二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【東方二次創作】幻想復興録
日時: 2017/07/14 23:35
名前: 孤独人 (ID: YQou4sy7)

皆様初めまして。
孤独人と申す者でございます。
小説カキコの利用は初めてなので、ギクシャクとした始まりですが
これから、宜しくお願いします。
さて、これを観覧しているそこのあなた。
これから小説を投稿していきますが、私は初心者なのです。
こんな文章を書いてる時点でお察しでしょうがね(笑)
不憫な点も幾つかあると思いますが、改めてこれから宜しくお願いします。



第1話 >>02 第2話 >>04 第3話 >>05 第4話 >>06 第5話 >>07

第6話 >>08 第7話 >>09 第8話 >>011 第9話 >>012 第10話 >>013

第11話 >>018 第12話 >>022








Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.6 )
日時: 2016/10/03 20:33
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

魔理沙「どうしたんだよ?その程度なのか!?」

翔「くっ・・・」

勝負が始まった瞬間から、すでに敗色濃厚だった俺と魔理沙と勝負は、
予想通りの展開を迎えていた。
魔理沙は箒にまたがり空中から一方的に攻撃をしかけてくるが、
飛ぶ手段を持たない俺は攻撃を躱し続けるしかなかったのである。

翔「ちょっとは手加減してくれたっていいんじゃないか!?」

魔理沙「手加減?そんな言葉、知らないぜ!」

俺の叫び虚しく、魔理沙の攻撃は激しさを増した。
さっきから絶え間ない魔理沙からの攻撃を避け続けていた俺だが、
とうとうスタミナが底を尽き始めてきた。

魔理沙「動きが鈍くなってるぜ?そろそろ玄関か?」

翔「さぁな?」

魔理沙「見栄をはるのもいいが、周りを見ても同じことが言えるかな?」

翔「は?周り?・・・なっ」

魔理沙に言われ周りを見渡してみると、俺を中心に丸く地面が抉られていた。
俺が疲れて立ち止まった瞬間を見計らったのだろう。
さすが、物騒なこの世界で生きてきただけのことはある。

魔理沙「そろそろ終わりとしようじゃないか」

翔「・・・ちっ」

そう言って魔理沙は懐から、何やら八卦路の様な物を取り出し・・・

魔理沙「【恋符】マスター・・・」

霊夢「!?魔理沙!それはだめ!」

よっぽど危険な技なのか、霊夢が叫んだが遅かった。

魔理沙「スパーク!!」

翔「おいおい・・・」

魔理沙が詠唱した瞬間、あの小さな八卦路からは想像もつかないほどの
極太レーザーが発射された。レーザーが目の前に迫ったと感じたときには
すでに俺の意識は消えていた。



第4話 >>05

第5話 >>07

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.7 )
日時: 2016/10/03 20:35
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

翔「・・・ん」

気が付くと、俺はソファーに寝かされていた。
おそらく、さっき?くらったレーザーが原因だろう。
生きてることが不思議なくらい、体はボロボロになっていた。
とりあえず起きて周りを確認しようとすると・・・

魔理沙「お、目が覚めたみたいだな」

魔理沙に声をかけられた。

翔「目が覚めなくてもおかしくなかったがな」

魔理沙「悪かったって。まさかあんなに貧弱だとは思わなかったんだ」

翔「俺は普通の人間だからな。ところで、霊夢は?」

さっきから霊夢の姿が見えないので、気になって聞いてみた。

魔理沙「ここは私の家だ。霊夢なら今頃神社の修復をしているんじゃないか?」

翔「なるほど。なぁ、魔理沙」

魔理沙「なんだ?」

翔「唐突だが、この幻想郷っていうのは今どういう状況なんだ?」

魔理沙「そうだな・・・妖怪が人間を襲ったっていうのは霊夢から聞いたか?」

翔「ああ」

魔理沙「実際は、各地に住んでいる有力な妖怪達が下っ端妖怪を引き連れて
人間の里を襲ったんだ」

翔「なるほど。それから?」

魔理沙「人間を滅ぼし幻想郷を変えるとかいってな。
しかし、それだけならまだ良かったんだが、問題はその後だ」

翔「?」

魔理沙「本来、度が過ぎる異変を妖怪達が起こした場合、
【八雲 紫】(やくも ゆかり)という幻想郷の管理者と、
その式達が止めに入るんだが」

翔「・・・まさか?」

魔理沙「そう、そのまさかだ。その妖怪達は異様なまでに力を身につけていて、
止めるどころか、逆に【八雲 紫】が殺されてしまったんだ。
さすがのあいつも、あれだけの数相手には・・・」

翔「・・・」

魔理沙「そして、その穴埋めにお前が抜擢された訳だ」

翔「・・・わかった。色々ありがとう」

魔理沙「いいさ、それよりもう神社も修復が完了しているだろうし、行こうか」

翔「わかった」


第5話 >>06

第6話 >>08

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.8 )
日時: 2016/10/04 21:31
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

魔理沙「おーい!霊夢〜?」

俺達が帰ってくると、そこに霊夢の姿はなかった。
呼びかけても返事はないし、一体どこへ・・・?

魔理沙「おい翔!ちょっとこっちへこい!」

霊夢を探していると、居間の方から俺を呼ぶ声がした。
居間の方へ走っていくと、紙の様な物を持った魔理沙が、
俺の方に振り向いた。

魔理沙「翔。これを見てくれ」

翔「これは・・・」

魔理沙に渡されたのは、おそらく霊夢が書いたであろう置き手紙だった。
内容は・・・

「神社の修復が完了し、縁側であなた達を待っていると、
空から【池の近くに生き残った人間がいる】と書かれた
手紙が降ってきました。
おそらく罠でしょうが、見過ごすことはできません。
場所は多分、河童が住む池の近くです。できれば早急に駆けつけてください」

と書かれていた。

魔理沙「なぁ、翔」

翔「ああ」

今すぐ向かお・・・

魔理沙「手紙だと誰だかわかんないぐらい丁寧口調だな、あいつ」

翔「そっちかよ!」

魔理沙「冗談だよ、さぁいこうぜ!」

翔「ああ!」


〜一方、とある山中にて〜

???「あやや、やっぱり引っ掛かりましたか」

大勢の妖怪が一人の巫女を取り囲んでいた。

霊夢「どうせこんなことだろうと思ったわよ」

???「そうですか・・・覚悟はよろしいですか?」

霊夢「貴女もとも返り討ちにしてやるわ!」

???「そう簡単にはやらせませんよ?」

そう言って、両者は懐からカードの様な物を取り出し・・・

霊夢・???「スペルカード発動!」

???「風符【風神一扇】!」

霊夢「霊符【夢想封印】!」

カラフルな弾幕が空中に入り乱れ、勝負の始まりを告げた。


第5話 >>07

第7話 >>09

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.9 )
日時: 2016/10/09 02:21
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

???「あやや・・・」

空に佇む鴉少女、【射命丸 文】〔しゃめいまる あや〕はそう呟いた。
彼女の周りには下っ端と思われる妖怪達が大勢倒れていた。

文「まぁ、この子達じゃあ貴女の相手にはなりませんよね」

霊夢「よくわかってるじゃない。あんたもこうならないうちに帰ったら?」

霊夢は文のことをよく知っていた。
普段の文は状況が不利になると適当にごまかし逃げるのだ。
そのことに期待して、逃げることをすすめたのだが・・・

文「そうですねぇ。普段ならそうさせていただきますが」

やはり、今の妖怪達に普段の常識は通用しなかった。
しかし、普段の戦いでも霊夢と文の実力差は明らか。
それでも逃げないということは、その実力の差を覆す何かがあるはず・・・
霊夢はそう考えていた。

霊夢「・・・あんた、何か隠し持ってるんじゃない?」

文「・・・ご名答、さすがですね」

霊夢「隠してるのはいいけど、このままじゃ負けるわよ?貴女」

文「それもそうですね。でも、後悔するならいまのうちですよ」

そう言って、再び懐からカードを取り出した。

霊夢「(スペルカード・・・?)」

そして、叫んだ。

文「スペルカード発動!《強化詠唱〜極限の加速〜》」

詠唱し終わった瞬間、文の雰囲気がガラッと変わった。
その変貌の有様に、霊夢は驚きを隠せなかった。

霊夢「強化・・・詠唱・・・?」

文「これだけで驚かれたら困るんですよ、霊夢さん!」

さらにカードを取り出し・・・。

文「スペルカード発動!《武装詠唱〜断風の刃〜》」

文の手中に短剣が現れた。
薄い、軽い、鋭い。
素早さが長所の、文の為に作られたような武器だった。

霊夢「な、なによ!そのスペルカードは!」

文「これは元々、修行不足の霊夢さんの為に紫さんが作ったスペカなんですよ」

霊夢「!?」

文「それを私達が使える様に調整したのが、このスペルカードという訳ですよ」

霊夢「でも、そのスペルカードは・・・」

文「弾幕ごっこのルールに反する、でしょ?」

霊夢「そうよ。スペルカードだってそのルールに従って作られるはず・・・」

文「そうです。これも、元々は殺傷能力の無いスペルカードでしたから」

霊夢「ならどうして・・・」

文「私達が殺傷能力を付与したんですよ。人間を手際よく殺すために、ね」

霊夢「なんてことを・・・!!」

文「お喋りは終わりです。そろそろあの世へ送ってあげますよ」

そう言った瞬間、文の姿が見えなくなり・・・

霊夢「・・・が・・はっ・・・・」

霊夢は地面に倒れた。
身体中切り傷だらけで、もはやどこが痛いのかすらわからなかった。
意識が消えかかっている霊夢の耳に入ってきたのは・・・

文「とどめです」

冷ややかな文の声と・・・

翔・魔理沙「おい、ちょっとまてよ」

文「・・・おやおや」

手紙を読んできてくれたのだろう、翔と魔理沙の声だった。
それを最後に、霊夢の意識は途絶えた。



第6話 >>08

第8話 >>011

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.10 )
日時: 2016/10/04 21:25
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

ミスったのでアゲ。


Page:1 2 3 4