二次創作小説(紙ほか)
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- 演技と嘘と恋《ミカグラ学園組曲》オリジナル
- 日時: 2015/01/31 13:12
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
#これは作り話です。
《オリジナル》
赤間君ひいきします
コメントお待ちしています
みかぐらばなしで盛り上がりましょうーーー
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この学校は全寮制の特別学校ミカグラ学園
その特別にはその人それぞれの思いが隠されていた。
でもそれを分かち合えるのはほんの一握りの人たちでしょう。
どうなるかはその人違い
さてさて物語が始まるよ
あなたはこの物語に何を見出しますか?
「天野 きな です。」
そんな学校から聞こえてくる声
「自己紹介は、好きな食べ物も嫌いな食べ物もないです。えっと
よろしくお願いします!」
長い黒髪に少しかくれた赤い目
黒髪には赤いリボンが着いていた
近寄りやすそうな雰囲気のその子はそう言った。
「えっと……そんな天野さんに質問はありますか??」
一人の女子が手を上げる。
「天野さんの好きなことはなんですか?」
「なんもないです……もういいですか?」
なんにもきょうみのなさそうな天野に驚く女子
「はっはい」
そんな言い方をされると誰でもああなるだろう
「自由席なので好きなところに座ってください。」
少し先生も困った様子で言う
「わかりました。ありがとうございます」
そう言って少女が選んだ席は誰の隣でもない。
角の窓席だった。
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きな視点
「はぁーー」
公園の片隅で思わずため息が出る。
ここは1ヶ月いないに部活に入らないと退学なのだ。
困ったなー、今から体験入部なんて体力が持つかどうか……
「部活どこにしよう」
力なくつぶやく、そんな言葉に公園でぶらぶら歩いていた人が食いつく
「部活を探してるっ的かな」
急に話しかけてきたその人はこう付け足す。
「よかったらうちの演劇部なんてどう?うちは技術とかも問わないし
賑やかだし楽しいと思うよ?」
演劇部かぁ
私は演じてばっか、それで上達したら自分の欠落も隠せるのかな
よし決めた
「えっとよろしくお願いします。私 天野 きな です。」
笑顔で答える。
私が作った笑顔、誰も気づかれない。
この笑顔で彼の目が見開いたのは気のせいだと思う。
「えっと俺、赤間 遊兎 よろしく」
「よろしくお願いします。」
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なんか順番がおかしくなってます。なのでしたにあるページの 2 を押してもたら幸いです。
どうやってなおすんだぁーーーーー?
- Re: 演劇部の代表に恋した。(みかぐら オリジナル) ( No.23 )
- 日時: 2015/01/23 20:39
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
きな視点
私、アスヒ君の事好きだよ?ね
私なんで、何も言えなかったんだろう。
なんで、赤間代表の顔がでてきちゃうの?
こちらこそって言えなかったの?
赤間代表といると、自分が変になっちゃうよ……
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「スーちゃん?」
赤間代表が顔を覗き込んでくる。
「へ?!//////」
「うわぁ!」
私はビックリして尻餅をついてしまった。
「……赤間代表?どうかしたんですか?」
「えっ……いやっ、なんかぼっーとしていたからさ…」
確かに私は赤間代表に気づかなかった。
でも、あんなに、顔近かっ……たから、うん。 はぁ
「すみません。そういえば、何かご用ですか?」
「……うん。実はさ、みんなが、話を聞けにいけと…いうことで、なぜか、じゃんけんで、勝っちゃったんだよね……最近何かあった?」
「へっ…/////なんもないです。本当に……」
考えないようにしていたアスヒ君の顔が頭に想像される。
ぼく、好きです。
「ごめんなさいっアスヒ君……」
はっ!
声に出た?
「アスヒ?アスヒと何かあったの?」
やっちゃった
誤解されたくないっ……
「なんにもないですっ……」
「……俺さ、そんなに頼りになんない?」
久しぶりに見る赤間代表の少しかなしそうな真剣な顔。
「アスヒ君にこっ告白……されました。」
「……」
「……」
「そっか、良かったね。応援するよ、俺」
「違っ……」
今わかったことがあるよ。
私は赤間代表にとって特別だと勘違いしていたんだ。
赤間代表は私のことさ、何とも思ってなかったんだ。
私は……好きなんだよっ!
そんなこと言われたら諦めるしかないじゃないですか。
ひどいよ、赤間代表……
「ありがとう…ございます。返事に迷っていたんです。お陰で決まりました。」
最悪だ。
「……頑張って」
さよなら、ごめんね
さよなら、私
赤間代表……私が演技を辞めれたのは、貴方がいたからなんて言ったら、笑いますか?
赤間代表…私、もう自分の事わかんないです。
「はい」
さよなら、私の初恋。
私は走ってアスヒ君のところへ向かう。
「アスヒ君っ、来てくれるかな!」
天文部のドアを勢いよく開ける。
「スーちゃんさん⁈わかりました。今行きます。」
場所を廊下へ移動した。
「この前の返事なんですが…」
ごめんね
「はい」
「お付き合いできません」
ごめんね、
「そう……ですか、そんな顔しないでください。赤間代表ですか?」
「赤間代表には……ふられちゃいました…………私、辞めようとおもうんです。学校を」
「‼なんでですか?そんなことしたら、記憶が……」
「もう少しで、立ち直れなくなる。赤間代表といると、嬉しくて、でも、立ち直れなくなる。たった少しのことでも……私弱かったみたいなんだぁ、だから、働いて、大人になって、全部、全部忘れる。」
少し微笑む
「笑わないでください。僕は選ばれなかったけど守れます!」
「……ごめん。逃げてばっかで
、来週出て行くね。」
「そんなっ……」
「射水 アスヒ君。いままでありがとう。また……ね」
涙が零れる。
ひどいな
最後の頼みを……
「……協力してくれない?」
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部屋に閉じこもった。
端末機で連絡する。
とぅるるる とぅるるる
「……もしもし」
できるだけ明るい声で
「赤間代表!アスヒ君と付き合う事になりました。赤間代表のお陰です。ありがとうございます。それと……演劇部用事があるので、一週間休ませて下さい。」
「……そっか、知らせておくね。それとおめでとう。」
「ありがとうございます。では、これで」
ブチッ
これでもう終わっ……
鏡に映るのは泣いている私の顔
「大丈夫」
赤間代表の声がリピートされる。
グスッ、グスッ、あかまだいひょう、ごめんなさいっ
ごめんなさいっ
私誤ってばっかだ。
迷惑ばっかだ。
涙をこらえながら、演劇部のみんなに、手紙を書く。
10人に3日かかった。
あと4日。
1人だけ書けない人がいた。
赤間代表だけになったのに。
『ありがとう』じゃ伝えられない。
『好きでした』ってかきたい。
きっと赤間代表。ずっと後悔しちゃうかな。
書けないな。
また、一粒の雫が零れ落ちる。
震える手でペンを握った
- Re: 演劇部の代表に恋した。(みかぐら オリジナル) ( No.24 )
- 日時: 2015/01/24 10:11
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
赤間視点
電話越しから聞こえたスーちゃんの声、すごく明るかった。
おめでとう、なんて俺が思っているわけがないのにさ。
言いたくないけど、スーちゃんには笑っていて欲しい。
部活を一週間休むって、一週間もスーちゃんの顔見れないんでしょ?
彼氏は見たくないけど、スーちゃんは…さ
まあ休みが終わったら話してみよう。
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アスヒ視点
僕は今迷っていた。
スーちゃんさんには黙っていてと言われたけど…僕にはそれがあまりいい選択とは思えない。
でも、本人がそうしたいと思っているし
最後のお願いだから…
そんなこと考えているうちに
タイムリミットは残り5時間となっていた。
あと5時間でいなくなってしまう存在を、僕はどうしてもとめたかった。
ごめんなさいスーちゃんさん。
僕は赤間代表の元に走って行った。
「赤間代表!!少し時間を…」
赤間代表は次のステージの準備をしていた。
「…アスヒ、ごめんもうちょっと待ってからでいい?」
「スーちゃんさんがいなくなっちゃうんです!!」
赤間代表の目が見開く。
「なんで?!スーちゃんはアスヒと付き合ってるんでしょ?なら、いかないはずだろ?」
「…振られましたです。」
「え……だってこの前スーちゃんから電話で、アスヒと付き合うことになったって明るい声で」
「あれが彼女の最後の頼みでした。」
「なんで…嘘つっ」
「 遊兎ここは任せていってきなぁ」
「ごめんにゃみりん!」
- Re: 演技と嘘と恋(みかぐら オリジナル) ( No.25 )
- 日時: 2015/01/24 12:30
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
赤間視点
「スーちゃん!スーちゃん」
スーちゃんの部屋のドアを開ける。
そこには何もない空間がポツリとあった。
ただ一つ残されていた机に違和感を感じる。
机の上には何十束の手紙。
一番上にあるのは…おれのだ。
封筒を開けて中身を読む
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赤間代表へ
私、天野きなは、赤間代表のおかげで変わることができました。
信じられなかったことも少しは信用できるようになりました。
嘘をついてしまい申し訳ありません。
私、迷惑かけてばかりしたね。
赤間代表が、森まで探してくれたこと、とてもとても嬉しかったです。
私は不器用で、これをなんて言えば良いのかわかりません。
ありがとうじゃ伝えきれない。
本当は顔を見てお礼を言うつもりでした。
でも、一日が過ぎるうちにだんだん考えるようになりました。
私がこんなこと打ち明けたら赤間代表きっと 助けて くれるでしょ?
きっと、止めに来てくれるでしょ?
それがたぶん嬉しくて、離れられなくなります。
でも私はどうしてもここをでなくてはいけません。
出たいのです。
保健室の時、運んでくれてありがとうございます。
像よりは軽いと思ったけど重かったですよね?
ありがとうございます。
私を演劇部に誘ってくれてありがとうございます。
とてもとっても楽しかった。
ごめんなさい。
困らせると思います。
でも最後にこれだけどうしても伝えておきたいのです。
『 』
ごめんなさい。
天野 きな 〔スーちゃん〕 より
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手紙の中身を見て、俺は驚いた。
だって…
早く止めに行かないと
「スーちゃん!!」
校舎の中を走り回る。
ねえどこにいるの?
君のその嘘を、俺が変えれることができるなら!!
僕が嘘をやめて、君も嘘をやめて
2人でさ…
- Re: 演技と嘘と恋(みかぐら オリジナル) ( No.26 )
- 日時: 2015/01/24 17:22
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
校門の前で立ちすくんでいた。
明日が来なければいいのに
そうしたら私は一生ここにいられる。
赤間代表のこと嫌いだけど好きなんだ。
忘れたくない。
一歩もう一歩と出口へ近づいて行く。
「スーちゃん‼︎」
あ……赤間代表⁉︎
息が荒い。走ってきてくれたの?
ゆっくり近づいてくる。
「こっこないでください」
「私は、私はダメなんです。なんも、もう出来ない。もうできないんです」
「スーちゃんは俺のことどう思ってるの?」
「…それは、」
「これはまだ期限切れてないよね!」
そう言って見せたのは私が書いた手紙。
私の気持ちを綴った手紙
「この『好きでした』はそう思っていいんだよね?」
//////////
「返事はわかってます。赤間代表が私のこと部活仲間としか思っていないこと。私の事なんとも思っていないこと…だから、」
「俺っ 赤間 遊兎は…」
赤間代表の顔が夕暮れに染まっている
振られるんだろうな
優しいからわざわざいいに来てくれたんだ
「演劇部 1年 天野 きな が」
「演劇部に入った時から、好きでした!」
一瞬わけがわからなかった
涙がこぼれた。
聞き逃せるほど私は鈍感じゃないから
「赤間代表、私…」
「私も好きです!」
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「おおおおおおはははははははよよよよよううううううごごごごごござざざいいいいままます。」
「おはよ、スーちゃん。」
私、天野 きなは緊張しています。
実は赤間代表と付き合うことになりました。
今日は何にも話せません。
どうしよう
「スーちゃん、あの…さ、緊張しないでいつも通りでいいからね?」
赤間代表がそういう。
「わかってるんですけ…ど、緊張しないでって言われて緊張しなくなるなんて難しいです。」
「んーどうすればいいかな、このままだとみんなに何か冷やかされそうだし」
はっ、そうだった。どうしようどうしよう
「演技します!赤間代表と私は仲が悪い友達ってことでどうでしょう?」
「…」
「おっはよぉ〜、遊兎とスーちゃん朝早いねぇ〜」
「にゃみりん先輩!おはようございます。そういえば、今日豚汁会ですよー!美味しそうですね」
「そうだねぇ とんキュンの共食い会だっけ〜」
「すみません。聞こえているのはどうしたらいいですか?」
とんキュンが突っ込む!
「美味しそうだから許可じゃないですか?」
「そうっすよ!青春ぽくっていいじゃないッスか」
うさ丸も加わる
やっぱり私はここが好きだ!
「私もいれるんだっつって」
と熊野さんが涙目で訴える。
かわいい*
「あれぇ 遊兎 輪っかに入らないのぉ〜」
「別に…」
「反抗期っすか?」
「随分遅いですね」
「季節外れだっつって」
みんなに一気にけなされる赤間代表。
ご愁傷様です。
どんっ と部室のドアが勢い良く開く
エルちゃんだ。
豚汁食べに来たのかな?
「スーちゃん!!私のマイエンジェルが、赤間代表と付き合い始めたっていうのは本当?!」
・・・・・沈黙
「エルちゃん、あのさ、ちょっと来て?」
- Re: 演技と嘘と恋(みかぐら オリジナル) ( No.27 )
- 日時: 2015/01/26 10:50
- 名前: パレット (ID: B81vSX2G)
エルちゃん⁈
「エルちゃん⁈ちょっと来て。」
「うん!どうしたのかな?マイエンジェル?」
「……とりあえず、何で知ってるの?」
「昨日きいたからだよ?」
……
「お願いだから黙っててください。」
どうしよ、エルちゃん口軽いし、口止めしても変わらないだろうな。
しょうがない。
「私ね、エルちゃんの事頼りはにしてるよ?話さないでね」
上目遣いなんてやったことないけど出来たかな?
「はわっーー、任せてよ‼一宮エルナ!何もしゃべりません!」
うまく行ったみたい
よかったぁー
我ながらきたないな……
「じゃあ、戻ろっ!」
再び部室にもどる。
そこに待ってたのはクラッカー
カラフルな紙が頭にかかる
「えっと……どうしたんですか?」
「2人とも付き合ってるんでしょ〜おめでとぉ〜」
「…赤間代表?」
赤間代表に視線をうつす
「えっと……ごめん。」
はぁ、ため息が出るよ。
「2人はいつから、付き合う事になったんスか?」
「確かに気になりますね。」
「きっ昨日からです。」
照れてしまうよ。
これ以上ここにいれないよ
「さあ、練習しましょ?うん。しましょ!私ステージ用意してきます。」
早足で去って行く。
ビックリしたぁ
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赤間視点。
スーちゃんが一宮ちゃんと出て行ったのを計らって言葉攻めされる。
「スーちゃんと本当に付き合ってるって?」
にゃみりんが、端末を取り出す。
「遊兎ぉー私さぁ、いいもの持ってるんだぁー」
「……端末?それなら俺も持ってるよ?」
「違うよぉ〜、中のファイルだよぉ、スーちゃんと遊兎の独り言ファイル」
「……嫌な予感がするな?」
『いいよ、もっと頼っても…さ』
運んだ時のやつだこれ
「期待しちゃうよ」
この声はスーちゃん?
「これいつの?」
「これはねぇ〜、スーちゃんと遊兎がぁ、抱き合って遊兎が逃げちゃったときのぉ」
「うわぁ、代表そんなことしたんですか?!」
「驚きですね。」
「青春スネ!」
「……俺何かみんなにしたっけ」
ダメだ、ここにいちゃダメだ。
「俺も、ステージ用意してくる!」
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あとがき
こんにちはー!パレットです。
熱引きました。気をつけたのに……悲しいです。