二次創作小説(紙ほか)

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〜 徒然Diary 〜
日時: 2025/06/16 12:53
名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: b92MFW9H)

閲覧ありがとうございますm(_ _)m

この小説は、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に出てくる“謎の少年”目線の二次創作小説です。
作中のキャラクター、設定なども掲載するつもりですので、作品を未鑑賞などでネタバレが嫌な方はご注意ください。

語彙に乏しいところもありますが、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。

※この小説はファンアートです。公式とは一切関係ありませんのでご了承ください。


◇この前作品として、ゲゲゲの鬼太郎の「ねずみ男」が主人公の「路地裏Diary」という小説も書いておりました。
時系列としては本作⇒前作 となりますが、そちらも合わせてご覧いただけたら幸いですm(_ _)m


プロローグ >>1
第1話 >>2
第2話 >>3
第3話 >>4
第4話 >>5
第5話 >>6
第6話 >>7
第7話 >>8
第8話 >>9
第9話 >>10
第10話 >>11
第11話 >>12
第12話 >>13
第13話 >>14
第14話 >>15
第15話 >>16
第16話 >>17

Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.1 )
日時: 2025/02/13 12:40
名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: DYDcOtQz)

ー 𝑷𝒓𝒐𝒍𝒐𝒈

僕はただ、ひたすらに走っていた。
あの村の忌まわしい記憶を消し去るように。

息が切れ、履いている草履の鼻緒が切れても気にすることなく、ただがむしゃらに走り続けた。

夕方近くになろうとしている空の上で、からすの鳴く声がしたが、今の僕にはその声が「逃げろ、逃げろ……」としか聞こえなかった……

Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.2 )
日時: 2025/02/14 12:44
名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: xPB60wBu)

第1話

ある晴れた朝のことだった。
僕は、行く当てもないままフラフラと知りもしない道を彷徨さまよっていた。

故郷に残してきた父さんと母さんの顔は、覚えていないほど昔に飛び出してきてしまった。
少しでも腹の足しになればと思い、懐に入れていた僅かな食料もとっくについえて、ここ1、2週間は何も口にしていない。

暦はもうすぐ1月の半ばに入ろうとしている。
吹き付ける風がやけに身に染みるのは、風の冷たさのせいだけではないだろう。

しばらく歩き続けたところで、薄暗いトンネルがあることに気がついた。
よほど古いものなのだろう。あちこち見ると汚れが付着していたり、び付いてはいたが、入り口付近に掛けてある看板の字はどうにか読み取ることができた。

「哭……倉村……?」


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