二次創作小説(紙ほか)
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- 〜 徒然Diary 〜
- 日時: 2026/02/20 12:53
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: fQORg6cj)
閲覧ありがとうございますm(_ _)m
この小説は、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に出てくる“謎の少年”目線の二次創作小説です。
作中のキャラクター、設定なども掲載するつもりですので、作品を未鑑賞などでネタバレが嫌な方はご注意ください。
語彙に乏しいところもありますが、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。
※この小説はファンアートです。公式とは一切関係ありませんのでご了承ください。
◇この前作品として、ゲゲゲの鬼太郎の「ねずみ男」が主人公の「路地裏Diary」という小説も書いておりました。
時系列としては本作⇒前作 となりますが、そちらも合わせてご覧いただけたら幸いですm(_ _)m
プロローグ >>1
第1話 >>2
第2話 >>3
第3話 >>4
第4話 >>5
第5話 >>6
第6話 >>7
第7話 >>8
第8話 >>9
第9話 >>10
第10話 >>11
第11話 >>12
第12話 >>13
第13話 >>14
第14話 >>15
第15話 >>16
第16話 >>17
第17話 >>18
第18話 >>19
第19話 >>20
第20話 >>21
第21話 >>22
第22話 >>23
第23話 >>24
第24話 >>25
第25話 >>26
第26話 >>27
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.23 )
- 日時: 2025/10/27 09:51
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: dSN9v.nR)
第22話
この家の人数は多すぎて、1度には把握しきれないが、この家を治めている当主が、小柄な爺さん「時貞」。その長男が、白塗り顔の「時麿」。長女が黒髪結いの「乙米」。その乙米と結婚しているのが、克典社長…らしい。後は少しずつ覚えていこう。
一通り挨拶が終わると、克典社長は僕に、外の掃除をするよう命じた。使うほうきは外の倉庫にあるそうだ。
正直、なんで僕が…という気持ちにはなったが、昨晩の寝床を用意して、食べ物まで出してもらったのは事実だ。
深呼吸をして、「…わかりました」と呟き、外の倉庫に行こうとする。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.24 )
- 日時: 2025/12/09 09:44
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: k9gW7qbg)
第23話
すると、この場にいる誰も一言も発していないのに、空気がギンと冷えた感じになり、とてつもない威圧感を感じた。
さすがに背筋に寒気を感じ、急いで部屋を立ち去ろうとする。
……と、僕の背後に、至って軽い足音が響いた。
時弥くんか?と思ったが、僕に明るく声をかけてこない所を見ると、どうやら違うようだ。
そっと後ろを振り返ってみると、先程挨拶に来てくれた沙代さんが立っていた。
僕は、咄嗟(とっさ)のことで何を言っていいか分からず突っ立っていると、沙代さんは僕の耳元に小さな口を近づけて、「この家には気をつけてください」と一言ポツリ、と呟いた。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.25 )
- 日時: 2026/01/06 12:51
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: okMbZHAS)
第24話
その言葉を聞いた瞬間、胸にドキリと嫌な焦燥感が走る。
何のことですか……と聞き返そうとした時、目付きが一際厳しい、〝乙米〟という女が、「沙代、何してるの、いらっしゃい」と、その子を一喝した。
その声を聞いた瞬間、女の子……沙代ちゃんはビクリと肩を震わせ、「…お母様、申し訳ございません。では、失礼致しますわね」と僕に一言告げて、屋敷へと戻っていった。
別に僕が怒られた訳ではないのだが、何となくバツが悪くなり、手っ取り早く掃除を終わらせることに決めた。
屋敷の入り口から外へ出て、納戸からほうきを取り出し、とりあえずその辺りを適当に掃き掃除をすることにした。
これなら何も言われないだろう。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.26 )
- 日時: 2026/01/21 12:49
- 名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: FLOPlHzm)
第25話
屋敷の庭は木がたくさん植わっており、枯葉が所々に散らかっている。
どこから片付けたらいいんだ……と途方に暮れそうになるが、とりあえず手近な場所にある葉っぱや枝をかき集める。
最初はそれなりに真面目にやっていたつもりだったが、だんだん嫌気が差してくるのを感じ、ほうきを地面に投げ捨てる。
竹製のほうきだったので、辺りに音が響き渡ったが、誰も屋敷の戸口に出てくる者はいなかった。
気がつくと僕は、屋敷へと来た道へ向かって全速力で駆け出していた。
階段もひとつ飛ばしで駆け下りる。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.27 )
- 日時: 2026/02/20 12:53
- 名前: ねずみかちょー。 ◆fCJR3geAiY (ID: fQORg6cj)
第26話
この村へ来た時の道筋は、幸いまだ覚えている。この一本道をまっすぐ行って、あそこの路地を左に曲がれば確かトンネルだったはずだ…
そんなことを頭の中で繰り返しながら走っていたせいか、道行く人にぶつかって転んでしまった。
「……いてて……ごめんなさ……」
途中で言葉が途切れてしまったのは、見上げた先の相手が、まるで人間ではないかのように見えたからだ。
サラサラの銀髪に、俗に“三白眼”と呼ばれるであろう、黒目が小さい男が無表情でこちらの様子を伺っている。
無言の圧を感じ、何か話そうとするも、それより一瞬早くその男が口を開いた。

