社会問題小説・評論板

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あたしの恋はいじめへ発展!?  32話更新
日時: 2010/04/30 20:00
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: oF2fjTDX)

こんにちは☆(≧∀≦*)ノ クッキーです♪

クリックありがとうございます!!

再び題名、変えました。

これからもよろしくおねがいします♪

>>1 登場人物紹介    >>3 1話
>>4 2話 前編&後編  >>7 3話
>>13 4話       >>14 5話
>>15 6話       >>17 7話 前編
>>21 7話 後編    >>24 8話
>>28 9話       >>29 10話 前編
>>33 10話 後編   >>34 11話
>>41 12話      >>48 13話
>>56 14話      >>58 15話
>>62 16話      >>66 17話
>>69 18話      >>73 19話
>>79 20話      >>87 21話
>>95 22話      >>102 23話
>>103 24話      >>104 25話
>>105 26話      >>108 27話
>>116 28話      >>119 29話
>>120 30話      >>122 31話
>>123 32話

他にも、小説かいてます!
そちらのほうもよろしくお願いします!!

Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.3 )
日時: 2010/01/01 18:05
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: VHURwkNj)

〜1話〜

あたし、野中結衣は3年生になります。

また、新しい春が訪れます!

勉強が難しくなっても何とかなるでしょ?(受験生になるのに・・・)

今年、中学校生活最後の1年を恋愛にかけるんだから!



ですが・・・

そんなことを思っていても現実は現実・・・

遅刻ギリギリです! ちょーピンチ! 新学期なのにー!

それに、クラス替えです! 大好きな幼馴染のあいつと一緒になることを祈ります・・・

雅城 「新学期くらい早く来いよ。」

ま、まさき! この人があたしの好きな人です!

幼馴染で、ずっと一緒。

結衣 「う、うるさいなぁ。いいじゃん間にあったんだから。」

雅城 「クラス見た? 今年も最悪だった。誰かさんとまた一緒になっちゃったし・・・」

もしかして・・・?

野中・・・野中・・・あった!

2組かー・・・

もしかして、雅城も・・・

『高階 雅城』あったー!

結衣 「うわぁ・・・また、あんたと一緒・・・」

小学校からずっと同じクラス。腐れ縁っての?

雅城 「・・・今年もいい恋、出来そうにねぇな。」

雅城も女子のこと、気にするんだ・・・意外。

結衣 「好きな人・・・いるの?」

雅城 「いるよ。彼女が。髪の毛が長めのメッチャかわいい子。」

雅城に、かっ、彼女!?

これ以上、一緒にいたら泣いちゃいそうだよ・・・

結衣 「そ、そうなんだ・・・あっ、支度してないから行くね。」

雅城 「おぅ。」

新学期、早々ついてない・・・これからどうすればいいのでしょうか〜

神様、この野中結衣をお助け下さい!

Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.4 )
日時: 2010/01/01 18:54
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: VHURwkNj)

〜2話〜 前半

結衣 「雅城に彼女がいたなんて・・・」

涙が止まらなかった・・・



美奈 「どうした?元気ないじゃん?」

結衣 「助けて・・・今この状況から抜け出したい・・・」

美奈 「何があったの? でも、良かったね。あたしたち、一緒になれて! 結衣の気になるアイツとも。」

結衣 「でも、そのアイツに彼女いるんだって・・・ありえない。」

もう、生きていけない・・・って言ったら、大袈裟かな?

美奈 「マジで! 誰なの相手は?」

結衣 「・・・分かんない」

美奈 「結衣と違って分かりにくいもんね・・・」

結衣 「うちってそんなにわかりやすい?」

美奈 「うん。わかりやすい上に鈍感だし・・・もう、ばれてるんじゃない?」

結衣 「・・・」

鈍感か・・・

美奈 「で、でも雅城も鈍感だからわかってないよ・・・多分。」



「キャーーー!」

耳をつんさぐような女子の声。

紀乃 「おはようございます!隆史くん」

小雪 「かっこいい・・・」

隆史 「みんな、おはよう♪」

微笑みながら挨拶を返す。

結衣 「ああいうの無理・・・」

美奈 「だよね・・・」

隆史 「結衣ちゃん、おはよう♪」

何で知ってるのー?

結衣 「な、なにコイツ・・・」

隆史 「一緒のクラスになれて嬉しいな。」

結衣は、隆史と初めて同じクラスになった。

そして、隆史は結衣の手を握った。

結衣 「ひぃっ!」

隆史 「よろしくね。」

気持ち悪・・・

彩夏 「なんで、野中さんのことばっかり・・・」

雅城 「結衣に手ぇ出すんじゃねぇよ!」








〜2話〜  後半

雅城? 何で?

隆史 「えっと・・・雅城くんだっけ? かっこいい顔が台無しだよ。もう少し言葉遣いを気をつけたほうがいいんじゃないかな?」

雅城 「余計なお世話だっ!こんな奴、相手にしてられない。行くぞ。」

結衣 「う、うん」



春菜 「隆史くんに手を握ってもらうなんて・・・」

愛美 「それに何?あの雅城って奴。隆史くんをなんだと思ってるのかしら!」

紀乃 「野中結衣・・・覚えておきなさい。」



結衣 「・・・なんで雅城があんなこと言ったのよ?」

彼女いるくせに・・・

雅城 「別にいいだろ何だって!・・・でも、1つだけ言っておく。佐々木紀乃に注意しろ。」

結衣 「佐々木紀乃?」

雅城 「髪の長くて・・・」

結衣 「それって、もしかして・・・雅城の彼女のこと?」

雅城 「・・・お前、本当にバカ!」

雅城に大笑いされた・・・

雅城 「あいつ、隆史のファンクラブに入ってるんだろ?」

結衣 「けっこう、かっこいいもんね。」

雅城 「あ、あぁ・・・ってか俺、彼女いないから。」

はぁ?

結衣 「さっきの・・・嘘?」

雅城 「本気で信じてただろ?」

信じてたよ。でも、良かった。

結衣 「誰からも信用されなくなるよ。」

雅城 「騙されるのが悪いんだよ!バカ!」

笑いながらバカにするなんて・・・!

結衣 「やっぱり、隆史くんみたいに言葉遣い、気をつけたほうがいいと思うけど・・・バカとか言われると傷つく・・・」

雅城 「あっ、ごめんなさいね。結衣ちゃん。」

結衣 「まぁ、雅城がいつもと違うとこっちも調子が狂うけど・・・」

雅城 「口が悪いのは自分でも分かってることだし。ゴメンな。」

珍しい。雅城が謝るなんて。

結衣 「やっぱり・・・雅城は今のままが一番だよ。」

雅城 「な、なんだよ。お前がそんなこと言うと背中がゾクゾクするし!」

ムカつく・・・

結衣 「あんたなんか大っ嫌い! サイテー!」

雅城 「そんな怒るなよ。」

結衣 「バカ!!」

雅城 「おい、結衣っ!」

結衣 「うるさい! あたしの近くに居ないで! 気持ち悪い!」

雅城 「・・・分ったよ! こっちこそ、お断りだ!」

雅城は、教室に戻ってしまった。

新学期から喧嘩か・・・

あたしが素直になれたら・・・

Re: 天国へのカウントダウン ( No.5 )
日時: 2009/03/23 15:19
名前: 乃愛 ◆c1dq6WihSQ (ID: ZvRr1aJX)
プロフ: http://kaomoji-cafe.jp/

クッキー様の前作読みました。
すごく面白いです。
こちらの小説も面白くなりそうですね!
がんばってください!

Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.6 )
日時: 2010/01/04 21:39
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: UAynsV1W)

春華chan>がんばりますよ♪よろしく。

乃愛さん>前作も読んでくれましたか。ありがとうございます!!こちらもよろしくお願いします♪

Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.7 )
日時: 2010/01/01 19:24
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s (ID: VHURwkNj)

〜3話〜

その後、隣の席にかかわらず一言も話さず、雅城は視線を合わせようともしなかった。

雅城、まだ怒ってるのかな・・・

結衣はそんなことを考えていて授業に集中できなかった。



雅城目線〜

放課後・・・

隆史 「雅城くんちょっといいかな?」

雅城 「部活なんだけど・・・」

隆史 「同じ部活だったの忘れちゃったのかな?・・・今日は教室にいてね。」

そういえば、部長が杉本隆史だっけ。

雅城 「何で?」

隆史 「いいから、いいから。」

雅城達の男子バスケ部は3年生がたった5人と他の部に比べて少ない。

紀乃 「隆史くんバイバーイ」

隆史 「バイバイ。」

相変わらず人気だな・・・

雅城 「ちょっと待て。2年は?」

隆史 「今日は帰ってもらった。」

雅城 「は? もうすぐ試合があるってのに・・・」

拓郎 「部長の言うことに、文句言うな。」

コイツは梅田 拓郎。隆史と同様、俺のことを良く思っていない。

隆史 「それと、今回、お前を試合に出すつもりはない。」

俊哉 「でも、コイツがいないと負けるんじゃない?それに2年にも怪しがられるし・・・」

結構、弱気な岸部 俊哉。

隆史 「雅城は部活を辞めたって言えばいいじゃん。こんな奴いらないから。」

ムカつく・・・

雅城 「俺は絶対に辞めないから。結衣のことも諦めない。」

隆史 「今日、ケンカしたんでしょ? 結衣ちゃん本当に悩んでたよ。外ばっかり見ている貴方のことをだと思うけど、ずっと溜息ついてた。」

まさか・・・結衣は、俺のこと嫌いなはず。

隆史 「結衣は俺のものだよ。」

そのとき、結衣が隆史のことをかっこいいと言っていたことを思い出した。

雅城 「・・・お前には絶対に渡さない。結衣の好きなヤツが誰であってもお前にだけは・・・」

隆史 「よくそんなことが言えるね。今の貴方にその言葉を言う資格はない。」

雅城は一発、隆史を思い切り殴ってやった。

隆史 「雅城くんってこんなことするんだ。」

隆史の口もとからは血が出ていた。

隆史は悠介たちに目で合図を送り、少し微笑んだ。

隆史 「1度やられたらその仕返しは倍返しだから。」

悠介、拓郎、俊哉の3人は雅城を床に押さえつけた。

隆史 「地獄が見えてきたね。」

隆史のその手にはロープが握られていた。


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