二次創作小説(紙ほか)

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fate/staynight/memories
日時: 2016/05/26 16:59
名前: 満腹王 (ID: w32H.V4h)


どうも満腹王です。 ここではfate/staynightの小説をかかせてもらいます。


この小説では「fate」 「UBW」 「heaven'sfeel」 の順で進んでいこうと思います。
1話ごと違うキャラクターの視点で描いていこうとおもいます。←なんか大変そう

そして満腹王オリジナルエピソードも少々入れようか考え中です



色々 表現下手くそなとこもありますがよろしくお願いします


ルール

① 批判コメントはお控えください。それ以外は大歓迎!

② 超不定期です!笑

③アドバイスコメント待ってます! 色々アドバイスなどを


ではお楽しみくださいね!

Re: fate/staynight/memories ( No.9 )
日時: 2017/05/27 18:44
名前: 満腹王 (ID: BcUtmJZZ)

セイバー編2 運命の夜に 士郎編②

俺が掃除してる間に何が起きてると言うと
これは 当の本人に後から聞いたことなんだが

夜の屋上

遠坂「間違いない 無数に結界が張られてる」

アーチャー「確かにな これは発動すれば人なんて簡単に死ぬレベルみたいだ」

遠坂「ふん!そんなの止めてやるわ」

アーチャー「それでこそ 凛だ」


???「全くよぉ こんな夜になにやってんだ お嬢ちゃん」

いきなり現れた ってどこから?

遠坂「あなた サーヴァントね 」

???「そうゆう あんたはマスターかい なんていい女だ こんな ひねくれたヤツが引き当てるだなんて運がいいこと」


遠坂「アーチャーが見えてる? 霊体化してるはずなのに」

そして アーチャーと名乗る男がいきなり現れる


アーチャー「ひねくれたやつとは心外だな」


遠坂「アーチャー 一旦退くわよ!」


一旦退く? どこに!? why?
そしたら遠坂 屋上から飛び降りた
危ないこと平気ですんだなあいつって


遠坂「アーチャー 着地お願い!」


アーチャーの力を借り 着地したようだ
よかった ほんとよかった


???「おっと 逃がせねーよ」


こいつも飛び降りた!? どんな体の構造してんだ


アーチャー「おい凛 」

遠坂「なに?」

アーチャー「もう準備はとっくに出来てる あいつを倒すくらいわけないのだが?」

???「おう 威勢がいいねぇ 兄ちゃん」
アーチャー「これみよがしに 武器をだしてる貴様に負けるはずがないぞ ランサー 」

すると遠坂が

遠坂「アーチャー! あなたの力ここでみせて!」

アーチャー「了解した。だそうだ ランサー 」

ランサー「聞いてたよ はやく弓だしな? それくらい待ってやるよ」

アーチャー「ふっ なめられたものだな」

だがアーチャーが出したものは


遠坂「双剣?!」

ランサー「なめられたもんだな あえて接近戦を挑むか」

遠坂「いや どーやってだしたの」

アーチャー「企業秘密だ 凛」


ここからの戦いが凄かったらしい。
一つ一つの動きが隙がない。 お互い人間には到底出せないスピードだ。 炸裂する金属音
荒れ狂う 砂ぼこり これがどれだけすごい戦いをしてるのかを物語っている。
1歩間違えば死ぬ この緊張感を近くで見ていた遠坂もやはりただ者ではない なんで こんな饒舌に解説してるかと言うと

オレも近くで見ていたからだ


士郎「なんだあいつら.......」

人間じゃだせない 動きをし お互いの武器 特徴を
わかった上で 読み合いがすさまじい
1発1発ごと 恐ろしく早く 恐ろしく強くなってきている
こんなのまるで 殺しあいに近い

アーチャー「解せんな お前手を抜いてるだろ」

はあ? あれで手を抜いてる?!?! どんな思考回路してんだ あの赤黒のやつ!

ランサー「解せねぇのはこっちだ お前何もんだ? 双剣を使う弓兵なんて聞いたことねぇぞ 手抜きはどっちだって話だよ」

アーチャー「そーゆー おまえは わかりやすいなここまでの槍兵はあまりいない そしてこの野生のようなやつときたら もう答えが痛いほどわかる」

ランサー「ふぅん 言ってくれんじゃねーか」

ただの探り合いだったってわけなのか

ランサー「ご生憎様 俺は小心者のマスターのせいで サーヴァントの実力をみてるだけだ 」

アーチャー「ならここで 朽ち果てろ 」

ランサー「わかんねーかな 手を抜いててもてめぇ如きに勝てるって言ってんだよ!」

殺気が満ち溢れてくる ここから逃げ出したい
だがその瞬間 俺にとって絶望を味わうことになる。

アーチャー「どうした ランサー? かかってこないのか」

ランサー「おかしいと思ったんだよ てめぇはわざと ある場所から視線を外させようとしてんのがよ」


どうゆうことだ まさか!?

ランサー「この戦争を一般人が見ているだなんてよ!」


殺気が俺に向く 殺される.......
ここから逃げなきゃ 俺は死ぬ!
俺は逃げた 校舎に逃げた
少しでいい あいつに見つからない場所に

アーチャー「バレてたか」

ランサー「手抜きに庇って戦ってる野郎なんざ 知ったこっちゃねーよ 」

地面になにか書き始める
すると 突如光に覆われた

遠坂「魔術?!」

ランサー「あぁ 目くらまし程度のな あばよ 嬢ちゃん」


殺気が校舎全体に 伝わる こんなとこにいられない
すぐにくる あの槍兵が必ずくる
ここで死ぬのか 嫌だ いろんな思い出が走馬灯のようにみえてきた これは死ぬ前の予兆か
あー 桜の飯が上手くなっていくとこをみていたい
藤ねぇと何気ない会話をしていたい
なのにこんな所で死ぬのか! 何も武器はない 戦える道具すらない 思考回路がぐちゃぐちゃ 何も考えたくない。
するとそこに無情に青い槍兵がやってくる


ランサー「よお 坊主 死ぬ前にいいもん見れただろ」

士郎「くっ.......」

ランサー「わりぃが この戦争をみてしまった一般人は消すのがルールなんだよ死んでくれや?」

ブスッ! 心臓を一突き
正義の味方になるって決めたのに
こんなとこで死ぬのか?
俺は救うことが出来ない人間側なのか


とある思い出を思い出した

士郎「なんで無理なんだよ?」
切嗣「いいかい 士郎 誰かを助けるということは同時に誰かを助けないってことなんだよ 正義の味方っていうのはとんでもないエゴイストってことなんだ」

だとさ....... 助けない側はどんな気持ちなんだろ。 辛いんだろうな 死を悟っちまうもんなのかな
この戦争をみただけで死ぬなんて こんな所で死ぬなんて 俺は何だったんであろうな


そんな思いをかかえきれずなのか 倒れてしまった





Re: fate/staynight/memories ( No.10 )
日時: 2017/05/27 19:39
名前: 満腹王 (ID: BcUtmJZZ)

セイバー編 3 運命の夜に 士郎編3


???「なんであいつが」

????「ランサーはどうする?追うか?」

???「任せたわ」

????「了解」


声が聞こえる 死んだはずなのに
そして目が覚めた

士郎「生きてる? なんで」

おかしい 俺は死んだはずだ 死んだはずなんだ
心臓を一刺し 見事なまでに綺麗に

辺りは血の海 これは掃除しなくては.......
なんでだろ 殺されかけたからなのか 凄まじいほどに落ち着いてる。 走馬灯を乗り越えたら
これくらい落ち着くものだろうか?


士郎「っつ!」

ってかなんで生きてる?
一刺しだよね? 即死レベールだよね?!
ってことは誰かに救ってもらえたってことなのか
この幸運を噛み締めよう いずれその人を守れるように


家に帰ってきた なんかどっと疲れた でも寝れない
あんな体験して生きらえてるのが奇跡だEXだ
あいつは槍兵は 戦争と言ってた
なんなんだ あいつら この街で戦争を起こしてるのか
殺人もガス漏れもあいつらがやってることなのか
そう思ってる矢先に

士郎「うっ!」


この殺気は.......あいつだ 槍兵だ
無事生還したことがばれた 殺すつもりで 俺んちに接近してきてる。
ここは逃げるのが一番無難だ
だが いいようにやられて おれもはらわた煮えくり返ってる つまり 向かい合うってことを選択した

逃げたところで逃げ切れるものではない
なら討ってでるのが定石
そうなれば 武器が必要だ あいつの槍の破壊力に対抗しゆる武器を
だがそんなもんあるわけがない!
と俺の近くに藤ねぇが前に置いて帰った鉄製ポスターがあるではあーりませんか!

もう下がる所まで下がってる ならもう上を向いて歩き出すのみ!

トレース オン
同調開始

「————基本骨子、解明」
 「————構成材質、解明」
 「————構成材質、補強」
         
 「————全工程、完了」


これで 武器とはいえないが 武器の出来上がり
これで太刀打ちをする だが そう長くはもたない
なら1発 あいつの槍をかいくぐり あいつの顔面に
この超強化鉄製ポスターの一撃をくらわせる
迷ってる時間はない やらなければ死あるのみ

ランサー「お? 逃げないとは大した小僧だ」

士郎「未練があってね 地獄のそこから戻ってきたってことさね」

ランサー「ほう? なるほどな 微弱だが魔力を感じる」

士郎「俺だって魔術使いだ!」

ランサー「なるほどな で どうするつもりだ 坊主」

士郎「1発 てめぇにぶちこむ そんだけだ」

無茶無謀なのは百も承知 だが1発だけなら
あの槍のリーチなら 時間がかかる そこが狙い目
踏み込む力をこめろ 少しでも誤れば 即死ぬ
なら 迷うな!

ランサー「ほう? やる気か?」

ランサーも構える 後手になってはいけない
飛び込め かわせ そこからあいつにダメージを与える。 だがしかし


ランサー「溜めすぎだな」

士郎「なっ」

ふざけんな 俺がやろうとしたことをやられた
はやい はやすぎる あいつはニュータイプか?!

ランサー「ふん!」

上から一刺し ここで死んでたまるかぁぁあ!

士郎「ぐっ!」

超強化鉄製ポスターで やりの動きをはじく

ランサー「!?てめぇ! 」

士郎「今だ! 」


全身全霊こめた 踏み込み ランサーの懐に潜り込む
ここから 頭グラングランするほどの1発をしたからうつ いける!
それが罠だと知らずに


士郎「ゴハァ! 」

打撃だ 詳しく言うと 槍でポスターを止め
蹴りで俺を吹き飛ばした。俺は土蔵まで吹っ飛ばされた。

士郎「っっーーー」

もう打つ手がない ここで負けるのは明白
ここで死ぬのか こんなところで こんなやつに!
助けてもらったんだ だからこんな所で死ねない!

士郎「せめて 一太刀.......」

ランサー「まさか こいつが 7人目なのかもな」

士郎「あきらめねぇ!こんな所で死んでたま!るかぁぁぁぁあ」

すると 土蔵ごと輝く なにがあったんだ?
ランサーが距離をとる まさかこいつって顔をしてる。


士郎「?????? 」

俺の前に現れたのは


セイバー「サーヴァント セイバー 召喚に応じ参上した。 問おう あなたが私のマスターか?」


俺はこいつに 見惚れた それくらい 美しい少女だった。










Re: fate/staynight/memories ( No.11 )
日時: 2017/08/15 14:00
名前: 満腹王 (ID: MZtdagnx)

セイバー編4話 走り出した運命

士郎「お前は.......」

俺はいきなり現れたことに驚くというより 現れた少女が物凄く美しかった。 なんでかはわからない この状況で何思ってるんだ
この美しき金髪の少女には偽りで着飾った美しさなどではない
本当に美しい この少女に見惚れた

セイバー「契約は完了した これよりあなたと盾となり剣となる。」

士郎「.......」


ランサー「小僧 テメェ当たり引き当てたな」

セイバー「マスターはここでお待ちを」


セイバーは槍兵の前に立つ

ランサー「運がいいな 小僧 これでてめぇも俺たち側ってことだな」

セイバー「.......」

ランサー「さてと 力をためしてやる かかってきな?」

セイバーは何も語らない なぜなら その必要は無いからだ 語る必要など皆無
語るべきは武器と武器 戦いと信念 野望 武人ならば口で語るより武器を持ち
戦いで大いに語り合おうという腹だ


セイバー「.......」

ランサー「早く、武器をだせ それくらい待ってやるからよ」

この少女と槍兵の戦いが今始まろうとしている

セイバー「戦う前に一つ 」

セイバーが口を開いた

ランサー「なんだ? 」

セイバー「貴方は喋りすぎる 戦いともならば語るのは口ではなくこれ(武器)であろう?」

ランサー「へぇご忠告あんがとな でもなぁ それは無理ってもんだ.......よ!」

セイバーにむかって一直線 野獣のような殺気がセイバーに襲いかかる!.......だが

セイバー「ハアァァァァァァ」

それをぶった斬るかのように 振り払った


ランサー「おっと....嬢ちゃんだと思って甘く見てたな.......」

セイバー「私を女と思って油断などするな 武人としてあるならば」

野獣のような殺気をそれ以上のもので斬って捨てた
だが問題はそこではない セイバーと名乗る少女の剣の腕は恐ろしいほどだと語っていた
武術や剣術 戦うための武器となりうるものの行き着く先は
「効率よく相手を破壊する」というものなのだから
魔術もそうなのかもしれない。
ランサーの戦い方は野生そのもの 荒々しく力強くどんな奴でもぶっ潰すという程
セイバーの一撃は確かに力強いそれ以上に綺麗な一線 相手を倒すことに特化した剣


ランサー「テメェ なめてやがんな てめぇの武器は何だそりゃ」

セイバー「さあ 斧かもしれないし 槍かもしれない さては弓なのかもしれないな」

チッとランサーが舌打ちをしたのを聞こえた

ランサー「セイバーが剣以外のモン使うわけねぇだろうがァァ!」


セイバーにとてつもないスピードで襲いかかる。 槍兵にも火がついたみたいだ

セイバーも それに向かいうつ そこにあるのは度重なる金属音
ランサーの勢いを殺しつつ セイバーの一線が牙を向く
だがしかし ランサーもセイバーの勢いを殺し 猛烈な一撃をあたえる
だがしかしそれすらも殺し セイバーの一線がランサーを捉える

ランサー「ふぅ 危ねぇな」

セイバー「どうした 動きが止まっては槍兵の名が泣こう 来ないのなら私が行きますが」

ランサー「俺はよ 様子見が目的なんだが?ここらで痛み分けってのはどうだ」

セイバー「そんなものはない あなたはここで果てろ」


ランサー「ったくよー 気が利かねぇ嬢ちゃんだこと 仕方ねぇとっておきみせてやる
後悔するなよ?」


セイバー「ほう?」


そのとき 空気がゾッとした ランサーの槍に魔力を感じる
俺は体感する この一撃をくらうのはとてつもなく危ない


ランサー「呪いの朱槍をご所望かい?」

と一言残して ランサーがある言葉を放った

刺し穿つ死棘の槍と
ゲイ ボ ル グ


セイバーもそれを感じたか守りにはいる だがそれは無意味
この攻撃に守りなんてものは意味がない
なぜなら心臓を穿つという結果を先に作ってから槍を放つ 一撃必殺の技なのだから


セイバー「くっ!!!!」

だがしかし 運がいいのか悪運なのかその一撃はわずかに外した

セイバー「はぁ はぁ はぁ」

セイバーもこの一撃をずらすことが精一杯だったみたいだ
死の結果をくつがえすという荒業をなしとげた、
それは運が味方したとしか言えない、 セイバーもそれを感じている

セイバー「この一撃は その槍は あなたはアイルランドの光の御子か」

ランサー「ちっ バレちまった 仕方ねぇ退散するか」

セイバー「ランサー逃げるつもりか!?」

ランサー「仕方ねぇだろ? 相手の力量を測れっていう馬鹿げた令呪のせいで力も抑えられてる それに宝具を見破られたら帰ってこい言うんだからよ?」

ランサー「追うのは勝手だ 追うのなら覚悟して追ってこい 」


ランサーが立ち去る やっと終わったって感じがした


士郎「セイバー!」

セイバー「すみません マスター 逃しました。」

士郎「そんなこといい 怪我ないか?」

セイバー「怪我の治療をしてくれるということですか それはありがたい」

刺し穿つ死棘の槍くらって無事ではないわけがない
きっとかなりのダメージを喰らってる
だが俺にはそんな難しいものできない

セイバー「そうですか 外面修復すればあと1度くらいは戦える」

士郎「聞いていいか? お前は何者だ」

セイバー「何者というのであればセイバーのサーヴァントです セイバーとお呼びください
マスター」

士郎「俺はマスターって名前じゃないぞ 衛宮士郎だ」

その名前を聞いた時 すこし驚いている顔をした

セイバー「ならシロウと その呼び方の方が私には好む」

そのとき俺の腕が痛い なにかくる サーヴァントっていうやつが


セイバー「シロウはここでおまちを」

と サーヴァントがいる方向に向かって行った


....................................................................

セイバー「ハァァァァァ!」

いきなりセイバーが襲ってきた なんなのあいつ 私のアーチャーも手も足も
でず 怪我してしまった


アーチャー「くっ! ハアァ!」

セイバー「貴様何者だ 」

アーチャー「なにってただの弓兵だが.......」

セイバー「ならここで倒れろ」

アーチャー「なんでさ.......」


セイバーの速くも重い一撃をくらってはアーチャーもただではすまないし
この先戦えない ならば

凛「アーチャー消えて!」


私は令呪をつかい 霊体化させた

セイバー「なら あなたを倒すまでです」


悔しいあたしが引き当てたかったセイバーが私を襲うだなんて複雑な気持ちだった
それ以上にセイバーに美しさを感じた。
ほんとに綺麗で美しくて偽りのない目 これを見られただけでも運がいい
そしてマスターはどんだけ運がいいやつなのであろう そいつの顔を見たくもなる

でもまさかアイツだったとは.......

続く!
....................................................................






Re: fate/staynight/memories ( No.12 )
日時: 2017/08/20 08:07
名前: 満腹王 (ID: WCufagws)

セイバー編 5話 聖杯戦争〜 戦うと決めたから〜

今回はセイバー目線と凛目線 協会に入ってからは士郎目線でいきたい

────────────────────────────────────
士郎「セイバー!やめろ!」

マスターが私に攻撃をやめろと言い出した 何故なのですシロウ ここで倒せば敵は減り
有利になるというのに。

セイバー「なぜです 敵は倒すもの ここで倒さないという選択肢はない」

士郎「サーヴァントとかマスターとかてんで話がわからないんだ! 話を聞くから やめてくれ! それに 女の子が剣なんてふりあげるものではない! 怪我してるなら尚更だ!」

サーヴァントである 私を女として扱うのか このマスターは...
私は騎士であり武人であり サーヴァントだ 女扱いされる覚えはない

凛「そろそろ武器を下げてくれない? 」

などと敵に冷静さまであたえてる 何を考えてるのですシロウ!
だがこれは戦い ここでやらねば後々響くであろう

セイバー「敵を前にして剣を下げる気は毛頭ない」

もちろん私は下げる気など毛頭ない
敵は倒すもの そうしなければ勝てない

凛「セイバーともあるサーヴァントが マスターの指示に従えないというのね」

そう 赤い服の女のマスターが発した
確かに1度主と決めたのだから こんなようでは先が思いやられる
しかも戦いに無知なマスターではこの先生き残ることは無に近い
というかこの赤いマスターはなぜこんな勝気なのでありましょうか?

セイバー「.......」

私は不満で仕方ないがここは シロウの顔を立てよう
あくまで!シロウのためであって この赤い服のマスターに言われたからではない

士郎「お前は?! 遠坂?!」

遠坂「今晩は衛宮くん まさか貴方もマスターとはね」

士郎「お前こそなんなんだ!?」

シロウこの方と知り合いなのでしたか…

アーチャー「凛 すまんな助かった…」

凛「貴方大丈夫? 帰っていいわよ?」

アーチャーがようやく現れた
しかし何故であろう 私とマスターを哀れむ目で見てるのであろう

アーチャー「そうするとしよう ここにいてもなにも得るものなど何も無い 間違っても
手を組むなどと甘いこと考えるなよ 凛 こいつらと組んでも勝機などない」


なんでしょう 哀れまれてるだけではなく 私とマスターの評価はマイナスとも言えること 言われるだなんて

凛「まぁあいつの皮肉は置いといて まずは家に上がらせてもらえる?」

─────────────────────────────────────────こここから凛目線

この屋敷は不思議だ 結界は張ってあるけど 私の家の結界とは異なるものを感じる
なんというか簡単に言うとお客様歓迎って感じ 出入り自由って感じね

窓ガラスが割れてる セイバー猪突猛進を止めてくれた礼に直してやるとしますか

士郎「遠坂すごいな 直せるのか!?」

はい? こいつ今なんて言った?

凛「あなた魔術できるならこれくらい 初歩の初歩よ?」

そうこんなの 基礎の基礎なのよ?
覚えなくてはいけないものよ?

士郎「俺は親父にしか教えてもらっただけだから 基礎とか知らない 」

まさかこいつ素人なのでは.......

凛「貴方まさか 素人.......」

士郎「いや 強化の魔術くらいは…」

凛「なんともまぁハンパの使うこと.......」

アーチャーの言った意味も少しはわかる気がする
ってことは魔力供給もままならないし
マスターは自分の身も守れないセイバーは3流のなりそないに呼び出されたわけか
ってことはもちろん


セイバー「はい 私は霊体化ができません」

私の言いたいことを感じたかのように 答えたセイバー
私は悔しい よりにもよって最優のセイバーの強さをいかされない
マスターがひきあてるだなんて

士郎「おまえ猫かぶってたんだな(ボソ」

凛「?」

なんかぼそっと言ったのが聞こえた まぁいい

凛「貴方今どんな状況かわかってる?」

士郎「お前がとんでもなく 性格が悪いということがわかった」

セイバー「.......」

凛「衛宮君面白いこと言うわね?」

士郎「それは冗談 とんでもないことに巻き込まれたのはわかる」

本当に冗談なのか? と疑問をもちつつ このままこの戦いの恐ろしさを知らないのは
教えてやるべきと思ってしまった。
あくまでも戦う時は私だって本気で潰す でも今は違う

凛「さてと いくわよ」

士郎「いくってどこに?」

凛「この戦いを監督してるやつのところよ」


────────────────────────────────────────
ついに来ました 士郎目線

セイバー「シロウ」

士郎「なんだ? セイバー」

セイバー「私も行きます あなたのサーヴァントなので」

まぁここにいても あれなんだがこの格好で出歩くのは
ちょっと あれだ 鎧だし やはり それ相応の格好というものがありだな

士郎「着替えないか このまんまじゃ目立つだろ」

セイバー「あなたをお護りするのです この格好でなければ」

士郎「んー じゃあ上にはおるってのは、どーだ?文句ないよな?」

セイバー「はぁ.......」.


結界カッパとは すまんセイバー


士郎「ってかどこ連れてくつもりだよ? 遠坂」

凛「教会」

へー教会かあ って教会?
教会の方が異端の魔術協会でもあるのか

士郎「ってか遠坂嫌そうな顔してんな」

凛「そいつに会うのが嫌なだけよ」

セイバー「シロウ カッパというもの脱ぎたいのですが」

士郎「ダメだ 鎧姿なんてお父さん認めないぞ」

凛・セイバー「。。。。」

というまぁ何気ない会話をしつつ教会に向かう俺達
そしてたどり着く。


士郎「言峰教会かぁ」

凛「言峰というやつはね 父さんの弟子でもあり 私の後見人でもあり 兄弟子でもあるのよ」

嫌そうに語る 過去になんかあったのか?
するとセイバーが

セイバー「私はここに残ります シロウはここから遠くには行きませんし ここで待ってます



士郎「おう、そうか」

俺も無理強いはしない サーヴァントの前に一人の女の子だしな
それにしても遠坂の顔が明らかに嫌そうな顔してきてるよ

士郎「遠坂って教会とか苦手なの?」

凛「あえばわかるわよ どんだけ嫌なのかわかるから出来れば会いたくないしね」

???「私も師を敬わない弟子など持ちたくなかったぞ凛」

この人が言峰綺礼か

言峰「で何のようだ凛 私だって暇ではない 」

凛「用があるのはこいつ 聖杯戦争のことを詳しく教えてやって」

言峰「ほう? 君の名はなんて言うのかね?」


名前を聴いてきた ちゃんと返すのが礼儀だ


士郎「衛宮士郎」

と名前を名乗った瞬間寒気が走る
この言峰綺礼というやつから

言峰「衛宮...士郎」

なんなんだこいつ この殺気じみた 寒気は
明らかに異常だ

言峰「まぁ良い 凛が私に頼んでくるのは初めてだ 衛宮士郎には感謝してもし足りない
よく聞け聖杯戦争というのは」

話によると 選ばれた7人のマスターと7人のサーヴァントが殺し合う という
なんともふざけてる話を聞かされた
聖杯をとるために殺し合うなんて何考えてんだ
そもそも願いを叶える願望器というならみんなで平等に叶えればいい簡単な話だ
だがそんなこと出来はしない
そしてもっと許せないのは こんなことを4度も続けてるということだ
だからこそ監督役を派遣したのか

凛「簡単言うのなら自分以外のサーヴァントを撤去すればいい訳よ 聖杯に触れるのはサーヴァントのみだからね」

士郎「なるほど なら遠坂が死んじまったり傷つくことはないんだな?」
言峰「ふっ なら一つ問おう衛宮士郎 君はサーヴァントに勝てると思うのか」

一瞬硬直した だって無理な話だ ランサーと1戦交えた時にそんなの普通にわかる

言峰「ならこの聖杯戦争で1番生き残るのに手っ取り早いとすれば」

士郎「マスターを殺すことというわけか」

言峰「そうだ そうなればサーヴァントは新しいマスターを探しに行くであろ う
はぐれマスターとはぐれサーヴァントが協力しあうこともある
だからこそマスターから狩るというのは効率の良い手段でもあるだろうよ」

それが1番安全だと?言いたいのか


言峰「肝に命じておけ サーヴァントは伝説上の英雄達だ人間の我らには太刀打ちなどできんし 死を早めるだけだ」

意味ありげな笑みを浮かべ話を変える

言峰「衛宮士郎 貴様は前回の聖杯戦争の傷跡がわかってるはずだ」

士郎「なんのことだよ…」

傷跡 まさかあの事故は 前回の聖杯戦争が原因というのか
俺はゾッとする あれのせいでどれだけの人が死んだと思ってんだ

言峰「ふっ そんな犠牲をまた出したいというなら 令呪を破棄してもかまわんが」

また嫌な言い方を 俺はその犠牲者であり生還者だ そんなこと起こすだなんてこと
あってはならない
令呪とはサーヴァントとマスターが契約したという印であり 3回だけ サーヴァントの
意思を問わず 強制に命令できるという品物だ

言峰「貴様が聖杯を手にとって その事故すらなかったことになるのも可能だろうよ」

なかったことにできる?そんなことしてはならない そんなことあってはならない
起きたことは変えられないそれだけは変えてはならないんだ
悲惨な声 届かない願い いろんな呪いじみたものを俺は体験した
なかったことに出来るならそれは有難いことなのかもしれないが
それは今までを 助けてくれた人を否定することと同意だ

士郎「俺は聖杯には興味はない だが聖杯を悪用する可能性が他にあるなら」

言峰「貴様が手にする まぁそれが1番妥当だろうよ」

士郎「この戦いを止めるために戦う あんなこともう二度と起きてはならない」

言峰「ふっ ならば好きにするがいい 私は止めはせん 」

士郎「説明してくれてありがとうな」

凛「じゃあ帰りますか」

俺は教会を後にしようとした時

言峰「一つ言っておく 貴様がこれから目指すものは正義というのならそれと同質なのは悪
の存在だろうよ この戦いに感謝するといい」

何も言い返せない 悪を望むなんてことはないが
正義の味方と同質なのは悪 この言葉は何も言えることはない

士郎「.......遠坂 ありがとな」

お礼はいっておきたかった こいつは根は結構優しいやつだ

凛「おだてたって手は抜かないわよ?」

士郎「あぁ 俺も手は抜かない お前と戦う時は真っ向勝負でぶつかりたい」

凛「へぇ?卑怯なしの戦い それもいいわね」

士郎「それに お前みたいなやつ好きだ」

と言うと顔を赤らめ 焦るように怒ってくる
なんでこんなこと堂々といえるのよ!馬鹿! とか
こいつ褒められるのに慣れてないのか?

セイバー「.......シロウ 黙って」

士郎「? なんだよセイバーまで」

凛「いや セイバーの言う通りね 少し距離とるわよ」

え?なにが?

セイバー「敵です それもとてつもなくやっかいな敵です」

そうすると 現れたのは銀髪の女の子

???「今晩は お兄ちゃん」

次回は バーサーカー戦 原作とは違った終わり方をさせますので お楽しみに

Re: fate/staynight/memories ( No.13 )
日時: 2017/09/06 22:22
名前: 満腹王 (ID: WCufagws)

セイバー編 VSバーサーカー


───────────────────────
ここはとある場所


????「なんて面白い本だ 実に興味深い」

と得体の知れない魔術師が本を読んでいる
その名は今は秘密にしておこう

魔術師「それにしてもこんな面白い本なんで隠してたのさ 作家さん」

作家「ふん くだらない 実体験の元書かれてるわりには奇跡という言葉がつくづくお似合いなど私には興味ない」

魔術師「へぇ? このフユキという街で行われるある戦争に巻き込まれるお兄さんが大変興味深い
なんでここにあったのこれ?」

作家「あるやつに協力のもと私が書き上げた この主人公はホントくだらない」

魔術師「.......それにしても彼女がまさかね」

───────────────────────本編に戻ります 。 セイバー視点で
───────────────────────
士郎「あの子は誰だ?」

イリヤ「私? イリヤスフィール・フォン・アインツベルンって言えばわかるよね 凛には」

凛「あんたは 」

セイバー「気をつけて 危険です」

士郎と凛を私より後ろに追いやる そうでもしなきゃ 守れないし あのマスターのサーヴァントは
とてつもないと私の勘が叫ぶ

イリヤ「セイバーはやる気満々のようね

ウフフと笑顔で私をみている

イリヤ「じゃあ行きますか やっちゃえバーサーカー」

と言った瞬間に巨漢の戦士が私の前に現れる

バーサーカー「■■■■■■■■.......!」

なんだこのケタ違いの魔力は
わたしが万全ではないから そう感じるのか
それとも あのマスターの魔力がタンク並みなのか
知る由もないが ここは切り開かなければ

バーサーカー「■■■■■■■■■■」

と私にむかい 距離をつめてくる
あんなの普通の人間では近くにいくだけで死んでしまう
あの巨大な剣 ただの武器ではない あれほどの武器とあいまみえるのも久しい

───────────────────────凛視点
───────────────────────

そこからの勝負は強烈だった。
互いの剣をうちおろすたびに聞こえる爆裂音
多分バーサーカーの方だけど
セイバーもダメージが行かないようにうまく捌いてる

士郎「セイバー!」

と士郎が叫んでる。 無理もないあんな強大な力を捌ききるなど到底不可能だ
再優のセイバークラスだからこそできるのであり
多分他がやったら 即死亡する

セイバー「バーサーカーなかなかの強者ですね」

セイバーが距離をとり剣を構え直す
あの至近距離での攻防はどれほど危険なのか
よくいえば 嵐の中につっこむ それぐらいの危険度
+狂化されていて理性がないバーサーカーなのに
一撃一撃の効率の良さ 無駄のない動作 すぐに攻撃にてんじられる敏捷性 それがかなりやっかい ほんとにバーサーカーなのあいつ?

対してセイバーはそれをかぎりなく躱し 捌き ダメージを最小限にしている

セイバー「ハァァア!」

バーサーカー「■■■■!!!」

しかし セイバーの攻撃はそれ止まり
躱し 捌きの繰り返し まともに攻撃にうつれないうえに 時間が経てば経つほどセイバーが不利になる

セイバー「狂化されて理性を失ってるとはいえ
なかなかの攻撃の練度 恐れ入ります。 しかしもう慣れました」


バーサーカー「■■■■」

剣を思いっきり振り下ろす まさに剛腕
あんな重い大剣をよくもまぁふりまわせるものだ
しかしそこをセイバーは見逃さない

セイバー「貴方は決めに来る一撃はかなり大振りになる バーサーカーの状態でなければそんな状態にはならなかった」

それを余裕で躱す。 見事なまでに綺麗に

セイバー「ハァァァァァァ!」

と思いっきり上からぶった斬るそうでなければダメージなんぞあたえられない

バーサーカー「■■■■■■■■■■■■■■」


うそ?バーサーカーの防御力は半端じゃないってこと? なにもきいてないようにもみえる
バーサーカー「■■■」

静まり返った この嵐のような静けさのあと
何が起きるのやら
───────────────────────つづく!


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