二次創作小説(紙ほか)
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- 東方曙時
- 日時: 2017/11/25 15:41
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
幻想郷に城元 凱也(しろもと がいや)がやってきて一週間後。
ともに異変も起き始めていた。
- Re: 東方曙時 ( No.3 )
- 日時: 2017/11/26 10:40
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
3.見せろ新技
紫に送られた場所それは博麗神社。
霊夢の他に魔理沙や真昼の姿があった。
「お疲れ様。で、出来はどうなのよ風紀」
「それは凱也に聞け。で、俺はそっちとは初対面なんだが?」
真昼の方に視線を向ける。
真昼は霊夢から風紀のことを教えてもらったが風紀は何も知らない様子。
「それは俺から紹介するよ風紀兄さん。」
(に、兄さん?)
(なるほど義兄弟ねー珍しいわね風紀が)
「彼女は巴八 真昼、俺も外の世界で少し顔を合わせただけなんだけど・・・」
「真昼は複数能力を持っているのよ。私の能力も扱えるし、フランとか妖夢とか
その他もろもろね。アンタの強みも盗られて越えられちゃうかもね?」
「聞こえてる、聞こえてるから」
風紀の耳元でボソッと言ってることが真昼には聞こえてしまった。
「あ、そういえば真昼。新しいの見せてくれよ!」
魔理沙に言われ、ビクッとする真昼。
「う、うん良いけど・・・“夢魔「霊魔スパークル」”」
右手を上げると四角い陣が浮かび上がる。
そして虹色の極太のレーザーと細いレーザーが放たれ空でキラキラと輝き
星のようになり降り注いだ。
「やったわね真昼。私と魔理沙のスペルを合わせるなんて。」
「・・・」
- Re: 東方曙時 ( No.4 )
- 日時: 2017/11/26 15:57
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
4. 魔法使いたち
紅魔館にアリスと魔理沙、そして響樹は来ていた。
大図書館の広さはやはり伊達じゃない。
「やっぱり広いな、ここは・・・」
本の量も多い。
「珍しいわね響樹も来るなんて。何か探し物?」
「そんなんじゃねえよ。たまには魔理沙たちと出かけんのもアリかと思ってな」
上の階から爆音が聞こえ、四人は上へ向かった。
「レミィ、フラン!?」
傷だらけで倒れるフランとレミリア。
「気を付けて・・・トライ、ザーグと・・・ゲドウ、が咲夜を!」
「ヒデェな、パチュリー二人に回復魔法でもかけておけ、それと
———ッ!?」
操られている咲夜が響樹の首筋にナイフの先を当てる。
「兄ちゃん!」
「魔理沙、アリス。駆け寄る必要はねえぞ!それとどっちがゲドウでどっちが
トライ・ザーグだ?」
「ミー妖魔王ゲドウデース!」
「じゃあそっちが———ッ!!おい、テメェ!」
咲夜に拘束魔法をかけ抜け出しトライ・ザーグの方を向いた。
「パチュリーさんよぉぉぉぉぉ!ここで会ったが十年と五ヶ月と三日と一時間と三十六分目!
今度こそぶっつぶしてやるぜぇぇぇぇぇぇ!
“氷炎「フレイムブリザード」”」
「“恋符「マスタースパーク」”」
二つがぶつかり煙が立ち上がる。
「魔理沙、アリス。お前らはゲドウってヤツをやれ!パチュリーは二人を任せた!
俺がこいつを倒す!」
- Re: 東方曙時 ( No.5 )
- 日時: 2017/11/26 18:54
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
謝罪:オリキャラの強さをわかってもらうため
残りの戦いをカットしてしまいました。
5.守護神
ある場所に紫はもう一人の男と話に来ていた。
「さすが無敗の守護神様ね、天成」
口元を隠し右目以外を包帯で隠した男、天成にそういった。
「・・・珍しいな紫がここに来るなんて」
「フフッ、そうね。貴方はなぜ私が真昼をここに呼び寄せたか分かるかしら?」
天成も真昼に惹かれていた。
成人にもなっていない大人と子どもの境目。
「・・・心、か?」
「そうね彼女は挫けない屈しない心を持っている。確かにそれもあるわ
でも、彼女と同じ力を持った祖母がいることよ。名前は美琴。」
「ッ!?」
「知っているでしょうね彼女は貴方の母の転生体ですもの。」
紫がスキマに手を伸ばし一枚の写真を取り出す。
「赤いランドセルを背負っているのが六年生の頃の真昼。
で、両サイドにいるのは両親で真昼の真後ろにいるのが美琴よ。」
天成は写真を見て懐かしむ。
🌟
ある祠には仮面の男の前に数百万もの死神たちがいた。
仮面の男はルリジオンという。
この男がこれから大きな異変の黒幕となるのだった。
- Re: 東方曙時 ( No.6 )
- 日時: 2017/11/26 20:57
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
6.対面、死神!
「とほほ・・・なんで私が危険になるような見回りに・・・」
「仕方ないだろう。 一人じゃないだけマシだろ」
「そうだけどさ・・・もうすでにいるよ冥力の塊の人が」
「周りも囲まれたようだな」
一人だけ銀髪に白いローブを身に纏った男がいた。
恐怖とかではなく体感で少し肌寒く感じた。
「なるほど貴様らが凱也と真昼か。俺はラシル、貴様らの命ここで刈り取らせてもらう!」
「俺がラシルを相手する、真昼は他を」
「オッスオッスじゃあ無理をしないようにね!」
「あぁ——二式」
ヒュッとその場から消え、いつの間にかラシルに向けて刀を振るっていた。
「熱情・ルビー煉獄リング」
右手で大きく四角を描くと一辺が5mの赤い正方形が浮かび上がり赤くだがルビーのように
輝く炎が近づいてきた死神を焼き尽くした。
「数が多いって面倒だよね!」
ラシルから放たれる氷柱弾を避けたり捌いたりしながら駆け寄る。
ラシルは鎌の刃を凍らせ凱也の刀とぶつかり合う。
「お前こっち側でどんな扱いされてるか知ってるか?」
「知っても俺には利益がない。それよりも俺がいない間にもお前ら死神は俺の家族、
レミリアたちを襲ったことに少々怒りを覚えてるんだ!
——インモルタルレーザー!」
「ッ!?」
白いレーザーがラシルの右肩を貫通する。
ラシルは動揺を隠せなかった。
- Re: 東方曙時 ( No.7 )
- 日時: 2017/11/27 17:46
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
7.理解する欠点
「護符・ペリドット和合術」
黄緑色の糸で繋がれた宝石が全ての敵を浄化し排除した。
「急いで向かわなきゃ」
「くっ・・・!」
膝をつき片手を地面につける。
「驚きはしたが所詮は人間ということか。」
一面は凍りつき凱也は身動きを取れなかった。
「この一撃で葬ってやろう!さらばだ人間」
剣を振り下そうとしたその時、
「友愛・ガーネット結界」
赤やピンクに輝く結界がその一撃を弾いた。
そして割れた破片は弾丸のように飛ばされていく。
「真昼!?そいつは俺の相手だ、邪魔するんじゃねえ!!」
「なら最後は任せるよ。動きは封じるから“光熱「ハイテンションブレード」”」
「剣が、解けただと!?」
「終わりだ!」
スパンと一閃した。
帰り道、ちょうど陽が落ち暗くなり始めていた。
「真昼さっきはすまん、これからは気を付ける。」
「ううん大丈夫。私も改めて知ったもう怖がってる暇はない、戦わなくちゃいけない時だって
私も頑張るよ」
凱也は紅魔館へ真昼は博麗神社へそれぞれ向かった。
それぞれ克服すべきことを今回で学んだ。