二次創作小説(紙ほか)
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- 〜 徒然Diary 〜
- 日時: 2026/01/06 12:52
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: okMbZHAS)
閲覧ありがとうございますm(_ _)m
この小説は、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に出てくる“謎の少年”目線の二次創作小説です。
作中のキャラクター、設定なども掲載するつもりですので、作品を未鑑賞などでネタバレが嫌な方はご注意ください。
語彙に乏しいところもありますが、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。
※この小説はファンアートです。公式とは一切関係ありませんのでご了承ください。
◇この前作品として、ゲゲゲの鬼太郎の「ねずみ男」が主人公の「路地裏Diary」という小説も書いておりました。
時系列としては本作⇒前作 となりますが、そちらも合わせてご覧いただけたら幸いですm(_ _)m
プロローグ >>1
第1話 >>2
第2話 >>3
第3話 >>4
第4話 >>5
第5話 >>6
第6話 >>7
第7話 >>8
第8話 >>9
第9話 >>10
第10話 >>11
第11話 >>12
第12話 >>13
第13話 >>14
第14話 >>15
第15話 >>16
第16話 >>17
第17話 >>18
第18話 >>19
第19話 >>20
第20話 >>21
第21話 >>22
第22話 >>23
第23話 >>24
第24話 >>25
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.21 )
- 日時: 2025/09/04 12:52
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: 5TWPLANd)
第20話
やけに頭だけ大きくて小柄な爺さん。
白塗りのメイクをしていて、正体のよくわからない奴。
ボサボサ髪を後ろで一括りにしている男。
黒髪を結い上げて、目つきも険しい女。
肩まである髪を茶色に染めた、この屋敷にはあまり似つかわしくない女。
髪は結っているが、表情は極めて暗く、どこか物悲しそうな雰囲気の女。
黒髪を肩まで垂らしている、この部屋イチの美人の女の子。
そして昨晩、僕が寝泊まりしていた部屋に来てくれた、時弥くんも座敷の隅に座って、僕に手を振ってくれている。
呆気にとられていると、いつの間にか傍にいた中年親父……克典社長が姿を見せていた。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.22 )
- 日時: 2025/10/03 12:51
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: s/G6V5Ad)
第21話
社長に、ひとまず座りなさい、と促され、僕は嫌々ながらも座敷の一番端に腰を下ろす。
部屋の誰もが無言のまま、重い空気が漂っていた。
…そうだ、せめて挨拶だけでもしておこうと思い、口を開きかけたその時だった。
「皆、揃ったか?」
克典社長の声が、静かな部屋に響き渡り、僕を含む全員の視線がそちらに集まる。
「実は、昨日から手伝いの坊主が1人入ったんだ。皆に紹介せねばと思ってな」
その言葉に、今度は場の目線が僕の方へと集まる。
そうか、この集まりは僕のために開かれたものだったんだ……
そう思うと、何か言った方がいいような気もするものの、考えがまとまらない。
僕がしどろもどろになっていると、この部屋一の美人の女の子が近寄ってきて、
「沙代と申します。よろしくお願い致しますわ」と名乗ってくれた。
その声に先導されたのか、他の顔ぶれもぞろぞろと僕の所へ集まってきて、名前を教えたり挨拶をしてくれた。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.23 )
- 日時: 2025/10/27 09:51
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: dSN9v.nR)
第22話
この家の人数は多すぎて、1度には把握しきれないが、この家を治めている当主が、小柄な爺さん「時貞」。その長男が、白塗り顔の「時麿」。長女が黒髪結いの「乙米」。その乙米と結婚しているのが、克典社長…らしい。後は少しずつ覚えていこう。
一通り挨拶が終わると、克典社長は僕に、外の掃除をするよう命じた。使うほうきは外の倉庫にあるそうだ。
正直、なんで僕が…という気持ちにはなったが、昨晩の寝床を用意して、食べ物まで出してもらったのは事実だ。
深呼吸をして、「…わかりました」と呟き、外の倉庫に行こうとする。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.24 )
- 日時: 2025/12/09 09:44
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: k9gW7qbg)
第23話
すると、この場にいる誰も一言も発していないのに、空気がギンと冷えた感じになり、とてつもない威圧感を感じた。
さすがに背筋に寒気を感じ、急いで部屋を立ち去ろうとする。
……と、僕の背後に、至って軽い足音が響いた。
時弥くんか?と思ったが、僕に明るく声をかけてこない所を見ると、どうやら違うようだ。
そっと後ろを振り返ってみると、先程挨拶に来てくれた沙代さんが立っていた。
僕は、咄嗟(とっさ)のことで何を言っていいか分からず突っ立っていると、沙代さんは僕の耳元に小さな口を近づけて、「この家には気をつけてください」と一言ポツリ、と呟いた。
- Re: 〜 徒然Diary 〜 ( No.25 )
- 日時: 2026/01/06 12:51
- 名前: ねずみかちょー。 ◆qvdBsJ.aJU (ID: okMbZHAS)
第24話
その言葉を聞いた瞬間、胸にドキリと嫌な焦燥感が走る。
何のことですか……と聞き返そうとした時、目付きが一際厳しい、〝乙米〟という女が、「沙代、何してるの、いらっしゃい」と、その子を一喝した。
その声を聞いた瞬間、女の子……沙代ちゃんはビクリと肩を震わせ、「…お母様、申し訳ございません。では、失礼致しますわね」と僕に一言告げて、屋敷へと戻っていった。
別に僕が怒られた訳ではないのだが、何となくバツが悪くなり、手っ取り早く掃除を終わらせることに決めた。
屋敷の入り口から外へ出て、納戸からほうきを取り出し、とりあえずその辺りを適当に掃き掃除をすることにした。
これなら何も言われないだろう。

