二次創作小説(紙ほか)

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ドジっ子記者セルティ【デュラララ】
日時: 2016/08/31 14:47
名前: 純粋31% (ID: XWukg9h6)

はじめまして純粋31%です。
デュラララの二次創作書いていこうと思います。
至らない点が多々あるかと思いますが、
よろしくお願いします。
感想や意見などのコメント是非下さい!

2016年8月31日追記
テストのため、低浮上になります。

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.11 )
日時: 2016/08/29 19:23
名前: 純粋31% (ID: XWukg9h6)

「静雄さん!」
と元気よく静雄に尋ねた少年は中学生のような顔つきをしていたが来良学園の制服を着ていたため高校生だろうと静雄は判断する。
「……ん?なんだ、さっきのやつらの残りか…いやそんな感じのやつじゃねぇな俺に何のようだ?」
「さっき静雄さん、通りで喧嘩してましたよね?ちょっと傍目で見てただけなんですけど……」
これで、自動販売機持ち上げてください、など言われたら、目の前の少年が真面目そうな外見だったためもあるか、悪いなと言ってその場を去ろうと考えたのだが少年から出た言葉はそんなことではなかった
「あの、もし怪我したならこれ使ってください」
と絆創膏を差し出したのである、静雄はそんな心配をされた覚えがないので驚いた
「…ん?なんでこれを俺に?」
「あっ、さっきも言った通り近くで見てただけなんですけど、静雄さんは悪くないのに喧嘩させられてその上傷までつけられて可哀想だなと思って……あっすみませんお節介でしたか?」
静雄は自分の体を見ると確かにチンピラから受けた傷が少しあるのだが、そんなことよりも少年の言葉がこれまでにかけられたことのない言葉だったので半分程困惑した
「あぁ悪いなこんな反応されたことなんかなくてよ少し驚いてたんだ、大体のやつは俺のことを化け物とか言ってきたり、避けたりするもんだからさ、俺のことを心配するようなヤツが中々いないもんでよ。ありがとな、なんか嬉しかったよ」

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.12 )
日時: 2016/08/29 19:25
名前: 純粋31% (ID: XWukg9h6)

現在池袋某喫茶店内
『ほう、そんなことがあったのか』
そう文字を打ち、セルティは静雄のことを心配するなんて結構なお人好しなやつなんだろうなと考えていた
「あぁ、その後話してる内に仲良くなってよ、この店も本当はそいつかトムさんと行こうと思ってたんだ」
と話してる内に静雄はあることに気づく
「あっ、すまねぇこんな話記事にしたりなんてできねぇな」
静雄がそう言い、セルティは確かにと思い落胆しかけたのだがーせっかく静雄が楽しい話してるのに私が暗くなっちゃダメだーと思いPDAに文字を打つ
『確かに記事にはできないかもしれないが、静雄の思い出話を聞けただけでも十分だよ』
「そう言ってくれて助かるよ、ありがとな」
と言ったとき、丁度注文したものが届き静雄が嬉しそうに食べるのでセルティはよかったよかったと思いながら静雄にそろそろ行くよと伝え、セルティは2人目に取材しようと考えていた竜ヶ峰帝人の元へと向かった

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.13 )
日時: 2017/03/28 18:05
名前: 純粋31% (ID: .mgbKoI3)

池袋某絵画代理販売店

薄暗く、やや窮屈にも感じられる空間に黒のシャツに白いズボンと上着を着、いかにもその道の人間、といった顔の造形をした男がその部下と思わしき者達に呆れたような顔をしながら口を開いた。
「…話を纏めると、人を殺してしまった、だから俺になんとかしてほしい、とお前達の言い分はこうだな?」
何をしてるんだか、といった調子で部下を睨む男ー四木春也ーは睨みながら自分の部下が起こした失態について自分の責任がどれほどになるのかを考えていた。
「えぇ、兄貴には悪いと思いましたが、俺等は兄貴しかたよれ……!」
部下の1人がその言い訳を言い終わるより先に四木の拳が男の顔面にくい込んだ。
「…俺を頼るのは別にいい、ただお前はちゃんと自分の責任を取る覚悟はあるんだろうな?」
四木が凄みを利かせてそう言うと、部下は「ヒッ!」と情けなく声を出すと足早に事務所を出ていった。
「全く、しかしなんとかする必要がありますね」
四木は少し考えた後、冷淡な機械のような表情で呟いた。
「あの運び屋に一つ借りを作ることになりそうですね」

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.14 )
日時: 2017/03/30 17:40
名前: 純粋31% (ID: .mgbKoI3)

池袋西口公園
「……そんな感じでギクシャクしてたところを正臣が平和に解決してくれて、文化祭が成功したのがいい思い出ですかね、すみません、こんなありきたりなことしかなくて」
と本当に悪いと思い頭を下げる、眼鏡をかけた真面目そうな高校生男子とその隣にいる眼鏡をかけた大人しそうな古道具屋の店主もまた「すみません、私なんか話1つもなく」と縮くまっている。
そんな光景にセルティは顔を上げな、と慌てながらPDAを打っている。
『いや、高校生の思い出話だなんて、充分に貴重なんだから、謝ることなんてないよ』
そう言われて、安心したように顔を上げる高校生男子ー竜ヶ峰帝人ーは最初にセルティにちょっと取材いいかな?と聞かれた時から疑問に思っていたことを口にした。
「あの、どうしてセルティさんが雑誌の取材を?」
『あぁ、実はな、東京ウォーリアーってところでバイトをすることになってな』
「そうなんですか、頑張ってくださいね」
セルティが『ありがとな』と打とうとするとセルティの携帯にメールが届いた。
帝人達に、少し待ってくれと合図を送りメールを見ると、セルティはやはり自分は運び屋の仕事から抜け出せないのだということを思い知った。
『四木です。少し仕事を頼みたいのですが、露西亜寿司の方まで来ていただきませんか?』

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.15 )
日時: 2017/04/01 20:17
名前: 純粋31% (ID: .mgbKoI3)

西口公園
セルティが四木からメールを受け取っている頃、時同じくして3人の若者がなにやら物騒な話をしていた。
「なぁリーダーそろそろマジでどっかに逃げねぇとヤバくね?」
そう言うのは、10代後半といった年齢の金髪が特徴のどこにでもいるちょっとした不良といった外見の少年だった。
しかしリーダーと呼ばれた男性はどうみても20を越していて、どこか何かに怯えている表情をしていた。
「だがなぁ、このまま粟楠会のやつらにやられたままでいいのか?よくねぇよな、仲間1人殺されたぐれぇでビビってんじゃねぇよ」
普通、仲間が殺されれば、怖気ずいて逃げるのが相場なのだが、リーダーと呼ばれた男は怯えはしているが、その恐怖よりも自分がコケにされたという思いの方が強かったのだった。
そんなリーダーに嫌気がさしているのか、逃げた方がいいのではと発言していた少年とは違う方の少年が抗議の声を上げる。
「この前、『池袋で最強の男ってやつに
勝って汚名返上したら、ずらかってやろうぜ』と言って5秒としない内にボコられたことについてはどう思ってるんですか?」


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