二次創作小説(紙ほか)
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- 【東方二次創作】幻想復興録
- 日時: 2017/07/14 23:35
- 名前: 孤独人 (ID: YQou4sy7)
皆様初めまして。
孤独人と申す者でございます。
小説カキコの利用は初めてなので、ギクシャクとした始まりですが
これから、宜しくお願いします。
さて、これを観覧しているそこのあなた。
これから小説を投稿していきますが、私は初心者なのです。
こんな文章を書いてる時点でお察しでしょうがね(笑)
不憫な点も幾つかあると思いますが、改めてこれから宜しくお願いします。
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- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.1 )
- 日時: 2016/09/11 23:00
- 名前: 霧風赤司 ◆.k1XJsDMDk (ID: zGyV0OIp)
失礼ですが、1レス?もらったと思います。
修正前の1話読みました。
創造ですか・・。復興×創造の関係性が気になりますね・・。
手紙からのドン!は、あまり見ないので展開が楽しみです。
同じ東方書き手として挨拶しました。これからも応援してます!
- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.2 )
- 日時: 2016/10/03 20:27
- 名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)
〜とある朝〜
チチチ・・・
ベッドで寝ていた俺、
【水井 翔】(みずい しょう)は、鳥のさえずりで目が覚めた。
しかし俺は朝に弱く・・・
翔「・・・う〜ん、あと五分」
いつもそう言ってもう一度布団に潜り込もうとする。
この五分、割と重要。
「郵便で〜す!」
翔「・・・はぁ」
しかし起床したての五分間は、郵便兄ちゃんの元気な声でカットされてしまった。
仕方なく玄関まで行き扉を開けると、郵便兄ちゃんは次の配達に行ってしまったようで、
そこにはポストに無造作に突っ込まれた封筒だけが残っていた。
翔「しかし一体誰からだ?俺の知人は大体この辺りに住んでるし・・・」
そう言って少し考えたが、開封すればわかる、という結論に達し、
翔「とりあえず、開封してみるか」
包みを破り、中身を確認してみると・・・
翔「・・・手紙?」
差出人不明の、一通の手紙が入っていた。内容は・・・
翔「「幻想郷が危ないの」?・・・はぁ?」
意味がわからなかった。
朝だから寝ぼけているわけでもなく。
翔「どうせいたずらかなんかだろう」
さっさとゴミ箱にでも捨ててもう一度寝よう。
そう考え、後ろに振り返ると。
翔「え?」
そこにあったのは、神社とかでよく見られる大きな鳥居だった。
翔「は、はぁ!?お、俺の家は一体・・・」
突然のことに驚き、慌てていると、
???「あら、どうやらおいでのようね」
後ろから声が聞こえた。声の質からして多分女性だろう。
翔「誰だっ・・・て」
もう一度後ろに振り返ると、そこには・・・
???「貴方かしら?この幻想郷を救ってくれるのは?」
巫女さん&神社のアンハッピーセットが目の前に広がった。
・・・嬉しくねぇー!!!
この状況でこんなセット渡されても全然嬉しくねぇ!!!
???「あら、もしかして私に見惚れてる?」
翔「見惚れてねぇから!確かに可愛いけど、状況が状況だからね!?」
???「そ、そんなこと言われても、全然嬉しくなんかないんだからね!?」
翔「まさかのツンデレ!?・・・じゃねぇ!ここどこ!?」
???「・・・説明がまだだったわね、私は【博麗 霊夢】(はくれい れいむ)
この幻想郷で巫女をやっているの///」←少し恥ずかしい
翔「そうそれ。その幻想郷ってなんなの?」←落ち着いた
霊夢「幻想郷というのは、この世界のこと。手紙が来てたでしょ?」
翔「来てたけど・・・」
霊夢「幻想郷・・・忘れ去られた者たちが辿り着く未開の地。
ここでは忘れさられこの地に来た妖怪と少数の人間が共存・・・していた」
翔「していた・・・?」
霊夢「つい最近のこと、突然妖怪達が自我を失い暴走したの」
翔「暴走!?それじゃあ、人間は・・・」
霊夢「力の無い人間は、全滅。私や私の、知り合いのような能力のある者以外はね」
翔「ち、ちょっと待ってくれよ!それじゃあ俺も・・・」
霊夢「いいえ、貴方には能力がある。この幻想郷は訪れた者の能力を覚醒されられるの」
翔「お、俺の能力って一体・・・?」
霊夢「《創造を司る程度の能力》。この幻想郷を救うために、探し求めていた能力」
翔「救うための能力・・・?じゃあ俺は」
霊夢「ええ、それを決めるのは貴方よ」
幻想郷復興のために現実を捨てるか、幻想郷を捨て現実に戻るか、ね。
第2話 >>04
- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.3 )
- 日時: 2016/09/11 23:09
- 名前: 孤独人 (ID: c7fD2IHa)
感想ありがとう!
修正前のを見られたのは恥ずかしいけど、これからも頑張ります!
- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.4 )
- 日時: 2016/10/03 20:30
- 名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)
霊夢「幻想郷を選ぶか、現実を選ぶか、それは貴方次第よ。」
翔「ち、ちょっと待ってくれよ。いきなりそんなこと言われても・・・」
正直、戸惑いが隠せなかった。
いきなり見知らぬ世界に飛ばされて、
その見知らぬ世界を救うために現実を捨てろだなんて、意味がわからない。
それに・・・能力?とかも言ってたな。
翔「なぁ、霊夢」
霊夢「何かしら?」
翔「さっき、俺の能力がどうとか言ってたよな?」
霊夢「ええ、そうね」
翔「俺と全く同じ能力を持った人間が現れる可能性はないのか?」
そう聞いたものの、答えは何となく分かっていた。
俺と同じ能力を持つ者がいるのであれば、
俺と同じタイミングでこの幻想郷に飛ばされるはず。
それがないということは・・・
霊夢「その可能性はほぼないわ」
やはり霊夢からは、予想通りの返答が返ってきた。
翔「やっぱりそうか・・・あ、あと一ついいか?」
霊夢「?」
翔「どうして俺の持つ《創造を司る程度の能力》じゃなきゃいけないんだ?」
【物を作る程度の能力】とかでも復興は可能のはずだ。
霊夢「さっき、私が〔人間が全滅した〕って言ったこと、覚えてる?」
翔「ああ」
霊夢「確かに他の能力でも幻想郷の復興自体は可能だけれど、
そこに住む生物を創ることができるのは貴方が持つその能力だけなのよ」
翔「なるほど ・・・」
霊夢「説明できることは説明したわ。あとはあなた次第よ」
翔「そう言われてもなぁ・・・」
霊夢「無理はしなくていいわ。私自身、もう諦めかけているしね」
翔「幻想郷の復興をか?」
霊夢「いいえ、復興したその後のことよ」
翔「なんで?」
霊夢「さっきは、人間と妖怪が共存していた、なんて言ったけど
元々人間と妖怪は仲が悪かったのよ」
翔「ふぅん・・・」
霊夢「だから一度復興しても、もう一度同じことが起きるんじゃないかと・・」
翔「もういい、わかった引き受けよう」
霊夢「無理は・・・」
翔「別に無理してるわけじゃないさ。俺にしか出来ないことなら
俺がやるのが当然だろ?」
霊夢「それもそうね、感謝するわ」
翔「気にするな、それで具体的には何を?」
霊夢「とりあえずは能力の使い方ね」
翔「よろしく頼む」
霊夢「こちらこそ」
第1話 >>02
第3話 >>05
- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.5 )
- 日時: 2016/10/03 20:31
- 名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)
翔「それにしても、能力の使い方かぁ・・・」
特殊な能力と無縁だった俺からすれば、ここから先は未知の領域だ。
果たして、どんな厳しい練習が待っているのか・・・
翔「能力って、どうやったら使えるようになるんだ?」
霊夢「そうね・・・個人の能力によって多少は違うけど、基本はイメージね」
翔「え?それだけ?」
意外に簡単だった・・・
霊夢「そうよ。 イメージの仕方も能力によって違うわ。
貴方の《創造を司る程度の能力》は比較的簡単な部類ね」
翔「そうなのか?」
霊夢「【創造】っていうのは、簡単に言うと【何かを作る】ことだから、 能力を使うには、好きな場所に自分の作りたいものを置くイメージで使用するの」
翔「作りたい物を置く、ねぇ・・・」
霊夢「難しく考える必要はないわ、ゆっくり体得していけばいいのよ」
それもそうか・・・
翔「じゃあ今日はこれぐらいに・・・」
そう言った瞬間、霊夢の形相が変わった。
え?俺なんかまずいこと言っちゃった?
霊夢「伏せてっ!」
翔「っ!?」
そう言われて伏せた瞬間、頭の上を何かが通過した。
どうやら俺ではなく、俺の後ろを睨みつけていたようだ。
霊夢「誰?そこに居るのは」
???「おいおい、そんなに睨みつけなくていいじゃないか」
霊夢「・・・なんだ、魔理沙か」
霊夢がそう言うと、草むらの中から人が出てきた。
金髪の魔女の様な格好をした少女だ。
霊夢の口調から察するに、さっき言っていた知り合いだろうか?
魔理沙「私じゃ不満か?」
霊夢「いいえ、むしろ安心したわ」
魔理沙「そうか。ところで、そこにいる奴がお前の言ってた助っ人か?」
霊夢「ええ、【水井 翔】っていうの」
魔理沙「こんな鈍い奴が今の幻想郷で生きていけるのか?」
翔「鈍いってなんだ鈍いって」
霊夢「しばらくは神社に居てもらうけど・・・心配なら試してみたら?」
え?
魔理沙「それもそうだな」
翔「ちょ、何で勝手に話を進めてるんだよ」
霊夢「いいじゃない。能力の会得にはちょうどいいと思うけど?」
翔「・・・はぁ。そうだな」
魔理沙「よし!そうときまれば勝負だ!」
翔「宜しくな。えーと・・・」
魔理沙「【霧雨 魔理沙】〔きりさめ まりさ〕だ。」
翔「魔理沙か。よし覚えた」
魔理沙「よし!手合わせ願うぜ!」
これで能力が上手く使えるようになるといいなぁ・・・
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