二次創作小説(紙ほか)
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- 審神者日記
- 日時: 2019/08/20 12:28
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
刀剣に宿っていた付喪神と生活する審神者の少女、
土方美月は日々の日記を書き留めていた。
刀剣乱舞二次小説。
- Re: 審神者日記 ( No.1 )
- 日時: 2019/08/21 10:37
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
私の前の審神者は祖父。祖父から私にこの立場は受け継がれた。
「時間の流れも人の成長も早いものだ」
縁側に座っていた三日月が呟いた。
「あ、三日月さん。おはようございます」
「おはよう。主が部屋の外で歩き回るとは、前の審神者とはまた
違う」
「そうですね、でもずっと部屋の中に閉じこもるのもどうなのかなぁ
と思いまして…これからあちこち歩き回ろうと思います!では」
本丸、大きな屋敷だ。まぁ迷うことは無いでしょう、多分。
いざ迷ったら誰かに聞こう。賑やかな声が聞こえる部屋へ。
「あ、あるじさまだ!」
「五虎退たち、おはよう」
短刀の彼らとは小さい頃に一番遊んでいた記憶がある。身長も
近かっただろうか。
「珍しいというか新鮮だな。前の大将は滅多に外を歩いて
いなかった。それに俺たちと同じくらいだったのにあっという間に
身長も」
「ふっふーん♪165㎝ですから〜!」
胸を張る。全員が笑った。
「なんか…狭そうだね。部屋が…」
「あぁ、兄弟は多くていいんだがなぁ…」
審神者としてこれは見過ごせない。考えておかなければ…!
- Re: 審神者日記 ( No.2 )
- 日時: 2019/08/21 11:37
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
一室に数人、集まっている。その中にはへし切長谷部もいる。
これは相談できるチャンスだ。
「おはよう。突然で申し訳ないんですけど少し聞いてくれ…
るぅぅぅぅ!!!?」
突然、体が宙に浮き天井近く上まで!
「おぉ!おんしもこんなに大きくなって美人さんに変わったなぁ!」
「は、はい…そうですね。あ、そうだ長谷部。ちょっと相談が
あって本丸を建て直さない?」
「建て直す?ですが資金が…」
歩いてきたのは博多だ。彼はある箱を抱えている。
「資金ならここにありますよ!この前、大阪城に行ったとき
掘り出したものです!」
「凄いぞ博多!これなら…よし、建て直しましょう!」
建て直しが決定して数日後。元々大きかった本丸は更に
大きくなり広々使えるようになった。短刀組の悩みも解決できた。
そして審神者である私の部屋も少し広くなった。