社会問題小説・評論板
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- 宇宙の中で —HANABI—
- 日時: 2009/11/15 21:20
- 名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)
初めまして、秋桜といいます。
前、この小説を書いている時、突然スレが消えてしまいました。
燃え尽きました。。。
でも、こんな駄文を読んでくださっている数少ない読者の方に対して、申し訳ないと思い、書き始めました。
前回の最終投稿の十八話から始めたいと思います。前書いていた文は、違うスレを立て、ひっそりと書いて生いきたいと思います。
一話から書いて行って、ここにURLを乗せます(スレ主は能天気なので、十七話までに一ヶ月ほど要するかと・・・)。
一話〜十七話までのURL「http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=12926」
気が向いたら読んで見てください^^
—プロローグ—
——生まれてきた意味とは何か? 真実の生き方とは何なのか。
その問いは、大切であり、どうでもいいくだらないもの。
自分ひとりの力で大地を踏みしめ、人を振り回しても自分はブレない。
私の、唯一の友達——
- Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.13 )
- 日時: 2009/11/01 19:09
- 名前: ムー ◆MaiJK990/Y (ID: R3DK0PgD)
>>12その調子だ!頑張れ!
- Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.14 )
- 日時: 2009/11/02 20:22
- 名前: 秋桜 ◆AxS5kEGmew (ID: 4TjuuFmy)
第二十二話
三好さんは、深く美しい瞳で私を見据えた後、ゆっくりと語りだした。
「うちの幼馴染に、佐々木さんと同じようないじめを受けた子がおんねん。絢香っていうねんけど」
三好さんは、"いじめ"という言葉を、躊躇なく使った。
「いちいち失敗をあげつらったりとか、その程度。絢香が何度反抗しても、冗談って言うて、聞こうとせえへんかった。絢香、どうした思う?」
「……どうしたの?」
大体予想はついていた。でも、自分の口からいうのが怖かった。
「自殺したんや」
三好さんは、何のためらいもなく言った。
「弱いと思う?」
意外にも、そう聞いた顔は微笑んでいた。
「……悪いけど、私は弱いと思うよ。そんなの、シャレだし、本気にする方がおかしい、と思う」
私は、相当の勇気を振り絞った。怒鳴られるだろうと思って、身をすくめた。
でも三好さんは、「そうか」と頬杖をついて頷いた。「絢香の話、聞いてくれる?」
私は、自分の意志とは関係なしに、ゆっくりと頷いていた。
宮本絢香は、小学6年生だった。
親友で幼馴染の凛とはクラスが分かれてしまったが、新しい友達を作ろうと、努めて明るく考えた。
時が経つに連れて、絢香には「友達」が沢山できた。でも、絢香の心は空気が抜けた風船のようにしぼんでいった。
初めは、頭まを小突いたり、やたらと背中をこそばせたりする程度だったのが、それが少しづつエスカレートしていった。
「あれ? ない」
絢香は机の中を引っ掻き回して筆箱を探していた。休み時間の前までは確かにあったのだ。
クラスに聞いて回ったが、皆知らないと言う。
休み時間の終わり、いつも仲良くしている子が4人、笑いながら筆箱を差し出した。
「どれ位で見つけるかと思ってたけど、見つからんかったなぁ」
絢香は無言だった。すると、
「なんやの、怒ってんの? 冗談やんか。絢香の事好きやから、構うんやで」
と、絢香の頭を乱暴に撫でた。
そのような事が何度もあった。トイレ掃除のとき、わざと絢香の方に水をまいた。お茶を勝手に飲んだ。
絢香は何度も抗議したが、「絢香の事好きやねんもん。うちら親友やろ」と誤魔化された。
そう言われると絢香はくすぐったくなり、何も言えなくなった。
教師にも何度か訴えたが、返って来る答えはいつも「ちょっとした悪ふざけ。無視をしろ」だった。
——何の前触れもなかった。
よく晴れ、太陽がさんさんと光り輝いている午後、絢香は全校生徒の視線の仲、屋上から飛んだ。
- Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.15 )
- 日時: 2009/11/02 20:36
- 名前: ムー ◆MaiJK990/Y (ID: R3DK0PgD)
人の心はデリケートだからね。
確かに、友達だろ、と言って宿題を写す奴とかいるしなぁ。そんな奴は友達じゃない。ただ利用しているだけ。
……所で、秋桜さんなら「真」の平和があるかどうか
分かるんじゃないかな?
例えば、桃太郎なら鬼を退治して平和になった。
だが、実際はただ悪さをするからと言って鬼を無理矢理倒しただけ。
つまり、鬼の方はただ倒されるだけ。
「みんなと仲良くできる世界」は、本当にあるんだろうか?
- Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.16 )
- 日時: 2009/11/02 21:12
- 名前: 希 (ID: OfnHQlxu)
ちょっとのことで人は傷つく。皆、心がもろい。そんなコト当たり前。なのに、どうして、いじめをする人が、あとを絶たないんだろう・・・・。こんな世界は必要だろうか?
- Re: 宇宙の中で —HANABI— ( No.17 )
- 日時: 2009/11/02 21:20
- 名前: 苺羅 ◆love33RPPg (ID: fQl/VR.0)
こんにちは。
この小説は、他の安い虐め小説と一味違いますね。
なんだか改めて虐めの愚かさを知らされました。
文章もかなり良く、読みやすいです。
これからもがんばってください!!
私は駄文ですが、6年1組という小説を書いています