yes、了解した」
「Yes、京介くん」


俺は、その後湖に沈んだ。



まだまだ沈んでいく。
暗闇…心地いい。気持ちいい。発作が鳴りやんでいく。

このままどこまでも落ちて、死んでしまえればいいんだけどな。



俺がサッカーに求めていること…それは「死に場所」だ。

早く、死んでしまいたい。
病気で苦しむより、ずっといい。

俺の病気は、雨宮太陽のような軽い症状のものではない。


どんな凄腕の医者でも黙って首を横に振るのみだ。
与えられた余命は「1年」だった。

でも、記憶を失い事故にあってしまったが為に俺の余命は「ニ週間」らしい。



いっそ、このまま死にたい。



俺は、そっと目を閉じた。


続く


あれ…?死ネタ……?

どうした俺!? 藍紅さんは嫁を傷つけたり闇堕ちさせたり死なせちゃったり
事故に合わせたり記憶喪失にするのが大好きです。

Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.21 )
日時: 2012/06/10 19:12
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。

六話「限られた時間」


(アルファside)

私はベータと共に松風天馬の元へ急いでいた。


「No、この先に行ってはいけない」
「アルファ!」
「行っちゃダメですよ〜?この先で京介くんが湖に沈んでるんですから♪」
「剣城、が…!?」
「助けちゃダメですよ?」
「なんでだ!」
「No、それには答えられない。仲間ならば、京介を信じて待っていろ。」


私とベータでなんとか侵入は防いだ。
あそこは神聖な場所だ。

あのような心が研ぎ澄まされていない奴らを立ちいらせる訳にはいかない。



(剣城side)

目をそっと開ける。

目の前は真っ暗で、なにも見えない。
聞こえるのは、水の音だけ。

どうしてこうも息が続くのかは分からない。

でも、気持ちいい。


俺はまた、そっと目を閉じた。



色々思いだしてみる事にした。

入学式、ホーリーロード…。

思いだせる。

何故か記憶を失っていた時の記憶もちらほら残っている。


もうそろそろ、水から上がろうと手を伸ばす。
上へと浮上していく。


「ぷあ……っ」

はぁ、はぁと息を整える。
服はさほど濡れていなかった為地熱で乾かした。

湖から少し歩くと、アルファや天馬が居た。

髪の毛はびしょびしょで、下の方に長い髪が降りた。


「誰だ!」

いつもと髪型が違うせいか、神童先輩に
怖い声でどなられてしまった。

どうせなら、敵のふりをして倒されれば吹っ切れる。



「誰だっていいだろ」

さすがに声でばれると思ったが、ずっと水の中に居たせいか
声が少しばかり低くなっていた。

「貴様は何者だ…剣城をどこへやった!」
「剣城?あぁ、アイツか。殺したよ。弱かったし」

「俺自身」を殺したと告げた。
どうせ死ぬ身だ…いいよな。


「殺した…!?殺したってどういうこと!?」
「別に?湖に沈んでたから、トドメを刺しただけだ。
 まぁ、あのままでも水死してたがな」


このまま、断ち切れれば…俺は、悲しまずに死ねる。


「京介、君は何をしている」
「そうですよ?演技なんてらしくないです」
「え…?」
「あーあ…バレた」

俺はとっくに乾いた髪をヘアゴムで縛り上げた。

「剣城…」

神童先輩が驚いた表情でつぶやいた。


「このまま突き通せば死ねると思ってたのに。
  邪魔すんなよ、アルファ、ベータ。」
「No、君をここで亡くす訳にはいかない」
「そうですよ?」
「俺は死にたいんだよ!!
 悲しんで、苦しんで死んでいくより…
 水の中でゆっくり死んでいきたいんだよ!!」
「剣城…どういうこと……?」

天馬が俺に抱きついてくる。

「天馬…俺は、持って二週間らしい。」
「嘘…だろ……?」
「こんな所で嘘吐くかよ…」
「嘘だろ…?死んじゃうの……?」
「あぁ、死んでしまう。だが…俺の体はもう限界だ。
  化身を使い過ぎたか……体が言う事をきかないんだ」
「やだよ…!」

天馬が俺をきつく抱き締めてくる。

苦しくてたまらない。

やめてくれよ、ランスロット。
いや、ランスロットじゃないな。

前に、俺の体に埋め込まれた「もうひとつの化身」

そうだ。「復讐神マーダラー」だ。

奴が俺の体を蝕む。


サッカー…あんなに楽しかったのに。

今は…どうしてだろうか。

なにも感じなくなって………。


懐かしい昔を思い出すたびに少しだけ、安心する。
使える技…トリック…プレイ……
時間ごとに減っていく。

迫る最後に………。











           走りたいよ——————————……。

続く

元ネタ分かってもコメントに書くなよ。
決して「あ、初音ミクの消失だワラワラ」とか書くなよ。←

Re: 時を翔ける少年たち 〜イナクロ〜 ( No.22 )
日時: 2012/06/10 19:13
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。

疲れたーー!

本編どんどんカオスになっていってるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

どうしよ^p^

リア友に「どうしてこうなった」とか言われるうわあああああ^p^


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