社会問題小説・評論板

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心霊研究部の実験台は……。
日時: 2013/10/12 12:11
名前: 雪華 & 凰 ◆ExGQrDul2E (ID: xIyfMsXL)

はじめまして。または、こんにちは。
雪華、そして、凰(元・琴)です。

今回は、二人で協力してこの小説を執筆することになりました。
拙い文章になるかと思いますが、ぜひよろしくお願いします。
ちなみに、感想、アドバイスは感激します。ですが、荒らし行為は控えてくださいませ。更新は遅いと思われますが、読んでくださる方は、ぜひお願いしますっ。

【目次】
{挨拶}
>>1
雪華 >>5

{本編}
登場人物紹介 >>4
プロローグ >>6
一話(雪華) >>7
二話(雪華) >>8

【記念日】
10/11 スレ建立

Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.8 )
日時: 2013/10/12 08:14
名前: 雪華 ◆y/0mih5ccU (ID: CWUfn4LZ)

【第2話@舞】
かたん。
教室に戻り、席に着く。
私のクラスは1年B組。
「朝霧…さんだよね?」
といって、話しかけてきたのは
どこかふんわりとした雰囲気を持つ、成田 恋歌(なりた れんか)。
「私、成田恋歌よ…!よろしくね。朝霧さん。」
「……………………」
私は誰とも関わるつもりはない。
成田さんには申し訳ないけれど…………
私は人が信じられない。というか、信じたくない。
中学のときの事件から、ずっと………
ガラガラ…
「みなさんっ!おはようございますっ!
1年B組の担任のっ!垣原といいますっ!!」
なんだこの人。イタいな…
「ねぇ!朝霧さんはどの部活に入るの?」
また、成田さんが聞いてきた。
無視はあまりにひどすぎる気がしたので
小さな声で「心霊研究部」と呟いた。
「しっ、心霊研究部…?」
成田さんが血相を変えて言った。
「心霊研究部って、あのう、裏で、
ちょっとヤバメのことしているらしいの……
顧問もいないしね?」
「ヤバメ?」
「うん…なんか噂によると【教師いじめ】をしているらしいの…
ここ最近辞める教師が多いのもそのせいらしいの。」
ふぅーん……これはさらに好都合。
それほど入る人も少ないってことだよな。
よし。心霊研究部に決定。
「…………ではっ!1時限目は数学ですっ!」
数学…いきなり?だる…
「初めましてー。数学担当の田代だ。
よし、じゃあ出席とるぞ〜。朝霧舞。ん?朝霧?」
「………………………」
やだ、思い出したくない…!

Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.9 )
日時: 2013/10/12 14:53
名前: 雪華 ◆y/0mih5ccU (ID: 0sokIT7I)

凰ちゃん第3話お願いします〜(*・ω・)ノ

Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.10 )
日時: 2013/10/12 17:41
名前: 凰 ◆ExGQrDul2E (ID: 9RGzBqtH)
プロフ: http://頼まれたので、第三話☆

【第3話@舞】
田代の声が妙に遠くに聞こえる。
怖い、思い出したくないのに……。昔の嫌な思い出が蘇る。
いじめられていた私の過去。
誰にもばれたくなかったし、思い出したくもなかった。
「お前……」
田代がちらっと私をみた。そして、少し目が鋭く光った気がした。その後、田代は特になにも言わずに他の人の名前を呼んでいった。
田代の声が、私は怖くて怖くて……逃げ出したくてたまらなかった。
私は、手に持っていたシャープペンシルをノックする。沢山芯を出してから、また芯を戻す。それを繰り返して、怖さを紛らわせていた。

「おい、なにやってるんだ、朝霧」

その行為を不審に思ったのか、田代が私を注意した。
「ごめんなさい……」
早速、田代は私に目を付けたのだ。
怖い、もう嫌だよ。
「もういい。 後で、職員室に来なさい」

[職員室に来なさい]。
それって絶対、……もう考えたくないから、やめよう。
虚ろな目で黒板を見上げた。
簡単な数式が並べられている。
どうやら、基礎的な数式の勉強をしているらしかった。
その数式を、真っ白なノートに写していく。
手が震えていて、字がゆがむ。
なんども消して、書いて、消して、書いて……。
田代の声を聞きたくなくて、必死に気を紛らわせた。

その結果、すごく遅い時が流れてやっと授業が終わった。
一時間めは無事終了してくれた。
だけど、問題はそれから。
職員室にいかないといけない……。
手を握りしめる。
私は決めた。[職員室にはいかない]と。
人の目のつかない所でいじめられるなら、人がいる所でいれば多分いじめられない。
しかも、成田さんもいるし……この教室なら大丈夫。
私は、自分にそう言い聞かせて、一度立った席にまた座った。
ノートに「大丈夫」と書いてみる。
今度は、字が歪まずに書くことができた。

Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.11 )
日時: 2013/10/12 19:11
名前: 雪華 ◆y/0mih5ccU (ID: 0sokIT7I)

【第4話@舞】
私は結局、一日中職員室には行かなかった。
今日は4時間目までしかない。
「ふぅ…。」
やっと、終わった。
「朝霧さん。一緒に帰ろう?
といっても、門までだけど…」
「あ、えと…舞でいいよ。……恋歌。」
成田さん…優しいな……
「……!!」
この人とは、仲良くなれるかもしれない。
あぁっと……だめだめ!!人は信じちゃだめなんだ…
「はぁいっ!帰りの挨拶しまぅっすっ!」
……………。
「さような「あのー。」」
「……!!」 
田代だ。
嫌だ。やだやだやだ…!!
「朝霧。職員室に来いと言っただろう?
もしかして……あの事、気にしているのか?」
「………………」
「舞、ちゃん…?」
田代はニヤニヤしながら私を見る。
「あぁ、こいつ中学の時俺の生徒でなー…」
「やめろ…!黙れ!!」

Re: 心霊研究部の実験台は……。 ( No.13 )
日時: 2013/10/13 12:22
名前: 雪華 ◆y/0mih5ccU (ID: W5lCT/7j)

>>12 そうですか…
田代が転任してきた理由は、楽院高等学校の
えらい人が知り合いなのでコネを使った、みたいな
裏設定も考えてはいたんですけどねww
分かりにくいですか。すいません。
更新頑張ります!


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