社会問題小説・評論板

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俺達生徒会 〜君の行い正します〜
日時: 2010/08/17 15:05
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 2zWb1M7c)

クリックありがとうございます。
初めまして、または、今回もおこしいただきありがとうございます! クロウです。
今回は、生徒会による学園内の問題解決の小説を書きます。
集金を出さないとか、虐めとか、そんな感じの内容です。

そして、ココからは注意となります。
僕は文才はあるかどうかは自分では判断できませんので、そのことを承知でお願いします。
あと、チェーンメール、荒らしなどは歓迎しませんので。
僕が嫌いな人も、即効逃げてください。

……これでも帰らないのですか?
では、しょうがない、付き合ってやろう。ってな感じの人は先にお進みください。


目次
プロローグ>>1
第1話>>4
第2話>>5
第3話>>9
第4話>>10
第5話>>11

お客様
あっち様、オリキャラどうぞ様、雉明様、鈴蘭様、ライアー様

Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.8 )
日時: 2010/08/08 16:32
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 90mHMWes)

オリキャラどうぞ様へ

だとさ、要君。よかったね、応援してもらえて!

あっち様へ

あのメンバーの出番となると、なんか色々不安です。あの子達は地(性格)が悪いんで。
ありがとうございます。そのように言っていただけるなんて、感激です!

Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.9 )
日時: 2010/08/08 17:31
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 90mHMWes)

第3話


生徒会室のドアを開けると、パイプいすに座っている和龍とレオニード。
どうやら、俺が一番遅く来たらしい。
レオニードはにこにこと微笑んでいるが、和龍は頬杖をついてムスッとした顔でこちらを見ている。
俺も2人のちょうど真前にあるパイプいすに座り、顔を上げる。

「遅い。自分で呼び出しておいて、俺達を待たせるとは何事だ?」
「ごめんごめん、今度からは気をつける」

俺がそう言うと、和龍はため息をつく。
レオニードは俺と和龍のやり取りを見て苦笑している。
さて、そろそろ本題に入るとしますか。
制服のポケットに手を入れ、朝拾った花柄の紙を取り出す。

「なぁ、2人とも。これ、どう思うよ?」

そう言って、紙を2人に見えるよう机に乗せる。
和龍とレオニードが眉をひそめる。

「……なんだ、これ」
「なんだろうな。新橋の机に入ってたんだ」

レオニードの問いに答えると、和龍がさっきよりも大きなため息をつく。
ため息をつきたいのは俺も同じだ、と言いたいのだが、和龍の機嫌があまりにも悪いので言わないことにした。
レオニードは机にある紙をじっと見て、あ、と声を漏らす。

「こんな感じのメモ帳持ってた子、いたかも」

レオニードがそう言うと、和龍の頬がわずかに緩んだ。

「……誰だ?」
「桜井 桃香。今日、それと同じ花柄のメモを1枚切り取って、僕にくれたんだ。ほら」

レオニードがそう言って、ポケットから机に置いてある物と同じ花柄の紙を取り出す。
その紙を見比べても、違うところは見つからなかった。
では、桃香が薫の机にこの紙を入れたのだろうか?

いや、まだ、そうと決まったわけではない。
これと同じ花柄の紙を持っている人間は、学校に何人もいる。
ここはひとまず、様子を見るとしますか。

「じゃ、これから桃香の様子でも見てよう。じゃ、解散」
「解散、って言っても、結局全員同じ場所へ行くのだがな」

和龍の言葉を聞き、レオニードはそれもそうだな、と笑った。
生徒会室から出て、鍵を閉めると、俺達は教室に向かった。

Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.10 )
日時: 2010/08/08 21:27
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 92VmeC1z)

第4話


授業開始まであと10分。俺達は廊下を歩いていた。
話し合い、以外に長引いちまったな。多分、あとで和龍にたっぷり文句を言われるだろう。
和龍が俺に文句を言うところが、頭の中に鮮明に描かれる。
俺は苦笑して、教室に足を踏み入れる。

授業前の教室には、楽しげな声が響く。
もう少しで授業が始まるのに、授業の準備もせずにお喋りとは、のんきなものだ。
俺はそう思いながら、自分の席へと歩いて行く。
ついでに、薫の机を横目で見る。

俺は立ち止り、薫の机をまた見た。
和龍がこちらに歩いてくる。

「どうした、要。そんな顔をして」
「ん、俺、そんへんな顔してた? ってか、薫さんの机、みてみろよ」

俺は和龍に耳打ちする。
和龍も薫の机を見てみる。
薫の机を見て、和龍は顔をしかめ、小さく舌打ちをした。

薫の机には、大量の悪口。
そして、それを泣きそうな顔で消している薫。

「薫さん」

俺が薫の名を呼ぶと、薫は勢いよくこちらに顔を向けた。

「どうしたんだ、それは」

和龍が机を指差し、そう聞く。
薫は慌てて、桃香の方を見る。
俺も桃香の方を見ると、桃香は俺達から目をそらした。

「早く答えろ。それは何だ、誰にやられた?」

和龍がそう言って、ギリリッと歯ぎしりをする。
薫はそんな和龍の態度に脅えながら答える。

「私は知りません。何も知らないです」

和龍は舌打ちをして、自分の席へと歩いて行く。

「ごめんね、変なこと聞いちゃって。俺達のことは気にしなくていいから」

俺はそう謝って、自分の席へと歩いて行く。
気にしなくていい、と言われても、絶対気にすると思うけどね。
しかし、あの落書き、結局何なんなんだろうなぁ。
桃香が書いたのか、それとも、他の人か? それとも……。
これはまた、厄介なことが起こりそうだなぁ。
俺はそう思いながら、次の授業の準備をした。

Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.11 )
日時: 2010/08/09 21:33
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: a6Ny8FKk)

第5話


放課後になり、生徒は一斉に帰る。
俺達もスニーカーをはき、学校を出た。

「しかし、あの紙、犯人は誰なんだろうね?」

レオニードがそう言って、ため息をつく。
ほんと、誰だろうな。
俺達がいるところで犯人が姿を見せてくれるわけもないし、面倒なことになったなぁ。
明日、薫を生徒会室に呼んで、色々と質問してみるかな。
桃香も同じようにして呼んで、質問してみるか。

「明日、桃香と薫に突撃インタビューでもしてみるか」

俺がそう言うと、和龍が小さな舌打ちをした。
レオニードはそんな和龍を見て、やれやれ、とため息をつく。
だが、こうしてインタビューをすれば、少しは情報が得られるはずだ。

「じゃ、また明日!」

俺が片手をあげ、2人にそう言う。
レオニードは手を高く振り、和龍は軽く頭を下げて帰って行った。
さて、あの2人のどっちかが、質問に正直に答えてくれればいいんだけど。
まぁ、どっちも正直に話してくれるってのが一番いいんだけど。
だけど、2人の言ってることが本当か嘘か、俺等にわかるかな。
俺はそんな不安を抱きながら、自分の家へと歩いて行った。

Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.12 )
日時: 2010/08/10 15:26
名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)

またしても要君!←
勇敢ですねー、俺の学校にもそんな素敵な生徒会があればいいなとか^p^
もう全国にそんな生徒会を作っていじめ撲滅してきて下さい!((
いろんなところで作ってますねー、九龍さん色々ホント尊敬します!
頑張ってください^^


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