社会問題小説・評論板

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宇宙の中で —HANABI—
日時: 2009/11/15 21:20
名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)

初めまして、秋桜といいます。

前、この小説を書いている時、突然スレが消えてしまいました。
燃え尽きました。。。
でも、こんな駄文を読んでくださっている数少ない読者の方に対して、申し訳ないと思い、書き始めました。
前回の最終投稿の十八話から始めたいと思います。前書いていた文は、違うスレを立て、ひっそりと書いて生いきたいと思います。
一話から書いて行って、ここにURLを乗せます(スレ主は能天気なので、十七話までに一ヶ月ほど要するかと・・・)。

一話〜十七話までのURL「http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12926

気が向いたら読んで見てください^^

—プロローグ—

——生まれてきた意味とは何か? 真実の生き方とは何なのか。

その問いは、大切であり、どうでもいいくだらないもの。

自分ひとりの力で大地を踏みしめ、人を振り回しても自分はブレない。

私の、唯一の友達——

Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.18 )
日時: 2009/11/02 22:01
名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)

>>15
真の平和……ですか。
色んな人がいますからね、例えばいじめられてでも構って欲しい人とか。
人間が滅亡しない限り、今の状態では真の平和にはなれないと思います。寂しいですけどね。
あくまで、私の考えなんで気にしないでくださいね。

>>16
変えなきゃいけない。
口先だけでは何も変らないよね。それを実行することが、真の正義なんじゃないのかな。

>>17
初めまして^^
私、まだまだダメなんですよ〜^^; 早く、上手くなりたいもんです。
皆、何であんなに上手いんだろう・・・軽く嫉妬です。

Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.19 )
日時: 2009/11/06 20:00
名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)

第二十三話

絢香が飛んだ日、昼休みに放送が流れていた。

——全校の皆さん、私は今から屋上の空に花火を打ち上げます。必ず来てください。繰り返します——

それし紛れもなく絢香の声だった。全校生が一斉に屋上へと駆け上がった。もちろん教師も。
その中に、凛もいた。凛は、いいようのない不安に胸が押しつぶされそうだった。
絢香は、凛に時々愚痴をこぼしていたのだ。その度に、凛は顔をしかめながら絢香に同意していた。
でも、一度でも真剣に考えた事があっただろうか。いつも上辺だけの同情の言葉をかけていたのではないのか。
ドアを開けると、聞き覚えのある音楽が耳に流れ込んだ。
Mr.childrenの、—HANABI—。
絢香が大好きな曲だ。いつも歌っていて、凛はそれを時々顔をしかめて聞き飽きたと言った。
その曲が、澄んだ青い空に響き渡っていた。うるさくはなかった。見ると、そばにCDプレーヤーが置いてあった。

でも、皆の関心はMr.childrenの力強い歌声にはなく、フェンスの向こう側だった。そこには——絢香の後ろ姿があった。
教師は一斉に走り出すが、間に合わなかった。絢香は飛んだ。落ちたのではない、飛び上がったのだ。
絢香は花火になった。真っ青な空に、大輪の花を咲かせた。

——タスケテクダサイ——

一度も振り返らなかった絢香の背中から、切なく悲痛な叫びが聞こえた。

——ダレカ、タスケテクダサイ。スクッテクダサイ。ツライデス。シニタクナイデス——

哀しい叫び。心臓を突き破るような、儚い叫びが、凛の耳にしっかりと聞こえた。

花びらは一瞬に散り、地に横たわった。目を見張るような美しい真紅が、花びらを染め上げた。
絢香の姿は、怖くもおぞましくも無かった。ただ——美しかった。哀しく、儚く、美しかった。


「……」
私は声が出なかった。
「どう、絢香は弱いか? 間違ってるか?」
間違ってる、弱い。そう反論したいのに、喉の奥に舌が張り付いたように、動かなかった。
「うちはそうは思わん。確かにな、他のやり方もあったんやと思う。でも、絢香は間違ったんか? そんな事言う資格、誰にあんねん」
三好さんは静かに、静かに言った。
「他にどうしたら良かったんや。絢香は訴えた。何度もな。口で言うてもアカンかったら、行動を起こすしかないやん」
私は下を向いた。私には、絢香さんの気持ちが分からなかった。分かったふりをする資格は、私にはない。
「絢香は死にたかったんちゃうねん。皆に、自分を犠牲にしてでも抗議したんや。死にたくなかったんやで。でも、このまま騙され続けるなんか、我慢できひんかったんや。それって、めっちゃ強いんちがう?」
死にたくなかった絢香さん。自分を死ぬまで追い詰めた私。死ぬのが怖くて、それでも皆に訴えた絢香さん。嫌われるのが怖くて、自分を沢山傷つけた私。
それは、漠然とした差だった。

Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.20 )
日時: 2009/11/07 20:56
名前: ムー ◆MaiJK990/Y (ID: R3DK0PgD)

久しぶり、っつっても一日か2日か。
「死ぬのが怖い」と「嫌われるのが怖い」
どちらが強いかなんて愕然だな。
「死ぬのが怖い」だ。
……ま、俺なら何も出来ないだろうが。
どうせ遺書を書いて自殺するくらいだな。

>>16よく考えてみろ。いじめがあるのは恵まれている
証と言ったらおかしいが恵まれているだろう。
もしこの世界がかなり厳しい気候で食料の栽培などが
難しければどうする?道はたった二つ。
「全員で協力」か「他人を蹴落として自分が生きる」
になる。「全員で一人を蹴落として虐める」なんて
恵まれていないとできない事じゃないかな?

Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.21 )
日時: 2009/11/08 18:59
名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)

>>20
お言葉ですが、ムーさん。ここからのコメントは、ムーさんが嫌な気分になる事を承知で書くわけですので、ムーさんが読みたくないのならスルーしてください。
もし、これを読んでもう私の小説なんて読みたくない、と思うならそれでも仕方ありません。



私の小説への批判は、幾らされても結構です。批判から私の欠点が見つかるかもしれませんから。
でも、私の小説の、読者の方々の感想への批判はお控えください。
希は、自分の考えを述べただけです。ムーさんも、ムーさんのお考えをお持ちでしょう。
人には人の考えがあります。どの考えが正しい、間違ってるなんて、ないんじゃないですか?
ムーさんの言い方は、自分の考えを押し付けているように思えてなりません。勿論、そのつもりはないのでしょうが。
少し言い方に気を付けていただくようお願い致します。

Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.22 )
日時: 2009/11/08 20:18
名前: ムー ◆MaiJK990/Y (ID: R3DK0PgD)

>>21う……む。やはり言葉か。前にも「喧嘩口調かよ
お前」と言われた事があったりしたし。それからは
言葉に気をつけているつもりだったんだけれど、まだまだダメだったな。俺の言葉を批判してくれて有難う
。これからも気をつけるよ。
…………あの時を思い出してしまった。


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