社会問題小説・評論板

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☆;;虐める理由;;☆
日時: 2011/11/18 18:13
名前: うさにゃんこ (ID: kws6/YDl)

駄作なので、気をつけてくださいね☆
題名けっこう変えてすいません;;


死にたがりの少女は頬杖をつきため息をつく

>>1


人形劇
>>31

Re: 死にたがりの少女は頬杖をつきため息をつく ( No.1 )
日時: 2011/10/05 16:27
名前: うさにゃんこ (ID: kws6/YDl)

チラチラと、水は白く光っていた

そこに、少女のゆがんだ顔が浮かんでいた

「お母さん、何処にいくの?」

少女は不安そうに手を握っていた若い女性に問いかけたが

女性は何も聞こえないかのように、黙ってザブザブと音をたてて進んでく。

「ねえっ・・・?おかあさ」

「これから遊園地に行くの」


少女の小さな声をかき消すように女性は黒く微笑んだ

お母さんと呼ばれることから、少女の母親だろう。

「お母さん、寒い。」

「もう少しで落園に行けるわ」


「らくえん??」

「そう、すぐに楽になれるわ」


グレーの服は、水でアスファルトのような色に近かった。

少女の胸の高さまで、水は上がっていた。

辺りは静かで、押しては引き寄せる、波の音だけがサラサラと耳に入っていた


少女は静けさに少し戸惑っているかのように、キョロキョロしていた。


「え・・・お母さん・・・あたしっ・・・背がっ・・・

 た・・・・っけ・・・・て・・・・ごほっ・・・おか・・・・

 さん・・・・ぶっ・・・かはっ・・・」


少女の声に母親の頬に涙が滑っていった


そして、母親の叫び声とともに、少女の顔の真上には大き目の円があった

ぽこんっ

と可愛らしい音をたて、そのまま消えていった


少女の動きも止まって、ただただ時間が過ぎていった

Re: 死にたがりの少女は頬杖をつきため息をつく ( No.2 )
日時: 2011/10/05 16:44
名前: うさにゃんこ (ID: kws6/YDl)

少女の目の前には、見たことのない部屋と女性がいた

自分が生きていることさえわからない小さな少女に、少女が大好きな

黄色のランドセルが置いてあった

本来、喜ぶであろう「入学式」という言葉に、喜ぶ気配もなく、

どこかさびしげな瞳には、黄色のランドセルなどなかった。


目の前の「高良奈緒」と名乗る女性は、笑顔で小さな少女の頭を撫でて

いた。


だが、少女の名前は「栖原錠奈」という名前だった

そして、3年生になり、元気に友達と遊ぶようになってからは

「高良姫亜」という名前になり、友達からは「姫ちゃん」と呼ばれていた

こまっしゃくれた名前に、最初は照れていた錠奈・・・姫亜は、皆に

「見た目も性格からも、名前ぴったり!」

「高良って女子で一番かわいーよなー」

などとおだてられ、4年生まで、可愛くて優しい、本当に『姫』みたいな

小さな女の子だった

しかし







楽しい時期はそんなに続かなかった


5年生になったある日、姫亜は朝ごはんを食べながら、目に入ってきた文字を観て首をかしげた


無理心中

耳に入ってきた音は

4人の家族と思われる人物がのった車がダムで発見。何らかの理由で

無理心中を図った模様。


だった


無理心中?

と、不思議そうに画面を観ていた

Re: 死にたがりの少女は頬杖をつきため息をつく ( No.3 )
日時: 2011/10/06 17:06
名前: うさにゃんこ (ID: kws6/YDl)

仮に母親の奈緒に首をかしげる姫亜。

姫亜の発言にひどく驚き、戸惑いを隠せない様子だった

なに?なに? と、無邪気に連呼する姫亜に、奈緒は顔をしかめ、震え

るようにしゃべりだしたが、なにを言っているのか認識できないほどだった。

そしてそらした視線を再び姫亜に向ける。

他の人に聞いたり、調べたりしたほうが辛いのかもしれない。

だが、実際、姫亜は4歳のときに経験した。

忘れているかもしれない

今まで控えていたことだし、と奈緒は考えていた。

一方、姫亜は無意識につくられた奈緒の憐れんだような顔を見つめ

なんだか申し訳ない気分になっていた。

もういいや、と思い始めた頃に、奈緒は口を開いた

「えっとね、死んじゃうこと・・・よ?」

最後に問いかけたような口調になり、姫亜も違和感を感じた

なら、死亡という言葉があるのに。

と疑問に思う姫亜は、さらに問いた。

「じゃあ、無理 ってどういうことなの??」

姫亜の無邪気な質問は、とても残酷なものだった。

だが、奈緒は姫亜のためと思い、話したのだった


「か・・・・家族で・・・死んじゃうこと・・・よ」


普通を装うが、奈緒の口調はかすかにふるえていた。

心配する奈緒に、姫亜は言った

「そうなんだぁ」

その一言で、普通を取り戻した奈緒は、ニコッと笑った



・・・が

気づいていた

姫亜の過去

それは、母親の起こした事件だった

Re: 死にたがりの少女は頬杖をつきため息をつく ( No.4 )
日時: 2011/10/07 18:23
名前: うさにゃんこ (ID: kws6/YDl)

散らかし放題の部屋に響く罵声

痛々しい音が響く

そして、ボロボロの母親は、姫亜・・・錠奈に言った。

「あの男は体だけが目当てだったのよ・・・錠奈・・・貴方にあたし

 みたいな想いをしてほしくないのよ・・・」

そう毎日聞かされた錠奈は、母親を傷つけた男に恐怖を持っていた

そして、ある日のことだった。錠奈の母親は、幼稚園から帰って来た

錠奈をデパートに連れていった


そして、デパートに着くと、錠奈の母親はお店にある棚を空っぽにする

ほどにたくさんの買い物をした。


4つほどの棚が、ぽっかりと空いたとき、外にでた。

そんな母親を心配そうに見つめる錠奈。

「お母さん、どうしてそんなに買うの?」

そんな娘の問いかけも聞かず、そのまま、水の中に消えていった




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