二次創作小説(紙ほか)

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【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去
日時: 2012/12/15 11:45
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24538

【読者の皆様へ レッドからの挨拶】

初めまして、レッドです!
ダンボール戦機Wシリーズの小説を描いております。
本来ならば、【バン×ヒロと怨炎の幻想】の番外編を執筆する予定でした。
スレが1000になり、過去ログに入ってしまいました。というわけで、新シリーズとしてリニューアルさせることにいたしました。
上記の参照に【バン×ヒロと怨炎の幻想】の小説のアドレスを載せておきましたので、興味のある方はクリックして読んでくださいね♪


新シリーズはバンハルを中心にして取り巻く展開になります。
ハルはオリジナルキャラクターとして考えたのですが、ヒロインとして演じていただくことになります。

第2部として記念すべき第1作は!!
【バン×ハルと失われた過去】です。

前作の番外編で登場させることができなかったキャラクターとのコラボもこちらで登場させる予定です。
番外編では登場させることができず、申し訳ありませんでした。

そこで、番外編を描く代わりに新シリーズとしてスタートさせることにいたしました。
ダンボール戦機Wの主人公・山野バン、幼馴染の人見晴香を中心にして取り巻くオリジナルストーリーを展開させていけたらと思います。もちろん、ヒロたちも登場させる予定です!!

前作の本編で登場した山野健太&直太の兄弟も出演予定です。
今作では初登場となる山野リンという姉が物語の重要なキャラになるかと思われます。

【本編:ストーリー原案・構成】

第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第9章:廃墟ビル探検編
第10章〜第16章:謎かけ編
第17章〜第30章:オリキャラ登場編
第31章〜    :謎解き編

ストーリーの進行具合によっては変更する可能性がありますので、ご了承ください。

【短編:バンハル編】

第1編:帰ってきた酔っ払い >>106 >>111 >>130
第2編:幼馴染の恋心 >>220 >>221 >>235
第3編:中2になって成長した幼馴染 >>328 >>341 >>344 >>346 >>347 >>348 >>354
第4編:大人になってからのハロウィン >>409 >>410
第5編:バンが見た悪夢とは? >>493 >>495 >>504 >>508
第6編:もう1人の兄 >>747 >>759 >>773 >>775
第7編:ハルの初恋 >>870 >>900 >>917 >>918

山野バンと人見晴香(通称ハル)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
幼馴染同士で描かれるエピソードを読みながら、楽しんでいってもらえたら嬉しいです♪

【短編:ヒロナオ編】

第1編:幼馴染の背中 >>152 >>154
第2編:ヒロに対する恋心 >>315 >>318
第3編:ハロウィン・パーティー >>387 >>390 >>408
第4編:ナオが見た悪夢とは? >>598 >>603
第5編:ヒロの複雑な思いとは? >>836 >>854 >>855

大空ヒロと小野奈緒美(通称ナオ)の幼馴染を中心にして繰り広げられる、短編オリジナルストーリーを展開していきます。
ヒロナオに隠されたエピソードも描いていきたいと思っています。

【原作:完結した作品】

第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊

本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!

第2作:バン×ヒロと過去の追憶

前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。

ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。

第3作:バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)

前作の【過去の追憶】の続編となった待望の新作!
本編は第40章で完結しました。番外編は第4章まで進んだが、完結できませんでした。
なので、番外編は新シリーズの小説でリニューアルに伴い、執筆させることにいたしました。
全40章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。

ポイント:バンの弟・山野健太&直太の兄弟が初登場していることだけではなく、2人の過去に共通点を持つところがある。
バンが兄としての役割を担うことで、2人の弟をどうやってサポートしていくかというところも見逃せない!!
バンを支える仲間たちとの絆を深めながら、友情と感動を送るという感じになるストーリーも手掛ける。
健太と直太に対するバンの強い思いにも注目してください!!

【お客様】

シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君とヒュウさん、カッコイイ!! そして、メイちゃんもかわいい!!

姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!

茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、サトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ!

yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪

凛々:凛と呼ばせてもらってるぜ・・・この子はイナイレの小説を書いておりまする! 亜夢たん可愛いぜ!♪

赤獅子エンザ:この人はイナイレの小説を描いてますぜ♪ 友達だけど、イナイレ&ダン戦が好きで仲良くさせていただいてます♪

タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪

冬ノ華 神ノ音:この小説に初コメしてくれた人。姫佳のスレで知り合って仲良くなった友達ですが、仲良くさせていただいています♪ 2次(映像)でイナイレの小説をかいておりますぜ!!

優騎那:イナイレ、ワンピースの小説を書いてる人です! 私の友達で仲良くさせてもらってるぜ!!
ゴトリック&フォークスの凸凹コンビ、オリビア&シュリの姉妹コンビをオリキャラとして出させてもらってるぜ!!!

伊莉寿:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、ダン戦好きで気が合って話しやすい! この人もイナイレの小説を描いてますぜ♪ 美咲ちゃん、可愛いぜ!!

ゆりかん:姫佳の小説で知り合って仲良くなった人。友達だけど、仲良くさせていただいてます。この人もイナイレの小説を描いていますぜ♪ 複雑・ファジー小説で推理小説を描いていて、ストーリーが気になるぜ!

聖:第1作【黒影の亡霊】の番外編で出会った友達。ダン戦が大好きで気が合い、最高の親友! イナイレの小説を書き始めた人だけど、桃香ちゃんが可愛い!!

希歌 絆:シグレの小説で知り合って仲良くなった人です。読みやすいと言ってくれたので、本当にありがたいです! 友達だけど、2次(映像)でサマーウォーズの小説を描いておりますぜ♪











【本編:キャラクター原案・構成】

本編の登場人物設定 >>1
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。

青峰太陽の登場人物設定 >>11
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽と大輝のコンビに注目してください。

登場予定:第18章で登場しました。

キョウヘイの登場人物設定 >>12
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では本編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください。

登場予定;第21章で登場しました。

ヒュウ&メイの登場人物設定 >>13
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!

登場予定:第21章で登場しました。

優騎那のオリキャラについての登場人物設定 >>14
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、本編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしました。

登場予定:第24章で登場しました。

無類シント&星目テツヤ&武闘フジ、3つのLBXについての登場人物設定 >>15
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
3つのLBXについても一緒に載せてありますので、ゆっくりご覧下さい。

登場予定:第25章で登場しました!

富士本 優実の登場人物設定 >>42
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、ユウミがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。

登場予定:第26章に登場します。

恵珠の登場人物設定 >>186
冬(冬ノ華 神ノ音)が出してくれたオリキャラです。
バンたちと共演したいという理由で応募してくださいました。
しかもメカニックという設定をつけていただき、私としても上手く描けるか分かりません。
やるからには頑張って描いていきたいと思いますので、彼の登場に期待してくだされば幸いです。

登場予定:第26章で優実と一緒に登場させる予定でしたが、恵寿はバンたちと合流した後に出させることになりました。

長月レオンの登場人物設定 >>256
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたい理由で応募してくれました。
イカロス・ライトというLBXに関する設定も載っております。アスペルガー症候群を患っておりますが、LBXの腕は果たして?
これからもレオンの活躍に期待してください。登場予定は第26章で出します。

橘 美咲の登場人物設定 >>380
伊莉寿が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
短編を描く前に美咲ちゃんのイメージを見た上で本編に登場させたいと思っています。
美咲ちゃんが輝姫や太陽たちと共演するのかも注目してくだされば幸いです♪

美咲ちゃんが登場する予定は早ければ、第27章あたりになります。
また、バンたちと共演させるのも楽しみにしてください!!

イナイレGO(天馬・太陽・マサキ・信助)の登場人物設定 >>415
天馬たち4人の登場人物設定が載っています。今作の本編でやっと登場することになりました。
4人の化身や必殺技も載せているので、それも含めてご覧ください。
第18章で登場しました。そこでサッカーバトルが展開されることになりそうです(笑)
サッカーバトルもできるだけ表現して描いていきたいので、よろしくお願いします!!

輝姫&ティアラ、一ノ瀬心愛(いちのせ ここな)の登場人物設定 >>429
白炎輝姫&ティアラ・クルーガー&一ノ瀬心愛(通称ここ)の登場人物設定です。
輝姫とティアラは前作の【怨炎の幻想】では本編で登場いたしました。今作も引き続き、本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪
ここちゃんの活躍にも期待してくだされば幸いです。

登場予定:まだ未定です。めどが立ったら載せます。
輝姫&ティアラ、ここちゃんの活躍に期待してください!!

一ノ瀬心愛(通称ここ)が働いているカフェの設定 >>432
ここちゃんが働いているカフェのイメージです。私自身、上手く描けるかどうか分かりません。
でも、やるからには頑張って描きますぜ!!

黄瀬 水連の登場人物設定 >>989
茅が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
水連ちゃん、マジで可愛すぎる! 黄瀬の妹ですが、水連の活躍に期待してください♪



【本編:目次(ストーリー進行具合)】

第1部:LBXバトル編(第1章〜第6章)

第1章 1人の少女・リンとの出会い >>3 >>4
第2章 居酒屋で行われるLBXバトル大会とは? >>5 >>6 >>7
第3章 LBXバトル大会Ⅰ ついに開幕!! >>8 >>9 >>10
第4章 LBXバトル大会Ⅱ 決勝戦での決着! >>34 >>39
第5章 LBXバトル大会Ⅲ 優勝は誰の手に? >>43 >>53 >>57
第6章 由美が語る、25年前におきた惨劇とは? >>58 >>61 >>62

第2部:廃墟ビル探検編(第7章〜第9章)

第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは? >>67 >>69 >>82
第8章 廃墟ビル探検Ⅱ 秒殺の皇帝・海道ジン登場! >>83 >>88 >>95 >>103 >>141 >>150
第9章 リンの様子に違和感を感じたバン・・・その複雑な心境とは? >>183 >>194 >>196 >>203 >>207

第3部:謎かけ編(第10章〜第16章)

第10章 リンに忍び寄る影、その正体は? >>243
第11章 リンの幼馴染・早間綺羅、登場! >>251
第12章 ハルが河川敷で見つけたものとは? >>269 >>285 >>304 >>307
第13章 バンの幼馴染・樋田優雅、登場! 彼がついに発見したものとは? >>324 >>325
第14章 キラード団という謎の組織の者だと名乗る男から託された謎のメッセージとたった1つだけ残されたヒントとは? >>357

第15章 ますます深まりつつある最大の謎・・・ヒントを元にして調査するバン、そこで掴んだ重要なキーワードによる手掛かりとは? >>362 >>363 >>366

第16章 囚われの身になったリンたちの安否は? >>379

第4部:オリキャラ登場編(第17章〜第30章)

第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場! >>414 >>433
第18章 西園信助・松風天馬・雨宮太陽・狩屋マサキの4人組、ただいま参上! >>436
第19章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(前編)・・・青峰兄弟&黄瀬、登場! >>450 >>457
第20章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(後編)・・・決着! >>463
第21章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(前編)・・・彼らが見たものとは? >>467 >>482
第22章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(中編)・・・LBXバトルで待ち受ける罠とは? >>484
第23章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(後編)・・・バン、ただいま参上!! >>487
第24章 オリビア&シュリの姉妹、ついに登場! 4年ぶりの再会 >>488
第25章 無類シント&星目テツヤ&武闘フジの小5コンビ、登場! >>509
第26章 富士本優実&長月レオン、登場! >>516
第27章 橘美咲、登場!(前編)・・・初の幽霊屋敷探検! >>542
第28章 橘美咲、登場!(中編)・・・地下室で見たものとは? >>554
第29章 橘美咲、登場!(後編)・・・ヒロ&レオン、ただいま参上! >>561
第30章 輝姫&ティアラ&一ノ瀬心愛の3人組、登場! >>571 >>575

第5部:謎解き編(第31章〜)

第31章 再会Ⅰ ハルに忍び寄る魔の手、その正体は? >>615
第32章 再会Ⅱ カレン・キャベルン登場、その目的とは? >>621
第33章 再会Ⅲ バンVSカレンの因縁対決 >>629 >>641 >>643 >>644
第34章 バンの様子に異変を感じた直紀、その違和感とは? >>651 >>653
第35章 バン&ハルの幼馴染・鶴見ナナミ、登場! >>664 >>678
第36章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(前編)・・・【Detective bar】に隠された秘密とは? >>683
第37章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(後編)・・・知り合った経緯とは? >>688 >>692 >>693
第38章 バンの様子に異変を察したハル・・・その真意とは? >>703 >>711
第39章 リン、望月兄弟&優雅の4人が誘拐されたことを知ったハル・・・バンの複雑な心境とは? >>712
第40章 ついに明かされる、リンの本当の過去・・・壮絶な出来事とは? >>721 >>735 >>737
第41章 キラード団のアジトに関する場所の謎を解明せよ! >>804 >>805 >>819 >>835
第42章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(前編)・・・キラード団のアジトの位置を掴め! >>933
第43章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(後編)・・・廃墟ビルで見つけた仕掛けとは? >>945 >>957
第44章 キラード団のアジトに乗り込んだバンたち、そこで待ち受ける展開とは? >>958
第45章 立向居直毅・青峰兄弟・黄瀬、ただいま参上! >>959 >>969 >>978
第46章 キラード団のアジトⅠ 催眠の部屋で待ち受ける罠とは? >>979









これからも応援よろしくお願いします!!

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.851 )
日時: 2012/12/03 22:03
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

エンザ
ありがとう!
頑張るね!!

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.852 )
日時: 2012/12/03 22:28
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

こんばんは!タクです!新スレおめでとうございます!やばい・・・。続きが楽しみで眠れない!

シント「眠れよ、オイ!」

こっちも2話更新しました!完結目指して、朝日に向かってダッシュ!

シント「今、夜だけど!?アホなの!?」

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.853 )
日時: 2012/12/04 09:31
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

タク
来てくれてありがとう!
シントに突っ込まれてんぞ、オイ!!


【レッドからのコメント】

読者の皆様、お待たせしてしまって申し訳ありません。
さて、今日から連載再開をします。ヒロナオの短編が終わってから第42章に入りたいと思います。

第42章に入った時点でどうなるかは更新してからのお楽しみということで(笑)
予定としては、1話ずつになるかと思われます。もちろん、オリジナルで行くしかないと思っているので、執筆を頑張るつもりです!!

それでは、短編5の続きスタート!!

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.854 )
日時: 2012/12/04 10:33
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

短編5の続き(ヒロ視点)

翌朝、チュンチュンと雀の鳴く声が聞こえる。カーテンの隙間から太陽の光が差し込まれていた。
徐々に意識が戻り、眠そうに目を開けて起きる。周りを見回すと幼馴染のナオがいない。

「痛っ・・・・・・2日酔いか」

ズキンズキンと痛みを堪え、上半身を起こす。気だるそうにナオの話を聞いていたつもりだった。
なのに、そんなことで怒るとは想像していなかった。ナオはきっと、学校に行っているのだろう。

「はぁ・・・・・・何なんだよ、もう」

そう言って、2日酔い止めの薬を飲んで呟いた。目の前に幼馴染がいるわけではないのに、何でこうなってしまうのか。
何もかも信じたくないというのもあったが、僕は浮気していない。ただ、ある女性と会って話していただけなのだ。

『プルルル・・・・・・・』

CCMの着信音が鳴り、眠そうに目を擦りつつも取り出す。
さっそく、CCMを開けると幼馴染の長月レオンだった。こんな時間に電話してくるとは珍しい。

「おはよ・・・・・・」
『おはよーヒロ! 昨日、かなり酔っ払ってたよな』
「レオン、何でそんなこと知って・・・・・・・」
『お前を見かけたんだけど、声をかけてみようと思って。そしたら、酔っ払ってたからさ。大丈夫か?』

レオンの心配そうな声を聞いて、見かけたのなら良いと思って納得する。
それだけでは納得するはずがない。レオンが電話してきた理由を問い質す。

「レオン、電話してきたのには何か理由があるわけ?」
『ヒロォ・・・・・・おまえ、ナオを泣かせたろ?』
「何で知ってんだぁー・・・・・・・痛っ」

ズキンズキンと痛みを堪え、ナオに対する複雑な思いを抱いていた。
僕には生き別れの妹がいたけど、そこで会うハメになろうとは想像していなかった。
レオンがそこまで知っているのなら、どうして----------------------

『さっき、ナオに会って聞いたぞ。おまえ、ナオがいるのに泣かすなんてダメじゃないか!』
「レオン、おまえに何が分かるんだ! 僕の気持ちを分かってくれる人なんているわけないだろォー」

乱暴にそう言って、CCMの通話を切った。レオンにも言うことができない。
ナオにも本当の気持ちを分かってほしかった。ただ、それだけだった・・・・・・その願いを聞き入れられるはずもなく、ソファに横たわる。

(ナオのバカやろォ・・・・・・僕の本当の気持ちを分かれよな)

そう思いながら、目を閉じた。だんだん、深い眠りに引き込まれていく。



あれから何時間くらい経っただろうか、目を開けると外は夕方になっていた。
眠そうにボーッと起き上がり、周りを見る。ふと、その前に座って寝ている青年を見つけた。

「あれ・・・・・・・」

目を凝らすと、ハルの幼馴染である山野バンだった。穏やかな寝息を立てながら爆睡している。
なぜ、バンさんがここにいるのかも分からなかった。とりあえず、彼を起こすことにした。

「バンさん、起きてくださいよ」
「んぁ〜?」

眠そうに目を開けるバン。その視界にボンヤリと僕の姿が映り、寝惚け眼でボーッと見つめている。
ようやく、僕を見て眠そうに欠伸しながらも背伸びする。

「ヒロ起きたのか、レオンが心配してたぞ」
「えっ・・・・・・・」
「レオンのヤツ、何か元気がなくてさ。話を聞いたら、ケンカしたらしいんだって?」
「うっ・・・・・・いや、そのっ」

今朝、レオンと電話してケンカしたことを思い出す。
ナオのことで怒られたけれど、幼馴染としての思いはまだ強かった。

「そんなことで誤魔化すな。ナオが泣いてるとこ見ちまったんだよ」
「ええっ、どこで?」
「あぁ、大学で。ハルと一緒にいたのを見かけてさ、おまえは学校にも来ないで何してた?」

どこにいるんだと言いたいばかりに僕を見て言うバン。彼の優しさは純粋なところがあると言えよう。
だが、妹に会ったなんてことを言えば驚かされてしまうだろう。そのことで悩んでいた僕は誰にも言えないでいたのだ。

「その・・・・・・」
「何も言えないでいるんなら、今回は見逃してやるよ。でも、ナオの様子を見る限りだとショックを受けてるぞ」

ナオがショックを受けている?
いや、それは有り得ない。そんなことでケンカしてキレられたら、本当に困る。
僕自身、何も言わないはずがなかった。ナオにも本当のことを打ち明けられたらと思うと胸が痛くなってくる。

「バンさん・・・・・・・」
「なんだ?」
「今から僕の言う通りにして付き合ってくれませんか?」
「良いけど、何で俺なの?」
「まぁ、ナオにも言えない理由が分かるはずだと思うんですよ。決して、僕は浮気してませんから!」

バンさんは何も言わずに黙りこくったが、素直にコクリと頷いた。
幼馴染であれ、妹の存在について言えることがなかった。ナオにも打ち明けられない理由が分かるはずだ。


場所は打って変わり、ミソラ商店街の近くにある居酒屋。
居酒屋の中はとても落ち着いた雰囲気を醸し出していて、隠れ家にもなっている。
空いた席に座り、僕はバンさんと一緒に注文する。

「僕はビールですね。ジョッキでお願いします」
「俺は日本酒かな。熱燗でよろしく」

そう言いながら注文した後、バンさんが僕を見て問い質す。

「本当にここで良いのか?」
「はい。例の女性が現れると思うんで、待っててもらえますか?」
「例の女性? おまえ、浮気してんのかよ」
「だから、浮気なんかしてませんって!」

バンさんに咎められて突っ込まれていたその時、ガランとドアが開く音がして振り返る。
僕に似たアホ毛の女性が突っ立っていた。それに気づき、手を振った。

「おーい、アキ!」
「あっ、お兄ちゃん!!」

スタタッと僕たちのところに駆け寄り、女性は向かい側の席に座った。
その女性を見て驚きを隠せないバン。知り合いにそんな人がいたとは想像していなかったのだろうか。

「この子がヒロの妹?」
「はい。お父さんがいないの知ってますよね。この子は親父のところで育てられて生きてたんですよ」

父親がいないことはバンたちも知っていた。もちろん、ナオも父親の存在なんて知らないはずがない。
アホ毛が出ているのは遺伝によるものだろう。僕はアキと一緒に話しながら飲んでいたのだ。

「へぇ、なるほどな・・・・・・・」
「初めまして、大空アキです。よろしくお願いします」
「俺は山野バン。ヒロの先輩だけど、よろしくな」

大空アキという女性は僕の妹であり、父親の元で育ったという過去を持つ。
ここでアキと再会して以来、入り浸るようになってから喋るようになった。バンやナオたちには知られたくなかった。

「アキ、ヒロが生きてたことも知ってたんだね」
「はい。兄がいるということは母から聞いてました。素直で優しいところもあるし、いつも私の話を聞いてくれるんです」

バンさんに向かって、明るい笑顔を見せた。アキのことはまだ何も話していなかったので、ナオに事情を話すしかないのか。

(ナオに事情を話せば分かってもらえるかもしれない・・・・・・)

幼馴染であるナオの気持ちが分からないまでもなく、似たような感情を持っていた。
アキのことは妹として見ているし、1人暮らししていることも含めて考えると2人で暮らすことになるだろう。

「どうした、ヒロ?」
「何でもないです。僕はもう大丈夫ですから」

開き直ったようにして見せ掛け、ビールの入った生ジョッキを仰いだ。
バンとアキは心配そうに見守ることしかできなかった。

Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.855 )
日時: 2012/12/04 11:27
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)

あれから2時間後、僕はすっかり出来上がっていた。バンさんは心配そうに僕を見て言い放つ。

「おまえ、4杯も飲むなんて・・・・・・頭が痛いんじゃなかったのか?」
「別に良いんですよ、頭が痛いことさえ慣れてるんですっ! ひっく」

向かい側の席に座っていたアキも苦笑して溜息をついた。

「ナオに連絡した方がいいな。1人で帰れないだろ?」
「大丈夫です。僕、1人で帰れるから・・・・・・っく」
「ったく、しょうがないな。アキ、ヒロんちまで送っていくか」
「そうですね。お兄ちゃん、飲み過ぎ!!」

バンさんとアキに窘められて、ゆっくり立ち上がる。酒を飲んで帰ることも珍しくない。
入り浸りでどうしようもない僕のことを気遣ってくれるのは、バンさんだけだ。
ナオにも怒鳴られたら困るのが、僕の本当の気持ち。ただ、アキを連れて行くのも嫌なわけではなかった。

「俺が送るから、一緒に帰るか。アキも一緒に来いよ」
「でも・・・・・・」
「酒飲めないんだろ、未成年なのに誘っちゃってごめんな」
「大丈夫です。もうすぐ20歳になるから、来年になれば飲めるはずだと思っているので」
「そうか。おい、ヒロ・・・・・・」

バンさんに担がれて、上機嫌でテンションが上がってしまう。
飲み過ぎによるものなのか、僕んちで寝てしまいそうになるのも有り得る。

「お兄ちゃんってば、飲みすぎなんだから」
「うるせーほっとけよ、アキ。飲んでて、何が悪い」
「お兄ちゃん、ナオさんにも心配かけてるらしいじゃない」

アキに突っ込まれている僕は酔いの浸った頭で状況を把握する。
ナオは僕の幼馴染で特別な存在だ。幼い頃からずっと好きだった。
でも、バンさんたちもナオのことを気遣ってくれる。記憶が戻ってからも僕の面倒を見てくれるし、そういうところが好きだった。

「大丈夫だって、あいつがいるわけないしさぁー」
「まさか、お兄ちゃん・・・・・・甘く見てんじゃないでしょうね」
「へーきだって。誰にも邪魔されることなんかしないってー!」
「ダメだ、こりゃ・・・・・・バンさん、どうしようもないですよ」

アキは呆れつつも、僕を担ぎながら歩くバンを見て思わず苦笑する。
バンさんは溜息をつきながら、僕の様子を見て伺う。ナオに叱られるのを承知で分かってて、苦笑してしまう。


1時間後、クレーズヒルズにある自宅に着いた。

「ヒロ起きろ、家に着いたぞ」

バンさんに起こされ、重そうな瞼を開けて眠そうに見つめた。確かに僕の家だ。
アキがインターホンを鳴らして押す。すると、ドアが開いた。

「はーい・・・・・・・って、ヒロ!?」
「ごめん、ナオ。こいつ、酔っ払ってて」
「隣にいる子は?」

ナオがアキの方に振り向いて、僕と交互に見つめる。僕の妹だと知らないでいるんだろう。
アキがすぐに気づいて、ナオに向かって挨拶する。

「私、大空アキと言います。ヒロ兄さんの妹ですけど、よろしくお願いします」
「ヒロの妹・・・・・・って、ええええ!?」

ナオが素っ頓狂な声を上げて驚く。そりゃあ、驚かれるのも無理はない。
バンさんが僕を担ぎながら、中に入れてくれた。アキも一緒に入る。

「ここがヒロの家だ。立ち話もなんだから、ここで話そうか」
「そうですね。兄がお世話になっているみたいだから、気になってました」

アキも素直に頷いて呟く。中に入り、居間に通した。
ソファーに横たわり、眠そうにナオを見つめた。ナオは心配そうに僕のところまでやってきた。

「アキちゃんとは仲が良いの?」
「まぁ、そうなるかな。ナオは知らなかったよね」
「そりゃあ、驚くよ。何で黙ってたの?」
「ナオに言おうかと思ってたんだよ。浮気してたわけじゃないから安心してよ」

ナオに浮気していたわけではないということを証明するためには、アキを連れて行くしかなかったのだ。
これだけしか方法はなかった。アキもナオのことを受け入れてくれた。

「良かった。でも、アキちゃんはお父さんのところで育ったんでしょ?」
「ああ、そうだよ。でも、あいつは親父に複雑な思いを抱いてたみたいだ」
「そうなんだ。でも、アキちゃんは可愛いね。私も妹が欲しかったなぁ」

ナオは兄がいるので、妹とか欲しいと思っていたのだろう。その気持ちが分からなくもなかった。

「なぁ、ナオ・・・・・・この前はごめんな」
「別に良いよ。私の方こそ、本当にごめんね」
「なーに謝ってんだぁ、僕も悪かったと思ってるしさ」
「でも、私に言わないのが悪い」
「うるせえ、飲み過ぎなんだよ」

僕はナオと言い合いながらも騒ぎつつ、楽しそうに話し込んでいた。
その様子を見ていたバンさんとアキはホッとしたのか、安堵したらしい。

「仲直りできて良かったな。俺も心配してたけど」
「そうですね。お兄ちゃんの幼馴染が近くにいるなら、私もここに住もうかな」

2人の会話を聞いていた僕たちは顔を見合わせながら笑う。
アキと一緒に住めるなら、それで良いと思っている。酒を飲んで帰る僕のことも知っているから安心できた。

「じゃあ、俺はそろそろ帰るな。アキ、どうする?」
「私も一緒に帰ります。お兄ちゃん、ナオさん・・・・・・また会えたら良いですね」

そう言いながら、2人はゆっくり歩きながら立ち去った。
僕とナオは呆然として見つめることしかできなかったが、あんぐりと口を開けることしかない。

「飲み過ぎだよ、まったく・・・・・・」
「ごめんー寝ようぜ・・・・・・」

眠くなってきたので、説教は後で聞こう。思わず、目を閉じた。
だんだん深い眠りに落ちて、夢の中へと旅立っていく----------------


The End--------------------------------------------------------


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