二次創作小説(紙ほか)

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東方機海伝   [ダライアス]
日時: 2023/02/18 08:20
名前: black fly (ID: 7ZyC4zhZ)

今回の話は魔理沙の撃った八卦路に反応して、THIMAが幻想郷を襲撃する話です。Gダライアスの要素が濃いです。
分からない戦艦が出てきた場合はちゃんと調べてから見た方がいいです。(原作に合った設定が強いから)

この話では以上の要素を含み、前提として進みます。

・Gダライアスを熟知している
・グロテスクな描写(戦艦と少女が戦ってるもんね。仕方ないね。)
・月の都に関する歴史の改変(第一次月面戦争前)
・度々ダライアスの歴史と関わります。

各ボスに対応したbgmを聴きながら見るとより一層楽しめます。 以上! 楽しんで!

Re: 東方海洋伝 1話 機械生命体、幻想郷へ ( No.1 )
日時: 2023/03/03 08:28
名前: black fly (ID: 7ZyC4zhZ)

ベルサーの人類圏への侵略がなくなったあの日から何年か経った…かつてアムネリアを襲ったTHIMAなど、平和になったダライアスでは既に誰も覚えていなかった。そしてTHIMAも亜空間に身を潜めるようになった…

誰からも忘れられた機械生命体が行くその先は…

-幻想郷-
忘れられた物が辿り着く場所、幻想郷。博麗神社で2人の少女が何かしている…

魔理沙「どうだ凄いだろ‼︎この対妖怪武器!河童達に改造してもらった八卦路だぜ!」
霊夢「へ〜そんなに凄いの?」
魔理沙「もちろんだぜ!この幻想郷の結界も貫通して星一つ破壊できるとか」
霊夢「本当に?やってみてよ。」
魔理沙「おう!《恋符・アルファスパーク》!!」 ビイイイイイ‼︎
霊夢「!?結界を越えた…..?」          チュドーン!
魔理沙「ん?なんか本当に星破壊しちゃったぜ⭐︎」
霊夢「あれ大丈夫なの….?」
魔理沙「……..多分」

幻想郷の上空。そこにスキマが…….違う。明らかに別の空間が開いた。そこから出てきたのはかつて、宇宙の脅威となる兵器や技術を排除してきた機械生命体THIMAだった。亜空間最深部のジ・エンブリオンは魔理沙の放った技の危険性を察知し、偵察機を送った….

WARNING!!
A HUGE BATTLE SHIP
ECLIPSE EYE
IS APPROACHING FAST.

霊夢「なんなのよあれ…」

太陽が一際光ったと思いきや、太陽のあった場所には巨大な機械で出来た魚がいた。

魔理沙「霊夢!なんか結界か何かが張られたぜ‼︎」
霊夢「本当ね!どうやらあの魚みたいな奴のせいだと思うけど…」

知っている人は分かるだろう。博麗神社周辺はダライアスお馴染みのボスフィールドに囲まれた。
ドドド! エクリプスアイが3way火炎弾を撃つ。

魔理沙「弾幕?なら簡単だ!さっさと倒してやるぜ‼︎」

魔理沙と霊夢は弾幕を浴びせる。しかし機械の体にはびくともしない。
キシャアァァァッ! エクリプスアイは口を開き、大量の小型ミサイルを放つ。

霊夢「これはいつものような弾幕じゃ倒せないわ…仕方ない‼︎ 《夢符・封魔陣》!!」
(いつもの何倍もの殺傷力がある、鉄だって簡単に切り裂くわ‼︎)

エクリプスアイの右側の装甲が大破した。

霊夢「ひっ!」 

思わず叫ぶ。エクリプスアイの装甲の奥を見たのだ。生きているはずなのだが、何かに操られているように死んだ目をしていた…
キュイイイイイン…..

魔理沙「霊夢‼︎あいつ何かしようとしてるぜ‼︎」

何百年振りに撃ったか、エクリプスアイの正面の発射台から稲妻を帯びた赤い極太ビームが放たれた。βビーム。敵の攻撃を全て無力化し、焼き払う攻撃。アムネリアで製造された戦闘機も当たればただじゃ済まないビーム。そして霊夢に直撃する…..前に魔理沙が壁となり、八卦炉をエクリプスアイに向けた。

霊夢「アンタ…!!」
魔理沙「くらえ!《恋符・アルファスパーク》!!」

ビイイイイイ!!お互いのエネルギーがぶつかり合う…そして、勝ったのは魔理沙。βビームを吸収してさらに強力になったビームを浴びせた。 ドカアアアアン!! エクリプスアイは撃沈し、跡形も無く爆発した。結界は消え、博麗神社のある上空に戻った。

魔理沙「やったぜ!」
霊夢「い…今のは何?あんたのビームが大きくなってあの魚を覆って…」
魔理沙「私にもわからないぜ!そういえば、河童達がこの武装完成したとき、ある惑星のロストテクノロジーを再現したとか言ってたぜ」
霊夢「そうなの?後で良く聞いてみましょ。」

2人は神社で休憩を始めた。一方、偵察機が破壊され、本気を出したジ・エンブリオンはとある大型母艦を妖怪の山へ送った…女王という名の相応しい母艦が、空を舞う。

続く…


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