二次創作小説(紙ほか)
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- 【イナGO】〜異次元冒険記〜アニメのリクエスト受付中!
- 日時: 2013/01/14 08:44
- 名前: 時橋 翔也 (ID: Byb50NrS)
- プロフ: またまたつくった駄作
こんにちは!駄作者と名高い時橋です
イナゴ第四弾!
今回は二次創作紙ほかで連載中の「雷門の蒼きストライカー」の主人公 雪雨海音が主人公です すいません しつこくて
時はホーリーロード編で白恋戦の前日です
注意!
・いろんなアニメが出てきます
・全体的に意味不
・キャラ崩壊
・作者はシリアスしか書けません
・更新遅いです 雷門の蒼きストライカーも連載中なので
・恐ろしいくらい駄文
・荒し&悪口は禁止
・コメント常に待ってます!
これらが許せる方はどうぞ
登場人物>>6 用語>>7
プロローグ「謎の少年」 >>1
序章「旅の始まり」
第一話「異変」>>2 第二話「サッカーバトル」>>3
第三話「インフィニティ」>>5 第四話「旅立ち」>>13
第一章「ソウル・イーター」
第五話「武器と職人」>>14 第六話「死武専」>>17
第七話「再会」>>18 第八話「デスサイズ」>>20
第九話「課外授業」>>21 第十話「海音と霧野の放課後」>>30
第十一話「目立ちたがり屋な暗殺者」>>35 第十二話「超次元サッカー」>>40
第十三話「交流」>>49
- プロローグ「謎の少年」 ( No.1 )
- 日時: 2012/12/28 14:10
- 名前: 時橋 翔也 (ID: 4n3MlAWB)
この日は白恋戦の前日ともあって、朝から皆気合いが入っているようにも見えた
神童はサッカー棟に集まった部員たちの出席を取る
「剣城、霧野、天馬、錦、信助、海音……あれ海音は?」
神童は辺りを見るが、海音の姿が無い
「そういえばいない…」
剣城は言った
「あいつ試合前日に寝坊か?」
「海音が珍しい…」
「よし 罰としてグラウンド十週だな」
すがすがしい笑顔で円堂は言った
怖いです監督…天馬は思ったが言わない
「海音が寝坊か…」
「吹雪 起こしてやれば良かったのに…」
「女の子の部屋に入れないよ」
吹雪はそう言って、しまったと口を閉じた
「え…女の子って海音が?」
「間違えた!海音ってなんか女の子っぽいし!」
吹雪は言った
まだ海音は女の子だとカミングアウトしてない
「女の子っぽいか…俺もよく言われるぜ」
その時 突然サロンの真ん中から声がした
見ると、そこに居たのは背中が隠れるくらい長い髪をみつあみにした少年だった
「君は…?」
天馬は言った
「………」
少年は言わずに、こちらに向かって何かを凄い速さで投げた
途端に天馬が倒れた
「天馬!?」
「天馬しっかり!」
皆は天馬を揺する
剣城は少年を睨んだ
「貴様…松風に何をした!!」
「なーに ガーディアンブレスを着けただけさ」
少年は言った
ガーディアンブレス?
「これで全員か?…まあ数多いけど、俺にかかればなんとかなる」
少年は再び何かを投げる
次に神童、霧野、狩屋が倒れた
「狩屋!」
「神サマ!」
「てめぇ…」
「この世界のワールドガーディアンは後一人…」
少年は剣城を見た
「そういやお前エースストライカーだよな …お前にするか」
少年は剣城にまた投げる
剣城は倒れた
「剣城!」
「…心配しなくても、そいつらは気絶してるだけ」
少年は言った
そして何かを取り出した
それは杖だった
「お前らも…こうなるけどな!」
その時
サッカー棟が光に包まれた
「うわあああああああ!!」
- 第一話「異変」 ( No.2 )
- 日時: 2012/12/28 20:55
- 名前: 時橋 翔也 (ID: TaF97fNV)
目覚まし時計がうるさく鳴り響く
昨日は夜遅くまで練習したせいか眠い…
まだ寝たい まだ寝たい
しばらくすると目覚まし時計が鳴り止んだ
よし、これで心おきなく寝れる…
ん?まてよ?今日の朝練の時間て何時から?
確か六時半…
海音は重い身体をゆっくりと起こし、時計を見た
六時四十三分
時計はリアルにそう表示していた
状況を理解するのに海音は約五秒かかった
そして珍しく叫ぶ
「遅刻だーーーっ!!」
——————
凄い早さで泣き目になりながら海音はジャージに着替える
カバンを持って食パンを食べながら家を出た
髪はいつもに増してボサボサだった
「試合前日なのに〜!」
海音は食パンを食べ終わると言った
中学に入って一番の失態だ
そもそも何故あんなに睡眠欲求が芽生えたのか
海音にはよく分からない
万能坂戦、裁縫セットで縫合してまで試合にでたこの自分が
円堂監督は罰厳しいからな〜
前に天馬が遅刻して十五分間全力で走らされていたのを思い出す
ああ最悪だ
雷門が見えてくる
この時間帯まだ生徒の姿はあまり見当たらない
廊下を走るな!の表紙がでかでかと貼られた校舎を駆け抜け、海音はサッカー棟に突入した
「すいません!遅くなりました!!」
海音は大きな声で言った
『遅いぞ海音!』
『遅刻だな』
『よし 罰としてグラウンド十週!』
そんな声が聞こえると思っていた
だが しなかった
サロンには誰も居なかった
「あれ…?」
海音は辺りを見た
誰もいない…
まさか…
「もう屋内グラウンドで練習始めてる!」
海音は言った
部室に駆け込み、急いでジャージを脱いだ
まずい
マネージャーもいないし、もう絶対紅白戦してる
海音はユニフォームになると、屋内グラウンドに駆け込んだ
「すいません!寝坊しました!」
だが、屋内グラウンドにも誰もいない
「え…皆?」
海音は辺りを見るが、一人も見当たらない
あれ…今日河川敷?
海音は屋内グラウンドを飛び出し、サッカー棟を出た
すると雷門の男子生徒二人を見掛けた
同じクラスの男子だ
「あ!君たち!」
海音は二人を呼び止める
「あのさ、剣城とかどこに行ったか知らない?」
「剣城?」
二人は顔を見合わせた
「雪雨…剣城って俺ら見たことねーな どこかのクラスか?」
——————
どういうこと?
海音は河川敷に向かいながら思っていた
様々な部員の知り合いに聞いてみた
だが…誰一人として 雷門イレブンの事を知らない
「どうなって…」
河川敷が見えてきた
何かわかるかなと思いながら来たけど…
だがそこには驚きの人物がいた
河川敷グラウンドには ユニフォーム姿の剣城が立っていた
「剣城!」
海音は剣城に近づいた
剣城は海音を見る
「………」
「ねぇ剣城 皆どこで練習してるの? ボク寝坊したからわかんなくて…」
「……お前 誰だよ」
すると剣城は言った
海音は一瞬頭が真っ白になった
「剣城それ何かの罰ゲーム?寝坊したからボクをからかってるの?」
「………」
その時 剣城の前に黒いボールが出現した
それを思いきり海音に打ち付ける
「うわあっ!?」
海音は何とかボールをかわす
「剣城!罰ゲームだからって危ないよ!試合前なのに!」
「…お前、なぜ俺の名を知っている?」
剣城は言った
なんだろ…
剣城なんか変だ
「ちょっ…剣城どうしたの?ボクは海音だよ?忘れた?」
「海音…? そんなやつ知らねぇ」
剣城はキッパリと言い切る
一体どういう…
「どーした剣城」
ると向こうから霧野がやって来た
「霧野先輩!なんか剣城がおかしいんです!」
海音は言った
「剣城…こいつは?」
「わかりません 海音と名乗っています」
「海音?誰だよそれ」
霧野は言った
霧野…先輩?
「どうしたんですか二人とも…ドッキリ?」
「は?お前何で俺の名を…」
「君は誰?」
すると次に天馬と狩屋が来た
「天馬!狩屋!」
「? 君どっかで会った?」
狩屋は言った
「何言って…四人ともボクのこと忘れたの!?」
海音は言った
すると海音はあることに気がついた
四人とも、それぞれ右腕に黒いブレスレットをつけていた
「ねぇ…剣城そのブレスレット何?」
「…お前には関係無いだろ」
剣城は言った
「俺達はこの世界のワールドガーディアン…邪魔するなら消えてもらうよ」
天馬は冷たくいい放つ
「ワールドガーディアン?…なにそれ」
海音が言った時だった
「何をしている」
向こうから現れたのは 同じブレスレットを着けた神童だ
「キャプテン…」
「神童…こいつ知ってるか?」
「いいや」
神童は言った
「皆…本当になんかあったの?それに他の皆は…」
「言うだけ無駄さ」
その時
河川敷の外の道路から声がした
それは、まるで少女のような少年だ
「そいつらは俺が洗脳したから」
「君が…五人を?」
海音は言った
「…お前誰だよ この世界でコイツらの事を覚えているやつらはいないはずなのに」
「ボクは…雪雨海音だよ」
海音は少年に言った
「雪雨…ああ忘れていたよ そういやお前も雷門イレブンか」
少年は言った
「じゃあ…お前もワールドガーディアンにしてやる!」
そう言って少年は何かを海音に投げた
だがその時、海音の周りに結界のようなものが現れた
それが消えると、海音の目の前に焼け焦げた黒いブレスレットが落ちた
「な…一体どうなって…」
「…!?」
なに…今の…
「どうなってる…けどコイツらの記憶があるのは厄介だ…おいお前ら!雪雨海音を潰せ!」
「はい」
神童は言った
「え…潰す!?」
海音は言った
「俺はサテン …こいつらは俺の力でパワーアップしてるから手強いぜ」
少年は言った
「しかもお前一人…せいぜい頑張るこった」
サテンはそう言うと 消えた
- 第二話「サッカーバトル」 ( No.3 )
- 日時: 2012/12/29 10:07
- 名前: 時橋 翔也 (ID: xhJ6l4BS)
第二話「サッカーバトル」
五人は洗脳されてる…
戻すにはどうしたら…
海音達は河川敷グラウンドに立っていた
五対一 圧倒的に不利だ
しかもGK狩屋だし
「十五分の試合だ 多くの得点を入れた方の勝ちとする」
神童は言った
ちなみに海音は雷門のユニフォームを着ている
そのため天馬達は黒いユニフォームを着ていた
海音からのキックオフ
だが凄い速さで剣城にボールを奪われた
速い…
「松風!」
剣城は天馬にパス
まずい…ゴールががら空きだ!
仕方ない…あれを使うか
天馬が普通のシュート
だがその時だった
ゴールの前に海音の化身 雪の女王シヴァが現れ、シュートを止めた
「な…」
「まさか…化身の遠隔操作だと!?」
神童は声をあげた
「苦労しましたよー…でも使えたら便利かなって少しずつ練習してました」
海音は言った
シヴァは海音にボールを投げると消えた
海音はどんどん上がっていく
「ディフェンスだ!神のタクト!」
神童は黄色い線を出現させた
線に導かれ、海音に対してブロック体制になる
心強かった神のタクトが今では驚異になるなんてね…
「一人で何が出来る!」
霧野が海音に迫る
そして強烈なスライディングをかけた
だが海音はかわした
「何!?」
「いくよ狩屋!」
海音はシュート体制に入る
ボールがキラキラと輝き始めた
「ダイヤモンドショット!」
「ハンターズネット!」
狩屋はゴール前に赤い網を出現させ、ボールを奪った
簡単には行かないか…
「剣城くん!」
狩屋は剣城にパス
剣城は海音を見た
「徹底的に叩き潰してやる」
まるでシード時代の剣城だ
剣城はボールごと海音の腹を蹴りつけた
「がはっ!」
この試合に審判はいない
だからラフプレーをしようが関係ない
「あれ?もう終わり?」
次に天馬が海音にボールを打ち付けた
こうして受けると、いかに五人がパワーアップしてるかよくわかる
ラフプレーを受け、海音は膝をつく
五人の洗脳を解くには…
…もしかしてあの黒いブレスレットが鍵?
「…やってみるか」
海音は立ち上がる
ボールは天馬へ
海音は天馬に突進した
そして…強烈なタックル
「うわあっ!!」
天馬は地面に倒れた
やっぱり簡単には取れないか…
「天馬!」
「てめぇ…」
剣城は海音を睨み付ける
「いたい…よくもやったな!」
天馬はそう言うと、近くのボールを思いきり打ち付けた
「マッハウインド!!」
「うわあああッ!!」
海音はシュートをまともに受け、そのままゴールポストを直撃した
一点取られたのと同時に海音は地面に倒れこむ
なんだよこれ…
…でも、負けるわけにはいかない
海音は立ち上がる
「ボクはまだ…戦える」
「チッ…しつこいやつ」
霧野は言った
試合再開
海音は走り始めた
「行かせるか!」
剣城がスライディングをかける
少し足をかすり、切れて血が出るが、何とかかわして海音は走る
時間が無い…急がないと
次に霧野を抜き、海音はゴール前に来た
そして化身を出現させる
「雪の女王シヴァ!」
狩屋のハンターズネットを破るには…これしかない
海音の周りに強い吹雪が吹き始めた
「ブリザード・オブ・インフィニティ!」
「ハンターズネット!」
狩屋も赤い網を出現させる
だが、守れずに得点を許した
「やった!」
海音は声をあげる
「…どうやら再起不能にする必要があるらしい」
神童は言った
剣城からのキックオフ
すぐに神童にパスした
「必殺タクティクス!アグレッシブカット!!」
神童は叫ぶ
なんだ?海音がそう思った時だった
神童達五人が消えた
「え!?」
海音は辺りを見回す
一体どこに…
「ここだ」
剣城がいつの間にか海音の背後に周り、海音に思いきりボールを打ち付けた
「うわっ!」
「まだまだ!」
次は天馬が打ち付ける
どうやらこれは五人が高速で移動して攻撃するタクティクスのようだ
「くっ…痛っ!」
海音は切れた頬から垂れる鮮血を拭う
攻撃され、色んなところに傷が出来ていた
「あははっ…無様だな」
「うわああっ!!」
ボールを打ち付けられ、海音は倒れた
五人はそんな海音を見下していた
…こんなの…
「こんなの…サッカーが泣いてるよ!」
海音は叫んだ
天馬の言葉を
ボクには何もできないのか…
…なんて無力なんだろう
「これで終わりだ」
剣城はシュート体制に入る
ポケットに手を入れ、漆黒のシュートを放つ
「デスソード!」
もう…ダメなのかな?
海音が本気で思った時だった
「ばーか…諦めんなよ」
目の前に突然、何者かが現れた
そして、剣城のシュートをいとも簡単に足で止めた
「…!?」
海音は驚きのあまり声が出ない
「誰だ!」
神童は鋭くいい放つ
どうやら声の低さから少年のようだ
少年は海音を見た 耳はまるで獣のように茶色く尖っていて、端正な顔つきの少年だった
「あとは任せな 海音」
「き…君は…?」
海音は訊ねる
「俺は燈夜(とうや)…お前の味方だ」