社会問題小説・評論板
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- あたしの恋はいじめへ発展!? 32話更新
- 日時: 2010/04/30 20:00
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: oF2fjTDX)
こんにちは☆(≧∀≦*)ノ クッキーです♪
クリックありがとうございます!!
再び題名、変えました。
これからもよろしくおねがいします♪
>>1 登場人物紹介 >>3 1話
>>4 2話 前編&後編 >>7 3話
>>13 4話 >>14 5話
>>15 6話 >>17 7話 前編
>>21 7話 後編 >>24 8話
>>28 9話 >>29 10話 前編
>>33 10話 後編 >>34 11話
>>41 12話 >>48 13話
>>56 14話 >>58 15話
>>62 16話 >>66 17話
>>69 18話 >>73 19話
>>79 20話 >>87 21話
>>95 22話 >>102 23話
>>103 24話 >>104 25話
>>105 26話 >>108 27話
>>116 28話 >>119 29話
>>120 30話 >>122 31話
>>123 32話
他にも、小説かいてます!
そちらのほうもよろしくお願いします!!
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 22話更新 ( No.103 )
- 日時: 2010/03/15 18:40
- 名前: クッキー ◆KStvGGAJZg (ID: YwspoyBV)
〜24話〜
やっぱり心が落ち着かない・・・
なんか気まずくて逃げちゃった。
もう、どうしたらいいかわかんないよ・・・
隆史 「・・・俺らも行くか。」
雅城 「そうだな・・・」
隆史と一緒に歩くの初めてかもな・・・
ってか、何? コイツの人気の高さは?
道端で女がメッチャ騒いでる。
結衣もコイツのことを・・・?
隆史 「もちろん、まだ、結衣ちゃんが好きなんだろ?」
いきなり、それを聞くか!?
雅城 「まぁな・・・でも、昨日はっきり『大っ嫌い』って言われたから・・・」
隆史 「そりゃ、へこむよな・・・ライバルでも同情したくなる。俺のとこに来て大号泣だったからな。」
雅城 「お前に同情されたくねぇよ。心の中じゃ笑ってんだろ?」
隆史 「そりゃ、大笑いだよ。俺にもチャンス到来だと思うとメッチャわくわくする! 結衣のお前に対する愚痴の量がハンパなかった!」
うわぁ・・・まじ、ムカつく! 何、喜んでんだよ!
それに、「結衣」「隆史」なんて名前で呼び合うなんて、今まで、俺だけだったのにな。
ちくしょう!
ぜってぇー、渡さねぇ!
雅城 「お前が笑ってられるのも今のうちだからな!」
隆史 「まぁ、頑張れよ。確か・・・ヒドいこと言っても気に留めず、成績だって、身長だって、性格だって隆史くんに比べたらどれだけ格下なことか・・・浮気しても平気で笑ってて、プレゼントで誤魔化そうとして、すぐ調子に乗って、友達もいなくて、いつもいじめられてて、何にもできないくせに1人で意地張って・・・こんなサイテーな男、世界にただ1人! 謝ったって許さない。話しかけられても全部無視してやる〜!!!って言ってたからな。」
・・・まさか。そんなに嫌われてたのか?
ショックで言葉を失った。
学校に着いたらいつも隆史に飛びつく女子たちが息を潜めていた。
紀乃 「雅城・・・くん?」
小雪 「すっごい!黒いオーラが見える・・・」
黒いオーラ? そんなもの見えるはずはない。
春菜 「結構、ヤバくない?」
俺、そんなにヤバいのか?
拓郎 「何があったんだよ?」
そんなこと言われると余計に悲しくなる・・・
そして、担任が入って来て発した第一声が
「雅城? 大丈夫か?」
普通そこは、みんなに「おはよう!」だろ?
「大丈夫です・・・」
結衣のことで授業に集中できなくなったら隆史にバカにされるからな・・・
「恋の病か・・・」
思いもよらぬ言葉。
当たってますね・・・
「大丈夫です。気にしないでください。」
と言うか、もう俺に話しかけないでください・・・
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 22話更新 ( No.104 )
- 日時: 2010/03/15 18:44
- 名前: クッキー ◆KStvGGAJZg (ID: YwspoyBV)
〜25話〜
昼休み・・・
紀乃 「野中結衣! いい加減にしなさいよ!」
今度は何?
結衣 「また、貴方ですか・・・」
紀乃 「あたしね、隆史くんに結衣をいじめるなって言われたのよ!」
隆史が、あたしのために・・・
紀乃 「何で、雅城がいるのに? あいつだけじゃ足りないわけ?」
それは、こっちの台詞よ!
結衣 「はぁ? 何言ってんの? 佐々木さんが昨日、雅城とデートしてたんでしょ!」
紀乃 「デートじゃないわよ! 何であたしがあんな人と? あたしは、雅城に貴方の誕生日プレゼントを買うための付き添いよ。宝石店に入ったことがないって言われて、嫌だったけど仕方なく一緒に見ただけ。でも、あんなに必死に頼まれたら断れないわよね・・・で、気に入ってくれた? 選んだのは貴方の彼氏だけど、結構いい趣味してるわ。」
佐々木さん、雅城に関心している様子。
嘘・・・ただの付き添いだったの?
結衣 「・・・ごめんなさい。誤解してました。てっきり2人は付き合っているんだと・・・」
紀乃 「で、雅城のことをフッたの!?」
大っ嫌いって言ったら、フッたことになるよね。
結衣 「まぁ・・・そんな感じ。」
紀乃 「だから、今日あんなに落ち込んで・・・あれ、結構、高かったのよ。お小遣いの大半が消えたんじゃない?」
雅城は、あたしのために・・・佐々木さんにも悪いことしちゃったな・・・
結衣 「疑ってごめんなさい。」
紀乃 「謝るのはあたしのほう。あたしが貴方をいじめないことを条件に隆史くんに雅城をいじめて欲しいって頼んじゃったの。」
えっ・・・?
結衣 「何で雅城を・・・?」
紀乃 「だって、昨日あなたが、隆史くんに抱かれてるところ見ちゃって、悔しくて。だって、隆史くんが雅城のことをいじめているところを見れば貴方だって助けたくなるだろうと思ったから。このまま、貴方と隆史くんが仲良くなっていくと思うと・・・本当にごめんね。」
結衣 「あっ、あたし、今から雅城のところに行って来る!」
ごめんね・・・雅城。
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 22話更新 ( No.105 )
- 日時: 2010/04/11 20:06
- 名前: クッキー ◆KStvGGAJZg (ID: HmBv7EUE)
〜26話〜
どこを探しても雅城の姿はなかった。
屋上、裏庭、器具庫、体育館・・・
諦めかけたときどこかから男の声がした。
もしかして、体育館の裏・・・?
歩みを進めていくうちに大きくなる声や音。
そして、初めて男子が怖いと思った。
今までの喧嘩の様子とは全然違った。
いわゆる集団暴行?
その中心に雅城がいた。
どうしよう。止めなきゃ。あたしのせいでこんなことになっちゃったんだから。
「やめなさいよ!!」
鉄パイプを振り下ろす手が止まった。
隆史 「やっぱり結衣だ。どうしたの?」
隆史が近づいてきた。
思わず後ずさりしてしまった。
隆史 「俺のことを応援しに来てくれたの?」
結衣 「バカじゃないの? こんな子供みたいなこと止めろって言いに来たの。」
隆史が一歩近づく度に、一歩後ずさるあたし。
隆史 「そんな怖がらなくてもいいじゃん。」
結衣 「もう、雅城に何もしないでよ!」
隆史 「何で? 昨日、結衣のことを泣かせた男だよ。懲らしめないと。」
包み込むように抱かれ、ゾッとした。
結衣 「いい加減にしてよ!」
隆史を突き飛ばして雅城の元に走った。しかし、隆史に足を掴まれて転んでしまった。
結衣 「触らないでよ! 気持ち悪い!」
隆史は鉄パイプをぎゅっと握りしめた。
隆史 「こんな手は使いたくないんだけど、口で言って聞いてくれないなら仕方ないね。」
そう言って結衣に向けて振りあげた鉄パイプは、雅城の背中を直撃した。
雅城が、あたしを・・・あたしを守ってくれた!?
雅城 「うぅっ・・・」
結衣 「雅城!?」
雅城 「俺の・・・彼女に・・・手ぇ出すんじゃねぇ・・・」
悠介 「も、もう、止めようよ。隆史。」
隆史 「覚えてろよ。・・・雅城。」
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 22話更新 ( No.106 )
- 日時: 2010/01/13 12:07
- 名前: 若葉★*゜ (ID: Zx/QFw1y)
- プロフ: 恋⇔友情だったらどっち取る?
うっわ!
隆史さいってええええええッッッッッ!!!!!
この手で息の根を止—(やめろ
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 22話更新 ( No.107 )
- 日時: 2010/01/16 13:37
- 名前: クッキー ◆KStvGGAJZg (ID: MDrIaVE2)
若葉★*゜さん、コメントありがとうございます!
これからも、頑張りますっ☆
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