二次創作小説(紙ほか)
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- 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り)
- 日時: 2017/05/14 13:21
- 名前: 蒼衣 (ID: F1WKsNfT)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=11452
蒼衣です!
他の方と作者名がかぶっていたため変更しました。
なので題名の隣に書いてある名前とは違うんですけど、同一人物です。
ものすごく気まぐれでスローペースの投稿ですが、それでもよろしい方はどうぞ
コメント、アドバイスなどくれるとうれしいです!
そういえば、知らず知らずのうちに参照が1000突破してましたー!
こんな駄作を見てくだっさってる方に感謝です。
これからも更新頑張るのでよろしくお願いします♪
参照1500over感謝です!これからも応援よろしくお願いします!
参照2000over感謝です!これからも頑張るので、応援よろしくお願いします!
また、複雑・ファジー小説板にて「目覚めた場所は異世界でした」も執筆中です!
そちらの方も応援よろしくお願いします。
目次
〜序章〜
・零の記憶>>3
・新しい任務>>5
・ターゲットとの対面>>8
・宣戦布告>>9
・アイツの予兆>>14
・「私」は「あなた」で「あなた」は「私」>>16
〜暗殺合宿編〜
・合宿計画>>17
・合宿当日>>18
・先生との決戦>>19
・殺せんせーvs玲奈part1>>26
・殺せんせーvs玲奈part2>>28
・零の過去と次への序章>>30
・合宿を終えて>>33
〜ホテル編〜
・犯人からの挑戦状>>35
・作戦会議>>38
・作戦当日>>39
・潜入開始>>42
・犯人は?>>43
・パーティーフロアへ>>44
・助っ人登場>>47
・零の作戦>>48
・お着替え>>51
・お嬢様も大変なんですpart1>>52
・お嬢様も大変なんですpart2>>53
・ちょっとしたドッキリ>>55
・人の捉え方は人それぞれ>>56
・チーム分け>>63
・敵の襲来>>73
・相手からの招待状>>74
・人助け>>75
・力を合わせて>>76
・取引>>77
・謎の2人>>78
・相手からの挑戦状>>79
・決戦に向けて>>80
・渚&カルマvs翡翠>>91
・舞台の終結>>94
〜その他、登場人物について〜
・>>1・>>15
- Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.75 )
- 日時: 2016/09/24 13:24
- 名前: 蒼衣 (ID: XTwzLzPc)
渚side
磯「あっちは二人か…。人数が少ないぶん少し心配だな。」
カ「大丈夫でしょ。零がいるし。」
磯「それもそうだな。俺たちもこんなところにずっといるわけにもいかないし、早速行動開始といきますか。」
渚「そうだね。」
こうして零達と別れた僕たちは、出口を探すため行動を開始した。
渚「ホテルにこんな場所があるなんて凄いよね。」
カ「金持ち連中がたむろってるだけでしょこんな場所…」
磯「だとしても本当に、こんなの普段見慣れない光景だよなこんなの。」
このエリアはさっきのパーティーエリアとはうってかわっていたるところにたくさんの電飾がついていて、全体がピカピカしている。
渚「本当にカジノみたい。」
カ「まぁ日本にカジノは無いけどねー。」
いろいろな人達が、ギャンブルに夢を求めて夢中になってゲームをしている。…なんか色々怖そうな人多いけど、まぁお年を召した方々もちらほらと…。
そんなことを思っていると、
女「ちょっと!それ返して!私のよ!?」
という叫び声。
話を聞いてみると、どうやらスリに財布をとられたらしい。
磯「急いで追いかけるぞ!」
カ「えー…。そんなの関係無いんだから今回はほっとけば…」
渚「とりあえず追いかけてみようよ。犯人が逃げるとしたらその行き先は出口な訳だし。」
カ「…ったく。わかったよ。しょうがないなあ。」
僕たちは急いでスリを追いかけるものの、意外に逃げ足がはやく、なかなか追い付けない。
磯「待てー!」
スリ「…くっそ!なんなんだよアイツら!」
スリが凄い勢いで走っていくので、状況を理解していない周りの人達はみんな道を開けてしまっている。
だが、スリの走る先に一人、男の人が気づかずに道の真ん中を歩いていた。
スリ「どけー!!」
スリはそのまま無理矢理通るつもりのようだ。
?「ん?」
渚「危ない!!」
そう叫んだその瞬間…。それは一瞬の出来事だった。
男の人はスリの足もとを崩し、スリの体勢を崩すと、そのまま一気に背負い投げを決めたのだ。
スリ「…グアッ!」
?「…。なに?コイツ。」
あまりのことに僕たちがポカンとしていると、
?「ねぇねぇ、君達コイツ何なのか知らない?」
と聞かれた。事情を説明すると、
?「あぁ、そうなんだ。コイツの持ってた財布がそうなんだね。…でも俺持ち主知らないから、君達悪いんだけど返してきてもらえる?」
磯「分かりました。」
渚「じゃあ行こう。お兄さんありがとうございました。」
?「いえいえ。」
礼をのべて、持ち主のもとへ行こうとするが、カルマはその場にとどまったままだった。
渚「?カルマくん?」
カ「…お兄さん、あんた一体何者?」
?「…別に?通りすがりのギャンブラーだけど?」
カ「…。」
渚「…?」
カ「…そう。渚くん行こう。」
渚「うん。」
持ち主のもとへと行こうと背を向けたとき、あのお兄さんの口元が少しニヤリと笑った気がしたのは僕の見間違いだったのだろうか?
?「…なるほどねぇ。」
- Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.76 )
- 日時: 2016/10/27 21:59
- 名前: 蒼衣 (ID: mDiTOv13)
渚side
僕たちは財布を持ち主に返した後、そのまま出口へむかい、まだ来ていない零達を待っていた。
磯「遅いなあいつら。なんかあったのか?」
カ「さすがにあの二人じゃそんなことないでしょ。」
磯「そうだよな。」
磯貝君が心配するのも無理はない。僕たちはスリの件もあったし、あの後持ち主にだいぶ感謝されて結構な時間捕まっていたから零達が先についていてもおかしくない状況なのだ。
渚「まさかとは思うけど…。念のためあと5分したら僕たちで探しに行こう。」
カ「そうだね。みんなを待たせてるし。」
僕たち以外のみんなはバルコニーで待機中だ。僕たちが中から鍵を開ける手筈で進んでいるので、鍵を開けるまではずっと外に居なければならない。
磯「そうだな。それじゃ万が一に備えて…」
前「悪い!待たせた!!」
すると向こうの方からほぼ全力で走ってくる人影が見えた。
渚(なんだ…。やっぱりなんにもなかった…)
そう思い、僕は安堵した。しかしそれは一瞬だった。…零がいない!?
磯「前原!零は一体どこに!?」
前「すまない…俺のミスだ…。少し離れて歩いてたんだが、零が何者かに連れ去られて…」
カ「零が…?」
今回のメンバーの中で一番連れ去られる可能性がないと思っていたのが零だ。僕たちと違って、そちらを本業としているのだから。その零が連れ去られたとなれば、驚きを隠せないのも無理はない。一瞬の驚きのあとにとてつもない不安が立ち込めてきた。…きっとみんな考えることは同じはずだ。
___今回の相手は零を上回る強敵である。そんな奴等に僕たちが勝てるのか?
考えれば考えるほど嫌な予感しかしない。
磯「…こんなところで考えていてもらちが明かない。まずはみんなのところにいこう。話はそれからだ。」
渚「うん…」
カ「…」
そして僕たちは殺せんせーの元へ行き、事情を説明した。
殺「…なるほど。そういうことですか。」
前「すいません殺せんせー!!…俺がもっと気をつけていれば…」
殺「前原君。君一人で責任をおう必要はありません。君がいま後悔したところで、起こってしまったことをやり直すことはできないのですから。」
前「はい…。」
殺「さて皆さん。これからどう行動するかですが…もうこれは決まっているようなものでしょう。」
殺せんせーの言葉に皆が頷く。
殺「零さんはこのE組の仲間です。仲間が捕まったとなれば、助けにいくしかないでしょう!さらに場所まで示した招待状まであるのですから!」
皆の意思が先生の言葉によって固まった。零を助けに行く決意。そして、その裏にある不安。…もちろん、皆少なからず不安をかかえているのは明らかだ。だけどそれは皆同じきもちだから口に出さない。なんだか大丈夫なような気がするんだ。皆と一緒なら。皆と一緒ならきっと…!
こうして僕たちは零救出のために改めて動き始めるのであった。
?「…ターゲット行動開始。…次の行動に移るわ。」
- Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.77 )
- 日時: 2016/10/27 22:07
- 名前: 蒼衣 (ID: mDiTOv13)
零side
零「…う…んっ…?」
…ここは、何処?
?「…了解。こちらでも確認した。次の行動に移ってくれ。お?こっちもお目覚めですよ。」
まだ少し朦朧とした意識のなか私に見えたのはある男の顔だった。
零「…っなっ!おまえはっ…!」
?「…さて、起きたばかりで申し訳ないんだが、俺と取引をしてくれるかい?…お嬢さん?」
零「…」
- Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.78 )
- 日時: 2016/11/08 22:31
- 名前: 蒼衣 (ID: mDiTOv13)
渚side
律「この先を左です!」
僕たちは律の案内をもとに最上階へ向けて行動を開始していた。
磯「ここのパスワードは?」
律「253h8so42567です!」
各扉にセキュリティーがあるため、そう簡単に進めるわけではなかった。
宿泊客はセキュリティー解除のカードを持っているのだが、当然僕たちは持っていないため、このような長いパスワードを一個一個打ち込む必要があった。
渚「ここまでたくさんパスワードを打ち込むとなると少し骨が折れるね…。」
前「まったく、ここの警備どんだけ厳重なんだよ…」
磯「おいそこ!グチグチ言ってないでさっさと進むぞ!」
長い廊下を大きな足音は立てないように、やや足早に進んで行く。
律「次の突き当たりを右に…っ!?」
磯「どうした律?」
律「外部からのアクセスを確認、ハッキングしていたデータがどんどんブロックされている模様…」
前「外部からのアクセス?」
渚「それって僕たちがここに不正に侵入してることがバレてるんじゃ…!」
カ「まずいね…。最悪の場合零を助けられずにここで警備員に捕まる羽目になる。」
律「いや、でもこのホテルの関係者じゃないようです。相手もハッキングして侵入している模様。こちらの行動を邪魔しようとしているようです!」
千「…となると考えられるのは、零を捕まえてる奴等か。」
磯「律、なんとかできないのか?」
律「ずっとやってます!でも相手の方が上回っているんです!…!みなさん前の方に集まって!後ろ、防火扉閉まります!」
磯「みんな!前の方に固まるんだ!」
僕たちの後ろにあった防火扉がいきなり閉まった。
前「あっぶな…」
いきなりの事にみんな少し動揺している。その時、律がナビゲートをしていた磯貝君のスマホから、知らない声が聞こえてきた。
?「あ、あー。マイクテスト、マイクテスト。聞こえますかー?」
磯「…誰だ?」
?「お!聞こえてるみたいですね。よかったよかった。私は…今は名乗れないですね。」
前「お前、俺たちの邪魔をして何が楽しいんだよ!」
?「え?いやー別に特に理由はないけど。暇なんだよね、この立ち位置って。」
?「おい。お前いつまでダラダラ喋るつもりなんだよ。」
違う声が聞こえてきた。どうやら2人いるようだ。
?「別にいいじゃん、やる事ないし。」
渚「零は、零は無事なんだよね?」
?「零?ああ、もうあっち行動し始めちゃったんだ。通りで君達こんなところにいるわけだ。」
あっち…。この2人以外にもやっぱりいるのか。
?「本当は何をしにきたのか問いただそうと思って邪魔したんだけど…。それを言ってる時点で何をしにきたのかは明白だね。」
?「健気な少女を救いにってか?」
?「そうと分かれば別に僕達は止めやしないよ。お好きにどうぞ。ゆっくりお進みくださいな。…もっとも、あの子が無事かはわからないけど。」
前「おい、お前ら零に何を…!」
?「さあねー。ご想像にお任せしまーす。それでは僕はこの辺で。」
渚「ちょっと待っ…」
ブツリ。相手との会話はそこで途切れた。
____________________________________
?side
?「いやー、思ったより行動早かったねあの子達。」
?「それまでにあいつらが理想の状況に持っていければいいがな。」
?「まあ、うまくやるでしょ。あの2人だし。」
?「片方は心配だがな。」
少年が苦笑する。
?「まあね。僕達がやることはもうないし、どんな風になるか見学してるとしますか。」
パソコンの画面を見ながら、少女がクスリ、と笑った。
暗い部屋の中には、パソコンの画面だけが明るく輝いており、その画面に映るのはE組の生徒達。2人はそんな彼らを見ながら、興味なさそうにあくびをした。
- Re: 暗殺教室 〜復讐の暗殺者〜(オリキャラ有り) ( No.79 )
- 日時: 2016/11/20 10:44
- 名前: 蒼衣 (ID: nPrzJCKN)
渚side
磯「よし、あと少しで最上階の部屋だ。みんな気を引き締めていこう。」
僕達はあと少しで目的地に到着しようとしているところだった。
あの後、謎の2人からの妨害は全く無く、クラスのみんなが
「あいつら一体なんだったんだ?」
と呟くほどである。
カ「おーい渚君。何考えごとしてるの?もう目的地は目の前だよ?」
渚「あ、ごめん。」
前「全く、余裕だなぁ渚は。」
渚「いや、余裕があるわけじゃないんだけど…。」
殺「油断は禁物ですよ、渚君。相手がどんな人物なのかわからない今は特に。」
渚「わかってるよ。殺せんせー。」
殺「では、皆さん。気を引き締めていきますよ!」
ガチャ…
とびらを開けて、目の前に現れたのは…
磯・渚「…なっ!?」
カ「…。」
カジノエリアであったあの男の人だった。
?「やあ、君達。久し振り。よくここまできたね。」
渚「な、なんであなたがここに?」
?「ここにいる人物が一体君達にとってどんな人物かはわかりきってるだろ?」
磯「…零を誘拐した張本人。」
?「ピンポンピンポーン。ちなみに俺の名前は翡翠。ここで、取引があるんだけど…。」
カ「…取引?」
翡「そう、取引。俺と一対一で、もしくは一体ニで戦ってくれないか?」
渚「なんでそんなこと…」
翡「まあ、断ったらこの子がどうなるかぐらいはわかってるよね…?」
前「零!」
モニターに、椅子に拘束されている零の姿が映った。
…なんでここまでして…。あいつの目的は一体何?
翡「あ、ちなみに武器はこちらが用意してあるから、好きなの使っていいよー。それじゃちゃっちゃと俺の対戦相手決めてちょーだい。」
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