二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます
日時: 2017/08/01 02:55
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

【国名】神ノ国
【人名】本田ヒカリ
【首都】天(他の地域は月、海)
【公用語】日本語
【国花】彼岸花
【国旗】真ん中には黄色の太陽でその周りは黒
神ノ国はヨーロッパ州にある北海道ぐらいの大きさの島国でイギリスに近く民を護る為に主に軍事に力を入れている。ヒカリの性格は温厚で大人しいが怒らせたら一番怖い。外見は黒髪黒目の姫カットで彼岸花柄の色の暗い着物を着ている。でも外交や戦の時は男装

注意書
盗作禁止
中傷コメント禁止
口調迷子で時差が激しいです

目次
>>1 プロローグ
>>2 捏造国家の神ノ国
>>4 特殊部隊結成
>>6 可愛い子には旅をさせろ
>>12 兄妹
>>14 我らが神水よ。荒々しく巻き起こらん
>>17 先に行く我が国は何処へ行く
>>18 初めての友達
>>20 保護
>>21 世界会議初出席
>>26 世界恐慌
>>28 世界最強国家
>>32 遺憾の意を表明
>>33 運命戦争

Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.1 )
日時: 2017/06/30 22:56
名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)

死んだら何処に逝くんだろうね、そう友達が言った。最初は何言ってるのかなしか思っていなかった私だけど、その考えはその友達が亡くなった後に考え始めた


自分が死んだら地獄か天国かなんて自分で考えても分からない。だってそうでしょう?死なないと分からないもの


決めるのは私達ではなく死後の世界にいる神様とか閻魔大王様だものね


私は間違いなく地獄


それにね?今思えばあの言葉は死んだ友達のSOSだったのかも、あの質問した後に遺書を書いて飛び降りちゃった


だから友達を救えなかったから私は地獄逝きなのよ




『知っています?大人しい人を本気で怒らすとどうなるか』




目の前には声も出せずに怯えている死んだ友達をイジメていたクラスメイト。全く知らなかった。イジメられていたなんて…


どんな手を使って私に知られないようにしていたか本当に不思議、あの人達は唯一の友達を奪った。平和を奪った。


だから___




『居なくなっても良いですよね?』




勢いよく腕を降り下ろした


赤く汚いものが溢れだし彼方にも此方にも飛び散ったりしている。肉が裂ける音、人間の悲鳴を聞いた


これで全員が居なくなり私は虚ろな瞳で空を見上げる。憎たらしい程に綺麗な青空、私の黒髪を撫でるように吹く風


私は歩き出す




『人間というのは最後には死んで逝くもの。死というものは誰にも止められない、人間が必ず持っている運命

それが速いか遅いかという些細なことですね…これで最期です』




赤に染まった私は掌を上に。いつの間にか空は暗い闇に包まれ満月が顔を覗かせている


夜が好きな私は微笑みながらゆっくりと体を前に倒す。落ちていく感覚に遠ざかる綺麗な星と月、近付く水面に写る綺麗な月


私の最期は何処にでもあるような終わり方

Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.2 )
日時: 2017/07/01 19:12
名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)

【捏造国家の神ノ国】




死後の世界は考えはしたけど本当はどうでも良かった。地獄なら地獄で良いし天国なら天国で良いのです


ですが私は目を覚ますと何故か森の中にいた。とても空気が美味しい




『えっ…私は…』




立ち上がるなり私は呟く


私の身長は160くらいあり自慢ではありませんが脚は長い。けれど今の私の脚は短い


体も頬も幼い子供みたい。前に雨が降っていたらしく水溜まりを見ると私の姿が写し出された




『どういう事ですかね。これは…』




まさに幼児の様な姿に唖然としてしまう。あれですか体は子供で頭脳は大人の某探偵ですか、そうツッコミをいれても当たり前です


それから私はこの場所を回っていると、沢山の人々に出会い此処は島国という事が分かり大きさは北海道と同じらしいですね


皆さんは私が国だと教えてくれたが皆さんの服装はまさに日本の武士や農民やお姫さんという服装




『皆さんは元は何処の国の人ですか?』


「ん?日の本じゃよ」




今は何時代ですか…


しかも此処はヨーロッパらしい、色々ツッコミ所が満載なんですがね


日本はアジアでしょうに。何故こんな遠いヨーロッパに移り住むのですか?


聞いても無駄な気がしてならないので聞きませんがどうしても不思議な点があります


私が国?私は死んだ筈なんですが…。




『あっ…もしかして!』




国擬人化なんてヘタリアしか思い付きません。私には姉がいたんですが姉が腐ってました。えぇそれは勿論とても。


今は本当に何処なんでしょう。中世ですかね?




『しかし今度は平和にいきたいものです』




私は深い息を吐いた

Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.3 )
日時: 2017/07/01 20:22
名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)

国の名前は"神ノ国"というらしいですが、なんというか凄く厨二病な国名でした。苦笑いしか出来ませんよ


神ノ国に移り住んだ人達の中には色々な職業の人がいる。神官・政治家・大工等々、身分は高い人も居れば低い人もいます


貴族から農民までの身分の人。どれだけ居るんでしょうね…




「ヒカリちゃん。屋敷を建てておいたから使えよ」


『有難うございます』




大工さんが私の屋敷を建ててくれて屋敷を見るとまさに日本と感じる建物があって微笑む


私も純粋な日本人、嫌なわけがありません。とても嬉しいです


そして私にも上司が出来ました。上司は占いが得意で自然と会話みたいなのが出来るらしい


何処の超能力者ですか?しかも上司は女性でつまり女帝です。…邪馬台国の女王・卑弥呼様ではないですからね?




『魅娘都様!三郎様に屋敷を建ててもらいました』




三郎様というのは私の屋敷を建ててくれた大工さんの名前、魅娘都様の名前は独特…


あの漢字でミコトと読むらしいですよ。名前の難しさは卑弥呼みたいですね




「ふふ。それは良かったですね」


『はい!』




魅娘都様の手は凄く温かい


母みたいな優しさを持つけれど怒ると一番怖い人。でも私は好きかな


神ノ国に幸あれ

Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.4 )
日時: 2017/07/01 23:47
名前: 黒蝶 (ID: Dz78gNY2)

【特殊部隊結成】




空を見上げると綺麗な青空で民は笑顔で溢れている。けれど魅娘都様を見ると暗い雰囲気で顔色があまり良くない


何か悪い知らせでもあったのかな…


心配そうに見ている私に気付いた魅娘都様は明るく微笑んでみせるけど、やっぱり口は笑っていても目は笑っていない




『魅娘都様。占いで何があったのでしょうか?』


「ヒカリ…よく聞きなさい。そう遠くない未来で戦が起こる可能性があります」


『っ…本当ですか?』


「えぇ」




そう遠くない未来に戦が起こってしまうの…ッ!


私という国が出来てまだ少ししか立っていないけど平和なのに、いくら魅娘都様の力と私の知識がありども民が死んでしまう事は避けられない


平和を乱す愚か者がいる。でもこんな時代ですもの攻めてこない訳がないね




「ですからヒカリ。特殊部隊を結成させなさい」


『特殊部隊…?』


「そう、その部隊を使い諜報や暗殺技術を仕込むのです」


『やってみますが期待はなさらずにお願い致します』




それから私は現代の知識をフル活用して、特殊部隊を作りその全員にあらゆる知識と技術を叩き込む


諦めたらそれで終了


民の為、魅娘都様の為です!


後にその特殊部隊が世界の脅威になるなど私も魅娘都様も誰も知らない


Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。