二次創作小説(紙ほか)
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- 東方曙時
- 日時: 2017/11/25 15:41
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
幻想郷に城元 凱也(しろもと がいや)がやってきて一週間後。
ともに異変も起き始めていた。
- Re: 東方曙時 ( No.1 )
- 日時: 2017/11/25 17:08
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
1. 強さを欲する者
「強くなりたい、ね〜・・・」
レミリアが頬杖をつく。
「でもなんで強くなりたいの?」
「昔、友だちがいたんだが俺を庇って死んだんだ。だから俺は強くなりたいんだ、
全員を守れるように。」
強い気持ちに応えられるためレミリアや咲夜、パチュリーも考える。
「少し失礼するわよ?」
スキマが開き紫が現れる。
スキマを開いたまま凱也を指さす。
「貴方、強くなりたいのでしょう?ならついてきなさい師匠となってくれる人のもとに
送ってあげるわ。武器もちゃんと準備しておいたから。」
「あぁ分かった。」
スキマへと足を踏み入れる。
たどり着いたのはマヨヒガという場所だった。
「あ、これ。ヘルトフォルスという刀よ。」
黒い柄にうっすらと青く光る刃。
「ちなみにそれには能力が宿っている。強いかどうかは貴方の思い次第だから。
じゃ、早速行ってらっしゃい!」
「え——!?」
スキマが開き背中を強く押され中に入ってしまう。
✱
ある場所に巴八 真昼(たつみや まひる)はいた。
「なんだぁ?子どものくせに強そうだな。」
「え?」
後ろを振り返ると赤い髪をした男だった。
「私が?人違いですよー・・・」
「それはお前が決めることじゃねえ、俺に見せてみろよ!
てめえの本気をなぁ!!」
- Re: 東方曙時 ( No.2 )
- 日時: 2017/11/25 18:34
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
2.ノルマの高さ
空間を進むと人影を見つける。
「城元 凱也、だよな?」
「あぁ、アンタが紫の言っていた泉妻 風紀か——ッ!?」
目の前から消え風紀は凱也の後ろに回り首筋に剣を当てる。
微かに食い込み少量の血が流れる。
「遅いな。少しでも動けばこのまま斬る。」
すぐさま風紀の脇腹に肘内し、すぐ距離を取る。
風紀も反動で半歩下がった。
切り替えは早くすぐに風紀は斬りかかってきた。
✱
「“双剣「干将と莫耶」”」
真昼の両手に剣が握られる。
避けたり遠距離からの攻撃ばかりだった真昼は近距離戦に変更した。
痛くも痒くもない弾幕に飽き飽きしていたサテラが今になって口元を歪ます。
真昼はサテラの真上へ飛び星の形に印を打つ。
「“秘術「グレイソーマタージ」”」
光が弾け腕や脇腹などを貫く。
口から吐血し膝をつく。
「ガハッ・・・ゥ・・・ッ!?」
体中に堅い鎖が巻き付き、二つの双剣の刃が首筋に当てられる。
「・・・なんだ?ビビってんのかぁ?」
「そりゃ命かかってたらそうなんだろうけど、私はそんな・・・」
「ふーん、まぁ俺は戦えたから良いけどな。」
彼が力を入れると鎖が千切れ消える。