社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- あたしの恋はいじめへ発展!? 32話更新
- 日時: 2010/04/30 20:00
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: oF2fjTDX)
こんにちは☆(≧∀≦*)ノ クッキーです♪
クリックありがとうございます!!
再び題名、変えました。
これからもよろしくおねがいします♪
>>1 登場人物紹介 >>3 1話
>>4 2話 前編&後編 >>7 3話
>>13 4話 >>14 5話
>>15 6話 >>17 7話 前編
>>21 7話 後編 >>24 8話
>>28 9話 >>29 10話 前編
>>33 10話 後編 >>34 11話
>>41 12話 >>48 13話
>>56 14話 >>58 15話
>>62 16話 >>66 17話
>>69 18話 >>73 19話
>>79 20話 >>87 21話
>>95 22話 >>102 23話
>>103 24話 >>104 25話
>>105 26話 >>108 27話
>>116 28話 >>119 29話
>>120 30話 >>122 31話
>>123 32話
他にも、小説かいてます!
そちらのほうもよろしくお願いします!!
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.29 )
- 日時: 2010/01/06 16:42
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: BjWvuHd0)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296
〜10話〜 前編
雅城ママ 「まぁ! 何? その格好は・・・」
雅城 「何でもない。」
そう言って自分の部屋にこもった。
30分後・・・
部屋をノックする音が聞こえた。
「雅城・・・」
そして、聞き覚えのある声。
結衣 「ごめんね・・・」
雅城 「結衣・・・」
振り返ると結衣が立っていた。
結衣 「ごめんね・・・本当にごめん・・・」
雅城 「結衣・・・」
結衣 「あんなこと言ってごめん・・・」
雅城 「・・・結衣は悪くないって。」
結衣 「あたしが悪いんだよ。」
雅城 「結衣だったから。結衣にあんなこと言われたから、本当に悲しかった・・・」
あたし、本当はすっごく好き・・・
でも、口が悪くて素直になれないから・・・
今日は、謝ることと告白するために来た。
結衣 「あたし、雅城のことが・・・」
雅城 「結衣、俺、前からずっと好きだった。」
そう。雅城のことが好き・・・
結衣 「えっ?」
雅城が、あたしのことを〜!?
雅城 「こんな格好で悪いけど・・・」
結衣 「先に言われた・・・あたしも、あたしもずっと大好きだった!」
言えた。やっと言えた。ずっと言いたかった大好きを。
雅城 「ずっとお前のことしか見てなかった。初恋の人・・・」
結衣 「あたしも雅城以外の人を好きになったことないよ。」
両思いだったんだ・・・早く言えばよかった。
雅城 「でも、俺のこと嫌ってるみたいだから言えなかったんだよな。前に勇気を出して言ったらいきなり倒れるし・・・」
結衣 「やっぱりあの時・・・」
雅城 「そう。告白した。でも、フラれるのが怖かったからなかったことにしちゃった。」
結衣 「1つだけ言っていい? なんで今あたしが告白しようとしたのに先に言うなんて図々しい。」
ほら、また余計なことを言う自分・・・
雅城 「よくね? 両想いなんだし。お前はいつも一言多いんだよ。」
ですよね・・・
結衣 「人の告白の途中に邪魔するのが悪いんじゃん!」
雅城 「邪魔とは何だよ? 邪魔とは!?」
結衣 「あたしが勇気を出して言おうとしたのに!」
でも、すっごく嬉しかった・・・
雅城 「じゃあ、告白なんてしなければ良かった!」
怒らせちゃった。
いっつも、あたしのせい・・・
結衣 「あたしだって雅城じゃなくて隆史くんを好きになれば良かった!」
火に油を注ぐような発言・・・
自分でも、バカって思います。
結衣 「い、言い過ぎた・・・」
雅城 「『隆史くんを好きになれば良かった』それがお前の本音か・・・少しでも期待した俺がバカだった。あいつは女子がファンクラブ作るほどの人気だからな・・・」
結衣 「ごめんね。今のは嘘。」
雅城 「いいよ。もう、帰れ。隆史のことが好きなら隆史のところに行け! そして、隆史と一緒に俺を見て笑っていればいいだろ!」
雅城は、あたしに背を向けた。
結衣 「ごめんね・・・本当にごめんね・・・」
雅城 「帰れ! 1人にしてくれ・・・」
結衣 「ごめんね・・・」
雅城は、1人で泣き続けた・・・
- Re: 運命 〜なんであたしばかり・・・〜 10話更新 ( No.30 )
- 日時: 2009/04/02 15:04
- 名前: ミルキー☆フレイヤ (ID: lPiXYcEL)
きぃやぁぁぁぁぁぁ————————!!!(←謎。
小説の ネ申 様が!!御降臨なされた!!!!!
や〜〜ん!!!
ちょっとばかりお祖母ちゃん家に行ってる間に、
こんな素晴らしい名作が誕生していたなんて!
「私はウイルスじゃない」
も、見逃せませんが、こっちも良い!!!
それにしても、クッキー様…
まだ完結していない小説を2つもお持ちなんて…。
しかも、主人公ちゃんは
(必ず)2人の男に取り合いされてるなんて…。
この作品、
ラブコメ専門でもいいのでは…!?
- Re: 運命 〜なんであたしばかり・・・〜 10話更新 ( No.31 )
- 日時: 2009/04/03 20:24
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: Ci2W5Yci)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296
このごろコメディ・ライトのほうに移ろうかな・・・みたいなこと思っています・・・
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.33 )
- 日時: 2010/01/06 16:41
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: BjWvuHd0)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296
〜10話〜 後編
翌日・・・
雅城が教室に入ると、騒がしかった教室が一気に静まり返った。
みんなの冷たい視線が雅城に刺さった。
えっ? 何?
一歩前に出た次の瞬間・・・
バッシャーーン!
こういうことか・・・
いわゆる“イジメ”
その様子を見て、みんな大笑いした。
拓郎 「引っかかってるし!」
紀乃 「やっぱりバカだよね。まず、隆史くんにあんなこと言うところからありえない。」
バカですけど何か?
隆史 「どうだった? びしょ濡れになってみんなに笑われる気分は・・・」
雅城 「お前・・・」
やっぱり、コイツの差し金か・・・
隆史 「俺に逆らうとこういう目に遭うんだよ。じゃあ、悠介お願いね。」
悠介 「任せて。さぁ、雅城くん、濡れていると風邪引くから着替えさせてあげる。」
雅城を押さえつけみんなの前で脱がせ始めた。
雅城 「やめろ!」
マジかよ。朝からこんなことしやがって・・・
でも、このままじゃ結構ヤバい。
結衣 「いい加減にしなさいよ!」
・・・結衣?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みんなより少し遅めの登校です・・・
教室に入ろうとしたら、床が濡れていた。
そして、中では雅城が取り押さえられていた。
男子たちも朝から暇だね・・・
ってか、これってイジメ?
結衣 「いい加減にしなさいよ!」
隆史 「結衣ちゃんおはよう。」
結衣は隆史の目の前に立った。
改めて気持ち悪いと思います。
結衣 「これ以上、雅城に関わらないでよ!」
雅城 「結衣・・・」
隆史 「じゃあ、今日はここまでにしてあげる。結衣ちゃんの頼みなら仕方ないね。」
案外、すんなり。
紀乃 「いいじゃん、結衣の頼みなんて聞かなくても。」
隆史 「悠介、もういいよ。」
悠介 「本当にいいのかよ?」
隆史 「結衣ちゃんに頼まれたからね♪」
悠介達は雅城から離れた。
結衣 「雅城、大丈夫?」
そして教室は、いつも通りに戻った。
紀乃 「決まりね・・・」
春菜 「隆史くんは何であんな子がいいのかしら?」
紀乃 「これから、楽しくなりそう♪」
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.34 )
- 日時: 2010/01/06 16:51
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: BjWvuHd0)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296
〜11話〜
結衣 「昨日はごめんね。」
雅城 「俺のことなんか放っておけばいいのに。」
結衣 「何でそんなこと言うの? あたしはいつも雅城のそばにいたいの。昨日、邪魔とか言ってごめんね。」
雅城 「さっさと隆史のところへ行けばいいだろ!」
雅城に突き飛ばされた。
みんなが静まる・・・
結衣 「雅城・・・本当にごめん。許して・・・」
美奈 「どれだけ結衣に謝らせれば済むわけ?」
隆史 「結衣ちゃん、雅城なんて放っておけばいいんだよ。」
美奈 「雅城サイテー!」
結衣 「美奈、そういうこと言わないで・・・悪いのは全部あたし・・・」
美奈 「そりゃ、雅城にだって事情があるかもしれないけど・・・」
雅城 「・・・結衣と2人で話したい。」
結衣 「ちょっと待ってて。」
美奈は心配そうな目をしていた。
隣の教室で雅城と2人きり・・・
いつもなら緊張しながらも嬉しいんだけど・・・
雅城 「本当にごめん・・・」
雅城は床に跪いた。
結衣 「何で? やめてよ・・・悪いのは、あたしなんだから・・・・・・雅城が邪魔なわけないでしょ。いつも雅城を必要としてたのはあたしだった。雅城の邪魔をしてたのはあたしなのにね。」
雅城は結衣を抱きしめた。
雅城 「いつも、結衣に迷惑かけてばっかだった。さっきも結衣に助けてもらった。ずっと前に結衣は俺が守るって言ったけど、逆になっちゃったな。なんか自分に自信が持てなくなったんだよ・・・隆史は結衣にやさしくてかっこいいし何ひとつ悪いところがない。それに、結衣だって隆史といるときはいつも笑顔だった。俺はお前のことが好きだ。でも、隆史のほうが結衣を幸せにできる・・・」
結衣 「そんなことない。あたしが好きなのは雅城だけだから・・・これからも、ずっとあたしのそばにいて。」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

